163 / 222
二章 ダンジョン探索は冒険者のロマンでしょ?
ダンジョン探索に行きたいの! 3
しおりを挟む
「それは、わかってる」
「私は、シズが行きたいというなら、賛成よ」
「私は反対です。ダンジョンというのは、かなり、危険です」
私は、まさか反対されるとは思ってなかった。
いつだって、みんな反対しなかったから。なのに、今回ばかりは反対した。
きっと、今まで反対しなかったのは、それまでの私の判断に、問題点がなかったからだ。
つまり、ダンジョンに行くということ自体に問題がある。もしくは、それだけ危険だから反対してる。
それでも──
「私は、とにかくダンジョンに行きたいの! いつまでも、採取クエストなんて刺激のないのはつまらないんだよ!」
私はダンジョンに行きたい。
ダンジョンに行って、一攫千金を狙いたい! たまには、手に汗握るような、冒険をしてみたい。
「はあ、そこまで言うなら、わかりました」
「私は、お姉ちゃんがいいならいいよ!」
とりあえず、折れてくれた。
というか、なんか諦めたような感じだった。どうせ、言ったて聞かないから、もう仕方ないみたいな感じの。
「ただ、準備万全で行きます。なので、今からとか、明日からとかじゃなくて、一週間してからです」
「うん、わかったけど、なんで一週間?」
「丁度、この宿を使うのに支払ってる金額が一週間後までなので」
そういうことなら、一週間ぐらいだし、いいか。
「私は、シズが行きたいというなら、賛成よ」
「私は反対です。ダンジョンというのは、かなり、危険です」
私は、まさか反対されるとは思ってなかった。
いつだって、みんな反対しなかったから。なのに、今回ばかりは反対した。
きっと、今まで反対しなかったのは、それまでの私の判断に、問題点がなかったからだ。
つまり、ダンジョンに行くということ自体に問題がある。もしくは、それだけ危険だから反対してる。
それでも──
「私は、とにかくダンジョンに行きたいの! いつまでも、採取クエストなんて刺激のないのはつまらないんだよ!」
私はダンジョンに行きたい。
ダンジョンに行って、一攫千金を狙いたい! たまには、手に汗握るような、冒険をしてみたい。
「はあ、そこまで言うなら、わかりました」
「私は、お姉ちゃんがいいならいいよ!」
とりあえず、折れてくれた。
というか、なんか諦めたような感じだった。どうせ、言ったて聞かないから、もう仕方ないみたいな感じの。
「ただ、準備万全で行きます。なので、今からとか、明日からとかじゃなくて、一週間してからです」
「うん、わかったけど、なんで一週間?」
「丁度、この宿を使うのに支払ってる金額が一週間後までなので」
そういうことなら、一週間ぐらいだし、いいか。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)

婚約破棄ですか???実家からちょうど帰ってこいと言われたので好都合です!!!これからは復讐をします!!!~どこにでもある普通の令嬢物語~
tartan321
恋愛
婚約破棄とはなかなか考えたものでございますね。しかしながら、私はもう帰って来いと言われてしまいました。ですから、帰ることにします。これで、あなた様の口うるさい両親や、その他の家族の皆様とも顔を合わせることがないのですね。ラッキーです!!!
壮大なストーリーで奏でる、感動的なファンタジーアドベンチャーです!!!!!最後の涙の理由とは???
一度完結といたしました。続編は引き続き書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。
次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。
時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く――
――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。
※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。
※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。

スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。

後悔はなんだった?
木嶋うめ香
恋愛
目が覚めたら私は、妙な懐かしさを感じる部屋にいた。
「お嬢様、目を覚まされたのですねっ!」
怠い体を起こそうとしたのに力が上手く入らない。
何とか顔を動かそうとした瞬間、大きな声が部屋に響いた。
お嬢様?
私がそう呼ばれていたのは、遥か昔の筈。
結婚前、スフィール侯爵令嬢と呼ばれていた頃だ。
私はスフィール侯爵の長女として生まれ、亡くなった兄の代わりに婿をとりスフィール侯爵夫人となった。
その筈なのにどうしてあなたは私をお嬢様と呼ぶの?
疑問に感じながら、声の主を見ればそれは記憶よりもだいぶ若い侍女だった。
主人公三歳から始まりますので、恋愛話になるまで少し時間があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる