転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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売れ行きとキャンプ!

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1週間後に数量限定として、試しに売り出すと…まさかの…30分で完売…
ティアナ姫人形とどうぶつのぬいぐるみ各種全て………。

これには副店長も従業員も絶句だったらしい…苦笑

すぐさま…副店長に渡してある店用の魔導フォンから連絡が来たのだった。
そして…なぜかその日遅刻してくるクラスメートが多数…まさか…ね。

副店長からもう少し増産して量を増やして売り出します!とのことでした。うん…裁縫部門頑張って!!!
裁縫部門も腕がプロを超えて激プロ!!!同じように、むしろそれ以上に精巧に的確に作れる人達。
本当にすごいと思う。
私の場合チートの魔法だからなぁ~
神様には本当に感謝しております!!!

カリンの提案での、人形用のアクセサリーや靴の種類、服も種類を増やしたし、人形用のベビーカーも売り出した。

男の子用にも騎士風の人形や、王子様風の人形を何点か既に作り済み。
ちなみに王子様のモデルはレオルにしてみた。この国の王子様だからね~。
ミニの危なくない素材で作った剣や盾を持てるような工夫もしてある。
今週末売り出そうと副店長と決定済み!

ちなみに明日から連休なので、
キャンプ!!!
カリンは課題が…また終わらなくて必死でやってる。
もちろん私は終わっている!

カリン…Sクラスなのに…

パンくんとイオも終わってるみたい。

んー、とりあえず食材は竜王国でも
買えるし、調味料は空間に山ほどあるし。
着替えと寝間着と化粧品くらいかな~。
竜王国は何が特産なのかしら
使えそうな素材があったらまた
大量購入したいな~うふふ楽しみ!

明日の竜王国でのキャンプ場所は
セドのオススメの場所となった。
街には転移で行けるし少し郊外だけどなにも問題はないのよね。

日差しが強いと嫌だし、タープテントも作っておいた。
あ!日焼け止めほしい……。

今頃気がついた…。

錬金釜に、酸化チタンの粉末と
蜜蝋溶かしたやつ、ホハバオイル
虫除け効果も欲しいから、レモングラスのオイルも入れて錬金!

よし、金色!完成!

酸化チタンと粉末と蜜蝋は、
シオンの国に行ったときに入った
錬金用品店にあったから買っておいたんだ~!!国に寄って売ってるものが違うから要チェックだよね!

鑑定

日焼け止め兼虫除け効果もあり

洗顔などで落とせる。

うん、出来てる。

これを滅菌容器に入れてと!

なんで日焼け止めの作り方を知ってるかというと、前世の兄弟が敏感肌で私が作ってあげていたからなのだ。オーガニックとかも色々調べてたんだよね~。
知識は力って本当よね。

さて、寝ようかな…。明日はキャンプだし!!

おやすみなさい~。


翌朝、いつも通りイツメン達と
朝食を取り、イオとシュウからは、
くれぐれも単独行動はしないようにと、居場所探知のアクセサリーは外さないようにと念をおされた…。

カリンは課題が終わったみたいだったけど、寝不足でげっそりしてた…

みんなと別れティアナは転移で屋敷に戻った。
お父様とお母様に挨拶をしてから

レオル、シオン、セド、サイフォンと手をつなぎ転移で竜王国に着いた。

「うわ~心地良い風ね」

「はい、竜王国は海に面していて海風ですが、場所的に爽やかな風なのです」

パッ

⟨⟨よう、ティアナ久しぶりだな⟩⟩

「風の精霊王様!?」

⟨⟨この国は俺の管轄なんだよ~この前
ヘアクリームとかありがとな、アクアーリルに貰ったよ!めちゃくちゃいいなあのヘアクリーム!サラサラになったぞ!⟩⟩

「ふふ、エアーラニア様喜んで頂けて嬉しいですわ」

⟨⟨これ、そのお礼~また何かあったら宜しく!!じゃぁな!⟩⟩

手に何かを置いてパッと消えてしまった。

なんだろう…これ。
おっきい…卵????
心なしか温かい……。

空間はだめよね……生きているかも知れないし……。
とりあえずマジックバッグじゃない…普通のバッグを空間から出して、
卵をふわふわタオルでくるんでカバンに入れて斜めがけにして持った。

「ティアナ何を貰ったのです?」

「んー、なんか卵みたい。生きてる卵…」

「なんの卵だろうな?」

「分からないわ…エアーラニア様からの贈り物だから…」

「風の精霊王様の贈り物か…」

とりあえず5人でドームテントを置く郊外まで移動して設置した。

そこは目の前が海という最高のロケーションだった。
シオンの国の海も良かったけど、
ここの海は透き通っていて色がエメラルドグリーンのような色なの。
とても美しい海

「セドの色の海なのね、素敵だわ」
波打ち際でティアナがしゃがんで波を触る。

「そうですか?ふふ、ティアありがとうございます」

ドームテントのテラスで5人でまったりとアイスティーを飲む。

「ん~のんびり海を眺めながらしあわせね~」

「ええ平和ですね~」

「こういう日も必要だよな」

「ああ、そう言えばティアはミオルの婚約申請断ったみたいだな」クスクス

「ん?ああ、当たり前でしょ?嫌いなんだから」

「うわぁ…辛辣……」

「あの人って本当に上から目線なのよ」

「いや…あいつは本当はいいやつで…ちょっと不器用なだけなんだよ…」

「へぇ~」

「レオル…やめとけ…ティアの機嫌が…せっかくのキャンプなのに…」

「ああ…すまない…」

「まぁ、卒業までに印象が変われば可能性は1%くらいはあるかもしれないわね。」

「1%…」

「そもそも王太子なのに無理じゃない!」

「そうだな」クスクス

「そうですよね」

「ああ」

「ねぇ、サイフォンあれなに?」

空の方から何かくる…

赤い竜………

「あれは……竜ですかね…」
サイフォンが答える
「兄上………なんで…」
セド
「セドの兄上なのか?」
シオン
「セドの兄か」
レオル

ぶぁぁぁぁと風が舞いながら赤い竜がおりてきた。

うわぁ~赤い体にセドと同じの瞳の色。
かっこいい…

「ティア!ぽーっと見過ぎですよ!!」

「え…?ああ…見てたって言っても竜だし…」

「まぁ…そうですが…」

んー、やっぱりセドはまだお兄さんに劣等感があるのかしら??
エメラルド種は一番上位だと聞いたのに。

赤い竜がぱあぁぁぁぁぁと人になった。

赤い長髪の髪の毛は一つに結んでいて、顔はセドとはあまり似ていない…
騎士団とか似合いそうな男らしい雰囲気の美形さんである。
なんとなく…セドの後ろに隠れてしまった…。

「よぉ、セドナ!」

「兄上!?どうしたのですか!?突然…」

「ん、それが空を飛んでたら番の気配が突然してきてな……」

キョロキョロと誰かを探す。

セドは、盛大なため息をついて、
後ろにいるティアナをひょいっと前に押し出した。

「ちょ、ちょっとセド…」

「諦めて下さい…多分ティアの事です」

「セドはそれでいいの?」

セドの兄を放置でセドとティアナで
話し出す。

「良いも何も…番なら私には拒否はできません……番に会ったのに…相手に拒否されると死しかないのですよ…」

「……死ぬの?」

「ええ…弱り死にますね…」

「それって…相手に拒否権ないじゃない…」

「いえ…拒否された竜人や獣人は比較的いますね。」

「そんな………」

レオルとシオン、サイフォンもその話を聞いて真っ青だ。

「お前が俺の番だ…」
赤い髪の毛のセドのお兄さんがティアナの前に来る。

「………私はセドの番でもあるの…兄弟仲良くできるなら…受け入れるわ…」

死ぬなんて…私には…

「俺は……セドナが嫌ならば…諦める」
とても…辛そうな表情ね…。

「私は兄上を認めます。ティアがそれを望むので。」

「なら、セドのお兄さんは私の番で婚約者ね」ニコッ

「ありがとう…宜しく頼む」

「お名前を伺っても?」

「ああ、俺は竜騎士団長、この国の第一王子のスオウ.アズカ.ドラグラルという。セドナの兄だ」

「わたくしは、ストーン王国筆頭公爵家ルイ.ローゼリアが子、ティアナ.ロゼ.ローゼリアと申します」
ティアナはカーテシーをする。

レオルとシオンも挨拶をかわす。

「騎士団長なのですね、とてもお似合いですわ、しかし番ですと…どうやってお仕事を通いますの?離れるのは無理なのですよね?」

「大丈夫だ、竜で飛べば一時間位で着く」

「まあ、それは素晴らしいです」

「そ、そうか」
スオウは顔を赤らめた。

「セドはお母様に似ていて、スオウはお父様に似ておられるのですね」

「「ああ」」

「瞳は二人とも黄色なのね、綺麗な色ね」

しかし、創世神様。わざわざなぜ
兄弟二人を番にしたのかしら?
理解できないわね…。

⟨ ⟨理解出来ないのが創世神なのよ。まったくあの男は……本当にイライラするわね…⟩⟩

「女神様??」

 ⟨⟨あら…ごめんなさい…つい本音が…
その兄弟は貴女の運命なのよ…魂がとても美しいの。だから寄り添ってあげてちょうだい…なんでわざわざ運命を兄弟として生を与えたのか理解できないけど…ブツブツ⟩⟩


「女神様、ご心配ありがとうございます、私は大丈夫です、仲良くしていきますので」ニコッ

⟨⟨なら良かったわ、あの…ポンコツ創生神は叱っておくから安心してね!!じゃまた!⟩⟩

「ポンコツ………女神様も…辛辣だな…」

「ええ…」

「今のは女神様の声なのか???」
スオウは困惑である。

「ああ…兄上…説明は後ほど…」

「分かった…とりあえず今日は一度城に戻るよ」

「はい、父上と母上にも宜しくお伝え下さい」

「ああ、分かった。ではまたな、俺の可愛い番の姫君」

ティアナの手の甲にチュっとキスを落とし、竜化してまた空へ消えた。

「………なんだか…疲れたわね…」

「はい……」

「嵐のような人だな…」

「そうだな…」

「お嬢様、とりあえず中に入りましょう。だいぶ冷えて来ました」

「ええ、そうね」

とりあえず夕飯まで室内でゆっくり過ごそうっと。









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