釣り日記

しまりく

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2022年 2月27日(日)大規模河川と事故とムニエル

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2月もそろそろ終わりときた。
春の気配を感じるような生暖かい気候だった。
今日も僕は釣りをする。


今回の僕のタックル
竿…シマノムーンショット
リール…シマノナスキー c3000DH、シマノエアノス4000
ライン…PE1.2号、PE2号
リーダー…ナイロン5号、フロロ5号

今日は友人と2人で来た。
友人はダイワのパックロッドにシマノのエントリーモデルのリールだ。

今回は何が起きるかわからないので、リールとリーダーを2つ持ってきた。

今回は「リーダー」について説明しよう。
どうでもいいよって人は飛ばしてね~


最近の釣り糸は「PEライン」という糸を使用する。
PEラインは極細のポリエチレンの糸を編み込んだ糸で、4本綴り、8本綴りetc…と編み込みの細かさで、強度やしなやかさが変わる。
PEはとても軽く、よく飛び、強い。

だが弱点がある。

PEラインは「スレ」にめっぽう弱い。
根ズレ(岩や植物の根でラインが傷つく)や歯ズレ(魚の歯で傷つく)でラインブレイクする。つまり摩耗に弱いのだ。

そこで登場するのが「ショックリーダー」だ。

摩耗に強い別の糸をPEの先端につける事によって、上記にある「スレ」によるラインブレイクを軽減させるのだ。

また、リーダーには「伸び」があります。
PEラインは伸びが少ないゆえに瞬間的な衝撃に弱いです。リーダーは衝撃を和らげる機能もあります。
他にも、PEラインは結ぶと強度が落ちるのでリーダーが必要だったりします。リーダーがあることによって「結節強力」があがるんですね。

次はリーダーの「材質」について。

代表的な素材は「フロロカーボン」「ナイロン」です。

フロロカーボンは「ハリ」が強く、感度がいい、耐摩耗性があると言われています。
ただ瞬間的に伸びなかったり、踏ん張りが弱いイメージがあります。少しゴワつきがあるのも気になります。

ナイロンは伸縮性が高く、衝撃をしっかり吸収してくれます。結構踏ん張ってくれるイメージです。柔らかくしなやかで、結びやすいので好きです。

それぞれ良いところ、悪いところがあるのでで使ってほしいです。
まぁ僕はナイロン推しなんですけどね(笑)
上記の説明読んでて、なんとなくわかってるでしょ?ナイロン愛が(笑)

あーやべやべ。話逸らしすぎましたね。

ここの河川は水温が高いので、魚が活発だ。
一投目は自作のルアーを投げた。小さめのレッドヘッドのシンキングペンシルだ。

着水して少し巻くと…

早速食われた!!

が、ラインブレイクでバレました……テトラがあちこちにあって厄介。

メタルジグやバイブレーション、スピンテール、ミノー………たくさん投げた。

3回に一回ぐらい魚が掛かるがバレる。

食いが浅いのか、アワセがはやかったのか………

しかし、テトラが多いせいか魚が掛かってもラインブレイクする………

大事なルアーもロストするし、魚は逃げるし………

僕はもうブチギレ状態だった。

そこで強行手段にでる。

フロロカーボンとナイロンのリーダーを両方付けることにした!

↑こういう事。

最強リーダーに小さめのスピンテールジグを投げた………

すると!!

魚がヒット!

これはヤバい!!重すぎる!!
ドラグを締めても糸が出る!魚はあちこち走るが、最強リーダーはびくともしない。

友達を呼んでタモ入れを手伝ってもらった。

魚を引き寄せてビックリ仰天。



尻尾がはみ出てます。とりあえず一安心していると………
魚が暴れてタモが折れました………ショック!

まぁなんとか陸に上げる事ができました。

いや!ボラかい!!
いやいやいや、めちゃくちゃ嬉しいよ。このサイズは。

60センチは超えてる。

今日は僕もボラを食べてみようと思う。
友人と一緒に捌いて、半身持って帰った。

あたりも暗くなってきたので納竿としよう。

道具とゴミを片付けて自転車に乗って帰る。

その時…………

ガシャッ‼︎‼︎ ガラガラガラ………

自転車が一回転した。
一瞬何が起きたか分からなかった。

走行中に竿ケースが回転して自転車の前輪に入り込んでしまったのだ。

厚着していた上に大荷物だったので、僕自身怪我はなかった。少し手を痛めたが……

問題は竿だよ竿!!

わかりにくいが、でかい亀裂が入ってしまった………
皮一枚でプラプラの状態………もう使えないよ………

僕の相棒がぁ!!!泣

スーパーショック。死にたい。


まぁなんだかんだで家に到着。

今回はボラで「ムニエル」を作ろうと思う。

まずボラの身を氷食塩水に通して、汚れと水分をとる。
塩を使うことによって、浸透圧で水分が抜け、旨味が増す。ぜひやってほしい。

で、マキシマムというスパイスで下味をつけて、軽く小麦粉をまぶす。

あとはフライパンにバターを敷いて、焼くだけ!!

じゃん‼︎ボラのムニエル完成‼︎

食べてみると………

激うま‼︎‼︎‼︎

このボラがいた河川はお世話でも綺麗とは言えないが、この身は全然臭くなく、後味もいい。

ボラは嫌われ者で「くさい」「まずい」と言われているが、コレは偏見かもしれない。

ぜひみんなも食べてみてほしい。

色々災難があったが、釣りはやめられない!

まだまだ釣り日記は続く………

【今日の釣果】
僕…超大ボラ
友人…ボウズ





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