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あのカバン
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屋敷は会食の用意でバタバタしていた。
その頃ティアナはセドナと畑に来ていた。
「わぁー1日でこんなに育つなんて」
「え、これ昨日植えたの?」
「うん、苗からだけど昨日植えたの。」
昨日植えた苗はすでに収穫できそうな勢いだった。
「とりあえず収穫出来そうなやつだけ収穫していくわ」
ティアナは収穫していくと空間にぽいぽいしまっていく。
さて、貝殻肥料も撒こう。また空間から出してまわりにまいていく。
「ティアのその空間魔法すごく便利そうで羨ましいよ。」
「そう?確かに便利だけど…。」空間…
空間ねー。
「ねぇ、マジックバックとかってあったりする?」
「ん?なにそのカバン初めて聞いたけど」
「沢山入る魔法のカバンみたいなやつかな」
「そんなカバン見たことないな」
なるほど、そういうカバンはこの世界にはないのか。空間魔法あるし、錬金で作れないかしら…。
「もし作れたらほしい?」
「もちろん!欲しい!!」
「分かった、期待しないでね(笑)失敗するかもしれないし」
「危険な事はだめだよ?」
「うん、分かってる、じゃぁさっそく部屋に戻って試してみようか?」
「了解!じゃぁティアはここね」ひょい
セドに抱っこされ部屋に戻る。
もぉー私歩けるんだけど!!
「セド!私歩けるんだけど!!」
「私が抱っこしたいだけだけど、だめ?」
セドナが首をコテンと…。
ゔっ…
「いや…だめじゃないけども…」
「ならこのままいくね」クスクス
美形の押しに弱いティアナなのです…。
部屋に着くとさっそくティアナはカバン作りをはじめようとする。
「セド、マジックバックに出来そうなカバンある?」
「ちょっと待ってて、部屋から持ってくる」
バタバタ
んー、セドが戻ってくる前に、自分のカバンでもやってみようかな。人前だとなかなか空間から取り出せないし。あったら便利そう。
ティアナはとりあえず小さめの可愛いピンクのショルダーバックを手に取った。
それを錬金釜に入れて魔力を流す。
カバンの中の容量を増やす感じで…想像…
あと時間も止まる感じがいい…取り出すときに頭に浮かべたものがでてくるように…
ぱぁぁぁ、金色に輝いた所で手を止めた。
「出来たかな♪」
ティアナはカバンを確かめる。んー、とりあえず沢山はいるとは思うんだけど。あ、この
クマのぬいぐるみをいれてみよう。
しょいっ。あきらかにカバンよりもかなりおっきなくまが簡単にカバンに入った。
あとは、「ウォーターアイス」小さな氷を想像して唱えると手に小さな氷がでてきた。
これをカバンに入れて少し放置してみる。
溶けてなくそのままでてきたら、時間が止まるのが成功ということだ。
パタン
「ティア!もってきたよ!」
セドナは、茶色のショルダーバックを持ってきた。斜めがけ出来そうなやつ。
「はーい」受け取ってさっきと同じ要領でやる。
「はい、出来たけど、今時間の実験してるから少し待ってね。あと5分」
「う、うん。」
5分たった…。
ティアナはカバンから氷を取り出す。
溶けてもなくそのままだった。ん、成功ね。
「成功!時間を止める魔法がかけてあるから、はいどうぞ」ティアナはカバンをセドナに渡す。
「時間が止まるってどういうこと?」
「ん?温かい物をいれたらずっと温かいままだし、冷たい物をいれたらずっと冷たいまま。食べ物は腐らない、植物も枯れない。ただ、時間が止まるから成長はしないけどね」
「な、なるほど。ありがとう」
「どういたしまして」ニコッ
ティアナは、お父様とお母様とビアンカと
サイフォンの分もささっと作り、みんなに
大喜びされるのだった。
が…後にお祖父様と叔父様にも作る羽目になるのだった。
その頃ティアナはセドナと畑に来ていた。
「わぁー1日でこんなに育つなんて」
「え、これ昨日植えたの?」
「うん、苗からだけど昨日植えたの。」
昨日植えた苗はすでに収穫できそうな勢いだった。
「とりあえず収穫出来そうなやつだけ収穫していくわ」
ティアナは収穫していくと空間にぽいぽいしまっていく。
さて、貝殻肥料も撒こう。また空間から出してまわりにまいていく。
「ティアのその空間魔法すごく便利そうで羨ましいよ。」
「そう?確かに便利だけど…。」空間…
空間ねー。
「ねぇ、マジックバックとかってあったりする?」
「ん?なにそのカバン初めて聞いたけど」
「沢山入る魔法のカバンみたいなやつかな」
「そんなカバン見たことないな」
なるほど、そういうカバンはこの世界にはないのか。空間魔法あるし、錬金で作れないかしら…。
「もし作れたらほしい?」
「もちろん!欲しい!!」
「分かった、期待しないでね(笑)失敗するかもしれないし」
「危険な事はだめだよ?」
「うん、分かってる、じゃぁさっそく部屋に戻って試してみようか?」
「了解!じゃぁティアはここね」ひょい
セドに抱っこされ部屋に戻る。
もぉー私歩けるんだけど!!
「セド!私歩けるんだけど!!」
「私が抱っこしたいだけだけど、だめ?」
セドナが首をコテンと…。
ゔっ…
「いや…だめじゃないけども…」
「ならこのままいくね」クスクス
美形の押しに弱いティアナなのです…。
部屋に着くとさっそくティアナはカバン作りをはじめようとする。
「セド、マジックバックに出来そうなカバンある?」
「ちょっと待ってて、部屋から持ってくる」
バタバタ
んー、セドが戻ってくる前に、自分のカバンでもやってみようかな。人前だとなかなか空間から取り出せないし。あったら便利そう。
ティアナはとりあえず小さめの可愛いピンクのショルダーバックを手に取った。
それを錬金釜に入れて魔力を流す。
カバンの中の容量を増やす感じで…想像…
あと時間も止まる感じがいい…取り出すときに頭に浮かべたものがでてくるように…
ぱぁぁぁ、金色に輝いた所で手を止めた。
「出来たかな♪」
ティアナはカバンを確かめる。んー、とりあえず沢山はいるとは思うんだけど。あ、この
クマのぬいぐるみをいれてみよう。
しょいっ。あきらかにカバンよりもかなりおっきなくまが簡単にカバンに入った。
あとは、「ウォーターアイス」小さな氷を想像して唱えると手に小さな氷がでてきた。
これをカバンに入れて少し放置してみる。
溶けてなくそのままでてきたら、時間が止まるのが成功ということだ。
パタン
「ティア!もってきたよ!」
セドナは、茶色のショルダーバックを持ってきた。斜めがけ出来そうなやつ。
「はーい」受け取ってさっきと同じ要領でやる。
「はい、出来たけど、今時間の実験してるから少し待ってね。あと5分」
「う、うん。」
5分たった…。
ティアナはカバンから氷を取り出す。
溶けてもなくそのままだった。ん、成功ね。
「成功!時間を止める魔法がかけてあるから、はいどうぞ」ティアナはカバンをセドナに渡す。
「時間が止まるってどういうこと?」
「ん?温かい物をいれたらずっと温かいままだし、冷たい物をいれたらずっと冷たいまま。食べ物は腐らない、植物も枯れない。ただ、時間が止まるから成長はしないけどね」
「な、なるほど。ありがとう」
「どういたしまして」ニコッ
ティアナは、お父様とお母様とビアンカと
サイフォンの分もささっと作り、みんなに
大喜びされるのだった。
が…後にお祖父様と叔父様にも作る羽目になるのだった。
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