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第九章 反逆の狼牙編

前作のあらすじ・キャラクター紹介

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※ 以下に記された情報は『作者の視点』による物ではなく、あくまで『作中の誰か』による主観や知識を寄せ集めた設定です。
 なので、人物の内面(隠された真実や本当の性格)などは特に、"100%の真実"ではない事を予めご了承ください。


(前作のあらすじ)

 『大企業・吹雪カンパニー』の御曹司、吹雪征夜。
 彼は実力に見合わない業務や、親から自立できていない現状に焦りを感じながら、『社内ニート』として父の会社でウダツの上がらない日々を送っていた。
 そんな中、通勤途中で信号無視のトラックに遭遇。
 目の前を歩いていた見知らぬ女性(後の恋人)を救う為に、彼女を庇って死亡した。

 転生後の世界で、征夜は転生者の仲間と共に、魔王を討つ冒険に出た。
 その後、紆余曲折あって伝説の勇者に弟子入りし、前世では眠っていた『吹雪の血』が開花した。

 そして、魔王の暴挙により世界が闇に閉ざされる中、仲間と共に天空魔城へと乗り込み、彼を打ち倒して世界を救ったのだった。

 しかし、その陰では"謎の男"が暗躍を続けており――。



☆吹雪征夜



概要↓

・この物語の主人公。
・身長178cm、体重75kg、年齢は24歳。
・一人称は「僕」で、かなりの「童顔」である。イケメンではない。
・現在は定職に就いていないが、『破壊者を倒す使命』を帯びた転生者である。
・髪色は転生時に変わった物だが、特徴的な緑の瞳は母譲りであり、転生前から変わってない。
・愛刀は『照闇之雪刃てるやみのせつは』。刃渡り80cmの日本刀で、回数制限で冷気を放つ効果がある。

性格↓

・基本的に親切だが、誰に対しても優しい訳ではない。特に、『怠惰な者』や『無責任な者』に対して厳しい。
・敵だろうと共感するし、味方だろうと反抗する。
 自分の感情に良くも悪くも正直で、思った事は素直に言うタイプ。
・性的な事には奥手だが、恋にはそこそこ積極的。花と致した事は無い。

生い立ち↓

・「吹雪カンパニー」と言う大企業の御曹司であり、「星雲大戦の英雄=吹雪資正すけまさ」の子孫である。
・前世では「親の七光り」で生きていた社内ニートであったが、異世界に来て「吹雪一族の血」が覚醒した。

人間関係↓

・仲間であり、回復魔法を使える『楠木花くすのき はな』とは、交際関係。
 彼女の事を『自分に足りない物を全て持ち、自分を"人生の主人公"にしてくれる女性』として、愛と『尊敬』の念を抱いている。
・剣術の師であり、伝説の勇者でもある『吹雪資正ふぶきすけまさ(3??歳)』の末弟子。
 征夜は、資正が先祖である事は知らないが、資正は知っている。彼が作った剣術流派の、正統な継承者である。

能力↓

・仲間の中で唯一、女神から能力を与えられていない。
 ただし、異世界に来てから数多の修羅場を潜った事で、眠っていた"戦闘の才能"が覚醒した。
・転生当初は「ヒョロッヒョロ」だったが、現在は「ムッキムキ」だ。
 細マッチョに見えるが、"特殊な呼吸"による筋組織の高密度化によって、「見た目よりガチムチ」である。(後述)

氷狼神眼流について↓

・吹雪資正が大成した『剣術流派・氷狼神眼流』の全てを継承している。ただし、実際の戦闘力は全盛期の彼に及ばない。
・『調気の極意』と呼ばれる呼吸法によって、体温を変えられる。その範囲を広げる事で、周囲の気温や気圧、気流を操る事が出来る。その副作用で、全身の筋肉が高密度化している。
・『永征眼』と呼ばれる眼術を開眼している。
 吹雪一族に伝わる「特殊な眼」であり、現状では性格の凶暴化と引き換えに身体能力を向上させる効果。



☆楠木花



概要↓

・この物語のヒロイン。
・一人称は「私」
・身長170cm、体重55kg、年齢は26歳。
・スタイルはかなり良く、おっぱいはGカップ。フックラした太腿がチャームポイント。
・仲間である「吹雪征夜」と交際関係にある。
 彼は彼女を事故から庇って死んだのだが、結局は2人とも死んでしまった。
・髪色は転生時に変わったものだが、特徴的なピンクの瞳は前世から変わってない。
・『ヒュギエイアの杖』と言う武器を使う。アトランティス跡地で見つけた。

性格↓

・優しくて陽気。征夜にとっては、「姉さん女房」的な存在。
・『お姉さん』『小悪魔』『ヤンデレ』が、4:3:2ぐらいの割合で性格に含まれている。
 総じて『少し重たい愛』を持っているが、征夜の方が重いので問題無し。

能力↓

・歌と料理が得意で、女子力が総じて高い。
 ご当地アイドル(歌手)だった母と、料理人の父の遺伝らしい。
・前世では薬剤師であり、転生後は薬品を調合したり、回復魔法を使う"治療担当"になった。
 怪我だけでなく、薬で治せる病気も治療可。魔法との併用で、仲間の危機を救ってくれる。
・1日に一度だけ、植物を操る能力を使える。女神から与えられた能力は、"回復と植物操作だけ"。



☆金入俊彦 (シン)



概要↓

・身長168cm、体重65kg、年齢は23歳。
・一人称は「俺」で、公式イケメン。
・頭脳明晰であり、喋りも上手い。ナンパが趣味。
・「ミストルテイン』と言う銃を使う。念じれば、ライフルにも拳銃にもなる。

生い立ち↓

・中学時代から暴走族に所属しており、総長になった際に、「シン」と言う称号を襲名した。
・以降、本名が絶妙に似合わない事もあって、ニックネームは「シン」で通している。

性格↓

・善悪の判断が一般とは少しズレており、征夜や花と違い「お人好し」ではない。
 目的の為ならば、殺人も厭わない。そのスタンスを巡って、2人と衝突する事もある。
・気分屋な面が非常に強く、『熱血』と『冷淡』の温暖差が激しい。
・花から「サイコ疑惑」を掛けられた事もある。
・征夜からは、あまり信用されてない。



☆ミセラベル=バートリ(ミサラ)



概要↓

・征夜たちの仲間"だった"。
・身長155㎝、体重48㎏、年齢は17歳"だった"。
・ピンクに近い白髪と、赤い瞳がチャームポイント。転生者ではない。
・非常に高い魔法の素養を持っていたが、天空魔城の崩落に巻き込まれて――。
・老婆から買い取った『黒い杖』を使っていた。

生い立ち↓

・貧民街と貧しい農村を転々とする、貧しい父子家庭に育った。
・父は盗賊を生業としており、自身も軽犯罪に手を染めた事がある。

性格↓

・プライドが高く、計算高いタイプ。
・目的を成し遂げる為なら、多少の汚い手も使う。
・人見知りで、あまり心を開かない。
 逆に、十分に信用して、心を開いた相手に対しては甘える。そんな少女だった。

末路↓

・魔王の城に仲間と共に乗り込んだが、途中の分岐点で別れた。
 しかし、その後に合流する事は無く、天空魔城の崩落に巻き込まれた。
・征夜は崩落地に出向き、生存者を探した。
 その際に彼女の声を聞いたのだが、声を辿った先には黒翼の怪物が居て――。



☆吹雪資正

概要↓

・諸事情により、未だに生き残っている3??歳の剣士。
・征夜の先祖(吹雪家初代当主)であり、恩師であり、伝説の勇者でもある。
・江戸時代を生きた侍(身分は足軽)であり、強者揃いの異世界でも圧倒的な戦闘力を誇っていた。
・征夜たちがこれから行く世界に、因縁を持っているようだが・・・?
・転移当初は黒髪だったが、現在は白髪。外見年齢は80代ほど。

功績↓

・地球に居た頃、反幕派の城をたった1人で落とし、100人斬りを達成した。
 その際に頂いた苗字が『吹雪』であり、『吹雪の剣豪』と呼ばれて恐れられた。
・強制的に異世界転移(転生ではない)させられた後、数多の邪神と当時の魔王を粉砕し、『星雲大戦』を終わらせた。
 その圧倒的な功績から、『狼の勇者』や『天渡りの剣士』と呼ばれ、讃えられた。

能力↓

・300年前の全盛期において、神ですら蹂躙された当時の魔王を容易く打ち倒すほどの戦闘力を誇った。
・現在は『人を殺せない呪い』を受けており、老いも加わった事で、全盛期の5分の1に弱体化している。だが、それでも一線級。



☆魔王ラドックス(ラース)



・前作のラストで、征夜が討伐した魔王。
・その正体は、諸事情で闇堕ちしてしまった転生者。
・何度も計画を邪魔する上に、『自分に無い物』を全て持っている征夜に対し逆上。
 自暴自棄になって花を殺そうとしたところ、新たな永征眼を開眼した征夜によって、粉砕された。
・彼を殺害した事を、征夜は少し悔やんでいる。

☆オデュッセウス(テセウス)



・『宇宙最強の男』
・未だに謎が多いが、唯一分かっているのは『征夜が憎い事』と『楠木花を愛している事』。
・『楽園』と呼ばれる物を作る為に、時には"花の味方"をし、時には"征夜の敵"として、暗躍を続けている。
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