転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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キラキラ

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ハッ!私はまた気絶を。
セドがキラキラすぎるんだよね。
あの容姿はやばい。

またいつの間にかベッドに横になっていた。
サイフォンが運んでくれたのかしら。

「ビアンカ」

「あ、お嬢様お目覚めになられました!!ご気分はどうです?」

「大丈夫、少しセドのキラキラに当てられただけだから」

「もう…お嬢様ったら…。とても心配したのですよ!」
「ごめん、ごめん。」

あー。喉が乾いた。
「ビアンカ、何か飲みたいわ」

ベッドからソファーに移動した。

「では果実水と紅茶どちらにいたします?」

んー。
「紅茶でお願いするわ」

ビアンカはテキパキと紅茶を用意してくれている。

「そういえば、セドは大丈夫かしら?」

「ええ、セドナ様はお嬢様を抱きかかえてベッドに寝かせてくれまして。その後竜王国の方達とお話になられ、今は少しお店の方に出向いている様です」

「あら、そう…体調大丈夫なのかしら…。竜王国の方達は3日くらい滞在なさるのでしょう?」
「そのようです。遠方ですし。今夜は公爵家に滞在し、明日は王城にいらっしゃるそうです」
「そうよね、他国の王族ですものね」

「お嬢様、それどころではないのです」

「え?」お客様より大切な話って…

「お嬢様のお兄様達が、すごい剣幕でお越しになりまして…。」
「………え。」

「旦那様と奥様に詰め寄って大変な騒ぎになりましたの…。」

「…………。関わりたくない…。」

あの溺愛兄達なだけに安易に想像はつく…。

「もちろんお嬢様の部屋は今は限られたものしか入れないようにしてあります」

「そ、そう。」

「じゃないと、お兄様達が押しかけて行きそうでした。旦那様が結界魔法をはったのです。さすが旦那様でございます」

う…うぇー。。。
そ、そこまでか…。
この世界異父兄妹は結婚ありなんだよね…。
前世の記憶があるからかなり抵抗あるんだけど…。
うーーん。。。

魔法を早く使えるようにしたいなぁ、
そしたら転移魔法とかできるよね…。

「ねー、ビアンカ」

「はい、なんでしょう?」

「書庫から色々魔導書を持ってきて貰えないかしら?サイフォンも連れて持って貰って」


「魔導書でしたら私ひとりでも大丈夫です、魔法で軽くしてもってこれるので。サイフォン様には護衛を念入りにして頂かなくては。」
「ええ…そうね。ではお願いね。」

紅茶を飲みながら待っていると、ビアンカが沢山本を持ってきてくれた。
それをひとつひとつゆっくり読む。
「時間があるってたまにはいいわね」

「お嬢様、それは子供が言う発言ではございませんね」びっくりが苦笑いしている。

「だって、最近色々ありすぎるから」
「そうですよね。」

パラパラと本をめくって読む。
スキルに文字理解があるからすらすら読めるし一回読めば全て頭にはいる。
かなり便利だよねこれ…。

ふむふむふむふむ
手の平を上にむけて、少しの魔力にして
ウォーター

ふゆん。
あ、できた。手の平に球体の水が出た。
少しの魔力を意識したから野球のボールくらいのサイズ

「お嬢様!!読んだだけで魔法が??」

「うん。なんか入れるものある?」

「お待ちください、こちらを」
空のボールのようものをくれた。
そこに水を落とす。
で、これを鑑定してみよう。
鑑定…

蒸留水.純度A
錬金に向いている。
飲めばとても爽やかな口当たり。

へぇー。
錬金かぁ

「お嬢様どうされました?」

「うんと、鑑定した、蒸留水で純度Aランクで、飲めば爽やかな口当たり。錬金に向いているって。」

「!素晴らしいですね、普通は、魔法で作った水は美味しくないのですよ!しかも錬金に使えるなんて」

「今度錬金をしてみようかしら」

「旦那様にお話しませんと。」
また相談かぁ…。
「いちいち相談したり許可をとるのメドクサイよね。ふぅ」

「お嬢様…。」

「錬金は、驚かせたいしこっそりやりたいなぁ」キラキラした目でわざとビアンカを見つめる。
「う…!そのような目をしても…。」

「キラキラキラキラ」

「わ、わかりましたよもぉ。でも危険な事はだめです」
「ええ、分かっているわ。成功したら報告しましょ」
「はい、宜しくお願いします。」


錬金、錬金、楽しみだ~♪

素材を買いに行くのにもやっぱり転移魔法習得したい。
ティアナは魔導書をひたすら読んでいた。



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