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ふわふわ&女神
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採ったぞ~!!っとアクアーリル様は
ご満悦でそれはそれは大漁の海老をとってきてくれた。分かりやすいのは…んー…45リットルのごみ袋2個分くらい…。
とりあえず…食べれる分だけを残して後は空間に袋ごとしまった。
「ありがとうございますアクアーリル様」
⟨⟨こんな事朝飯前だよ⟩ ⟩
「ふふっ、頼もしいですわ」ニコッ
アクアーリル様の顔が真っ赤になっていく。
⟨⟨あとこれ…作ったから…真珠の女王で作った指輪⟩⟩
わぁ…綺麗…。
こんな大きな粒すごい…
「ありがとうございます」
チュッ
アクアーリル様がティアナに口づけた。
⟨ ⟨これで、俺もティアナの婚約者だな⟩⟩
「ふふっ、さぁ…ご飯の支度をしてきますね」
お昼はパンケーキ!
とりあえず海老は冷蔵魔導具にいれて。
夜バーベキューで焼こう。
冷蔵魔導具から生地のボールを取り出して、
薄いパンケーキを何枚も作りそれを重ねて
上に果物をのせて、生クリームとメイプルシロップをまんべんなくかける。
「んー、美味しそう完成!!!」
カリンとアクアーリル様の前に置くと歓声があがった(笑)
紅茶も添えた。
「召し上がれ」
「んーーーー、ふわっふわっ」
⟨⟨生きてて良かった…⟩⟩
「まぁ…アクアーリル様ったら、大げさな」
クスクス
「美味しかった~幸せ」
「美味しかったね」
⟨⟨ティアナの旦那になれて最高だ。毎日美味しい物が食べられる⟩⟩
「いいなぁ…アクアーリル様…」
⟨⟨いいなとは??ティアナの旦那になりたいのか?⟩⟩
「ティアナは異性愛者なのです」
「ティアナは…って…カリンもでしょ?」
「私は…最近分からなくなってきたわ…」
「!?」
⟨⟨ふむ…なら性別変更したらどうだ?エヴァンジェル様に話せばなんとかなるかもしれないぞ⟩⟩
「ちょ、ちょっと!!!!!唯一の同性の親友なの!!!!私にとってカリンは男でも女でも生涯友達よ!!!」
バンとテーブルを叩く。
カリンは、少し寂しそうな顔をしながら
冗談よと微笑んだ。
カリン……ごめん…でも。無理なの。
その話があってから、ティアナは内心とても苛立っていた。
もしかしてこの件も創世神様のせいなのかと
悶々としていたからだ。
夕食のバーベキューの時もカリンとアクアーリルは話すものの、ティアナは無言で黙々と食べ、後片付けをして、お湯を入れさっさと一人で入りベッドに入り眠ってしまった。
どう見ても怒っているのが一目瞭然だった。
「ティアねたようね…」
⟨⟨我が…あんなことを提案しなければ良かったのだ…すまぬカリン…⟩⟩
「いいえ、私は大丈夫です。ティアが友として望んでくれるなら生涯友として寄り添いますから」ニコッ
カリンには友達としてティアナの側で一生過ごすことにもう覚悟が出来ていた。
たとえ創世神様の導きだとしてもティアの嫌がることをするのは不本意だからだ。
もちろん両親にも話してある。
この世界は同性にも寛容だし、認められている。両親は姉もいるからか結婚をしなくてもいいと理解してくれた。
だけど…さっきの話でほんの少しだけ欲がでてしまった…。
だめね…私は。
なんの為の覚悟なのよ。
せっかくの旅行だったのに。。
カリンは涙で枕をぬらしながら眠りについた。
「ここは…」
「ティアナ来たかい?ここは天界だ」
「え…誰?」
目の前には、とても美しく、神々しい人が立っていた。人なの?
「創世神だよ。これが本来の姿だ。」
「創世神様なの!!?」
「ああ…そうだ。本当はティアナが生涯を終える前にこちらに来たときにサプライズとして会う予定だったのだが…予定がかわってね」
「そう…創世神様、私は聞きたいことがあるの!」
「カリンナのことかい?」
なんで、分かるの??
「ええ…カリンも創世神様の導きなのですか!!私の唯一の友達なんです!!とても大切な人なんです!!」
「ああ、そもそも彼女をお前の友として
側においたのは私だ」
その一言にティアナはあ然とする。
「驚いたかい?君は創世神の愛し子なんだよ?人選するに決まっているだろう?」
「…………。」
「ああ、さっきの答えはまだだったね、答えはYesだ」
「なっなっ、なんで!!!」
「なんで??彼女が君の運命のひとつだからさ。私が何かしなくてもどの道出会う」
「私は異性愛者です!!同性はあり得ない!」
「ああ、彼女は自分で性別変更する道を探して辿り着く運命だった」
「なっ……」
ティアナは顔を真っ青にする。
「我が出会いを勝手にいじってしまったから歪んでしまったな…すまん」
「カリンがたとえ、生物学的に男になったとしても私は無理です!!!」
「そんなに怒ることか?」
「たった一人の同性の大切な友人で…」
涙がポロポロと溢れる。
「異性だと友にはなれんのか?婚約者だと
友にもなれないのか?」
「…………。」
「お前はそんな視野の狭い人間になってしまったのか?」
神の瞳は鋭くひかっている…。
「では、カリンナの気持ちはどうする?お前が同性で友達としていたいから、大切な友に気持ちをずっと嘘をつかせて我慢をさせ側に置くのか?それでいいのか?本当の友なのか?」
「それは………」
涙がポロポロと止まらない。
「いいか、もう少し相手の気持ちにも寄り添えるようになれ。」
頭を撫でる。
「……はい」
「それに、お前の伴侶になればカリンナも天界に来ることが出来る」
「はい……」
「とりあえずカリンナに確認をしてお試しで性別変更をするかもしれない。その間カリンナに寄り添い、どうするのか決めるのだ。分かったな?」
「承知致しました」
「その後のことはお前の返事次第にしよう。よく考えなさい」
「はい…」
「ではまたな」
神よ……ティアナの気持ちは大事にしないのかい??
ティアナが目の前から消えたとたん、隣から盛大な蹴りが入った。
「いつたぁぁぁってメリナリル!!」
創生神の前には美しい女性が仁王立ちで
立っている。
「貴方娘になんて事をしているわけ?あの子から女友達を奪うつもり?最低ね」
「いや、その、あの、婚約者になれば天界にこれるから。あの子が悲しまないとおもったんだ」
「はぁ?馬鹿なの?それをあの子が望んだの?」
その女性は女神だった。
ティアナの本来の母である。
「いえ…望んでおりません」
「今すぐあの三人の記憶からカリンナがティアナを好きで男になりたいという下りから記憶を消しなさい」
「はい…」
「あと、カリンナとティアナの導きも消すのよ!!いい?分かったわね!」ギロ
「ひぇぇ、はいっ、今すぐ記憶も二人の導きも消します!!」
「宜しい。早くやりなさい」
創生神は杖でちょいちょいと三人の記憶を消し、導きもなくした。
「出来ました。あのメリちゃん…」
「あと一人の婚約者の導きは私が決めてやっておくわ」
「はい!」
「くれぐれも余計な事はしないのよ?フェリックスいいわね」ギロリ
「はひ!!」
ふんと女神は戻っていった。
こ、こわかった。。
美人が怒ると凄い。。
ティアナは母に似たのだなとフェリックスは胸の中で思ったのだった。
翌朝、三人はすっかり記憶はそこだけ消され終始楽しくバーベキューをして
二人でお風呂に入り和気あいあいと寝たという記憶になっていたし、導きは消えた。カリンの心にはティアナへの想いはあったがなぜか告げたら全てが終わる様な嫌な予感がしてやはり、気持ちに蓋をすることにしたのだった。
そして、カリンの運命の糸は誰と繋がるのかは、まだ先の話。
「カリーン!朝ごはんだよー!」
「はーい!食べる!!」
⟨⟨我も食べるー!⟩⟩
「ふふっ、今朝はホットサンドよ、あと果物とミルクティーね」
「うわぁ…このチーズ最高」
「厚切りベーコン、卵、ほうれん草、チーズのホットサンドです!!」
⟨⟨おいしぃぃ~しあわせ~⟩⟩
「アクアーリル様!!その発言は私の専売特許ですよ!!」
「クスクス、そうねいつものカリンの発言ね」
⟨⟨わざと言ってみたのだ⟩⟩
「あはははは」
「もぉ~」
この様子を天界から母である女神が見ながら
良かったわと安堵したのだった。
同性の友達は大切なのよ!!
異性の友達も大切だけど、また違うのよ…
それをあの馬鹿は…。本当腹ただしい!!
絶対許さないんだから!!
再度創世神に怒りを露わにする女神だった。
「なんだ…今の背筋がゾワゾワしたぞ…」
「創世神様でも風邪を引くのですか?」クスクス
「そんな訳ないだろ!」
「なら女神様がお怒りになってらっしゃるんでしょうね」
「………うぇ………おそろしぃ……」
「自業自得ですよ…毎回毎回……」
ラファエロもこのへっぽこ創世神に仕えて
正直社畜並みに疲労感満載である。
早くエヴァンジェルとティアナに代替わりして貰いたいと心から願っている。
ご満悦でそれはそれは大漁の海老をとってきてくれた。分かりやすいのは…んー…45リットルのごみ袋2個分くらい…。
とりあえず…食べれる分だけを残して後は空間に袋ごとしまった。
「ありがとうございますアクアーリル様」
⟨⟨こんな事朝飯前だよ⟩ ⟩
「ふふっ、頼もしいですわ」ニコッ
アクアーリル様の顔が真っ赤になっていく。
⟨⟨あとこれ…作ったから…真珠の女王で作った指輪⟩⟩
わぁ…綺麗…。
こんな大きな粒すごい…
「ありがとうございます」
チュッ
アクアーリル様がティアナに口づけた。
⟨ ⟨これで、俺もティアナの婚約者だな⟩⟩
「ふふっ、さぁ…ご飯の支度をしてきますね」
お昼はパンケーキ!
とりあえず海老は冷蔵魔導具にいれて。
夜バーベキューで焼こう。
冷蔵魔導具から生地のボールを取り出して、
薄いパンケーキを何枚も作りそれを重ねて
上に果物をのせて、生クリームとメイプルシロップをまんべんなくかける。
「んー、美味しそう完成!!!」
カリンとアクアーリル様の前に置くと歓声があがった(笑)
紅茶も添えた。
「召し上がれ」
「んーーーー、ふわっふわっ」
⟨⟨生きてて良かった…⟩⟩
「まぁ…アクアーリル様ったら、大げさな」
クスクス
「美味しかった~幸せ」
「美味しかったね」
⟨⟨ティアナの旦那になれて最高だ。毎日美味しい物が食べられる⟩⟩
「いいなぁ…アクアーリル様…」
⟨⟨いいなとは??ティアナの旦那になりたいのか?⟩⟩
「ティアナは異性愛者なのです」
「ティアナは…って…カリンもでしょ?」
「私は…最近分からなくなってきたわ…」
「!?」
⟨⟨ふむ…なら性別変更したらどうだ?エヴァンジェル様に話せばなんとかなるかもしれないぞ⟩⟩
「ちょ、ちょっと!!!!!唯一の同性の親友なの!!!!私にとってカリンは男でも女でも生涯友達よ!!!」
バンとテーブルを叩く。
カリンは、少し寂しそうな顔をしながら
冗談よと微笑んだ。
カリン……ごめん…でも。無理なの。
その話があってから、ティアナは内心とても苛立っていた。
もしかしてこの件も創世神様のせいなのかと
悶々としていたからだ。
夕食のバーベキューの時もカリンとアクアーリルは話すものの、ティアナは無言で黙々と食べ、後片付けをして、お湯を入れさっさと一人で入りベッドに入り眠ってしまった。
どう見ても怒っているのが一目瞭然だった。
「ティアねたようね…」
⟨⟨我が…あんなことを提案しなければ良かったのだ…すまぬカリン…⟩⟩
「いいえ、私は大丈夫です。ティアが友として望んでくれるなら生涯友として寄り添いますから」ニコッ
カリンには友達としてティアナの側で一生過ごすことにもう覚悟が出来ていた。
たとえ創世神様の導きだとしてもティアの嫌がることをするのは不本意だからだ。
もちろん両親にも話してある。
この世界は同性にも寛容だし、認められている。両親は姉もいるからか結婚をしなくてもいいと理解してくれた。
だけど…さっきの話でほんの少しだけ欲がでてしまった…。
だめね…私は。
なんの為の覚悟なのよ。
せっかくの旅行だったのに。。
カリンは涙で枕をぬらしながら眠りについた。
「ここは…」
「ティアナ来たかい?ここは天界だ」
「え…誰?」
目の前には、とても美しく、神々しい人が立っていた。人なの?
「創世神だよ。これが本来の姿だ。」
「創世神様なの!!?」
「ああ…そうだ。本当はティアナが生涯を終える前にこちらに来たときにサプライズとして会う予定だったのだが…予定がかわってね」
「そう…創世神様、私は聞きたいことがあるの!」
「カリンナのことかい?」
なんで、分かるの??
「ええ…カリンも創世神様の導きなのですか!!私の唯一の友達なんです!!とても大切な人なんです!!」
「ああ、そもそも彼女をお前の友として
側においたのは私だ」
その一言にティアナはあ然とする。
「驚いたかい?君は創世神の愛し子なんだよ?人選するに決まっているだろう?」
「…………。」
「ああ、さっきの答えはまだだったね、答えはYesだ」
「なっなっ、なんで!!!」
「なんで??彼女が君の運命のひとつだからさ。私が何かしなくてもどの道出会う」
「私は異性愛者です!!同性はあり得ない!」
「ああ、彼女は自分で性別変更する道を探して辿り着く運命だった」
「なっ……」
ティアナは顔を真っ青にする。
「我が出会いを勝手にいじってしまったから歪んでしまったな…すまん」
「カリンがたとえ、生物学的に男になったとしても私は無理です!!!」
「そんなに怒ることか?」
「たった一人の同性の大切な友人で…」
涙がポロポロと溢れる。
「異性だと友にはなれんのか?婚約者だと
友にもなれないのか?」
「…………。」
「お前はそんな視野の狭い人間になってしまったのか?」
神の瞳は鋭くひかっている…。
「では、カリンナの気持ちはどうする?お前が同性で友達としていたいから、大切な友に気持ちをずっと嘘をつかせて我慢をさせ側に置くのか?それでいいのか?本当の友なのか?」
「それは………」
涙がポロポロと止まらない。
「いいか、もう少し相手の気持ちにも寄り添えるようになれ。」
頭を撫でる。
「……はい」
「それに、お前の伴侶になればカリンナも天界に来ることが出来る」
「はい……」
「とりあえずカリンナに確認をしてお試しで性別変更をするかもしれない。その間カリンナに寄り添い、どうするのか決めるのだ。分かったな?」
「承知致しました」
「その後のことはお前の返事次第にしよう。よく考えなさい」
「はい…」
「ではまたな」
神よ……ティアナの気持ちは大事にしないのかい??
ティアナが目の前から消えたとたん、隣から盛大な蹴りが入った。
「いつたぁぁぁってメリナリル!!」
創生神の前には美しい女性が仁王立ちで
立っている。
「貴方娘になんて事をしているわけ?あの子から女友達を奪うつもり?最低ね」
「いや、その、あの、婚約者になれば天界にこれるから。あの子が悲しまないとおもったんだ」
「はぁ?馬鹿なの?それをあの子が望んだの?」
その女性は女神だった。
ティアナの本来の母である。
「いえ…望んでおりません」
「今すぐあの三人の記憶からカリンナがティアナを好きで男になりたいという下りから記憶を消しなさい」
「はい…」
「あと、カリンナとティアナの導きも消すのよ!!いい?分かったわね!」ギロ
「ひぇぇ、はいっ、今すぐ記憶も二人の導きも消します!!」
「宜しい。早くやりなさい」
創生神は杖でちょいちょいと三人の記憶を消し、導きもなくした。
「出来ました。あのメリちゃん…」
「あと一人の婚約者の導きは私が決めてやっておくわ」
「はい!」
「くれぐれも余計な事はしないのよ?フェリックスいいわね」ギロリ
「はひ!!」
ふんと女神は戻っていった。
こ、こわかった。。
美人が怒ると凄い。。
ティアナは母に似たのだなとフェリックスは胸の中で思ったのだった。
翌朝、三人はすっかり記憶はそこだけ消され終始楽しくバーベキューをして
二人でお風呂に入り和気あいあいと寝たという記憶になっていたし、導きは消えた。カリンの心にはティアナへの想いはあったがなぜか告げたら全てが終わる様な嫌な予感がしてやはり、気持ちに蓋をすることにしたのだった。
そして、カリンの運命の糸は誰と繋がるのかは、まだ先の話。
「カリーン!朝ごはんだよー!」
「はーい!食べる!!」
⟨⟨我も食べるー!⟩⟩
「ふふっ、今朝はホットサンドよ、あと果物とミルクティーね」
「うわぁ…このチーズ最高」
「厚切りベーコン、卵、ほうれん草、チーズのホットサンドです!!」
⟨⟨おいしぃぃ~しあわせ~⟩⟩
「アクアーリル様!!その発言は私の専売特許ですよ!!」
「クスクス、そうねいつものカリンの発言ね」
⟨⟨わざと言ってみたのだ⟩⟩
「あはははは」
「もぉ~」
この様子を天界から母である女神が見ながら
良かったわと安堵したのだった。
同性の友達は大切なのよ!!
異性の友達も大切だけど、また違うのよ…
それをあの馬鹿は…。本当腹ただしい!!
絶対許さないんだから!!
再度創世神に怒りを露わにする女神だった。
「なんだ…今の背筋がゾワゾワしたぞ…」
「創世神様でも風邪を引くのですか?」クスクス
「そんな訳ないだろ!」
「なら女神様がお怒りになってらっしゃるんでしょうね」
「………うぇ………おそろしぃ……」
「自業自得ですよ…毎回毎回……」
ラファエロもこのへっぽこ創世神に仕えて
正直社畜並みに疲労感満載である。
早くエヴァンジェルとティアナに代替わりして貰いたいと心から願っている。
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