エンジェルが〜るず!

R.K.

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4月 春は転校の季節

一週間目 始業式の日に転校生!?

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「それじゃ、ホームルームを始めます!それで、今日は始まってすぐなんだけど、転校生を皆さんに紹介したいと思います!それじゃ、入ってきてくれる?」

 スタスタと入ってくる彼女。
 そして、一度ニコリと微笑むと、

「それじゃ、自己紹介してくれるかな?」

 先生にそう言われてから話しだした。

「はい。私の名前は星川  紫音ほしかわ  しおんです」


「..............」

「それだけ?その他のことは?」

「その他のことですか?そうですね、私はここのクラスの人たちみなさんと仲良くなれたらなと思ってます。ですので、話しかけてくれると嬉しいです」

「はい!それじゃあそうだね、茶蔵さんの隣に座ってください」

「げっ!」

 よりによってなんで、私なんかの隣にするんだよ!

「どうかしましたか、茶蔵さん?」

「いえ、何も............」

「それじゃ、星川さんは茶蔵さんの隣に」

「わかりました」

「はぁ。私も嫌がられると少しばかり傷ついてしまいますよ?」

「...........」

「茶蔵さんに問いかけたん、です、が..........えっ?寝てるの?」

「星川さん!私、古南  琴海こみなみ  ことみっていいます。友達からはよく、コトって呼ばれることが多いから、そう呼んでくれると嬉しいな♪」

「えっと、はい。わかりました。それじゃ、あなたのことはコトと呼ばせてもらいますね♪」

「うん!」
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