転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
上 下
196 / 683

その後の王家

しおりを挟む
その後、お祖父様、叔父様、
お父様で話し合い、無事元通り
王太子は叔父様のライちゃんになった。
もちろんライちゃんも…色々と反省はした。
そうよね、お祖父様の果物を奪ったりは良くないわよね。

まぁ…それでムキになって…
王位がどうの騒ぐお祖父様もどうかと思うけど……。子供じゃないんだから!!


さてと、今日は……あの国から………。

朝から屋敷はバタバタである。
なぜか…お祖父様も待機しているのよね。あまり国交がないから会う必要があるのかもしれないわね…。

なぜあの国は他の国より女性が少ないのかしら……。
まぁ…この国も他の国も少ないのだけど…それと比じゃないくらい少ないようなのよね。

みんなと朝食を終えてから
ビアンカによる……久しぶりの
徹底とした支度である。

お風呂で磨き上げられ………
きっちりとしたドレスを着て
髪型も髪飾りもネックレス、ピアスも完璧です。はい…ビアンカありがとう…。でも何時に来るのよ……これでずっといるの
つらいのよ!!!

部屋でシオンとイツメンと
梨をシャクシャク食べていた。

「梨は最高」

「クスクス 本当シオンは梨好きね……あのイケメンが梨を箱買いしてたのね…クスクス」


「あのなぁ!!お前も相当美少女だったからな!!ファンクラブあったんだから!!それにスカウトもされたろ?」

「な、なぜそれを!!!」

「だって、俺のモデルプロダクションも声かけたって言ってたし」

「ぐぬぬ、モデルとか芸能界とか触手が動かなかったのよ……」

「触手って………お前言い方がおかしいぞ」

「あの頃勉強と本と料理と蓮以外興味なかったのよね~あ!図書館のイケメンは目の保養に興味あったわよ!」ふふふ

「そら…どーも…」

「ふふ」

「俺の前世の写真持ってるんだろ?」

「持ってるわよ」

「俺にも前世の咲良の写真をくれ…」

「ん?いいけど、はいこれ」

「ありがとう…やっぱり可愛いな…」

「あら、それは前世の自分に妬けるかも…」苦笑

「大丈夫、ティアは天使並の美少女だから」苦笑


「それはどーも」

「お嬢様!!そのような言い方は真似してはなりません!! 」

ビアンカに注意をうける…

「ええ、気をつけるわ」

「はい、この頃…お言葉が少し乱れ気味ですのでお気をつけてくださいませね、カリンも!」
ギロッ

「は、はい!!お姉様!!」


「はい…ビアンカ」

「淑女は大変だよな~」

「シオン様もですよ!!王子殿下なのですから!!」ギロッ

「は、はい……」

相変わらず…屋敷はバタバタしているわね…。
暇……でもこの格好だしなぁ…。

なんか、錬金でもしようかな~
何を作ろう!!

契約獣のみんなは…人化してて
婚約者なのよね……。
そうだ!!!アレを作ろう!!

そうね、猫がいいわ!!
魔力を練り上げてと……
ぱあぁぁぁっ
できた!!!!
猫のロボット!!4足歩行
で人工知能もつけた。
もちろん!!毛もあるわよ~
魔法最高!!!!
アメショーバージョン!!
鳴き声も猫だけど、感情によってかわるの!!
うーん可愛い~!!

「君の名前はそうね、ステファニー!!」

「にゃん!!」
目が光名前を認識した。

もちろん複製を何台が作り商品登録済み!後で商店に持っていこう。

「ティアナ!!!その猫はなんだ!!!!俺という者がありながら!!」

「ステファン……貴方今は人間でしょうが……落ち着いて」


「ハッ!そ、そうだった…」

「クックック…」
シオンとイツメンはお腹を抱えて笑っている……。

「おい!!シュウ笑い過ぎだぞ!!!」ギロッ

「だって…お前…ティアナが作った魔導具と張り合うなよ…面白すぎる…」クスクス

「だって……ステファニーとか名前をつけるから…つい」

「ふふ、可愛いでしょ?前世のステファンそっくりよね」

「ああ…こんな感じだったな…」

にゃーんといいながらステファンの足元にすり寄る。

「可愛い……」

「でしょ~毛もふわふわだし、本物の猫にみえるわよね~」

バタバタ バタバタバタバタ

トントン

「は~いどうぞ」

ガチャ

「オーナー!!先程登録された物はなんですっ!!それを見に……こ、これですか!?」

「クスクス 副店長来るの早いわね、そう猫のペット型魔導具よ~毛もふわふわで人工知能があるの。名前を認識すると目が光るのよ」

「す、素晴らしいです!!!これならペットの毛などの病気で飼えない者もペットを持つことができますね!!」

「ええ、そうね。はいこれ複製したやつ」

複製した猫の魔導具を渡すと
ご満悦で戻っていった…。

イツメン+シオン+ステファンは
ステファニーに夢中だ。
特に…パン君が夢中…

「パン君にあげようか?複製した子」


「え!!!いいのですか!?」
目をキラキラさせてるわね
苦笑

「もちろん、はいどうぞ」

「ありがとう!!!!」
パン君にあげた子は見た目は
ペルシャだ。

「本当パン君は可愛い物が好きよね~」ニコッ

「はい!!!!大好きです!」

「ふふ、名前をつけてあげてね、認識するから」

「名前………」
うーーんと考え込むパン君…

一同どんな名前をつけるのか
興味津々である。

「私がパンサーなので…この子はアンサーで」

おおお、なるほど~!そう付けたかと一同思うのだった。


「アンサー、宜しくお願いしますね」
ぱあぁぁぁっ瞳が光り、パンにすり寄る。

「にゃぁーん」

「うわぁぁ、可愛いです…」

パン君…アンサーにメロメロ…

「ちなみにこの子達も普通に私達と同じ物が食べられるように出来てるから、魔力として変化させられるから」

「さすが…天才」

「ふふ、もっと褒めていいよ~」

しかし…皆ステファニーに夢中ね…。

「もしかして……皆も欲しいの??」

一同頷く……

しょうがない…ので、

イツメン+ステファン+シオンに

カリン、イオ、シュウには
カリンと私はアメショー
イオとシュウにもペルシャ
ステファン、シオンには
マンチカンにしてみました~!

それぞれ名前をつけて、メロメロである。

これ…またお母様達にもほしいといわれそうよね…多めに複製しておこう。
ペルシャ、アメショー、
マンチカンを複製多めにした。
多少毛の色もかえて…。

うーん、可愛いリボン型の首輪を作ろう。
ステファニーは赤がいいわ~!

作ってステファニーの首につけるとめちゃくちゃ可愛い!!

「何色がいい?」
くるっと振り返り聞くと

「青!」イオ

「ピンク!」パン

「赤」カリン

「水色」シュウ

「緑」シオン

「黄色」ステファン

「はーい」

ちゃちゃっとそれぞれのリクエストのリボン型の首輪を渡した。これも商品登録済み!

皆自分の猫に夢中メロメロ!

じぃぃぃと…ビアンカ…

「ビアンカも欲しい?あげるよ~」

「!?いいのですか!!」


「うん、なんの種類にする?」
キョロキョロと猫たちを見る

「では、あのふわふわした感じの子で」

「ペルシャね、はいどーぞ」

「わあぁぁ、ありがとうございますお嬢様!!」

「ふふ、リボンは何色にする?」

「では…ピンクでお願いします…」

「はい、どうぞ」

「お嬢様!!本当にありがとうございます!!」
なぜか涙ぐむビアンカ……

「ビアンカ……そんなに猫が好きなのね……」

「はい……昔からお父様がアレルギーで飼えなかったんです」

「!?だから無理だったの!?」

カリンは…今知ったようね…。

「そうだけど……知らなかったの??」

「うん、聞いても教えてくれなかったもん」

「そう……」


「でも、魔導猫ちゃんならアレルギーの心配ないから最高だね!!」


「ええ!!!!あなたの名前はぽん」

ぽん!?

ぱあぁぁぁっ瞳が光る

「ぽんちゃん~よろしくね」

「にゃぁーん」

ゆっくり皆で、猫カフェならぬ…魔導猫とティアナの部屋でまったりしていると…ようやく…

トントン

「お嬢様、お客様方がいらっしゃいました」

「はい、今行きます」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チートな幼女に転生しました。【本編完結済み】

Nau
恋愛
道路に飛び出した子供を庇って死んだ北野優子。 でもその庇った子が結構すごい女神が転生した姿だった?! 感謝を込めて別世界で転生することに! めちゃくちゃ感謝されて…出来上がった新しい私もしかして規格外? しかも学園に通うことになって行ってみたら、女嫌いの公爵家嫡男に気に入られて?! どうなる?私の人生! ※R15は保険です。 ※しれっと改正することがあります。

転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei
恋愛
前世は日本人、さらに次の生は姫に生まれ、 沢山の夫や子供達に囲まれた人生だった。 次の生は……目が覚めると小さな手足…うん 赤ちゃんスタートだった。 どうやら魔術師家系の公爵家の末っ子に生まれたみたい!3人の兄達に可愛がられすくすくと チート魔力、魔法を開花させ! 前世の…夫達も探さなきゃ!!! みんなどこいるの!!!! 姫様の困ったお家事情の主人公がさらに転生した話しですが、R15にしました(*^^*) 幼児スタートですので宜しくお願い致します! ☆これは作者の妄想による産物です! 登場する、植物、食べ物、動物すべてフィクションになります! 誤字脱字はゆるく流して貰えるとありがたいです♡

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

女性の少ない異世界に生まれ変わったら

Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。 目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!? なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!! ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!! そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!? これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。

記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される

マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。 そこで木の影で眠る幼女を見つけた。 自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。 実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。 ・初のファンタジー物です ・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います ・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯ どうか温かく見守ってください♪ ☆感謝☆ HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯ そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。 本当にありがとうございます!

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています

ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら 目の前に神様がいて、 剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに! 魔法のチート能力をもらったものの、 いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、 魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ! そんなピンチを救ってくれたのは イケメン冒険者3人組。 その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに! 日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。

処理中です...