11 / 222
一章 異世界で勇者《最弱職》になりました
あなたも勇者になりませんか?8
しおりを挟む
「それじゃ、冒険者カード見せてくれる?あっ、もちろん、あたしのも見せるわ」
私は、彼女に言われるがまま、冒険者カードを差し出し、彼女の冒険者カードを受け取る。
Magia Yutoria 役職:魔法使い
レベル:13
攻撃力:11 防御力:9
魔力:87 魔攻:23
魔防:17 速度:12
幸運:5 特殊魔法:冷炎
「あんた、レベル1なのね。まあ、いいわ」
「あのさ、特殊魔法ってなに?」
「うん?ああ、魔法使いの中でも、稀にしか使える人がいない魔法のことね。わかりやすく言うのであれば、私の専用魔法といったところかしら」
専用魔法。
なんか、かっこいいな。
というか、その魔法が使えるってことは、この魔法使い、相当凄い魔法使いなのでは?
でも、なんでそんな魔法使いさんが、私なんかの仲間になってくれたんだろう......?
「さっき、大スライムから逃げる前にも使ったけど、私の特殊魔法は、炎なのにとても冷たいって魔法なのよ。で、スライムってのは、ほとんどが水でできてるの。それは、大スライムも例外じゃないわ。だから、冷やせば簡単に凍りつく。まあ、倒せはしないんだけどね」
マギアは、自分の特殊魔法について、そう教えてくれた。
ただ、やっぱり、なんで仲間になってくれたのかは、気がかりだった。
私は、彼女に言われるがまま、冒険者カードを差し出し、彼女の冒険者カードを受け取る。
Magia Yutoria 役職:魔法使い
レベル:13
攻撃力:11 防御力:9
魔力:87 魔攻:23
魔防:17 速度:12
幸運:5 特殊魔法:冷炎
「あんた、レベル1なのね。まあ、いいわ」
「あのさ、特殊魔法ってなに?」
「うん?ああ、魔法使いの中でも、稀にしか使える人がいない魔法のことね。わかりやすく言うのであれば、私の専用魔法といったところかしら」
専用魔法。
なんか、かっこいいな。
というか、その魔法が使えるってことは、この魔法使い、相当凄い魔法使いなのでは?
でも、なんでそんな魔法使いさんが、私なんかの仲間になってくれたんだろう......?
「さっき、大スライムから逃げる前にも使ったけど、私の特殊魔法は、炎なのにとても冷たいって魔法なのよ。で、スライムってのは、ほとんどが水でできてるの。それは、大スライムも例外じゃないわ。だから、冷やせば簡単に凍りつく。まあ、倒せはしないんだけどね」
マギアは、自分の特殊魔法について、そう教えてくれた。
ただ、やっぱり、なんで仲間になってくれたのかは、気がかりだった。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説


婚約破棄ですか???実家からちょうど帰ってこいと言われたので好都合です!!!これからは復讐をします!!!~どこにでもある普通の令嬢物語~
tartan321
恋愛
婚約破棄とはなかなか考えたものでございますね。しかしながら、私はもう帰って来いと言われてしまいました。ですから、帰ることにします。これで、あなた様の口うるさい両親や、その他の家族の皆様とも顔を合わせることがないのですね。ラッキーです!!!
壮大なストーリーで奏でる、感動的なファンタジーアドベンチャーです!!!!!最後の涙の理由とは???
一度完結といたしました。続編は引き続き書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!
マーニー
ファンタジー
※ほのぼの日常系です
病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル(10歳)。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ(22歳)。
ある日、同日同時刻に、体力の限界で息を引き取った2人だったが、なんとサラはニコルの体に転生していたのだった。
「こういうときって、神様のチート能力とかあるんじゃないのぉ?涙」
異世界転生お約束の神様登場も特別スキルもなく、ただただ、不健康でひ弱な美少女に転生してしまったサラ。
「せっかく忙殺の日々から解放されたんだから…楽しむしかない。ぜっっったいにスローライフを満喫する!」
―――異世界と健康への不安が募りつつ
憧れのスローライフ実現のためまずは健康体になることを決意したが、果たしてどうなるのか?
魔法に魔物、お貴族様。
夢と現実の狭間のような日々の中で、
転生者サラが自身の夢を叶えるために
新ニコルとして我が道をつきすすむ!
『目指せ健康体!美味しいご飯と楽しい仲間たちと夢のスローライフを叶えていくお話』
※はじめは健康生活。そのうちお料理したり、旅に出たりもします。日常ほのぼの系です。
※非現実色強めな内容です。
※溺愛親バカと、あたおか要素があるのでご注意です。

スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。

後悔はなんだった?
木嶋うめ香
恋愛
目が覚めたら私は、妙な懐かしさを感じる部屋にいた。
「お嬢様、目を覚まされたのですねっ!」
怠い体を起こそうとしたのに力が上手く入らない。
何とか顔を動かそうとした瞬間、大きな声が部屋に響いた。
お嬢様?
私がそう呼ばれていたのは、遥か昔の筈。
結婚前、スフィール侯爵令嬢と呼ばれていた頃だ。
私はスフィール侯爵の長女として生まれ、亡くなった兄の代わりに婿をとりスフィール侯爵夫人となった。
その筈なのにどうしてあなたは私をお嬢様と呼ぶの?
疑問に感じながら、声の主を見ればそれは記憶よりもだいぶ若い侍女だった。
主人公三歳から始まりますので、恋愛話になるまで少し時間があります。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
魔術師ネイアの不運な旅立ち
草薙啓一
ファンタジー
多額の借金を抱える、薄幸の美少女魔術師(自称)のネイア
伝説的騎士を夢見る狂気の元気娘(バーサーカー)のジェイミー
おっとり天然治癒術師(百合属性)のアンジェリカ
そんなずっこけ三人娘に+1
紅一点?(♂)の少年、狩人 兼 野伏のアベル。
彼女らが繰り出す冒険譚。ここに開幕。
他サイト、エブリスタ・ノベルアッププラス他にて好評連載中(当社比)にて。
4月18日追記。
表紙に謎のドヤ顔美少女を追加しましたが、物語内に該当する登場人物はいません(?)し、キャラ絵としての決定項でもありません。あくまでも【イメージ】であります。
なお、このイラストはアプリ【Dayseum - AIイラスト】にて作製しました。一切の無断転載を禁じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる