47 / 683
ここどこ?
しおりを挟む
ザァーザァーザザー
ポツン
「ここどこ?」
勢いで転移魔法を使ったティアナは一人見知らぬ海辺に立っていた。
海なんて久しぶり~!っていっても、今世ははじめてだけど。
心のどこかで海を想像していたから海に転移したのだと思うんだけど。どこかは分からない。
「んー、まぁいっかまた転移魔法で帰れるし」さっきまでぐじゃぐじゃの不機嫌MAXだったのを忘れているのか…海を目の前に少しご機嫌が良くなってきた。
「わぁ~綺麗な貝殻が沢山ある~♪」
持ち帰ってアクセサリーにも出来るし、畑の肥料にもなるかも~♪
ティアナは、次から次へと空間にしまう。
ふんふんふーん♪ふふふんふーん♪
うわ、波が足先まできた。
んーつめたーい♪きゃっきゃっ♪
「ねぇ、君だれかな?」
「?」
その頃屋敷では…
バタバタバタバタ
「シトリンとトパーズはティアの場所がわからないのかい?」
「ティアのパパ…それが意識繋げてもティアに拒否されるんだ。」着信拒否みたいな感じかな…。
「ティアに話しかけても繋がらないにゃん。」
「はぁぁぁ…。父上には連絡したが…。これは兄上にも連絡が必要かもしれないな。」
「もぉ!どうしてこんな事になったのよ!💢シトリンもトパーズもサイフォンの気持ちなんて教えてあげれば良かったでしょ!」
お母様激オコである。
「だって…シトリンが…ティアが気が付かないとだめにゃんと…。」
「人の気持ちは他人が言うことはマナー違反だ。」
シトリン…お前の…常識キャラか…
「あのね~!だいたいこのサイフォンだってきっと自分の気持ち気がついてないわよ」
「…………。」
「え!それはかなり鈍いにゃん…。ティア並にゃんね…。」
「どういう事ですか?」サイフォンが混乱している…。
「あーーー!!!!!今はそのようなことどうでもいい!!!今はティアナを探す事だろう?話を脱線させるな!!」
旦那様も激オコである。
「そ、そうですわね…ごめんなさい」
「「「すみません。」」」
「おい、ビアンカお前そんな大きなカバンを持ってどこにいくつもりだ?」旦那様の鋭い目が光る
「お嬢様を探す旅に…。」
「闇雲に探すバカがどこいる!!!一番冷静かとおもいきや、一番冷静じゃないじゃないか!!」
「す、すみません」しゅうぅぅぅ。
ビアンカが小さくなっているような感覚がする。
パッ
突然この場所に、国王と前国王と竜王が現れた。
「!!!!!!」
「ティアナが行方不明とはどういうことだ?」前国王がおこっている…。
「父上…転移石ですか…驚きましたよ。」
「それどころじゃなかろうが!!わしの可愛い孫娘が。💢」
「ルイ、ティアナはどこにいったのか検討もつかないのかい?」
「兄上…それが何も告げずに泣きながら転移したそうなのです。」
「は?うちの可愛い義娘を泣かせただと?それはどこのアホだ?」竜王も激オコである。
「はぁ…。父上落ち着いてください。」
セドが現れた。
「ん?お前場所が分かるのか?」
「はい、番なので、なんとなくですがまだ番契約前なので。」
「もしかしたら、隣国かもしれません。」
「「「!!!!!!!!!」」」
一同シーン…。
「嫌な予感しかしないな。」
「ええ…。」
「またどこぞの虫をほいほいしそうじゃのぉ。」
「父上、うちの王子(レオル)を虫に例えないでいただきたい(笑)」
「うちの義娘は天使のようだからね。」
はぁぁぁぁぁ一同深いため息である。
「あ、そう言えば今マサーロが隣国にいるわよ」
「!!!!!!!」なにそのタイミング
「学園の他国とも交友を深める行事みたいね」
バン!
「「「ティアは見つかったのか?!」」」
パパーズ…とラサム登場…。
どんどんおおごとに…。
「セドナ君が隣国にティアナの気配があるところまで分かったところだ。」
「「「隣国!!!!!?」」」
「ああ、それでな、マロウ悪いんだが、マサーロに連絡を取ってもらいたい。」
「ああ、あいつは今隣国にいるから。分かった今すぐ魔石通信で連絡する。というか…陛下まで!!!!!」
「陛下…ご挨拶が遅れ申し訳ありません。陛下におかれまして…」
「あのなぁ、今挨拶なんてどうでもいいんだよ!!求めてもいないんだよ!!それよりさっさとお前の息子に連絡を入れろ!!」
「は、はい!失礼致します」
マロウは、ダッシュで魔石通信を持って連絡を入れにいった。
「あいつは騎士団長になってもかわらんな…。」
「ふふっ、お兄様、マロウは相変わらず融通がきかない真面目くんなのですわ」
「マリーナ…。それは褒めているのかい?」
「さぁ?」首をコテン
「それより、どうしてこんな事になったのだ」
「あー。それはまぁ…ね」みんな言葉を濁す。
「ティアナが可愛過ぎるから、ふふっ」
「なるほど…なんとなく察した。」
「隣国でまた虫を捕まえてくるのかしら?」
「「「「「虫…。」」」」」
はぁぁぁぁぁ。男達の深い盛大なため息である。
ポツン
「ここどこ?」
勢いで転移魔法を使ったティアナは一人見知らぬ海辺に立っていた。
海なんて久しぶり~!っていっても、今世ははじめてだけど。
心のどこかで海を想像していたから海に転移したのだと思うんだけど。どこかは分からない。
「んー、まぁいっかまた転移魔法で帰れるし」さっきまでぐじゃぐじゃの不機嫌MAXだったのを忘れているのか…海を目の前に少しご機嫌が良くなってきた。
「わぁ~綺麗な貝殻が沢山ある~♪」
持ち帰ってアクセサリーにも出来るし、畑の肥料にもなるかも~♪
ティアナは、次から次へと空間にしまう。
ふんふんふーん♪ふふふんふーん♪
うわ、波が足先まできた。
んーつめたーい♪きゃっきゃっ♪
「ねぇ、君だれかな?」
「?」
その頃屋敷では…
バタバタバタバタ
「シトリンとトパーズはティアの場所がわからないのかい?」
「ティアのパパ…それが意識繋げてもティアに拒否されるんだ。」着信拒否みたいな感じかな…。
「ティアに話しかけても繋がらないにゃん。」
「はぁぁぁ…。父上には連絡したが…。これは兄上にも連絡が必要かもしれないな。」
「もぉ!どうしてこんな事になったのよ!💢シトリンもトパーズもサイフォンの気持ちなんて教えてあげれば良かったでしょ!」
お母様激オコである。
「だって…シトリンが…ティアが気が付かないとだめにゃんと…。」
「人の気持ちは他人が言うことはマナー違反だ。」
シトリン…お前の…常識キャラか…
「あのね~!だいたいこのサイフォンだってきっと自分の気持ち気がついてないわよ」
「…………。」
「え!それはかなり鈍いにゃん…。ティア並にゃんね…。」
「どういう事ですか?」サイフォンが混乱している…。
「あーーー!!!!!今はそのようなことどうでもいい!!!今はティアナを探す事だろう?話を脱線させるな!!」
旦那様も激オコである。
「そ、そうですわね…ごめんなさい」
「「「すみません。」」」
「おい、ビアンカお前そんな大きなカバンを持ってどこにいくつもりだ?」旦那様の鋭い目が光る
「お嬢様を探す旅に…。」
「闇雲に探すバカがどこいる!!!一番冷静かとおもいきや、一番冷静じゃないじゃないか!!」
「す、すみません」しゅうぅぅぅ。
ビアンカが小さくなっているような感覚がする。
パッ
突然この場所に、国王と前国王と竜王が現れた。
「!!!!!!」
「ティアナが行方不明とはどういうことだ?」前国王がおこっている…。
「父上…転移石ですか…驚きましたよ。」
「それどころじゃなかろうが!!わしの可愛い孫娘が。💢」
「ルイ、ティアナはどこにいったのか検討もつかないのかい?」
「兄上…それが何も告げずに泣きながら転移したそうなのです。」
「は?うちの可愛い義娘を泣かせただと?それはどこのアホだ?」竜王も激オコである。
「はぁ…。父上落ち着いてください。」
セドが現れた。
「ん?お前場所が分かるのか?」
「はい、番なので、なんとなくですがまだ番契約前なので。」
「もしかしたら、隣国かもしれません。」
「「「!!!!!!!!!」」」
一同シーン…。
「嫌な予感しかしないな。」
「ええ…。」
「またどこぞの虫をほいほいしそうじゃのぉ。」
「父上、うちの王子(レオル)を虫に例えないでいただきたい(笑)」
「うちの義娘は天使のようだからね。」
はぁぁぁぁぁ一同深いため息である。
「あ、そう言えば今マサーロが隣国にいるわよ」
「!!!!!!!」なにそのタイミング
「学園の他国とも交友を深める行事みたいね」
バン!
「「「ティアは見つかったのか?!」」」
パパーズ…とラサム登場…。
どんどんおおごとに…。
「セドナ君が隣国にティアナの気配があるところまで分かったところだ。」
「「「隣国!!!!!?」」」
「ああ、それでな、マロウ悪いんだが、マサーロに連絡を取ってもらいたい。」
「ああ、あいつは今隣国にいるから。分かった今すぐ魔石通信で連絡する。というか…陛下まで!!!!!」
「陛下…ご挨拶が遅れ申し訳ありません。陛下におかれまして…」
「あのなぁ、今挨拶なんてどうでもいいんだよ!!求めてもいないんだよ!!それよりさっさとお前の息子に連絡を入れろ!!」
「は、はい!失礼致します」
マロウは、ダッシュで魔石通信を持って連絡を入れにいった。
「あいつは騎士団長になってもかわらんな…。」
「ふふっ、お兄様、マロウは相変わらず融通がきかない真面目くんなのですわ」
「マリーナ…。それは褒めているのかい?」
「さぁ?」首をコテン
「それより、どうしてこんな事になったのだ」
「あー。それはまぁ…ね」みんな言葉を濁す。
「ティアナが可愛過ぎるから、ふふっ」
「なるほど…なんとなく察した。」
「隣国でまた虫を捕まえてくるのかしら?」
「「「「「虫…。」」」」」
はぁぁぁぁぁ。男達の深い盛大なため息である。
108
お気に入りに追加
2,534
あなたにおすすめの小説
チートな幼女に転生しました。【本編完結済み】
Nau
恋愛
道路に飛び出した子供を庇って死んだ北野優子。
でもその庇った子が結構すごい女神が転生した姿だった?!
感謝を込めて別世界で転生することに!
めちゃくちゃ感謝されて…出来上がった新しい私もしかして規格外?
しかも学園に通うことになって行ってみたら、女嫌いの公爵家嫡男に気に入られて?!
どうなる?私の人生!
※R15は保険です。
※しれっと改正することがあります。
転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家
meimei
恋愛
前世は日本人、さらに次の生は姫に生まれ、
沢山の夫や子供達に囲まれた人生だった。
次の生は……目が覚めると小さな手足…うん
赤ちゃんスタートだった。
どうやら魔術師家系の公爵家の末っ子に生まれたみたい!3人の兄達に可愛がられすくすくと
チート魔力、魔法を開花させ!
前世の…夫達も探さなきゃ!!!
みんなどこいるの!!!!
姫様の困ったお家事情の主人公がさらに転生した話しですが、R15にしました(*^^*)
幼児スタートですので宜しくお願い致します!
☆これは作者の妄想による産物です!
登場する、植物、食べ物、動物すべてフィクションになります!
誤字脱字はゆるく流して貰えるとありがたいです♡
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる