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翌朝
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温泉とマッサージ機を堪能し
二人で転移で部屋に戻った。
「体がポカポカですぐ寝れそうだよね」
「ね~すでにねむい…」
あっという間に夢の中へ……
翌朝
朝食を終えて、カリンの本日の宿題を終えてから庭の果汁園に見にいくと……
「!?皆いる!!」
「本当!!!」
婚約者一同…ルイとマリーナまで…嬉しそうに果物狩りを楽しみながら食べていた。
ふふ、楽しそう!!
良かった
「あ、ティアナ!朝取りの果物ご馳走様!!美味しかったよ」
「ティア、梨に貰っていくよ!!」
「クスクス ええ、シオンいちいち言わなくても大丈夫よ」
しかし、これだけ採ってもまだ
沢山あるわね~!!
んー最高!
いちごもあったらいいな~
ポン
ん?手のひらをみると…なにやら種が出た……。
え!?あったらいいな~で種ができたの??うっそぉ~!!
恐る恐る種を増やしつつ…
空きスペースに埋めて、水を撒くと……みるみるうちに、いちごが鈴なりに…。
「いちごじゃん!!!」
「いちご!!」
「いちごだ!!!」
転生メンバー大喜びである。
ティアナも一粒採ってハンカチで拭いてパクっ
「んー!!!!あっまぁぁい、美味しい!!!」
私いちご大好きなの!!!!
その…ティアナのひと声で
ルイもマリーナも婚約者達もいちごをパクっと食べる。
「美味しい!!」
「とっても甘いわ!これ大好き」
そう、ベリーはあるのだけど
いちごと少しちがうのよね。
ベリーは酸味が強くてタルトや
ジャムにむいてるの。
「美味しい~ティア!!」
「ふふ、良かったねカリン」
「うん!!!」
「これね、アイスにのせても、ケーキにのせてもなんでも美味しいよ」
「!?」
「また食べようね」ニコッ
「すっごく楽しみ!!」
「クレープ食べたいな~いちごのクレープとバナナのクレープ」
「何その!クレープって」
「美味しいデザートなのよ」
「気になるぅ」
「分かった、近いうちに作るから」クスクス
「わあぁぁい」
生クリームをつくるなら…
ハンドミキサーが欲しい
よし…作るか…。
とりあえず部屋に戻り
魔導ハンドミキサーを作った。
すぐさま商品登録!
複製して何個か作ると…
副店長がわざわざ取りに来た…
かなりご機嫌でハンドミキサーを持ち帰ったわ…。
この世界の救いは生クリームがある事よね~あれを作るのは至難のわざだもの…。
生クリームがあるから…ホイップするだけでいいのは…本当有り難い。
「ティア~!?何その新しい魔導具!」
「これは、クレープを作るために必要なの」
実は私の部屋にもキッチンはある!!キッチンを作ったのよね~ふふ。
まず、ボールに氷と水をいれて
砂糖を入れながら生クリームを
ホイップする。
しばらくハンドミキサーで混ぜていると、固くなり上に逆立つようになった!これをホイルかけて冷蔵庫。
クレープの生地をフライパンで
何枚か作って、生クリーム、
いちご、溶かしたチョコレート
生クリームの順で包んでと!
それを2つ作った。
よし!
「カリン~紅茶飲みながらおやつタイムにしよう~」
「やったぁぁ」
目をキラキラさせてる!
「「いただきまーす」」
パクっ
「んーーー、美味しい!!」
「わぁぁぁ、すっごーーく美味しい!!!これすきぃ」
「でっしょ!!!私もクレープ大好きなのよ!!クレープといえば……」
バタバタ バタバタ
バン
「この匂いは!!!クレープ」
やっぱり……
「もう!!響介!ノックくらいしなさいよね!!座ってそこ」
「はい!!」
素直に座る……
「どうぞ」
「おおおお、バナナ生クリーム!!!!んーーまい!」
「なんで…分かったのティア…」
「なぜか…昔から響介はバナナとクレープは大好きで…作るとすっ飛んでくるのよ…」
「す、すごいわね…」
「でしょ…」
「ラサム…入るなら入る…」
「!?なんで分かった!!」
「分かるわよ…イチゴとバナナどっち?」
「イチゴで、チョコレートも!」
「了解」
ささっと作って渡す
「うまーーーーい」
「クスクス クレープ美味しいよね~シオンは来ないわね」
「シオンは梨に夢中だよな」
「どんだけ梨を愛してるんだよ…どんびくわ…」
「人の事言えないでしょ…響介は…」
「お前のバナナ愛も相当だぞ……いい加減気がつけよ」
「え!?そんなにかな~」
「自覚あるだけシオンの方がいいよな…」
コクコクと頷く…。
「でもさ~クレープうまっ」
「どんな「でもさ~」だよ…意味わかんねーわ」クスクス
「響介って感じだよね」クスクス
「そうそう」
「響介さんってフクロウなんですよね?」
「あ!!そうじゃん!!!見たい!!フクロウ」
「……………またいつかな…」
「は?婚約者でしょ?」ニコッ
「うわっ~こういう時だけ…」
「響介…諦めろ……」
「分かった……食べたらな…」
「「やったぁぁ」」
満腹になった所で…
ポン
「うわぁ~白いフクロウ!!!モッフモフ」
ティアナの膝の上にチョコンと乗った響介。
撫で撫で…撫で撫で
「んーー可愛い~ふわふわぁ」
良かったな…響介尻尾がないのが救いだぞ…
尾羽根はあるものの…別に平気だ。
「あーー堪能した!!」
ポン
「それは良かったな」クスクス
「白いフクロウめちゃくちゃ可愛い~」
「だろう?俺は可愛さとイケメンさを兼ね揃えている!!」
「あはははは、響介面白っ」
「クスクス 響介さんって愉快なんですね」
「そうそう、こいつはこうしていつも良いところを持っていくやつだったよな~」
「そうそう」
「そうか?」
「先生にもウケ良かったよな~」
「ズルいよね、なんか」
「それも一種の才能だから!」
「「「なるほど」」」
「そーいえばさ、ひどいんだよシオンのやつ」
「ん?なんで?」
「ティアナに貰った前世の写真をさ回収されてさー!」
「あらまぁ…」クスクス
「別にモデルだったんだから写真の一枚、ニ枚ケチケチするなよな~」
「だよな~」
「ま、本人が嫌ならしょうがないわよね」
「「「まぁな」」」
ドタドタ ドタドタ
コンコン
「はい?」
ガチャ
「あら、レオルどうしたの?」
「ちょっと…気分転換に…てかうちの両親やばいわ…話が通じない!!!!!本気でイライラした!!」
ティアナの影響なのか、レオルの考え方はティアナ寄りで
正論派になってきた。
「あら、それは…お疲れ様」
さくっとイチゴのクレープを作ってあげた。
アイスティーも入れて。
「召し上がれ」
「ありがとう…」
パクっ
「なにこれ!!凄く美味しい」
「クレープというのよ、中の果物はイチゴというの、美味しいでしょ」ニコッ
「うん、すごく…イライラが消えていくよ…」
「なら良かった」ニコッ
「理不尽な事って沢山あるけど
、自分の中の大切な気持ちは
強く持っていたいよね」
「そうだな…」
「そうね」
「ま、逃げることも時には必要だけどね」
「例えば?」
「レオルが王太子になったとして…重圧に負けそうになって、もう何もしたくないんだ!!!ってなった時は、少しの期間その責務から離れてゆっくり休むことも必要だってこと」
「なるほど」
「なるほどね~」
「ま、これはあくまでも私の持論だからあてにならないけどね」クスクス
「「「うん」」」
「でも、少し肩の荷が降りた気がするよ、ありがとう」
ニコッ
「お祖父様がさ…父上じゃなく…飛ばして俺を王太子にするとか言い出すから…かなり余裕がなかったよ…」
「え!?だって婚約してるし無理じゃない?」
「うん、そう断ってきた」
「大人って…勝手よね…」
「だな…」
「そう思う」
「どうするのかしら…」
「もしかしたら叔父上を指名するかも」
「はあぁぁ??困るそんなの」
「だな…」
「お祖父様も少し冷静になってほしいわね…」
一同ため息をつく。
「ティアが国王なら…この国も発展しそうだよな…」
「!?嫌よ!!!!」
「分かってる……お祖父様を説得するから…」
「レオル……無理しないでね…」
「ああ……」
レオルは自室に戻っていった。
もぉ…なんで今更ごたつくのよ!!迷惑ね!!!
二人で転移で部屋に戻った。
「体がポカポカですぐ寝れそうだよね」
「ね~すでにねむい…」
あっという間に夢の中へ……
翌朝
朝食を終えて、カリンの本日の宿題を終えてから庭の果汁園に見にいくと……
「!?皆いる!!」
「本当!!!」
婚約者一同…ルイとマリーナまで…嬉しそうに果物狩りを楽しみながら食べていた。
ふふ、楽しそう!!
良かった
「あ、ティアナ!朝取りの果物ご馳走様!!美味しかったよ」
「ティア、梨に貰っていくよ!!」
「クスクス ええ、シオンいちいち言わなくても大丈夫よ」
しかし、これだけ採ってもまだ
沢山あるわね~!!
んー最高!
いちごもあったらいいな~
ポン
ん?手のひらをみると…なにやら種が出た……。
え!?あったらいいな~で種ができたの??うっそぉ~!!
恐る恐る種を増やしつつ…
空きスペースに埋めて、水を撒くと……みるみるうちに、いちごが鈴なりに…。
「いちごじゃん!!!」
「いちご!!」
「いちごだ!!!」
転生メンバー大喜びである。
ティアナも一粒採ってハンカチで拭いてパクっ
「んー!!!!あっまぁぁい、美味しい!!!」
私いちご大好きなの!!!!
その…ティアナのひと声で
ルイもマリーナも婚約者達もいちごをパクっと食べる。
「美味しい!!」
「とっても甘いわ!これ大好き」
そう、ベリーはあるのだけど
いちごと少しちがうのよね。
ベリーは酸味が強くてタルトや
ジャムにむいてるの。
「美味しい~ティア!!」
「ふふ、良かったねカリン」
「うん!!!」
「これね、アイスにのせても、ケーキにのせてもなんでも美味しいよ」
「!?」
「また食べようね」ニコッ
「すっごく楽しみ!!」
「クレープ食べたいな~いちごのクレープとバナナのクレープ」
「何その!クレープって」
「美味しいデザートなのよ」
「気になるぅ」
「分かった、近いうちに作るから」クスクス
「わあぁぁい」
生クリームをつくるなら…
ハンドミキサーが欲しい
よし…作るか…。
とりあえず部屋に戻り
魔導ハンドミキサーを作った。
すぐさま商品登録!
複製して何個か作ると…
副店長がわざわざ取りに来た…
かなりご機嫌でハンドミキサーを持ち帰ったわ…。
この世界の救いは生クリームがある事よね~あれを作るのは至難のわざだもの…。
生クリームがあるから…ホイップするだけでいいのは…本当有り難い。
「ティア~!?何その新しい魔導具!」
「これは、クレープを作るために必要なの」
実は私の部屋にもキッチンはある!!キッチンを作ったのよね~ふふ。
まず、ボールに氷と水をいれて
砂糖を入れながら生クリームを
ホイップする。
しばらくハンドミキサーで混ぜていると、固くなり上に逆立つようになった!これをホイルかけて冷蔵庫。
クレープの生地をフライパンで
何枚か作って、生クリーム、
いちご、溶かしたチョコレート
生クリームの順で包んでと!
それを2つ作った。
よし!
「カリン~紅茶飲みながらおやつタイムにしよう~」
「やったぁぁ」
目をキラキラさせてる!
「「いただきまーす」」
パクっ
「んーーー、美味しい!!」
「わぁぁぁ、すっごーーく美味しい!!!これすきぃ」
「でっしょ!!!私もクレープ大好きなのよ!!クレープといえば……」
バタバタ バタバタ
バン
「この匂いは!!!クレープ」
やっぱり……
「もう!!響介!ノックくらいしなさいよね!!座ってそこ」
「はい!!」
素直に座る……
「どうぞ」
「おおおお、バナナ生クリーム!!!!んーーまい!」
「なんで…分かったのティア…」
「なぜか…昔から響介はバナナとクレープは大好きで…作るとすっ飛んでくるのよ…」
「す、すごいわね…」
「でしょ…」
「ラサム…入るなら入る…」
「!?なんで分かった!!」
「分かるわよ…イチゴとバナナどっち?」
「イチゴで、チョコレートも!」
「了解」
ささっと作って渡す
「うまーーーーい」
「クスクス クレープ美味しいよね~シオンは来ないわね」
「シオンは梨に夢中だよな」
「どんだけ梨を愛してるんだよ…どんびくわ…」
「人の事言えないでしょ…響介は…」
「お前のバナナ愛も相当だぞ……いい加減気がつけよ」
「え!?そんなにかな~」
「自覚あるだけシオンの方がいいよな…」
コクコクと頷く…。
「でもさ~クレープうまっ」
「どんな「でもさ~」だよ…意味わかんねーわ」クスクス
「響介って感じだよね」クスクス
「そうそう」
「響介さんってフクロウなんですよね?」
「あ!!そうじゃん!!!見たい!!フクロウ」
「……………またいつかな…」
「は?婚約者でしょ?」ニコッ
「うわっ~こういう時だけ…」
「響介…諦めろ……」
「分かった……食べたらな…」
「「やったぁぁ」」
満腹になった所で…
ポン
「うわぁ~白いフクロウ!!!モッフモフ」
ティアナの膝の上にチョコンと乗った響介。
撫で撫で…撫で撫で
「んーー可愛い~ふわふわぁ」
良かったな…響介尻尾がないのが救いだぞ…
尾羽根はあるものの…別に平気だ。
「あーー堪能した!!」
ポン
「それは良かったな」クスクス
「白いフクロウめちゃくちゃ可愛い~」
「だろう?俺は可愛さとイケメンさを兼ね揃えている!!」
「あはははは、響介面白っ」
「クスクス 響介さんって愉快なんですね」
「そうそう、こいつはこうしていつも良いところを持っていくやつだったよな~」
「そうそう」
「そうか?」
「先生にもウケ良かったよな~」
「ズルいよね、なんか」
「それも一種の才能だから!」
「「「なるほど」」」
「そーいえばさ、ひどいんだよシオンのやつ」
「ん?なんで?」
「ティアナに貰った前世の写真をさ回収されてさー!」
「あらまぁ…」クスクス
「別にモデルだったんだから写真の一枚、ニ枚ケチケチするなよな~」
「だよな~」
「ま、本人が嫌ならしょうがないわよね」
「「「まぁな」」」
ドタドタ ドタドタ
コンコン
「はい?」
ガチャ
「あら、レオルどうしたの?」
「ちょっと…気分転換に…てかうちの両親やばいわ…話が通じない!!!!!本気でイライラした!!」
ティアナの影響なのか、レオルの考え方はティアナ寄りで
正論派になってきた。
「あら、それは…お疲れ様」
さくっとイチゴのクレープを作ってあげた。
アイスティーも入れて。
「召し上がれ」
「ありがとう…」
パクっ
「なにこれ!!凄く美味しい」
「クレープというのよ、中の果物はイチゴというの、美味しいでしょ」ニコッ
「うん、すごく…イライラが消えていくよ…」
「なら良かった」ニコッ
「理不尽な事って沢山あるけど
、自分の中の大切な気持ちは
強く持っていたいよね」
「そうだな…」
「そうね」
「ま、逃げることも時には必要だけどね」
「例えば?」
「レオルが王太子になったとして…重圧に負けそうになって、もう何もしたくないんだ!!!ってなった時は、少しの期間その責務から離れてゆっくり休むことも必要だってこと」
「なるほど」
「なるほどね~」
「ま、これはあくまでも私の持論だからあてにならないけどね」クスクス
「「「うん」」」
「でも、少し肩の荷が降りた気がするよ、ありがとう」
ニコッ
「お祖父様がさ…父上じゃなく…飛ばして俺を王太子にするとか言い出すから…かなり余裕がなかったよ…」
「え!?だって婚約してるし無理じゃない?」
「うん、そう断ってきた」
「大人って…勝手よね…」
「だな…」
「そう思う」
「どうするのかしら…」
「もしかしたら叔父上を指名するかも」
「はあぁぁ??困るそんなの」
「だな…」
「お祖父様も少し冷静になってほしいわね…」
一同ため息をつく。
「ティアが国王なら…この国も発展しそうだよな…」
「!?嫌よ!!!!」
「分かってる……お祖父様を説得するから…」
「レオル……無理しないでね…」
「ああ……」
レオルは自室に戻っていった。
もぉ…なんで今更ごたつくのよ!!迷惑ね!!!
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