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一章 異世界で勇者《最弱職》になりました
中央都市へ行くわよ!35(後編)
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「それじゃ、ハンディーとマギア、頼んだよ」
あのあと、とりあえず話だけ聞いた。
で、予想通りの内容だったから、もう一度やだといったんだけど、
「お願い!お願いします!私にご慈悲を!」
と、柄にもないことを言い出しキモかったから、
「それじゃ、ハンディーと一緒に幽霊退治に行ってきてくれたらいいよ。どう?それでも、やる?」
ほぼ、究極の二択レベルのことを突きつけた。
正直、ここまでのことで、やるというとは私は思えない。
このときはまだ、私はこう思ってた。
けど、マギアはかなりの間考えこんだあと、マギアは渋々こう言った。
「......わかったわ。それをやればいいんでしょ?やるわ。やるから、ちゃんと約束守りなさいよ」
「はいはい。......て!やるの!」
「や、やるって言ってんでしょ!背に腹は変えられないわ」
思いもよらないマギアの回答に、私が戸惑う。
嘘でしょ。幽霊が嫌いってことより、私に罵倒されたいとか、正気なのだろうか。
そもそも、私は罵倒されたくない。
そんなわけで、私はマギアの謎の発言に理解が追いつかないまま、話を進めていった。
とりあえず、私がマギアのことを罵倒するのは、幽霊退治に行ってきた後ということになった。
あのあと、とりあえず話だけ聞いた。
で、予想通りの内容だったから、もう一度やだといったんだけど、
「お願い!お願いします!私にご慈悲を!」
と、柄にもないことを言い出しキモかったから、
「それじゃ、ハンディーと一緒に幽霊退治に行ってきてくれたらいいよ。どう?それでも、やる?」
ほぼ、究極の二択レベルのことを突きつけた。
正直、ここまでのことで、やるというとは私は思えない。
このときはまだ、私はこう思ってた。
けど、マギアはかなりの間考えこんだあと、マギアは渋々こう言った。
「......わかったわ。それをやればいいんでしょ?やるわ。やるから、ちゃんと約束守りなさいよ」
「はいはい。......て!やるの!」
「や、やるって言ってんでしょ!背に腹は変えられないわ」
思いもよらないマギアの回答に、私が戸惑う。
嘘でしょ。幽霊が嫌いってことより、私に罵倒されたいとか、正気なのだろうか。
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そんなわけで、私はマギアの謎の発言に理解が追いつかないまま、話を進めていった。
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