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六章 私の『学園生活』……

お泊り会がしたいって、冗談だよね?(その日が来た)

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 ついに、ついに、この日がきてしまった。
 ロノアが、風邪でも引いて休んでくれることを願ってたけど、そんな偶然が起きるわけもなく、

「あっ、マオちゃん!おはようですわ!ついに、この日がきましたわね!とっても、楽しみですわ」

「ロノア様、こんなところで大声を出さないでください」

「それもそうですわね。それでは、この気持ちはお泊まり会の時間までとっとくことにしますわ。それにしても、待ち遠しいですわ。早く、時間が過ぎ去ってほしいですわ。こうなったら、禁忌の時間ときを操る魔法を使うのも、やぶさかでは──」

「そんなもの使うな!」

 なんだか不穏なことを口走ってるロノアに、正義の鉄槌をくだす。

「痛いですわ!そんなこと、私はしませんわよ!ただ、それだけ楽しみということですのに!」

「それはわかったけど、ロノアはやりかねないでしょ!」

「そんな!マオちゃんに、そんなふうに思われていただなんて、酷いですわ」

「ロノア様なら実際、やりかねないかと......」

「なっ!ヴァイオレットまで裏切るんですの!もう、私のことをなんだと思ってるんですの!」

「「悪魔」」

「そ、そういう意味じゃないですわ!」

 そんな、朝から元気な私たちなのだった。
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