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妖精
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「しかし、何回サーチしてもここなのに、姿が見えないのはなんでなのかしら?」
先程から何回も土魔法のサーチを繰り返ししているが、やはり今いるここに反応があるのだ。
「ハッ!もしかしたら妖精魔法で隠されているのかもしれん」
妖精魔法??
「それはどうすれば解除できるの?」
「森の主である私が妖精に命じれば強制解除が出来るはずだ」
スピネル、めちゃくちゃ頼りになる
「では、スピネルお願い」
「スピネル頼む」
⟨⟨うん、これ妖精魔法がかけられてるね、
霧の呪文いるのにみえなくなるやつ⟩⟩
「なら今すぐ解除してくれ。これは森の主のある我が命じる」
⟨⟨主の仰せのままに⟩⟩
ぱぁぁぁ、あたり一面が光が注ぎ、
先程までは無かったはずの木や草、風景がある。
どうやら妖精の魔法で見えなくされていたようだ。
あ、、向こうに見えるのは……。
「カリン!!!!パンくん!!!」
向こうの先の岩に二人の影が見える
ティアナは、疲れているはずの体を忘れて
カリンとパンの方にかけていく。
「ティア!!!!」カリンはティアを見るなり涙を浮かべた。そしてカリンも疲れているのを忘れてティアナの方にかけていく。
「カリン!!とても心配したわ、グスン」
「ティア、探してくれてありがとうグスン、心配をかけてごめんなさい」
二人は抱き合い無事を喜んだ。
その後第一声をあげたのはスピネルだった
「イオまた獣化して、サイフォンの乗せてくれ。あと、パンも獣化してカリンを乗せてくれ。私はティアナを乗せる。じきに暗くなるその前に帰らねばならない。」
「「分かった」」
二人はスピネルの指示を素直に聞き、
獣化した。
わぁ~、パンくんかっこいい!!!
ふらふらっとパンくんの方に行くと、それを
イオが塞いだ。
触るなというように……。
むぅー。すべすべしてて気持ちよさそうだから撫でてみたかったのに。
まぁ、今がある意味チャンス!!
イオを思いっきり撫でる。
うわぁ~首元のたてがみが気持ちいい~!!
もふもふぅ~それになんかいい匂いがする。
ナデナデナデナデ
しっぽ先もふわふわっ
ナデナデナデナデ
「あっ」ん?なんか今艶っぽい声がしたような……。
「こら!!ティアナ!!獣人のしっぽに触れてはいかん!!そこは獣人にとっては陰部に近いのだぞ!!」
「!?」
「そこを触ると言うことはそうなっても良いという意思表示になる!まだお子様なティアナにはまだまだ早い」がははは
「ご、ごめんイオ…… 」
「だ、大丈夫だ、気にするな」ハハ
少し気まずいまま、みんなそれぞれ乗り
学園に戻る。
学園に戻ると、沢山の先生たちが来て
それぞれ事情を聞かれた。
かなり心配をかけたようで、学園長たちも
真っ青だった。
スピネルが妖精のイタズラだったと証言をしてくれたおかげで一段落はついたけど、しばらく森には行けなくなってしまった。
しかし、非常に疲れた……。
もうお風呂に入ってすぐベットに入りたいくらい。
夕飯とか作りたくないなぁ……。
そう思っていると
「ごめん、今日すごく疲れているからかあまり食欲なくてすぐ寝たいから夕飯はいいわ」
とカリン
「俺も今日はいいかな、ティアも疲れたろ?ゆっくり休めよ」
「ええ、私も今日はいいです、みんな疲れてますしそれぞれゆっくりしましょう」
「みんな、ありがとう。じゃ言葉に甘えて今日はゆっくりするね」
「ああ、いつもありがとな」
ナデナデナデナデ
イオに頭を撫でられる。
ん、やっぱりいい匂い……ふらふら……
ぎゅうぅぅ………。
「おい、ティアどうした?俺は嬉しいけど」
「目がとろんとしていますね…。もしかして……」
いい匂い…いい匂い…もっと嗅ぎたい。
「イオぉ、いい匂い…この匂い気持ちいい、もっとぉ」
「やっぱり…。イオ貴方、どうやら成人前に匂いが少し漏れているようですね、多分これはティアが番で成人前に現れたからでしょうね」
ティアナは、もうろうとしていて、もう
周りの声も聞こえてなさそうだ。
「ティアが番なのか?」
「ええ、そうでしょうねこの様子ですと」
「俺も創世神様の導きなのか?」ポソリ
「何をごちゃごちゃいっているんです?まずはティアをどうにかしないと!!まだティアは10歳なのですよ!!番酔の薬を飲ませてあげないと高熱を出してしまいます!!」
「ハッ!!そうだった!!パン、薬あるか?」
「ええ、ありますよ殿下」
「お前……こういう時にわざと殿下呼びかよ。性格悪いな相変わらず……」
「殿下限定ですので、何も問題ございません」
「…………。 まぁ薬頼むよパンくん」
「ぐっ…かしこまりました。では失礼致します。あと陛下にご報告もしてまいりますので」
「ああ、宜しく頼む」
「ねぇイオ、ティア苦しそうだけど大丈夫なの?」
「薬があるから大丈夫だ。とりあえず部屋に寝かせてくる。カリンも疲れたろ?ゆっくり休め」
「ええ、ティアに何かあったら必ず知らせてね」
「おう、任せとけ夜中でも知らせるから」
「ふふっ、それなら安心だわ宜しくね」
イオはティアナを自分の部屋で寝かせた。
看病する為だ。
まさか、本当にティアが番だったなんて。
嬉しすぎるだろこの展開、神様本当にありがとうございます。
イオは、心配そうにティアナを見つめる
「イオ~イオ~苦しいよぉ」
「大丈夫だ、もうすぐパンが薬を持ってくる。飲んだらゆっくり寝るんだぞ」
「うん、イオありがとう」
しかし、遅いあいつまさか父上に報告してから来るのか??
薬を持ってきてからだろ?普通。本当にあいつは融通が利かない……。はぁー。
先程から何回も土魔法のサーチを繰り返ししているが、やはり今いるここに反応があるのだ。
「ハッ!もしかしたら妖精魔法で隠されているのかもしれん」
妖精魔法??
「それはどうすれば解除できるの?」
「森の主である私が妖精に命じれば強制解除が出来るはずだ」
スピネル、めちゃくちゃ頼りになる
「では、スピネルお願い」
「スピネル頼む」
⟨⟨うん、これ妖精魔法がかけられてるね、
霧の呪文いるのにみえなくなるやつ⟩⟩
「なら今すぐ解除してくれ。これは森の主のある我が命じる」
⟨⟨主の仰せのままに⟩⟩
ぱぁぁぁ、あたり一面が光が注ぎ、
先程までは無かったはずの木や草、風景がある。
どうやら妖精の魔法で見えなくされていたようだ。
あ、、向こうに見えるのは……。
「カリン!!!!パンくん!!!」
向こうの先の岩に二人の影が見える
ティアナは、疲れているはずの体を忘れて
カリンとパンの方にかけていく。
「ティア!!!!」カリンはティアを見るなり涙を浮かべた。そしてカリンも疲れているのを忘れてティアナの方にかけていく。
「カリン!!とても心配したわ、グスン」
「ティア、探してくれてありがとうグスン、心配をかけてごめんなさい」
二人は抱き合い無事を喜んだ。
その後第一声をあげたのはスピネルだった
「イオまた獣化して、サイフォンの乗せてくれ。あと、パンも獣化してカリンを乗せてくれ。私はティアナを乗せる。じきに暗くなるその前に帰らねばならない。」
「「分かった」」
二人はスピネルの指示を素直に聞き、
獣化した。
わぁ~、パンくんかっこいい!!!
ふらふらっとパンくんの方に行くと、それを
イオが塞いだ。
触るなというように……。
むぅー。すべすべしてて気持ちよさそうだから撫でてみたかったのに。
まぁ、今がある意味チャンス!!
イオを思いっきり撫でる。
うわぁ~首元のたてがみが気持ちいい~!!
もふもふぅ~それになんかいい匂いがする。
ナデナデナデナデ
しっぽ先もふわふわっ
ナデナデナデナデ
「あっ」ん?なんか今艶っぽい声がしたような……。
「こら!!ティアナ!!獣人のしっぽに触れてはいかん!!そこは獣人にとっては陰部に近いのだぞ!!」
「!?」
「そこを触ると言うことはそうなっても良いという意思表示になる!まだお子様なティアナにはまだまだ早い」がははは
「ご、ごめんイオ…… 」
「だ、大丈夫だ、気にするな」ハハ
少し気まずいまま、みんなそれぞれ乗り
学園に戻る。
学園に戻ると、沢山の先生たちが来て
それぞれ事情を聞かれた。
かなり心配をかけたようで、学園長たちも
真っ青だった。
スピネルが妖精のイタズラだったと証言をしてくれたおかげで一段落はついたけど、しばらく森には行けなくなってしまった。
しかし、非常に疲れた……。
もうお風呂に入ってすぐベットに入りたいくらい。
夕飯とか作りたくないなぁ……。
そう思っていると
「ごめん、今日すごく疲れているからかあまり食欲なくてすぐ寝たいから夕飯はいいわ」
とカリン
「俺も今日はいいかな、ティアも疲れたろ?ゆっくり休めよ」
「ええ、私も今日はいいです、みんな疲れてますしそれぞれゆっくりしましょう」
「みんな、ありがとう。じゃ言葉に甘えて今日はゆっくりするね」
「ああ、いつもありがとな」
ナデナデナデナデ
イオに頭を撫でられる。
ん、やっぱりいい匂い……ふらふら……
ぎゅうぅぅ………。
「おい、ティアどうした?俺は嬉しいけど」
「目がとろんとしていますね…。もしかして……」
いい匂い…いい匂い…もっと嗅ぎたい。
「イオぉ、いい匂い…この匂い気持ちいい、もっとぉ」
「やっぱり…。イオ貴方、どうやら成人前に匂いが少し漏れているようですね、多分これはティアが番で成人前に現れたからでしょうね」
ティアナは、もうろうとしていて、もう
周りの声も聞こえてなさそうだ。
「ティアが番なのか?」
「ええ、そうでしょうねこの様子ですと」
「俺も創世神様の導きなのか?」ポソリ
「何をごちゃごちゃいっているんです?まずはティアをどうにかしないと!!まだティアは10歳なのですよ!!番酔の薬を飲ませてあげないと高熱を出してしまいます!!」
「ハッ!!そうだった!!パン、薬あるか?」
「ええ、ありますよ殿下」
「お前……こういう時にわざと殿下呼びかよ。性格悪いな相変わらず……」
「殿下限定ですので、何も問題ございません」
「…………。 まぁ薬頼むよパンくん」
「ぐっ…かしこまりました。では失礼致します。あと陛下にご報告もしてまいりますので」
「ああ、宜しく頼む」
「ねぇイオ、ティア苦しそうだけど大丈夫なの?」
「薬があるから大丈夫だ。とりあえず部屋に寝かせてくる。カリンも疲れたろ?ゆっくり休め」
「ええ、ティアに何かあったら必ず知らせてね」
「おう、任せとけ夜中でも知らせるから」
「ふふっ、それなら安心だわ宜しくね」
イオはティアナを自分の部屋で寝かせた。
看病する為だ。
まさか、本当にティアが番だったなんて。
嬉しすぎるだろこの展開、神様本当にありがとうございます。
イオは、心配そうにティアナを見つめる
「イオ~イオ~苦しいよぉ」
「大丈夫だ、もうすぐパンが薬を持ってくる。飲んだらゆっくり寝るんだぞ」
「うん、イオありがとう」
しかし、遅いあいつまさか父上に報告してから来るのか??
薬を持ってきてからだろ?普通。本当にあいつは融通が利かない……。はぁー。
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