転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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翌朝

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翌朝、無事にラミリスと婚約が結ばれたと連絡が来た。
屋敷にもラミリスの部屋が用意されて、
ラミリスの兄弟達には、必ずきちんと栄養のある食事を3食とらせるように、
陛下から命が下った。監視もついたようだ……。
もちろん兄弟達が働いた収益は直接兄弟それぞれに支払われる事となった。

この事をとても感謝した兄弟達は、ティアナに絶対の忠誠を誓ったらしい…。

影から忠誠を得るなんて……さすがティアナだなとシュウは苦笑していた。

悪い待遇はきちんと環境改善をしないとね!!!

ささっと支度をしてから、朝食!!

んー、今朝は何にしようかな。

おにぎりと玉子焼きとウインナーと
お漬物と味噌汁にしよう。

空間から鮭もどきを解したやつと
昆布を煮たやつを取り出しておにぎりをそれぞれ作った。

味噌汁は玉ねぎの味噌汁!

お漬物は昨日のお漬物を空間保存していたやつ!!

さて、来るかな~!

来るまで授業の予習をしていると。

トントン

「「「「「ティア!」」」」」


「はーい、どうぞ。おはよー」


「今日はおにぎりだ!!」


「おにぎり好き!」

「美味しいですよね」


「うまいよな」

「おにぎり??」


「座って食べてね。召し上がれ」


「ラミリス、この三角のやつがおにぎりというんだぞ。うまいから食べてみろ」

「うん」

パクッ


「美味しい!!!!」

「だろ?ティアのおにぎりは美味しいんだよ。まっ、おにぎりはティアナしか作れないけどな」

「そもそもおにぎりという料理がティアナオリジナルですから」


「だな」


「凄い、さすがティア!美味しい…」

「ふふ、お口にあって良かったわ」


「この黄色いのも美味しい……」

「それは、玉子焼きだな」

「ティアの玉子焼きは絶品よね~」

「美味しいですよね」

「うまいよな~」


「ふふ、沢山食べてね。お昼は簡単にサンドウィッチにしたわ」


「やったぁぁサンドウィッチすき!」

「お肉のやつですか!?」

「肉!!?」

「照り焼きマヨサンドよ」クスクス


「「「「やったぁぁ」」」」


「照り焼きマヨサンド????」

「んー、説明しずらいな…」

「食べれば分かるよ!!」

「とにかくうまいからな!!楽しみにしてろ!」

「美味しい!!あれは!かなり!」


本当…みんなお肉好きよね……。


「へぇ~楽しみにしています」ニコッ

ん~イケメン!

頭を撫で撫でしてしまった……。


かあぁぁと顔が赤くなるラミリス


「お前、すぐ赤くなるんだな」クスクス

「そら、ティアですからね…」

「ティアにならイチコロよね…」

「すみません…慣れてなくて」テレッ


「ちょっとティアですからねの意味が分からないわよ!!」

キョトンとするパンくん


「え、みんな分かりますよね?」

うんうんと全員頷く。
ラミリスも……頷く。

「えー、そ、そうなの??じゃぁ……いいや」

「さ、もうそろそろ授業始まるぞ」

「「「「「はーい」」」」」


「1時間目はなんだった?」

「俺様の授業だな、喜べ」

「「「「シュウか」」」」

魔法学ね~!余裕余裕

余裕で魔法学が終わり、クラスメートは
なぜラミリスがティアナ軍団と一緒にいるのか気になるらしくちらちらみていた。
それは…あの4人グループにいきなり
入ってれば周りは気になるだろうな。
シュウは苦笑している。
カリンは違うが(笑)他のメンバーは
ティアナを首席にイオが次席、その次は今はパンだ。パンも頑張っている。
前より断然成績が上がった。

ティアナが料理もこなし、仕事もこなし、勉強もこなしていることがいい刺激になっているようだ。カリン……お前も頑張れよ………。
ラミリスの順位は今5番目。
もう少し頑張ればパンの下に行ける。

それに、どうやらあの4人には近寄りがたいらしいし…暗黙のルールみたいなものが他のクラスメートにはあるらしいんだよなぁ……。めんどくせぇ………

まっ……ティアナが守っているし大丈夫なはず……。


「次は何?」

「もぉーカリンったら。次は薬草学か錬金術学か選択授業よ」

「えーーー、何それ…。迷うかなり…」

「そうなのよね……。ラミリスはどうする?」

「俺は……薬草学に行きたいと思います」


「なら、私も薬草学に行くわ」ニコッ


「え!?なら私も!!!」

「俺も薬草学にするわ」

「私も薬草学にします」

どうやら、全員ラミリスを守るために薬草学にしたようだな。さすが良く周りを見ているな……苦笑

ラミリス以外のメンバーが目配せしながら頷いている。

本当いいグループになったな…あいつら…


「新しい薬草欲しいなぁ~」

「ティアの畑に?」

「そうそう」


「今はポーションの薬草は全てあるんだろ?」

「うん、店で買ったしね」

「あとの薬草ってなんだ??」

「んー、もう少しハーブとかほしいんだよね」

「なるほどな」

「ヨモギがあったらヨモギ団子作れるし~」

「ヨモギ団子!!!!美味しいの??」


「うん、美味しいよ」

「なんだそれ!!気になる!!」

「みんな頑張って探そう!!」


「あ!?ならこれあげるよ」

皆の手に小さな昔のスマホサイズの何かを渡した。

「なんだこれ?」

「なにこれ!?」

「なんですこれ?」

「なんだろう……」

「ふふ、これはね、ボタンを押して何か物に近づけてみて」

イオがボタンを押しながら、ティアナに
近づけた。

スマホが光り、文字が出た。

ティアナ.ロゼ.ローゼリア

11歳

人間(一応)

筆頭公爵家の嫡子

婚約者多数

契約獣多数

神と女神の愛し子

五大精霊王の愛し子


「ぬおおおおお、なんだこれ!すげーー!!!」


「ちょっと……人間は鑑定しちゃだめよ……マナー違反だから。分かった?」

うんうんと頷く皆


「分かったなら、よし。これは私の新たな魔導具で…販売予定は未定!商品登録済み。とりあえず王家の王宮魔術師にはいくつか渡す話にはなっているの。お母様に懇願されて…。で!こ!はさっきみたいに鑑定出来るから!じゃんじゃん薬草を鑑定しちゃって!!」


「「「「「おーーーー!優れもの!!了解!」」」」」


なんか……一人返事が多いような……。

振り向くとシュウ……

「は?シュウ??」

「次は自習なんだ~俺にもくれ!!」

「…………シュウ鑑定使えないっけ?」

「使えるけど、ほしい!」

「…………」

そんなキラキラした目で見なくても…

「はい…どうぞ」

「やったぁぁありがとう!!」

新しい家電が大好きなタイプだな……。

電気屋があったら…ずっといそうね…


それぞれ…シュウ+で薬草学の先生達と森に少し入りそれぞれに薬草を採取する


んー、ヨモギ、ヨモギ!

あった!!!

鑑定

ヨモギ!本物!

お団子に出来るよ!!
偽物ヨモギに気をつけて!毒があるからね!


ご丁寧に…偽物の情報もありがとう
苦笑


そう、ヨモギには似たやつがある。
それは毒があるのよね。だから一応メンバーに鑑定出来る新しいスマホもどきを渡したの。

よく見ると葉が違うんだけど難しいのよね。

鑑定して確認しながら採取していくと
結構な量になった。

「ティア!!こんなに採れました!」

「あら、ラミリス。頑張ったわね」

鑑定

全てヨモギ 本物


「うん、全て本物!よく見つけたね」

「はい!!頑張りました!!」

その後…後のメンバーも沢山ヨモギをゲットしてきた。

この…大量のヨモギは空間ね……。

「次は魔導具学よね」

「だな」

よし!!!!アレを作ろう!!!

「ティア、何を作るんだ?」

「気になる~」

「いいから、皆もそれぞれ作りなさいよ!!単位落とすわよ!!」

「「「「はーい」」」」


よし!これで集中出来る…。

刃がついていて、電源を入れると回転して強さによって刻まれる度合いがかわるように……。
混ぜる機能もつけてと。

できた!!!!!!

フードプロセッサー!!!!!

これがあればヨモギを簡単にペーストに出来る!!

「それはなんだ?」

「シュウ……これは魔導フードプロセッサー!色々なものを切り刻む事ができるし、ペースト状にも出来るの」

「ほううう、それは凄いな」

「ヨモギ団子に使うのよ」

「なるほどなぁ~すぐ登録しておけよ」

「うん、今しておく」

ささっとタブレットで登録終了
この魔導タブレットもなかなか優れものよね……。

「毎回とても、素晴らしいです!ローゼリアさん!」

「あ、先生!ふふありがとうございます」

「また、販売されたら買います!!」

「ふふ、ありがとうございます」


「ティア~休み時間だぞ!」

「あ、うん!今行く!では先生失礼します」

「はい、お疲れさま」ニコッ

パタパタ パタパタ

さて、休み時間何をするかな~



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