転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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お昼よお昼

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さて!!!お昼よお昼よ!!

なぜか…午後の授業ひとつ終わってからお昼なのよね……。おそい!!!

それぞれにご飯だけのお弁当を渡して

メインのおかずのおっきいタッパーをあけた。

「わぁ!!!今日はハンバーグだぁ!」


「やったぁぁ!!!」


「嬉しいです!!!」

「うまそ~」

「ハンバーグ……初めてです…」


「今日はチーズINハンバーグなのよ。軽く魔法で温めるからまって!ホットウォール」

よし!

「はい!召し上がれ!!!」

「うんまーーーい」

「んーーー、チートがとろとろぉ」

「最高です!!」

「美味しい!!」

「こんな…美味しいの…初めて…」


「ふふ、沢山召し上がれ」

ん??なにあそこに立ってるイケメン…


「おい!!ステファン!!じっと見てないでこいよ!!!」

「「「「「え!?」」」」」

一同びっくりである……。
まさか…男性の姿がこんなに…イケメンとは……。

薄いピンク色の髪の毛に緑に近いような青……。
なんか…あの目…。
どこかで見たような………………。


「その……美味しそうだなと…つい」


「ふふ、ステファン先生もどうぞ。今ご飯をよそいますね」

「ティアナの料理はうまいんだよ」

「………そのさっきから気になってたんだが…シュウース…その「うまい」とはなんだ?」

「ああ、これ?ティアナの婚約者に
転生者が3人いてさ。それでつい」

「転生者が3人!?」ガタン

ステファンが目を見開く…

「そ、そんなに驚く事か??」

「シュウ…免疫なければ…わりと驚くと思いますよ」

「だよな…」

「うん」

「出来れば!!週末会いに行きたい!!」

「その、3人にか??」

「はい!!!」

「ティアナいいか?」

「ええ、別にかまいませんよ」ニコッ

「ありがとう!!ローゼリア嬢」

「さ、先生ご飯をどうぞ」

ステファンの前にお米とハンバーグと
フォークを置いた。

「お米………美味しい」

「ふふ、良かったわ」

たまに…フードとは別にお米もくれたりしたなぁ……。ご主人様も……転生しているのだろうか……。
会いたい………。

「今日午後の授業は休校らしいぞ」

「え!?2時間も?」

「そうみたいですね」

「やったぁぁ」

「やった!」

「やったぁ~って…カリンは課題と勉強よ」

「………………ぐっ」

「テスト近いのよ?」ニコッ

「うわぁ……ティアナスマイル出た!」

「こえーー」

「逃げたくなりますね」

「え!?こわいの??」

「お嬢様……」

「Sクラスなのに…そんなに緊迫しているのか?」ステファン先生が首を曲げる

ぐっ……先生その仕草もイケメンですッ!


「カリンは…勉強しないとぎりぎりSクラスになる…」

「だな…」

「はい…」

「ですね…」


「なるほどなぁ……1つランク下がるだけで全然就職場所も給料もかわるから…頑張ったほうがいいと思うぞ…」
ステファンがアドバイスをする。


「え!?そんなにかわるのですか!?」

これに…カリンが食いついた。

「かなり違うだろうな…この国のこの学園のSクラスは最高峰だと言われているから」

「なっ!?」


「だから…他国からも勉強しに来るんだぞ…俺達もな…」

「ええ…そうですよ」


「その中でも歴代最強で首席に常にいるティアナは我が国で最強だということだな」

「ティア!!!お願いします!教えてください」

ふふ

「もちろんよ!!」

「わぁ~んティアありがとう」

ナイス!!ステファン先生!!!


その後2時間みっちりカリンに勉強を教えて…木曜日、金曜日のテストはなんとかまた真ん中をキープ出来たようだ。


そして…週末


「みんな行くよ~」

ステファン、シュウ、イオ、パン、
カリン、サイフォン、ラミリスと手を繋ぎ屋敷に転移した。


今回はカリンもお泊まり会である!!


バタバタ バタバタ

「「「「ティア」」」」

「あら、レオル、シオン、セド、スオただいま」ニコッ

「「「「おかえり!!」」」」


「凄い……イケメン揃いだな」

「クスクス  だろ?」

ステファンが圧倒されている。

「あーーー!!咲良!!!」

「咲良!!!昨日無事にハウスゲットしたぜ!!」

「クスクス 私もゲットできたよ」


「会ってすぐ…言うことがそれなの、蓮、響介、シオン」


「クスクス ごめんつい嬉しくて」

「だってさー!前の晩から並んだんだぜ!!!!」

「そうそう」クスクス


「どんだけなのよ……っては?ステファン先生どうしたんです??」

ステファン先生が……号泣してるんだけど………。

一同号泣のステファンに固まる…。


そして…いきなりティアナに抱きついた。

「うわぁぁぁぁんご主人様~!!!会いたかったぁ……」

ちょっと……なに……なんなの???

シュウに視線で助けろの合図をおくる…がなぜかそらされる。おい!!!

「あの……ステファン先生意味が…ちょっと」

「咲良なんでしょ??蓮と響介ということは俺が知ってる…ご主人様でしょ?」

そんな……イケメンが涙をしましたこぼして……ってん????
この瞳…………じぃぃっと見る。

「もしかして……猫の…ステファニー?」

「そうだよ!!!!オスなのに雌の名前を付けた抜けてる飼い主の咲良!!」

ぎゅぅぅっと抱きしめてきた。

なんと……アメショーのステファニーとは…。

ステファニーは、友人の家のアメショーが子猫を産んだからと貰った子で。
女の子だと思ってステファニーにしたら
まさかのオスだったの。苦笑


「まさか…ペットかよ…」

「想定外ですね…」

「そうね…」

「導きこえーー」


「今は、私よりも年上の先生なのだから泣き止んでステファニー」メッ!

「にゃん!!!」

「にゃんって……獣人じゃないでしょうよ…」

「人間のオスだな…うん」

「ええ」

「獣人じゃないな…」


「ほら、泣き止んで…はいハンカチ」

「ありがどう…咲良」

イケメンなのに……。


「なら、これは100%導きだ」

「クスクス、ええそうね認めるわ」

「俺は…父上に報告してくるから…ラミリスの部屋を案内してやってくれ」

「はーい」

ラミリスは、婚約者軍団と一緒に行き
シュウとステファンはお父様の部屋に行った。

私とカリンは東屋でティータイム!

「お嬢様、ケーキをお持ちしました」

「ありがと」

「お姉様!ありがとう!」

「ふふ、ごゆっくり」

ビアンカが一礼してすこし離れた場所で待機している。


「しかし……ステファンがステファニーだったなんてね…」

「だから、自己紹介でステファニーだったのかしらね」

あーあ!!言われてみれば

「そう言えばそうね」クスクス


「んーー、ケーキ美味しい」

「本当!!美味しいね」

「でもさ、どっかで見た気がしたのよね。あの目…まさか…猫だったとわ」


「あの…イケメン先生が号泣って…凄かったわね」

「ほんとよね…」

ぽん
ぽん
ぽん
ぽん
ぽん

「まぁ、皆!久しぶりね」クスクス


「なんか食べたい!!!!」

「お腹空いたぴよ…」

「腹ペコにゃーー」

「お腹が……」

「ぺこぺこだ…」


「まぁ、それは大変だわ。お肉がいいわよね?」

全員頷く。

ティアナは空間から唐揚げやトンカツ

ソーセージ、ステーキをだしてあげた。

もちろんアツアツ!


「肉!!!!」

みんな喜んで食べている。


「ふふ、可愛いわね」

「ごちそうさま!!またな!!」

また消えた。

「みんな忙しそうね~」

「契約獣なのにね」クスクス

みんな何をしているのかしらね~。



契約獣Side

「まったく…創世神様は獣使いがアライにゃー」

「だな…」

「本当ぴよ」

「過労死するな」

「ほんと…」

実は……創世神様に頼まれてすべての国の…堕天使を探しているのだった。

それは…大変だな。

エヴァンジェルは契約獣達に同情するのだった……。ティアナには言えないけど。

きっと…自分の契約獣を勝手に仕事をさせていたら…相当怒るだろうな。

あの女神様の娘だし………。
こわっ…。ゾワッと背筋を冷たい汗が流れた。

ほんと…あの夫婦勘弁して欲しいよな……
と心の中で思うエヴァンジェルだった。




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