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精霊王様たちの加護
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屋敷Side
「「「「ティアは見付かった???」」」」
「ティアナは見付かったのか!?」
「ティアナはどうだったの??」
屋敷に戻る皆さんホールに集合していた。
イオさんも戻っていた。
「幻島にいましたよ。水の精霊王と一緒でした。あそこは、嵐もなく終始平和な結界で覆われていて、神獣、精霊王、精霊、妖精、聖獣たちの避暑地なので大丈夫ですよ。明後日には一度屋敷に戻って来るように話しておきました」
「はぁ~安心した…」
「良かったわぁ…」
「「「「「これでゆっくり眠れるな」」」」」
「皆様お疲れ様でした…」
みんな全員新しい婚約者の先生含め安堵の表情をしている。
全くあの破天荒な…女神様に良く似ておられる……。はぁ……。
「エヴァンジェルくん、ありがとう!!」
「エヴァンジェルくんがいてくれて本当に助かったわ!」
「「「「「ありがとう!!」」」」」
まぁ…私はあの方の婚約者だけれど…
あの方の護衛兼見守る役割もあるからな…
「いえ、見つけられて良かったです」ニコッ
「さ、じゃ、ホッとしたことだし今日は皆でこのまま食事をしよう」
「ええ、そうね」
皆ぞろぞろと食堂に向かう。
私も頂こう…。
たまにはあの方を愛でて甘やかしたいけれど、なかなかタイミングもなく…しかも今日は少し怖がらせたかもしれない……。はぁ~
創世神様…なぜ婚約者なのに…見守る役割と護衛もプラスでつけたのですか…。
なんとか、心象を挽回せねば…。
私もあの方に指輪を贈りたいな…作るか…
「エヴァンジェルくん、行きましょ?」
「あ、はいセドさん」
こうして、婚約者の皆さんと仲良くなれて良かったです。
ティアナ達Side
翌朝も気持ちがいい朝だった、さて今日は何して過ごそうかな!
その前に加護を見てみよう…
ステータスオープン
加護オープン
創世神様の愛し子
大天使ラファエロの祝福
水の精霊王の愛し子
火の精霊王の愛し子
風の精霊王の愛し子
土の精霊王の愛し子
緑の精霊王の愛し子
………五大精霊王さまが…そろってるわね…それは綺麗に…。
まずは、新しい火の精霊王様の加護ね…
鑑定
火の精霊王
名サラマニー
寒いときも加護で体が寒く感じないし、
体が暖まる。
火の魔法の種類が増え、威力も増す。
火が体を襲っても火傷もしないで火が体を守る。
火の竜との相性が良くなる
ん?竜???セドみたいな感じかしら…
なら…アクアーリル様の加護にも水竜との
相性がよくなるとか??
風の精霊王
名エアーラニア
台風や、強風でも風を感じず通常通り歩けるし風を纏い雨や雷、落下してきた物を跳ねのけられる。
風の魔法の種類が増える
風の竜との相性が良くなる。
ふむ…
なんだか…怪我とかしなくなりそうね…
土の精霊王
名ノームラル
土砂崩れや土に埋まることがあっても死ぬことはない。土が体を守る。
触るだけで最高の土にかえられる。
土魔法の種類が増える
土の竜との相性が良くなる
緑の精霊王
名グリーラスナ
あらゆる植物を作れ、改良、発育促進する事が出来る。
木や葉で怪我をすることはない。
毒草も効かない。
頭の中に全ての植物の知識が増えた。
緑竜との相性が良くなる
…………なにこれ。私最強じゃない???
絶対怪我しなそう…。
でもまぁ…刃物は怪我しそうだから気をつけよう。
ちなみにアクアーリル様の加護は
水の性質を自由に変えられる、
水の精霊王様の湖に飛べる。
水の魔法の種類が増える。
水によって溺れることはない。
水によって守られる
水竜の相性が良くなるだった。
「ティアおはよー!」
⟨⟨ティアナおはよう、おや…そなた…他の精霊王の愛し子の加護も増えておるな…全てコンプリートではないか…ハハハッ⟩⟩
「ええ…おかげさまで…。私無敵になったようですね…。アクアーリル様がヘアクリームとか宣伝して下さったおかげですね。ありがとうございます」
⟨⟨礼にはおよばないよ、ふふっ⟩⟩
「では、朝食にしましょうか」
「わーい!」
⟨⟨朝食!!!⟩⟩
今日の朝食はね~!!
しまっておいた松茸で作った松茸ご飯と
今日は甘い卵焼き アジに似た魚を魔法で
干物にしたものと、ほうれん草もどきの味噌汁です。
「んーーー、最高」
⟨⟨このキノコのご飯美味しいな!!⟩⟩
「ふふっ、良かったです。松茸というのですよ」
二人はパクパクと平らげる。
ん、松茸ご飯美味しいわ!
お昼はどうしようかしらね~
夜はバーベキューにするから…
果物と生クリームをのせたふわふわパンケーキにしようかな。
うん、そうしよう。
先になま生地だけ作って焼くだけにしておこう。
サクッとなま生地を作り冷蔵魔導具にしまっておく。
「ティア~遊びに行こう!!」
「うん!今行くー!!」
今日は、アクアーリル様に案内して貰って
森の中にあるらしい温泉に向かう。
さすが…避暑地。
⟨⟨では行こう!!ここからそんな遠くはないぞ、歩いて15分くらいの所だな⟩⟩
「なら近いですね」
「近いね」
今更だけど…この世界も24時間の365日である。曜日も同じ……。
この世界の昔に転生者がいたのか…それとも
創世神様が地球かぶれみたいだから…その影響なのか謎だわ。
「わっこれ!!」
「ティアその草なに??」
鑑定
ゼンマイもどき
煮物にすると美味しいよ
「やっぱり!!ゼンマイ!!欲しいー」
「はーい、集めまーすアクアーリル様もね」
⟨⟨はーい⟩⟩
せっせとゼンマイを採って行く。
「あ!?これも!?」
鑑定
大葉もどき
薬味や天ぷらにしても美味しいよ
「ぬおおおお、これも!!!」
「はーい」
⟨⟨はーい⟩⟩
舞茸も沢山ゲットできた!!!!
フッフッフッ天ぷら…天ぷら…
「精霊王様、後で海で海老をお願いしたいのですが?」
⟨⟨海老はどんなものだ?頭でうかべてみろ⟩⟩
頭で思い浮かべる
⟨⟨ああ、それなら沢山いるぞ、なるべく大きい物がよいか?⟩⟩
「大小両方で!!沢山ほしいです!!山盛り!!」
⟨⟨ハハハッ、分かった分かった大量に持ってくる。まぁお前は空間魔法あるから大丈夫だろ⟩⟩
「はい!!!」
わぁ~い海老~海老~海老天に、海老フライ
エビチリ~サラダにのせられる!!
ラサム海老フライ大好きだから喜ぶだろうな~。
⟨⟨着いたぞここだ⟩⟩
「わぁ~おっきい温泉!!!」
触ってみると適温だった。
匂いがあんまりないな~弱アルカリ性かな
「ティア入ろう!!」
「うん!!!」
水着の中に着てきたから上だけ脱いでかけ湯してから入る。
「んーーー、気持ちいい」
「気持ちいいね~ツルツルする~」
⟨⟨ここは美肌、美髪になると有名なのだ⟩⟩
「へぇ!!!いいですね!!」
「最高の効果!」
ん?あそこに…温泉が流れ出てるところがある。
温泉の中をスイスイとそこまで移動する。
それを滅菌ロング瓶に入れて鑑定にかける。
神々の温泉
入ると肌が生まれたてのようになる。
髪も生き生きと再生する。
これで、美容液や育毛剤を作れば最強
!!!!!
美容液と育毛剤…。
お祖父様にあげたいわね…。
ロング瓶に40本ほど…入れて空間にしまっておく。
ペットボトルの1.5くらいのサイズである。
「ティアそんなに持って帰ってどうするの?」
「これね、最強の美容液と育毛剤がつくれるらしいの」
⟨⟨なっなっなっなぬ!!!!!⟩⟩
「アクアーリル様にも美容液は差し上げますわよ」
⟨⟨いや…その…ジィ様にその…育毛剤をあげたいのだ…⟩⟩
「アクアーリル様のお祖父様ですか?では出来たら渡しますね」
⟨⟨精霊王に祖父はいないが、森のジィでな
昔から世話になっておるのだ⟩ ⟩
「なるほど、大切な方なのですね」ニコッ
⟨⟨うむ、ありがとうティアナ⟩⟩
「いえ、アクアーリル様はわたくしの大切な方なので同じですわ」ニコッ
かあぁぁぁぁ
ん?
アクアーリル様のお顔が…
「あ~あ…なるほどこれが噂の…。」
「カリン何?」
「ん、別に~」
⟨⟨早く海老を取りたいし、全員で転移で戻るぞ!⟩ ⟩
パッ
「おお、早い」
「さすがですねアクアーリル様」
⟨⟨うむ、では海で採って来る…ついでに…
婚姻の…石も……ブツブツ⟩⟩
すう~っと消えてしまった。
「今婚姻って言わなかった?」
「言っていたわね」クスクス
「誰と婚姻するのかしら?お祝い必要よね?」
カリンが盛大にため息をつく。
「誰って…ティアでしょ?さっきの大切な人の一言がアクアーリル様にささったのよ…」
「えええええええええええええ」
「無自覚って…こわいわよね。多分アクアーリル様も150人の一人なんじゃないかしら」
「なるほど………」
「精霊王との子供ってそれはそれは綺麗なのでしょうね~アクアーリル様美しいものね」
「そうね…」
天使の次は精霊王か……。
まっいっか…
屋敷SIDE
「なぁ、今ものすごい悪寒が背中を走ったが」
「「俺もだ」」
「「私もです」」
「ティアだな…絶対ティアだ」
「今度はどんな人でしょうね」
「人かわかりませんよ?」
「エヴァンジェル…それはどういう…」
「ティアナは精霊王全ての愛し子になったみたいですね。加護がここから視えます」
「はぁー????全てって…」
「「「「「……………。」」」」」
「水、火、風、土、緑、全ての精霊王の愛し子です」
エヴァンジェルの顔が引き攣る…
「それはまた…」セド
「さすが俺達の姫様だな」シオン
「ティアは規格外すぎますよ」レオル
「全てとはどのような恩恵があるのだろうな」シュウース
「帰ってきたら聞くしかないな」イオ
サイフォン…お前どのタイミングで…
頑張れ…サイフォン。
「「「「ティアは見付かった???」」」」
「ティアナは見付かったのか!?」
「ティアナはどうだったの??」
屋敷に戻る皆さんホールに集合していた。
イオさんも戻っていた。
「幻島にいましたよ。水の精霊王と一緒でした。あそこは、嵐もなく終始平和な結界で覆われていて、神獣、精霊王、精霊、妖精、聖獣たちの避暑地なので大丈夫ですよ。明後日には一度屋敷に戻って来るように話しておきました」
「はぁ~安心した…」
「良かったわぁ…」
「「「「「これでゆっくり眠れるな」」」」」
「皆様お疲れ様でした…」
みんな全員新しい婚約者の先生含め安堵の表情をしている。
全くあの破天荒な…女神様に良く似ておられる……。はぁ……。
「エヴァンジェルくん、ありがとう!!」
「エヴァンジェルくんがいてくれて本当に助かったわ!」
「「「「「ありがとう!!」」」」」
まぁ…私はあの方の婚約者だけれど…
あの方の護衛兼見守る役割もあるからな…
「いえ、見つけられて良かったです」ニコッ
「さ、じゃ、ホッとしたことだし今日は皆でこのまま食事をしよう」
「ええ、そうね」
皆ぞろぞろと食堂に向かう。
私も頂こう…。
たまにはあの方を愛でて甘やかしたいけれど、なかなかタイミングもなく…しかも今日は少し怖がらせたかもしれない……。はぁ~
創世神様…なぜ婚約者なのに…見守る役割と護衛もプラスでつけたのですか…。
なんとか、心象を挽回せねば…。
私もあの方に指輪を贈りたいな…作るか…
「エヴァンジェルくん、行きましょ?」
「あ、はいセドさん」
こうして、婚約者の皆さんと仲良くなれて良かったです。
ティアナ達Side
翌朝も気持ちがいい朝だった、さて今日は何して過ごそうかな!
その前に加護を見てみよう…
ステータスオープン
加護オープン
創世神様の愛し子
大天使ラファエロの祝福
水の精霊王の愛し子
火の精霊王の愛し子
風の精霊王の愛し子
土の精霊王の愛し子
緑の精霊王の愛し子
………五大精霊王さまが…そろってるわね…それは綺麗に…。
まずは、新しい火の精霊王様の加護ね…
鑑定
火の精霊王
名サラマニー
寒いときも加護で体が寒く感じないし、
体が暖まる。
火の魔法の種類が増え、威力も増す。
火が体を襲っても火傷もしないで火が体を守る。
火の竜との相性が良くなる
ん?竜???セドみたいな感じかしら…
なら…アクアーリル様の加護にも水竜との
相性がよくなるとか??
風の精霊王
名エアーラニア
台風や、強風でも風を感じず通常通り歩けるし風を纏い雨や雷、落下してきた物を跳ねのけられる。
風の魔法の種類が増える
風の竜との相性が良くなる。
ふむ…
なんだか…怪我とかしなくなりそうね…
土の精霊王
名ノームラル
土砂崩れや土に埋まることがあっても死ぬことはない。土が体を守る。
触るだけで最高の土にかえられる。
土魔法の種類が増える
土の竜との相性が良くなる
緑の精霊王
名グリーラスナ
あらゆる植物を作れ、改良、発育促進する事が出来る。
木や葉で怪我をすることはない。
毒草も効かない。
頭の中に全ての植物の知識が増えた。
緑竜との相性が良くなる
…………なにこれ。私最強じゃない???
絶対怪我しなそう…。
でもまぁ…刃物は怪我しそうだから気をつけよう。
ちなみにアクアーリル様の加護は
水の性質を自由に変えられる、
水の精霊王様の湖に飛べる。
水の魔法の種類が増える。
水によって溺れることはない。
水によって守られる
水竜の相性が良くなるだった。
「ティアおはよー!」
⟨⟨ティアナおはよう、おや…そなた…他の精霊王の愛し子の加護も増えておるな…全てコンプリートではないか…ハハハッ⟩⟩
「ええ…おかげさまで…。私無敵になったようですね…。アクアーリル様がヘアクリームとか宣伝して下さったおかげですね。ありがとうございます」
⟨⟨礼にはおよばないよ、ふふっ⟩⟩
「では、朝食にしましょうか」
「わーい!」
⟨⟨朝食!!!⟩⟩
今日の朝食はね~!!
しまっておいた松茸で作った松茸ご飯と
今日は甘い卵焼き アジに似た魚を魔法で
干物にしたものと、ほうれん草もどきの味噌汁です。
「んーーー、最高」
⟨⟨このキノコのご飯美味しいな!!⟩⟩
「ふふっ、良かったです。松茸というのですよ」
二人はパクパクと平らげる。
ん、松茸ご飯美味しいわ!
お昼はどうしようかしらね~
夜はバーベキューにするから…
果物と生クリームをのせたふわふわパンケーキにしようかな。
うん、そうしよう。
先になま生地だけ作って焼くだけにしておこう。
サクッとなま生地を作り冷蔵魔導具にしまっておく。
「ティア~遊びに行こう!!」
「うん!今行くー!!」
今日は、アクアーリル様に案内して貰って
森の中にあるらしい温泉に向かう。
さすが…避暑地。
⟨⟨では行こう!!ここからそんな遠くはないぞ、歩いて15分くらいの所だな⟩⟩
「なら近いですね」
「近いね」
今更だけど…この世界も24時間の365日である。曜日も同じ……。
この世界の昔に転生者がいたのか…それとも
創世神様が地球かぶれみたいだから…その影響なのか謎だわ。
「わっこれ!!」
「ティアその草なに??」
鑑定
ゼンマイもどき
煮物にすると美味しいよ
「やっぱり!!ゼンマイ!!欲しいー」
「はーい、集めまーすアクアーリル様もね」
⟨⟨はーい⟩⟩
せっせとゼンマイを採って行く。
「あ!?これも!?」
鑑定
大葉もどき
薬味や天ぷらにしても美味しいよ
「ぬおおおお、これも!!!」
「はーい」
⟨⟨はーい⟩⟩
舞茸も沢山ゲットできた!!!!
フッフッフッ天ぷら…天ぷら…
「精霊王様、後で海で海老をお願いしたいのですが?」
⟨⟨海老はどんなものだ?頭でうかべてみろ⟩⟩
頭で思い浮かべる
⟨⟨ああ、それなら沢山いるぞ、なるべく大きい物がよいか?⟩⟩
「大小両方で!!沢山ほしいです!!山盛り!!」
⟨⟨ハハハッ、分かった分かった大量に持ってくる。まぁお前は空間魔法あるから大丈夫だろ⟩⟩
「はい!!!」
わぁ~い海老~海老~海老天に、海老フライ
エビチリ~サラダにのせられる!!
ラサム海老フライ大好きだから喜ぶだろうな~。
⟨⟨着いたぞここだ⟩⟩
「わぁ~おっきい温泉!!!」
触ってみると適温だった。
匂いがあんまりないな~弱アルカリ性かな
「ティア入ろう!!」
「うん!!!」
水着の中に着てきたから上だけ脱いでかけ湯してから入る。
「んーーー、気持ちいい」
「気持ちいいね~ツルツルする~」
⟨⟨ここは美肌、美髪になると有名なのだ⟩⟩
「へぇ!!!いいですね!!」
「最高の効果!」
ん?あそこに…温泉が流れ出てるところがある。
温泉の中をスイスイとそこまで移動する。
それを滅菌ロング瓶に入れて鑑定にかける。
神々の温泉
入ると肌が生まれたてのようになる。
髪も生き生きと再生する。
これで、美容液や育毛剤を作れば最強
!!!!!
美容液と育毛剤…。
お祖父様にあげたいわね…。
ロング瓶に40本ほど…入れて空間にしまっておく。
ペットボトルの1.5くらいのサイズである。
「ティアそんなに持って帰ってどうするの?」
「これね、最強の美容液と育毛剤がつくれるらしいの」
⟨⟨なっなっなっなぬ!!!!!⟩⟩
「アクアーリル様にも美容液は差し上げますわよ」
⟨⟨いや…その…ジィ様にその…育毛剤をあげたいのだ…⟩⟩
「アクアーリル様のお祖父様ですか?では出来たら渡しますね」
⟨⟨精霊王に祖父はいないが、森のジィでな
昔から世話になっておるのだ⟩ ⟩
「なるほど、大切な方なのですね」ニコッ
⟨⟨うむ、ありがとうティアナ⟩⟩
「いえ、アクアーリル様はわたくしの大切な方なので同じですわ」ニコッ
かあぁぁぁぁ
ん?
アクアーリル様のお顔が…
「あ~あ…なるほどこれが噂の…。」
「カリン何?」
「ん、別に~」
⟨⟨早く海老を取りたいし、全員で転移で戻るぞ!⟩ ⟩
パッ
「おお、早い」
「さすがですねアクアーリル様」
⟨⟨うむ、では海で採って来る…ついでに…
婚姻の…石も……ブツブツ⟩⟩
すう~っと消えてしまった。
「今婚姻って言わなかった?」
「言っていたわね」クスクス
「誰と婚姻するのかしら?お祝い必要よね?」
カリンが盛大にため息をつく。
「誰って…ティアでしょ?さっきの大切な人の一言がアクアーリル様にささったのよ…」
「えええええええええええええ」
「無自覚って…こわいわよね。多分アクアーリル様も150人の一人なんじゃないかしら」
「なるほど………」
「精霊王との子供ってそれはそれは綺麗なのでしょうね~アクアーリル様美しいものね」
「そうね…」
天使の次は精霊王か……。
まっいっか…
屋敷SIDE
「なぁ、今ものすごい悪寒が背中を走ったが」
「「俺もだ」」
「「私もです」」
「ティアだな…絶対ティアだ」
「今度はどんな人でしょうね」
「人かわかりませんよ?」
「エヴァンジェル…それはどういう…」
「ティアナは精霊王全ての愛し子になったみたいですね。加護がここから視えます」
「はぁー????全てって…」
「「「「「……………。」」」」」
「水、火、風、土、緑、全ての精霊王の愛し子です」
エヴァンジェルの顔が引き攣る…
「それはまた…」セド
「さすが俺達の姫様だな」シオン
「ティアは規格外すぎますよ」レオル
「全てとはどのような恩恵があるのだろうな」シュウース
「帰ってきたら聞くしかないな」イオ
サイフォン…お前どのタイミングで…
頑張れ…サイフォン。
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