転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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プカプカ

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「「「「「あ!なんか食べてる」」」」」

ん?

「イオ達も食べる?」

7人ともコクコク頷く

もちろんサイフォンは護衛なので既に食べている。

浮き輪をポイポイっと渡して

全員受け取り座る形で乗る。


「はい、皆ミルクアイス」

7人アイスを受け取り食べる

「ティアって本当料理美味しいよね」

「メルスト、それは本当ですよね」

「うんうん、ティアの料理は最高!!特にカレーと唐揚げ」

カレーと唐揚げか……

「私はバーベキューも好きですね」

「俺達も…食べたい」

「本当…」


「そっか、カルロとリンサーはまだだっけ??」

コクコク頷く二人。

「なら、今日は久しぶりに揚げ物作ろうか」

やったぁぁという…歓声が。

確かに揚げ物は美味しいよね


大量の唐揚げとついでに
豚カツもまとめて作って今度カツカレーにしよう。


プカプカ プカプカ

後何にしようかな~

サラダと久しぶりに中華風スープにしよう。

トントン
ん?っと振り向くと……

チュッ

「さっき…カイルネル殿下とキスしていたから…」

「カルロ顔が真っ赤よ」クスクス

「……そのキスも初めてだから…その」
まぁ!?ファーストキスなのね。

「カルロ、また尻尾と耳触らせてくれる?」

「も、もちろん!!!なんなら獣化してシロクマになるぞ」

「本当!?ありがとうカルロ!!」



「あの…騎士団長のカルロが…番相手だとああなるのか……」


「みたいだな…」苦笑

「兄上も…そうですけどね…」


「うるさいぞ…パン」

イオ、カイル、パン、リンサーである。


「クスクス 皆さんもそうですけどね…番の前では皆同じですよ」
クスクス

「セドさんもそうですもんね」


「メルスト……いい加減「さん」はいらないですよ」


「いえ、先生なので」ニコッ


「「「真面目だな~」」」

ニコッっとメルストが微笑む



「ねー、私達もう出て温泉行くね」

「だいぶ冷えたもんね」


了解~と皆返事する。



温泉に移動


ガラガラ

水着を乾燥魔法とクリーン魔法で片してカリンと浴室に!

体を洗って温泉に浸かる。

「んーー、気持ちいい」


「温まるね~大量の鶏肉をつけダレに漬け込んだらテントで昼寝するわ」

「私も手伝う!」


「ありがとう~」

チャポン

「ね、導きの人に会うとどうなるの?」


「んーー、自然と体がそっちに行きたくなるの。ですごく身近に感じるのよね」


「なるほど~」

チャポン


「さ、上がってマッサージする?」

「する!!!」


二人でマッサージを堪能してからテントに移動してカリンに手伝って貰いながら大量の鶏肉を
つけダレに漬け込んだ。

「よし、これを放置!!ありがとうカリン!!助かったわ」


「こちらこそ、いつもありがとう!!!」

その後二時間くらいカリンとお昼寝して魔導目ざまし時計で目を覚ました。

ん、時計を見ると3時

「んーーよく寝た、スッキリ!」


「本当!!すっごく体が軽くなった気がする」

「何か飲みに行こう」

「うん!」

二人でリビングに行って
果実水を飲んで米もセットして
からりんちゃんと様子を見に
カリンと部屋に転移

パッ


「りんちゃん大丈夫?」

「きゅっきゅっ」

ケージのドアを開けてあげて少し出すと嬉しそうに肩の上に乗って頬にスリスリしてくれる。

ちらっと見ると隣にサイフォンのらん君もじぃーと見てる。

ガチャ

「ね、サイフォン。ちょっと部屋に入ってきてらん君も出してあげようよ」

「あ、はい!!」


サイフォンを部屋の中に入れて
らん君も出してあげた。

らん君もサイフォンの肩にするると乗り、なぜかサイフォンの頬を手でペチペチしてる。
苦笑


「ふふ、りんちゃんとらん君は元々仲良しでしょ?少し二人で遊んでいいわよ」ニコッ

「「きゅっきゅっ」」


トントン

「はい?」

ガチャ

「うちのルン君も仲間に入れてもらってもいいですか?」

あ、パン君


「もちろん!!ルン君いらっしゃい」ニコッ

「きゅっきゅっ」


パン君がルン君を部屋に出すと

3匹で昨日ティアナが作ってあげたリス用アスレチックで
仲良く遊んでいる。


「見ているだけで癒やされますね」

「本当よね」

「可愛いです」

「可愛いなぁ~」
カリンもリス達に夢中

さて……あっという間に時間ってたつのよね…。
あの大量の唐揚げ揚げないと。

「もうそろそろ終わりにして私唐揚げ揚げてくる、りんちゃん戻るよ~」

声をかけると素直にティアナの手に乗りケージに戻ってくれた。

サイフォンもらん君をケージに入れてりんちゃんの隣で留守番


「ルンも隣で留守番させてもいいですか?」


「ん?全然いいよ!もう少しで夕飯だしね」


「ありがとう、ティア!」

ニコッ
と笑顔で返し皆でとりあえずドームテントに転移。


大量の漬け込んだ鶏肉に片栗粉まぶして流れ作業の様に揚げていく。


山盛り唐揚げ大皿4個分……
完成です…。

これ…お惣菜屋さんの勢いだわ。油にクリーン魔法かけてと……今度は豚カツを大量に
作った。

冷めたら空間にしまっておく。


米も炊けた…炊飯器5個である。しかも一升炊き!

中華風スープも出来たし。

サラダではなく簡単にキャベツの千切りにした。

ほどなくして、仕事が終わったメンバーやお父様とお母様も
集まってきた。


「今日は新たに婚約者となったカルロ、リンサー、カイルの歓迎会もこめて大量の唐揚げを用意したので皆でわいわい楽しみましょう!!!」

一同歓声があがる。

もはや…唐揚げパーティーである。

成人メンバーはエール片手に
唐揚げを食べてそれぞれ楽しんでいる。


「ティア!!!!これすごく美味しいな!!」


「ふふ、サザルの口にあって良かったわ」ニコッ


「最高だな……エールにあう!」

「カイル…飲み過ぎ注意…」

「分かってるよイオは…心配性だなぁ」

「唐揚げは…お酒がつい進むんですよ……兄上も気をつけて下さいね」


「明日二日酔いになったら洒落にならないからなぁ」


「明日は森に遠征だからなぁ~」


「森ですか?」


「なんか、いつもよりハチブーンがわいてるようでな」

ん?ハチブーンって……


「ね、ハチブーンってもしかして蜂蜜集める虫?」

ひょいっと話に入るティアナ


「ん?そうだよ」

ミツバチか~!!!!

「蜂蜜取れたりする?」
キラキラした目で…カルロと
リンサーを見つめる………


「た、多分?」

「俺達がするのは…主に駆除だからなぁ……」


むむむっ…蜂蜜はレアで高いのよ!!!


「それ、私も行く」


「「「「「はぁ~??」」」」」


「絶対行くから!!!!」


「え…ティア…ハチブーンでしょ……私は留守番しているわ」

どうやらカリンは虫が苦手なのね。


「なぁ、ティアナ本当に行くのか?」


「カイル!!!絶対行く!!!
蜂蜜はなかなかレアで高いのよ!!もちろん複製しているからなくならないけど!!あるなら欲しい!!!」


「わ、分かった……複製が気になるが…ティアナが行くなら俺も行こう」


「え!!!!叔父上も!?」

「イオ……カイルと呼べと言っただろ!!!」ギロッ

「あ…すみません。カイルがいくなら俺も行く」


「イオが行くなら…私も」


「了解、皆動きやすい服装でこいよ?」

はーい!!!!
という返事と共に皆はもりもり
唐揚げを食べて…ティアナは
豚カツを空間にしまい。

ちょっと…一人で準備。

転移で部屋に戻ると

スケッチブックに…昔見た
養蜂用の全身安全服を書いた。

これを魔力で練り上げて
完成!!!
まずは自分のを。

次は男性用を作って何着も複製した。もちろんおしりに尻尾用の穴も取り付けた。
これなら獣人3達も着れるはず。

あと、安全服と同じ感じのロング靴も完成!
もちろん顔に網の感じで絶対刺されない対策もバッチリ!!
うん、これよこれ!!

準備万端!!!!!!!!

あとは、一応米も朝タイマーにセットして朝おにぎり握ってお昼に持っていこう!!!
きゅうりの浅漬けも大量に
作ってと…。

後は卵焼きを作って空間に入れておけばいっか。
卵焼きを5本作ってカットして

タッパーに入れて空間にIN!

あとは…

レモンを薄切りして、
蜂蜜とお砂糖を少し入れて
お水と氷も入れてと!!!!
これを冷蔵瓶に何本も作って
空間にIN!!!!
汗かいても心配なしと!!


唐揚げパーティーも解散して
テントもしまい…

それぞれ部屋に戻って寝る

シュウに確認したら次の補習は明後日だから明日は大丈夫!
約束したもんね……。
守らないと!!!!!
さて!!!!蜂蜜ゲットしないと!!!!!おーーーー!
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