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ダリアのお店
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「今日は皆でダリアのお店で食べましょ?私がたまにはご馳走するわ」
ニコッ
「「「「「おおおおお」」」」」
みんな大喜びね 苦笑
せっかくアニーマルに来たんだし
一度くらいダリアのお店で食べないとね~!!
「いらっしゃい……みんな!!」
ダリアが出迎えてくれた!
「ふふ、食事に来たのだけど…空いてるかしら??」
「あ!?うん!今日はキャンセルが入ったから大丈夫だよ!!」
ふふ、ダリア嬉しそうね!!
「コホン ダリアンお客様達を席にお通ししなさい」
「はい!こちらにどうぞ」ニコッ
ん~私の婚約者はイケメン~!!
窓際の素敵な席に案内され皆席に着く。
「皆何食べる?」
「んーーティアにお任せするわ」
「「「「俺達も」」」」
「ふむ……なら本日のオススメコースで全員ぶんお願い」ニコッ
「はい!!本日のオススメコースでございますね」
「ええ」ニコッ
なぜか、かあぁぁと顔を赤くして
オーダーに向かった。
「ん~私の婚約者がかっこいいわ」
「ダリアさんカッコいいよね~」
「うんうん、大人ぽくてね」
「分かる!!!」
「おい…大人ならここにもいるだろ?」ギロッ
「え!?シュウ?んーシュウもカッコいいよ?」ニコッ
「なんで…ハテナつけてるんだよ…」
ガックリ肩を落としてる。
「シュウって保護者ぽいのよね~最近」
「分かる分かる!!!」
「でしょ!!!」
「うんうん」
シュウの顔色がどんどん悪くなる……
「おい…ティアそれくらいにしておいてやれ……」ちらっと目配せでシュウを見る。
うわっ……めちゃくちゃ落ち込んでる。
「でも…その…頼りになるしカッコいいわよね!」アセアセ
「うん!!さすが先生よね!!」
「そ、そうか?」
「うんうん!!」
「うんうん!!」
「そうか……」
少し嬉しそうね………。
「お待たせ致しました。こちらが前菜でございます。本日の前菜は、メローンの生ハム巻でございます」
ほほう、メロンを生ハムで巻いたやつね。
「美味しい!!!」
カリンの顔がぱあぁぁぁっと笑顔になった。
「うん、美味しいわ」ニコッ
「美味しい」
「うまいな」
「「美味しいです」」
「ふふ、お口に合いまして良かったです」ニコッ
また厨房に戻っていった。
メインまで食べて後はラストのデザートだけ!
皆今まで出てきた美味しい料理に夢中だったから、デザートもすごく楽しみにしているわね。クスクス
しかし、このお店本当に美味しいわ。
デザートは、アイスの上に焼いたキャラメルがかかっていたやつと、 隣に可愛らしいティラミスが並んでいた。これも絶品だった!!!
「ん~お腹いっぱいね」
「ほんと……くるしい……」
「「「「ご馳走様でした」」」」
きっちりティアナが会計を済ませて
店を出た。
「あら……何かしらあの人だかり…」
「見てみようよティア」
「うん」
男3人はよそ見をしている間の出来事……。
ワイワイとすごい熱気だわ…。
んー、あと少しで見える……
魔法で浮いちゃえ。
カリンを抱えて少し浮いた。
「本日ラストは目玉商品!!ホワイトライオンの獣人!!!見目もこの通りです!!」
は??奴隷なの!?この国…って
奴隷は許可されているの??
いつの間にかイオが隣にいた。
「恥ずかしい話だがこの国では奴隷はまだ…許可されている。あれは多分借金か何かで親に売られたのだろう…しかし…ライオンか…」
「………何歳くらいかしら…」
「んーー、大きさからいって…俺と同じくらいか…その上かな?」
「どういう人が買うの?」
「そりゃ……色々だろうな…。ペットにしたり……愛人や……」
その…ホワイトライオンの子と視線が合うとニコッと微笑まれた……。
なんで笑っていられるの??
貴方売られているのよ??
親の勝ってで………だんだん…頭にきた……。
ぽんと浮いてティアナだけその奴隷商人の前に出た。
「あ!?あの馬鹿……」
「だめです…殿下……出てはいけません」
パンに止められた…。しかも殿下呼び……。
「この子はおいくらなの?」ニコッ
「お嬢様??このホワイトライオンですよね?」
「ええ、そうよ」ニコッ
「この…ホワイトライオンは金貨15枚です…」
だいたい平民は1年間死ぬものぐるいで働いた金額が金貨一枚いくかいかないかだ。でも…ふふ…私は私自身が大金持ちなのよ。
商人の手に金貨30枚近く置いた。
ジャラジャラと
「!?」
商人の目はキラキラと輝いた
「これでいいかしら?」ニコッ
「はい!!!!では契約を致します!こちらに名前とこの者にも名前をつけてこちらに記入してください」
名前ね……白いライオンか……
「貴方元々の名前は??」
首を横にふるふるとふる…。
名前ないの??そんなことってある?
「なら、パールストよ」
紙に自分の名と奴隷の新しい名を書くと奴隷の手首にじゃらんと
太めのブレスレットみたいなものがついた。
「この手枷は主を裏切れない魔法による誓約になります」
「そ、そう…」
解放するつもりだったのに……。
エヴァンジェルみたいに……もしかして…天使とか…。
「では、私はこれで店じまいですので…」パッと奴隷商人が消えた。
バタバタ バタバタ
「お前は!!!!奴隷を買ってどうするんだ!!!助けたつもりか!」
イオがすごい…怒ってる。。
「だって……イオと同じライオンだから……」
「はあぁぁぁ……。まっ買ったものはしょうがない…。お前が世話をするんだな…学校にも許可をとれよ…奴隷は主と離れたら死ぬぞ」
「え!!!知らないそれ!!」
「知らないで簡単に助けたつもりで買うなよ!!!!」
「ごめんなさい」ポロポロ
「ちょっと!!イオ言い過ぎよ!」
「そーですよ!!ティアは同じライオンを助けるつもりで!」
シュウは珍しく何も言わず。
「あの……主様……」
「いいのよ!!私はこの白くて綺麗な子が…気に入ったの!!!世話するわよ!!!私の子だもの!」ふんっ
パールストの手を握るとパールストはニコッと微笑む。
「なぜ…名前がなかったの?」
「私は生まれつき白くて…高く売れるので…売り物として名前もつけられずに育てられたんです……」
「最低ね……」
「ええ」苦笑
「綺麗な白い耳ね」
ふわふわの白い耳を触ると嬉しそうにしっぽが揺れる。
「ライオンは…俺だけでいいのに………俺だけの………ただでさえ…婚約者が沢山いるのに…なんで奴隷にライオンなんだよ!!!!!」
ビクッ
「イオ…?」
振り返るとイオがポロポロと泣いていた。
肩を震わせて泣いている……。
パンも心配そうにイオを見ている…
「イオ……別に私はこの子を恋人とか…婚約者にしたいとは…おもってないわよ?」
その時……パールストの目も不安に揺れた。
なにこれ……どうしたらいいの……
「主様……この世界奴隷とは……恋人かペットか…愛人……という枠しかありません…私は不要な存在ですか…」ポロポロ
「ぬああああああ……………」
一同ティアナの叫びにギョッとする…
イオもパールストも…。
もおぉぉぉぉめんどくさい。
「ライオンじゃないならいいの?」
ギロッ
コクコクと頷くイオ
「ライオンじゃなくなってもいい?」
コクコクと頷くパールスト
その場で……まさかの…想像魔法を
パールストにかけた。
次の瞬間……パールストは白いトラになった。
「なっ!?まじか………」
シュウも呆然………さすがの規格外。
まさかの…パールストの動物を変更させてしまった。
「これでいいのね?」
コクコクと頷くイオ
「トラでいい?」
コクコクと頷くパールスト
「なら、テントに帰るわよ」
一同コクコクと頷く……。
パッ
「パールストに部屋を案内してあげてくれる?」
「はい、お嬢様」
サイフォンがパールストを部屋に連れて行ってくれる。
「あーつかれた…」
「なぁ、ティアナ」
「何?シュウ」
「パールストどうするんだ?」
「どうするって何が?」
「お前が主だろ?俺たちと結婚後…恋人か愛人かどうするつもりだ?言っておくがな…奴隷は…一度契約をしたら…死ぬまで破棄できないぞ…。神様でもだ……。破棄したらあいつ死ぬぞ」
「え!?エヴァンジェルは死ななかったじゃない!!」
「はあぁぁぁ……あれはな…あいつが奴隷契約をしていなかったんだ…。天使の魔法でな」
「なっ!?」
「だから、イオもあんなに怒っていたんだろ?」
「ごめんなさい……無知で…」
「ただ…一つだけ奴隷から解放する方法がある…」
「え!?なに!?」
「夫になると……奴隷解除される…。ただし…離婚すると…また魔法が浮かび上がり再びティアナとの奴隷の錠がほどこされる…」
「……………ということは?」
「はあぁぁぁ……15になり、夫にしたら離婚は出来ない…ずっと俺たちと同じ夫だ」
「そう…………」
「あれは……売られる前提で育てられた子だ…。字もきっとかけないぞ…」
「……………」
「あいつを育ててやれよ、そしてお前が15になったら夫にして奴隷じやゃなくしてやれ…じゃないと…他の夫も納得しないぞ…さすがに。特にセドナ辺りがな…」
「セド??あんなに温厚な?」
「お前………知らないってほんと……幸せだな。セドナが一番独占力強くて…嫉妬の威圧はすごい恐怖だぞ…。竜人の王族なんだぞ………」
「そ、そうなんだ……」
「帰るまでに………皆にきちんと説明出来るように…考えておけよ。俺はパールストを少し常識と教養…読み書きを教えていってやるから…」
「ありがとうシュウ」ポロポロ
「泣くなら………暴走する前にまずは周りに聞け!!分かったか?」
「うん……ごめんなさい」
そう言えば奴隷は番はないの?
「あ、そうそう…イオから伝言…
奴隷には番は存在しないし…奴隷から夫になっても死ぬまで番は存在しないって…遺伝子レベルで魔法で書き換えられるらしい…」
「そう……」
いくら…学校で首席でも、まだ知らない事は山ほどあるのね…。
沢山色んな事を勉強しないと……。
珍しく……深く反省するのだった。
ティアナ……でもそれも導きなのでは…………。
ニコッ
「「「「「おおおおお」」」」」
みんな大喜びね 苦笑
せっかくアニーマルに来たんだし
一度くらいダリアのお店で食べないとね~!!
「いらっしゃい……みんな!!」
ダリアが出迎えてくれた!
「ふふ、食事に来たのだけど…空いてるかしら??」
「あ!?うん!今日はキャンセルが入ったから大丈夫だよ!!」
ふふ、ダリア嬉しそうね!!
「コホン ダリアンお客様達を席にお通ししなさい」
「はい!こちらにどうぞ」ニコッ
ん~私の婚約者はイケメン~!!
窓際の素敵な席に案内され皆席に着く。
「皆何食べる?」
「んーーティアにお任せするわ」
「「「「俺達も」」」」
「ふむ……なら本日のオススメコースで全員ぶんお願い」ニコッ
「はい!!本日のオススメコースでございますね」
「ええ」ニコッ
なぜか、かあぁぁと顔を赤くして
オーダーに向かった。
「ん~私の婚約者がかっこいいわ」
「ダリアさんカッコいいよね~」
「うんうん、大人ぽくてね」
「分かる!!!」
「おい…大人ならここにもいるだろ?」ギロッ
「え!?シュウ?んーシュウもカッコいいよ?」ニコッ
「なんで…ハテナつけてるんだよ…」
ガックリ肩を落としてる。
「シュウって保護者ぽいのよね~最近」
「分かる分かる!!!」
「でしょ!!!」
「うんうん」
シュウの顔色がどんどん悪くなる……
「おい…ティアそれくらいにしておいてやれ……」ちらっと目配せでシュウを見る。
うわっ……めちゃくちゃ落ち込んでる。
「でも…その…頼りになるしカッコいいわよね!」アセアセ
「うん!!さすが先生よね!!」
「そ、そうか?」
「うんうん!!」
「うんうん!!」
「そうか……」
少し嬉しそうね………。
「お待たせ致しました。こちらが前菜でございます。本日の前菜は、メローンの生ハム巻でございます」
ほほう、メロンを生ハムで巻いたやつね。
「美味しい!!!」
カリンの顔がぱあぁぁぁっと笑顔になった。
「うん、美味しいわ」ニコッ
「美味しい」
「うまいな」
「「美味しいです」」
「ふふ、お口に合いまして良かったです」ニコッ
また厨房に戻っていった。
メインまで食べて後はラストのデザートだけ!
皆今まで出てきた美味しい料理に夢中だったから、デザートもすごく楽しみにしているわね。クスクス
しかし、このお店本当に美味しいわ。
デザートは、アイスの上に焼いたキャラメルがかかっていたやつと、 隣に可愛らしいティラミスが並んでいた。これも絶品だった!!!
「ん~お腹いっぱいね」
「ほんと……くるしい……」
「「「「ご馳走様でした」」」」
きっちりティアナが会計を済ませて
店を出た。
「あら……何かしらあの人だかり…」
「見てみようよティア」
「うん」
男3人はよそ見をしている間の出来事……。
ワイワイとすごい熱気だわ…。
んー、あと少しで見える……
魔法で浮いちゃえ。
カリンを抱えて少し浮いた。
「本日ラストは目玉商品!!ホワイトライオンの獣人!!!見目もこの通りです!!」
は??奴隷なの!?この国…って
奴隷は許可されているの??
いつの間にかイオが隣にいた。
「恥ずかしい話だがこの国では奴隷はまだ…許可されている。あれは多分借金か何かで親に売られたのだろう…しかし…ライオンか…」
「………何歳くらいかしら…」
「んーー、大きさからいって…俺と同じくらいか…その上かな?」
「どういう人が買うの?」
「そりゃ……色々だろうな…。ペットにしたり……愛人や……」
その…ホワイトライオンの子と視線が合うとニコッと微笑まれた……。
なんで笑っていられるの??
貴方売られているのよ??
親の勝ってで………だんだん…頭にきた……。
ぽんと浮いてティアナだけその奴隷商人の前に出た。
「あ!?あの馬鹿……」
「だめです…殿下……出てはいけません」
パンに止められた…。しかも殿下呼び……。
「この子はおいくらなの?」ニコッ
「お嬢様??このホワイトライオンですよね?」
「ええ、そうよ」ニコッ
「この…ホワイトライオンは金貨15枚です…」
だいたい平民は1年間死ぬものぐるいで働いた金額が金貨一枚いくかいかないかだ。でも…ふふ…私は私自身が大金持ちなのよ。
商人の手に金貨30枚近く置いた。
ジャラジャラと
「!?」
商人の目はキラキラと輝いた
「これでいいかしら?」ニコッ
「はい!!!!では契約を致します!こちらに名前とこの者にも名前をつけてこちらに記入してください」
名前ね……白いライオンか……
「貴方元々の名前は??」
首を横にふるふるとふる…。
名前ないの??そんなことってある?
「なら、パールストよ」
紙に自分の名と奴隷の新しい名を書くと奴隷の手首にじゃらんと
太めのブレスレットみたいなものがついた。
「この手枷は主を裏切れない魔法による誓約になります」
「そ、そう…」
解放するつもりだったのに……。
エヴァンジェルみたいに……もしかして…天使とか…。
「では、私はこれで店じまいですので…」パッと奴隷商人が消えた。
バタバタ バタバタ
「お前は!!!!奴隷を買ってどうするんだ!!!助けたつもりか!」
イオがすごい…怒ってる。。
「だって……イオと同じライオンだから……」
「はあぁぁぁ……。まっ買ったものはしょうがない…。お前が世話をするんだな…学校にも許可をとれよ…奴隷は主と離れたら死ぬぞ」
「え!!!知らないそれ!!」
「知らないで簡単に助けたつもりで買うなよ!!!!」
「ごめんなさい」ポロポロ
「ちょっと!!イオ言い過ぎよ!」
「そーですよ!!ティアは同じライオンを助けるつもりで!」
シュウは珍しく何も言わず。
「あの……主様……」
「いいのよ!!私はこの白くて綺麗な子が…気に入ったの!!!世話するわよ!!!私の子だもの!」ふんっ
パールストの手を握るとパールストはニコッと微笑む。
「なぜ…名前がなかったの?」
「私は生まれつき白くて…高く売れるので…売り物として名前もつけられずに育てられたんです……」
「最低ね……」
「ええ」苦笑
「綺麗な白い耳ね」
ふわふわの白い耳を触ると嬉しそうにしっぽが揺れる。
「ライオンは…俺だけでいいのに………俺だけの………ただでさえ…婚約者が沢山いるのに…なんで奴隷にライオンなんだよ!!!!!」
ビクッ
「イオ…?」
振り返るとイオがポロポロと泣いていた。
肩を震わせて泣いている……。
パンも心配そうにイオを見ている…
「イオ……別に私はこの子を恋人とか…婚約者にしたいとは…おもってないわよ?」
その時……パールストの目も不安に揺れた。
なにこれ……どうしたらいいの……
「主様……この世界奴隷とは……恋人かペットか…愛人……という枠しかありません…私は不要な存在ですか…」ポロポロ
「ぬああああああ……………」
一同ティアナの叫びにギョッとする…
イオもパールストも…。
もおぉぉぉぉめんどくさい。
「ライオンじゃないならいいの?」
ギロッ
コクコクと頷くイオ
「ライオンじゃなくなってもいい?」
コクコクと頷くパールスト
その場で……まさかの…想像魔法を
パールストにかけた。
次の瞬間……パールストは白いトラになった。
「なっ!?まじか………」
シュウも呆然………さすがの規格外。
まさかの…パールストの動物を変更させてしまった。
「これでいいのね?」
コクコクと頷くイオ
「トラでいい?」
コクコクと頷くパールスト
「なら、テントに帰るわよ」
一同コクコクと頷く……。
パッ
「パールストに部屋を案内してあげてくれる?」
「はい、お嬢様」
サイフォンがパールストを部屋に連れて行ってくれる。
「あーつかれた…」
「なぁ、ティアナ」
「何?シュウ」
「パールストどうするんだ?」
「どうするって何が?」
「お前が主だろ?俺たちと結婚後…恋人か愛人かどうするつもりだ?言っておくがな…奴隷は…一度契約をしたら…死ぬまで破棄できないぞ…。神様でもだ……。破棄したらあいつ死ぬぞ」
「え!?エヴァンジェルは死ななかったじゃない!!」
「はあぁぁぁ……あれはな…あいつが奴隷契約をしていなかったんだ…。天使の魔法でな」
「なっ!?」
「だから、イオもあんなに怒っていたんだろ?」
「ごめんなさい……無知で…」
「ただ…一つだけ奴隷から解放する方法がある…」
「え!?なに!?」
「夫になると……奴隷解除される…。ただし…離婚すると…また魔法が浮かび上がり再びティアナとの奴隷の錠がほどこされる…」
「……………ということは?」
「はあぁぁぁ……15になり、夫にしたら離婚は出来ない…ずっと俺たちと同じ夫だ」
「そう…………」
「あれは……売られる前提で育てられた子だ…。字もきっとかけないぞ…」
「……………」
「あいつを育ててやれよ、そしてお前が15になったら夫にして奴隷じやゃなくしてやれ…じゃないと…他の夫も納得しないぞ…さすがに。特にセドナ辺りがな…」
「セド??あんなに温厚な?」
「お前………知らないってほんと……幸せだな。セドナが一番独占力強くて…嫉妬の威圧はすごい恐怖だぞ…。竜人の王族なんだぞ………」
「そ、そうなんだ……」
「帰るまでに………皆にきちんと説明出来るように…考えておけよ。俺はパールストを少し常識と教養…読み書きを教えていってやるから…」
「ありがとうシュウ」ポロポロ
「泣くなら………暴走する前にまずは周りに聞け!!分かったか?」
「うん……ごめんなさい」
そう言えば奴隷は番はないの?
「あ、そうそう…イオから伝言…
奴隷には番は存在しないし…奴隷から夫になっても死ぬまで番は存在しないって…遺伝子レベルで魔法で書き換えられるらしい…」
「そう……」
いくら…学校で首席でも、まだ知らない事は山ほどあるのね…。
沢山色んな事を勉強しないと……。
珍しく……深く反省するのだった。
ティアナ……でもそれも導きなのでは…………。
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