転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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帰宅

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家に着くなり、セドとスオウはエヴァンジェルに回収されました。

「ただいま~なんかセドとスオウも回収されたー」

「ティア!!お帰り~」

カリンとイオ、パン、シュウが
来てくれた。


「ティアナ嬢!」

サザル殿下!

「サザル様、席を外しましてすみません」ニコッ

「いえ!?無事に婚約は結ばれました!」

「宜しくお願いします」ニコッ

「こちらこそ!!サザルと呼び捨てで……」

「では、私もティアナかティアで」

「ティアナ…」

「はい、サザル」

「殿下………顔が真っ赤ですよ……」コホン

「ふふ、侍従の方も宜しくお願いしますね」ニコッ

「は、はい!!私はサザル殿下付きの専属侍従でナトゥー.ネバールと申します」ニコッ

ちょっと……納豆ねばーると言ったの今………やばい…笑いそう…

「ナトゥーさん、宜しくね」

なんとか……耐えたわ……ちらっと見ると……ラサムとシオンと
響介がお腹を抱えて声を押し殺して笑ってる………。


「その…それで、あの…」


「ふふ、こちらをどうぞ、
こちらはティアナ姫育成ゲームというものでこれが説明書になります。あとこちらは身内と婚約者のみの非売品の出来れば内緒でやって欲しいゲームでブロックつみゲームとなります。婚約者達はみなこの屋敷に暮らしていますので、わりと…夜に婚約者軍団でゲームをしているそうです」クスクス

2つを手渡した。

「あ、ありがとう」

「サザルもここに住みます?」

騎士団長なのよね…

「はい!!転移石があるので!今日からお世話になります!」

「では、ナトゥーさんも?」

「はい!!お世話になります!」

「では、ナトゥーさんも2つどうぞ、ブロックつみゲームは他者には内緒でお願いします」


「え!!私もいいのですか!!」

「ええ、ナトゥーさんも混ざりたいでしょ」ニコッ

「うわぁ、心遣いありがとうございます!!!」

ニコッと笑って後はシュウにお任せ!!!

こういう時はシュウが仕切ってくれるから…本当に感謝をしているの…。

そう言えば、シトリンやペリード達にもゲームは渡し済み!


⟨ティアナ!!私も魔導猫ほしいわ!!!⟩

「女神様!!どの子にします?ペルシャ、アメショー、マンチカンといますが」

⟨アメショーがいい!茶トラで!
エヴァンジェルにお願い!⟩


「了解でーす、あ!首輪の色は?」

⟨そうね~ピンクがいい!!⟩


「了解しました!!」

⟨ありがとう!!宜しくね!⟩


スタスタスタスタと……屋敷からエヴァンジェルが……


「はあぁ……私も休みが欲しい……」

「エヴァン……これあげる…あとラファエロ様の分も」

回復ポーション5本と

またおにぎり10個を渡した。
あと、唐揚げを沢山!
水筒2本。

「ううっ…ティアナ本当に…ありがとう…唐揚げ嬉しい……」
なんか…うるうるしてる。
大丈夫??エヴァン………。

「おにぎりとか無いときはすぐ渡せるようにしておくからすぐ来て!!あと、今度はサンドウィッチとかにもしておくから!!」

「本当にありがとう、ティアナの料理のおかげで頑張れてるよ」

「どれだけ…社畜なのよ…はいこれ…女神様の猫…」

「わぁ…可愛いですね」

「エヴァンもいる?」

エヴァンジェルの前にペルシャ、マンチカン、アメショーを並べた。

「好きな子と首輪も持って行っていいよ?」

「いいのですか!!!」

「もちろん」ニコッ

「では、マンチカンで!首輪は水色にします!」

「名前を言うと認識するからつけてあげてね」

「名前……ティーナ」

目が光り認識した。
なんか…私の名前にまた似てるわね……。誰かの猫がティナだったわよね……。

「可愛い、大切にします!ありがとう!!」

「ふふ、食べ物も普通に食べられるし食べたら魔力に変換されるから大丈夫よ」

「凄いな……あ!!女神様に届けないと……!行ってきます!!」

ティーナを連れて転移で飛んだ。

忙しいわね…エヴァンは…。

「サニカル」

パッ

「ティアナ!!なに!?久しぶり~」

「本当久しぶりよね~、サニカルは屋敷に住まないの?エヴァンは住んでるのに」

「え!?住んでいいの!?」

「え……婚約したのよね…」

「うん!したよ!!」

「なら…部屋がもうあるはずよ……」

サニカルの顔が真っ青に……

知らなかったのね……。

「これ、婚約者達がみんなで
集まってしているゲーム2つ、このブロックつみゲームは非売品で身内と婚約者のみのゲームだから」

「ありがとう!!ティアナ」

「どう致しまして、で…なんでエヴァンだけあんなに忙しいの?」

「あ…………それは僕の口からは言えないんだよね…ごめん」


「ん、ならしょうがない…本人に聞くから大丈夫よ」


「サニカルもゲームするのか!?」


「する!!!」


響介に呼ばれてサニカルがパタパタと走って行ってしまった。

なんだかんだ…みんな仲良しなのよね~

みんなサザルの歓迎会ゲーム大会ね…きっと。


「ね、カリン久しぶりに女子二人だし!!」

「だし!!」

「庭にドームテント出して」

「出して?」

「キャンプしちゃう?」

「!?する」

「電気もつけてナイトプールもどう?」

「ナイトプール!!!!!」

「夏だし夜のプールもなかなか素敵よ」

「やるー!!!!!」

「温泉もあるし最高よね」

「最高~楽しくなってきた!」

「こっそりバーベキューしちゃう?」

「!?する」

二人で畑の近くにドームテントを出して、水着に着替えてプール~!!!

波のプールの近くにもテーブルを出してマンゴースムージーを
置いてある!!

あ~楽しい~!!!

「カリン~最高ね」

「めちゃくちゃ最高」

「もうそろそろバーベキューする?」

「する!!!!」

バーベキューコンロを出して
お肉を焼く!!
海鮮もね~!

「んーー、最高」

「二人だと楽でいいよね」

「分かる分かる」

「んー、カルビ最高」

「ご飯進むね」

「そうそう」クスクス

「15歳になったらさ、エール飲んでみたいよね!」

「飲んでみたい!!!」

「じゃ、15歳になったら二人で乾杯する?」

「する!!!!」

「約束ね」

「約束!!」


パッ

ん?

「あ、咲良!!美味しそうなの食べてる~仲間に入れて~」

「え!?春!?と陛下!?」

「息子達がいい加減咲く不足らしくて…」苦笑

「チェリーとムーンもいる!!」

「「ただいま~いい匂い…」」

「お帰り、春も陛下も食べますか?」

「「食べる!!!」」

「クスクス じゃ、これがご飯でこちらが取皿、あとタレです、春が分かるので春に聞いてくださいね、あ!あとエールは家の中の魔導冷蔵庫の中にあるのでお好きに飲んでくださいね」ニコッ

「エールもあるのか!!ありがとう!!!」

そそくさと、エールを取りに行く陛下…にパクパクとお肉とご飯を食べる春、ふふ。


「ほら、チェリーとムーンも食べないとなくなるけどいいの?」

「「食べるよ!」」

お肉と海鮮を追加で出してと…。


「結局こうなるよね」苦笑

「だねー」苦笑

「でも、ワイワイするのも楽しいよね」

「うん!!」

なんだかんだ皆で食べるの楽しいのよね。


「美味しぃぃぃ……焼き肉なんて…どれだけぶりよ…泣けてくる…ご飯も最高」

「春……私達わりと…頻繁にこれなのよ…バーベキューするとき来る?」

「行く!!!誘って!!」

「分かった」苦笑

「私も………」陛下も来たそうね…クスクス

「陛下もどうぞ」ニコッ

「ありがとう!!!!」

「そう言えば春」

「なに?」

「温泉あるんだけど……入る?」

「え!!!!!温泉!!!」

「そう……庭に」

「なんで、庭に温泉があるのよ」

「加護で温泉が出せるの…」

「入りたい!!!!温泉」

「あと、波のプールも作ったんだけど、ナイトプール入る?水着もあるよ」

「プール!!!!!!入る!絶対入る!!!」

さっさと…たらふくみんな食べて…プールにGO!

春一家はめちゃくちゃ笑顔で
プールを楽しんでいる。
もちろん陛下も…苦笑

「いいなーこれ…うちの国にもほしいーーーー」

「ほんとだなー」


うーーん。

「もうすぐ春の誕生日だし…
作ってあげようか?」

「「!?」」

「い、いらないかな?」

「いる!!!めちゃくちゃいる!!!ありがとう咲良」

「ありがとう!!!ローゼリアの姫」

「あの…春の旦那様なので…
姫はいりません…」

「では、咲良で!!」

「ええ、それでいいですよ」ニコッ


チェリーとムーンも楽しそうね。

「ね、チェリーとムーンにゲーム二種類渡したっけ?」

「「貰ったよ!温泉入ったら皆としてくる!」」

「ふふ、そうね」

陛下とチェリーとムーンで
男湯に

私と春とカリンで女湯へ

春と温泉ってどれだけぶりよ~
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