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盗賊ゴブリンに堕とされる

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 ゴブリンの子を孕むのと交換条件として、魔王の元へ連れて行けと望んだものの、結局は相手側に有利な状態となる為、条件をもう一つ付け足した。

 石化解除の方法である。
 ベルガーはオークの首領のゲオルクとは仲が悪いようで、万が一ラントが仲間の石化を解除してしまっても、連中の失態になるのは愉快らしい。
 快諾をされて拍子抜けしたが、この場で自ら足を開いてゴブリン達に犯されなければならない……。

 腕の拘束を解かれ床に降ろされた。
 盗賊仲間がイスベルをヤっていた時に見学していたので、男の抱き方は分かっている。
 いきなり突っこまれるのは痛いし気持ちのいいものではない。

 ちらりとベルガーに視線を送るが、いくら知能があるとはいえ、ゴブリンに気の利いた事を望むのは無理があるか。

 だが、ベルガーが察したように何かを差し出すので、その手の平で丸まっている物体に釘付けになる。

「性交用のスライムか」
「アア。確実に孕ませる為にも必要な行為だからな」
「意外だな」
「さっさと服を脱げ」
「うぐ」

 そうだ。自ら犯される事を了承したのだ。さっさと服を脱いで終わらせてしまおう。
 細くもなく太くもない、中肉中背のごくごく普通の肉体だ。
 
 ――この身体に欲情できるものならしてみろ!

 腹も出ていないし、決してだらしない身体ではないが、女にさえ見向きもされない貧相な肉体だぞ。
 服を全て脱ぐと床に座って、足を開く。まるで娼婦にでもなった気分だ。
 
「腰を浮かせろ」
「ん、ん」

 言われた通りに浮かせると、ベルガーがスライムのついた指先を尻の中に挿入する。
 一瞬ヒヤリと冷たく感じたがすぐに熱くなって、尻の中の肉壁に染みこんでいくように動き始めた。
 そのくすぐったいような感覚に腰が躍り、あられもない声まで出てしまう。

「あひゃ? ひいう!」

 スライムは腹まで到達すると丁寧な動きで蠢いて、やがてすううっとしてきつく目を閉じて開いた――滲んだ視界にゴブリン共の嗤う顔が見えた。

「準備は整ったなあ」
「……スライムは」
「オマエの中から出て蒸発したぞ」
「そういうもんなのか」

 性交用のスライムの使い方はよく知らなかったので、ひとまず安堵の息をつく。
 万が一腹を破られたらどうしよう、という恐怖心があったから。

「まずは俺からだ」
「あ……」

 のしかかってくるベルガーに太ももを掴まれ、大きく開脚させられる。
 スライムによって充分に解された尻孔に、ゴブリンの巨根をこすりつけられる。

 ――いよいよか……!?

 ずりゅうううう――

「か、はあああっ!?」

 身体の中に入り込んできた巨大な肉塊が、凄まじい勢いで腸内を圧迫する――ラントは舌を突き出して宙に視線を彷徨わせ、吐き気を耐えるのが精一杯だった。

 ――甘かった。

 そう感じても時すでに遅く……ゴッゴッと腹の奥まで突き上げられ、顔を振り乱して抜くように懇願する。

「やめ、やめへくれえ~! ぬ、ぬいへくれええ!!」
「ははッ何をいまさら!? オマエの中はぎゅうぎゅう俺のチンポをしめつけて実に嬉しそうだぞ!?」
「しょ、しょんっにゃあ~」

 どずっごずっどずっどずっ!!

 ベルガーのゴブリンペニスが、ラントをどんどん追い詰める。
 ある一点を突き上げられ、快感が全身を駆け巡り、脳内で光が散った。

 ――にゃ、んだこりぇえ~?

「あっひいい~っ♡ いい~♡」
「甘い声になったなあ? どれ、俺にしがみついてイけ!」
「ひぎいいいい~っ♡」

 ――ああううううっ♡ ぎもぢいいい~!?

 男根に、しかも異形のチンポにケツを掘られて、こんなにも気持ち良くなるものなのか。
 ラントは、己が化け物に犯されて絶頂する事実を認められぬまま、ゴブリンの剛直に無様に喘がされて、自身のペニスから盛大にザーメンを吹きだした。

 ぶしゃああああ~っ♡

「ああ! あひゃああ~っ♡」

 ベルガーにしがみついてぶるぶると四肢を震わせると、盛大に嗤われて、さらに腰を打ち付けられてがくがくと身体が揺さぶられた。

「すっかり雌顔になりおって、ならば、その口と手で奉仕しろ」
「お、おぶう?」

 ベルガーより小柄なゴブリン達が群がってくる。
 突き出される無数のペニスを両手で掴み、これでいいのか分からないまま、しごきはじめた。
 言葉を話せないゴブリン達は、嗤い声をあげながら勢いよく腰を突き上げてくる。

「おぶ、うぐ、むぐうう……っ!」

 口の中に押し込められたゴブリンの男根が、喉奥まで突き込まれ、喉の肉壁に擦りつけられた。
 必死に鼻から息を吸い込み、酸素を確保するが、腹の奥を穿つベルガーの巨根に翻弄されて、意識がぐらつく。

「あぼおお~っ♡ むごおお~っ♡」

 どづっ♡ ごずっ♡ ぼぢゅっ♡ ぼじゅうっ♡

 ――あおおお! ごぶりんちんぽおおっ♡ しゅごいいい~っ♡

「出すぞ! 孕めえ盗賊うう!!」
「おごお~っ♡」

 腹の中と口の中のペニスが膨張し、同時に爆ぜた。

 ぼびゅうう~っ♡ どぶっ♡ どぶっ♡ どぶっ♡

「おぼぼおっ♡ おご~っ♡ おぼぼっ♡」

 ――ああ~っ♡ はりゃむううっ♡

 汚濁に犯される四肢が痙攣し、快楽で頭が真っ白になる。
 

 意識が覚醒した時、ラントは自らベルガーの上にまたがり、腰を振って〝もっと〟とおねだりをしていた。
 すっかりゴブリンの巨根に夢中になり、快楽を貪るラントは、己の性別や盗賊だとかどうでもよくなっていた。

「あううんっ♡ もっとおっ♡ もっとおっ♡」
「くく……いろっぽいぞ盗賊よ」
「ひゃっ♡ ひっ♡ ちんぽおっ♡ ごぶりんちんぽおっ♡ いいんっ♡」

 ばちゅんっ♡ ぼちゅんっ♡

 ――あ、おれえ……とうぞくなんりゃっけ?
 ――ま、なんでもいいりゃっ♡

「ぎもぢいいんっ♡」
「はははっかわいいヤツだ」

 ベルガーの逞しい身体にだきついて、奥に埋めた肉槍をぎゅうぎゅうしめつけて喘ぎ続ける。
 こんなに満たされた気分は、生まれて初めてだった。

 いつまでもいつまでも、こうして繋がっていたい。

「……べるがー、はふんっ♡」

 懸命に顔を寄せて口づけをねだると、唇を塞がれて、舌を絡める強い刺激を堪能する。
 
「ごぶりんちんぽおっ♡ さいっこおお~っ♡」

 全身がゴブリンのザーメンまみれになりながら、ラントは何度目かの絶頂を迎え、イきながら恍惚と叫んだ。

 
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