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二章 ダンジョン探索は冒険者のロマンでしょ?
ダンジョンドラーズ、ハラハラドキドキ探索! 30
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「はあ、わかりました。いい加減教えます。と、その前に、この世界の現状について、あなたは知ってますか?」
「えっ?」
ど、どうしよう。明らかに話を変えてるのはわかるんだけど、すごく気になる。
その話、すごく気になる!!
いや、両方聞けばいいんだ。そうしよう。
「……知らない、けど? それが、なに? そんなのにいいから、早く話して?」
「興味をもつと思ったのですが、だめですか……。それではまず、マギアを攫う予定だった理由について話しますね」
今、私たちは花畑の真ん中で、白いパラソルと黒いテーブルのあるところで、椅子に座っている。
そこで、片方は眠りについて、片方は優雅に紅茶を飲んでいた。
私が攫われた理由は、別に深い意味なんてなかった。
ただ、マギアと仲がよかったから。
そして、たんに良い魔女がもっと話したかったから。
ただ、それだけの理由で、私は攫われた。
「本当、なんで私はこんなことになったのかな……」
隣ではすやすやとウィレアという魔女は寝ている。
今なら簡単に殺せるかもしれない。
あのあと、私はウィレアに知りたいことを全て聞いた。
この世界の状況についてはあまり教えてくれなかった……。
なんか、ピンチだとか、それぐらいしかわからなかった。
「えっ?」
ど、どうしよう。明らかに話を変えてるのはわかるんだけど、すごく気になる。
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いや、両方聞けばいいんだ。そうしよう。
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