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一章 異世界で勇者《最弱職》になりました
みんなで冒険に行きませんか?7(後編)
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「やめろー!俺のことを殺さないでくれー!」
「えっ、だれ?」
「俺だよ俺!」
そんな声とともに、ぴょーん、ぴょーんと、スライムが飛びながらアピールしてくる。
て、もしかして、
「ねえ、シズ。そのスライムやっていい?」
「いや、ちょっと待って」
「なんでよ!スライムのくせに喋るだなんて、生意気でしょ!」
「いや、それは別にいいじゃん」
「頼むから殺さないでくれー!そうだ、俺をペットにしてくれ!」
えっ?ペット?いや、スライムって魔物でしょ?
いや、正確には魔法生物だけど......。
あっ、でも、魔法生物も略したら魔物だ。
とにかく、魔物なんかをペットにするとか、寝てる間に殺されそうなんだけど!
ちなみに、マリアは静かにしてるけど、ただミリアの介護してて、会話に参加したくても、できないだけらしい。
その証拠に、さっきから残念そうに、「私も喋るスライムとお話してみたいですね」と、つぶやいていた。
「マギア、やっていいよ」
私がそう言うと、なんかの魔法の呪文を唱え始める。
なんの呪文かは全然わからないけどね。
「ちょっ、ちょっと待て!俺は普通に役に立つ!それに、話せるようになるのに、めっちゃ時間かかったんだよ!頼む、殺さないでくれ!」
と、スライムは慌てたように、そんなことを言い出した。
「えっ、だれ?」
「俺だよ俺!」
そんな声とともに、ぴょーん、ぴょーんと、スライムが飛びながらアピールしてくる。
て、もしかして、
「ねえ、シズ。そのスライムやっていい?」
「いや、ちょっと待って」
「なんでよ!スライムのくせに喋るだなんて、生意気でしょ!」
「いや、それは別にいいじゃん」
「頼むから殺さないでくれー!そうだ、俺をペットにしてくれ!」
えっ?ペット?いや、スライムって魔物でしょ?
いや、正確には魔法生物だけど......。
あっ、でも、魔法生物も略したら魔物だ。
とにかく、魔物なんかをペットにするとか、寝てる間に殺されそうなんだけど!
ちなみに、マリアは静かにしてるけど、ただミリアの介護してて、会話に参加したくても、できないだけらしい。
その証拠に、さっきから残念そうに、「私も喋るスライムとお話してみたいですね」と、つぶやいていた。
「マギア、やっていいよ」
私がそう言うと、なんかの魔法の呪文を唱え始める。
なんの呪文かは全然わからないけどね。
「ちょっ、ちょっと待て!俺は普通に役に立つ!それに、話せるようになるのに、めっちゃ時間かかったんだよ!頼む、殺さないでくれ!」
と、スライムは慌てたように、そんなことを言い出した。
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