転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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お母様と

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「では、行きますね」

「「はーい」」

3人で手を繋ぎ、加護の手の甲の紋章を意識すると…

パッ


「無事着いたわね~」

「うわ!!!これが全て温泉なの!?」

「はい、そうですよ」ニコッ

「わぁぁい」

ティアナはまたドームテントを出した。

着替えたり休憩する為に

「!?なにこの家!?」

「え、お母様は…知らなかったのでしたっけ?これは…私が改造した…快適ハウスです!」

「中入ってもいい?」
興味しんしんのお母様…


「ええ、ご自由にどうぞ」ニコッ


ガチャ


「うわァァァァ……広いし素敵…。なにこの家……キッチンもあるし…トイレもお風呂も…ってお風呂大っきい!!!部屋も4部屋もあるの!?全てベッドが二つずつ……空調完璧…ウッドデッキ……」ブツブツ


「お母様……大丈夫ですか?私達は水着になったので…入ってきますね…」


「ハッ!私も行くわ!!」

3人でパタパタと温泉に浸かる…


「幸せ~気持ちいい~」

「最高ね~」

「温泉最高」


「私……ここに泊まりたいわ…あの家で…」

「「!?」」
今日帰ってきたばかりなのに…

「一泊くらい平気でしょ~ルイに転移魔法で手紙書くわ~」

「はい」クスクス

「わぁぁい」

「じゃ、バーベキューしますか」

「バーベキューってなに!?」

お母様は…少女の様にルンルンだ


「お肉をお外で焼いて食べるんですよ、海鮮もあります」ニコッ


「!?エールも飲みたい!!」

「エールなら、冷蔵庫にシュウ達ように入ってますよ、ご自由にどうぞ!」

「最高!!!!!!ね、ティアナ…このテント…また作れたりする?」

「はい、普通のテントさえあれば」


「!?なら魔術師団用に作ってもらえないかしら…遠征用に……森とか地獄なのよ……」

あーー確かに……

「商品登録しますし、いいですよ」
ニコッ

「ありがとう!!!!!もちろん報酬は弾むわね!!!」

「やったぁぁ報酬は嬉しいですね」

「ティアナは…貴女かなりの資産家なのに…」クスクス


「いくらあっても損はないんですよ」ニコッ

「そういうところは…ルイにそっくりね……」

「お父様の娘ですからね~」クスクス


「見た目は私に似てるのに~」

温泉を満喫したお母様は一度…
屋敷に転移して寝間着と下着類を取りに行きたいというので、もどり…

一泊温泉にしてくる旨をお父様に話したところ…まさかの婚約者こみで……お父様まで…行くことに…。

なんか…おおごとになったんだけど…。急遽……複製魔法で……ティアナ仕様のテントをそのまま…もちろんベッドもかぐも…全てのおなじに4つ作った。
それを空間にしまい一同ティアナの
規格外を再確認したのだった…苦笑

そして…旅行後はそのまま魔術師団に
お買い上げいただけるとの事だったが……これが…騎士団と揉めるきっかけになるのだった………。

魔術師団は…お母様にマジックバッグをさしあげているから…テントを持ち歩けるのよね。



「では、皆さんいきますよ?半分はシュウと転移してくださいね」

「はーい」

みんなウキウキです…
一泊だし…来週旅行なんだけど…
苦笑


パッ


一同歓声をあげる。


「すごいですね!!!こんな大きな温泉!!」セドナとスオウは目をキラキラさせてる。竜人は温泉すきなのかしら?

そして、新たに作った、4つのドームテントとティアナ達のいつものテントと5つ出して並べた。

ちょっとした……キャンプ場だわね…


そして…バーベキューコンロも
複製しましたとも……人数多いから…5個。


お肉は買い置きが山ほどあるから問題なし…
炊飯器も4つ複製して炊いたわよ…


あっという間に夕方になり…


「ちょっと、これだけ人数多いのだから手伝ってもらうわよ!」

もちろん!!!!という声が全員からあがる。

婚約者達に指示を出して、コンロをそれぞれ並べていき、

お肉、野菜、海鮮、炊飯器も
各自並べる…。

もちろん複製したのは、冷蔵庫の
エールも複製されている。


ワイワイしながら、みんな楽しそうにエールを飲みながらお肉を各自焼いて食べてる。


ふふ、楽しそうね~


「幸せだわ、ルイ」

「ああ、私達の娘のおかげだな」ニコッ

「規格外な美しい私達の娘に感謝ね」ニコッ

「照れるので…やめてください…」


「いいよな~このドームテント、前世で流行ったよな」

「流行った流行った、しかも結構宿泊費高かったよな?」

「そうなのか」

マサと響介、ラサム、シオンで話しながら食べて飲んでる。
ふふ、良かったマサも大丈夫そうね!

「これなら、リサムとマロウを連れてきてあげたいわね…」

あーー、確かにパパーズ

「ささっと、転移でつれてきましょうか?」

「え!?ティアナいいの?」

「もちろん、パパーズですから」ニコッ


パッ


「うお!?ティアナ!?久しぶりだな、どうした!?」

「今全員で、温泉で一泊旅行しているのですが、リサムパパも参加します?」ニコッ


「!?ラサムもいってるんだろ?」

「はい、もちろん」

「行く!!!!待って、支度してくる!!」バタバタバタバタ

早い…3分で終った…。


「では、次はマロウパパの所に転移でいきますね」

「おう!」

パッ


「うわっ、ティアナ!!久しぶり!」

「今、温泉で一泊旅行を全員でしてるのですがマロウパパもどうですか?もちろんマサーロ兄様も一緒ですよ」ニコッ

「行く!!!支度する!」

バタバタ バタバタ

はやっ…また3分で終った…。

「では、温泉に飛びますよ~」

「「おう!」」

パッ


「おおおおお、でっかい温泉!!!!」

「なんだ!?このうまそうな匂い!!!!」

キョロキョロ


「みんなで、バーベキューしているのです、パパ達もどうぞ!エールは魔導冷蔵庫にありますよ」ニコッ


「おおおおお!食べる!!!」

バタバタバタバタ

「たべるーーーーー」
バタバタ バタバタ


「クスクス 相変わらず騒々しいんだから」

「マリーナ!!!誘ってくれてありがとう」

「さすが最愛の妻だな」


「クスクス 調子がいいわね~」


さて、このメンバーはそっとしておこう!

私はイツメンの所に~


「ティア焼けたわよ」


「カリン~ありがとう!」


「ほら、ティアご飯」
イオがよそってくれた。

「イツメンおちつくぅ~~」

ホッとする……。

「おい…そんな大きな声でいうなの…セドの睨みがこえーよ…」

「ほんと…圧がびしびしときますね…」

「え!?」ん?っと振り向くと
セドと目があってニコッと微笑まれる。

「セドちょっと来て」

イツメンぎょっとする……。


「は、はい」

スタスタとティアナの側にきた…


「ね~嫉妬は分かるけど、周りに圧をかけたりするのやめられる?」
ニコッ

「………………」

「婚約者全員大切なのよ?」

「はい……」

「仲良く出来る?」ニコッ

うわぁ………こえぇぇぇぇ………


「はい…出来ます……」

しょぼんと肩を落して戻っていった。

ティアナこえーよ………。
イツメンはティアナの怖さをひしひしと理解しているので……。
セドナに少し同情するのだった。




「馬鹿だな~セドナ」

「兄上……」


「嫉妬するだけ無駄な体力なんだよ」苦笑

「でも………私が一番最初の婚約者なんですっ…」グビッ エールを飲む


「気持ちは分かるが……どの番も、婚約者も我らの姫君を大切に愛している気持ちは同じだろ?」ニコッ


「はい」


「我らは、一人の姫を愛し守り抜く仲間であり、家族であり、親友である。だからもっと余裕をもて、敵じゃないんだ」ニコッ


「兄上………」


セドナの頭を撫でるスオウ

「みろ、我らの姫はあんなに愛らしく美しい」


「はい…」


セドナがティアナを見ると笑顔で
みんなと笑いながら食事をとっていた。

ティアナ……愛しています。


「お腹いっぱぁぁぁい」

「私もー!!!!」

さっき……セド大丈夫だったかな…。

「セド~空のお散歩に連れてって~!」


!?


「はい!!!!」笑顔でセドナが
ティアナの側にきて竜化した。

それを見てスオウは笑う。
うちの弟は可愛いな~と


セドナにまたがり落ちないように魔法をかけてくれて浮上した。


「わぁぁい気持ちいい~」

「はい!!」


「ふふ、セド愛しているわ」
チュッ
セドナの首すじにキスと落とした。

じんわり温かい気もちがセドナを包む。


「私も愛しています、ティアナ」

「たまには、こうして乗せてね」

「はい!!いつでも!!」

ゆっくりセドナと久しぶりに二人で空の散歩に行くのだった。
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