18 / 30
盗賊ゴブリンに堕とされる
しおりを挟むゴブリンの子を孕むのと交換条件として、魔王の元へ連れて行けと望んだものの、結局は相手側に有利な状態となる為、条件をもう一つ付け足した。
石化解除の方法である。
ベルガーはオークの首領のゲオルクとは仲が悪いようで、万が一ラントが仲間の石化を解除してしまっても、連中の失態になるのは愉快らしい。
快諾をされて拍子抜けしたが、この場で自ら足を開いてゴブリン達に犯されなければならない……。
腕の拘束を解かれ床に降ろされた。
盗賊仲間がイスベルをヤっていた時に見学していたので、男の抱き方は分かっている。
いきなり突っこまれるのは痛いし気持ちのいいものではない。
ちらりとベルガーに視線を送るが、いくら知能があるとはいえ、ゴブリンに気の利いた事を望むのは無理があるか。
だが、ベルガーが察したように何かを差し出すので、その手の平で丸まっている物体に釘付けになる。
「性交用のスライムか」
「アア。確実に孕ませる為にも必要な行為だからな」
「意外だな」
「さっさと服を脱げ」
「うぐ」
そうだ。自ら犯される事を了承したのだ。さっさと服を脱いで終わらせてしまおう。
細くもなく太くもない、中肉中背のごくごく普通の肉体だ。
――この身体に欲情できるものならしてみろ!
腹も出ていないし、決してだらしない身体ではないが、女にさえ見向きもされない貧相な肉体だぞ。
服を全て脱ぐと床に座って、足を開く。まるで娼婦にでもなった気分だ。
「腰を浮かせろ」
「ん、ん」
言われた通りに浮かせると、ベルガーがスライムのついた指先を尻の中に挿入する。
一瞬ヒヤリと冷たく感じたがすぐに熱くなって、尻の中の肉壁に染みこんでいくように動き始めた。
そのくすぐったいような感覚に腰が躍り、あられもない声まで出てしまう。
「あひゃ? ひいう!」
スライムは腹まで到達すると丁寧な動きで蠢いて、やがてすううっとしてきつく目を閉じて開いた――滲んだ視界にゴブリン共の嗤う顔が見えた。
「準備は整ったなあ」
「……スライムは」
「オマエの中から出て蒸発したぞ」
「そういうもんなのか」
性交用のスライムの使い方はよく知らなかったので、ひとまず安堵の息をつく。
万が一腹を破られたらどうしよう、という恐怖心があったから。
「まずは俺からだ」
「あ……」
のしかかってくるベルガーに太ももを掴まれ、大きく開脚させられる。
スライムによって充分に解された尻孔に、ゴブリンの巨根をこすりつけられる。
――いよいよか……!?
ずりゅうううう――
「か、はあああっ!?」
身体の中に入り込んできた巨大な肉塊が、凄まじい勢いで腸内を圧迫する――ラントは舌を突き出して宙に視線を彷徨わせ、吐き気を耐えるのが精一杯だった。
――甘かった。
そう感じても時すでに遅く……ゴッゴッと腹の奥まで突き上げられ、顔を振り乱して抜くように懇願する。
「やめ、やめへくれえ~! ぬ、ぬいへくれええ!!」
「ははッ何をいまさら!? オマエの中はぎゅうぎゅう俺のチンポをしめつけて実に嬉しそうだぞ!?」
「しょ、しょんっにゃあ~」
どずっごずっどずっどずっ!!
ベルガーのゴブリンペニスが、ラントをどんどん追い詰める。
ある一点を突き上げられ、快感が全身を駆け巡り、脳内で光が散った。
――にゃ、んだこりぇえ~?
「あっひいい~っ♡ いい~♡」
「甘い声になったなあ? どれ、俺にしがみついてイけ!」
「ひぎいいいい~っ♡」
――ああううううっ♡ ぎもぢいいい~!?
男根に、しかも異形のチンポにケツを掘られて、こんなにも気持ち良くなるものなのか。
ラントは、己が化け物に犯されて絶頂する事実を認められぬまま、ゴブリンの剛直に無様に喘がされて、自身のペニスから盛大にザーメンを吹きだした。
ぶしゃああああ~っ♡
「ああ! あひゃああ~っ♡」
ベルガーにしがみついてぶるぶると四肢を震わせると、盛大に嗤われて、さらに腰を打ち付けられてがくがくと身体が揺さぶられた。
「すっかり雌顔になりおって、ならば、その口と手で奉仕しろ」
「お、おぶう?」
ベルガーより小柄なゴブリン達が群がってくる。
突き出される無数のペニスを両手で掴み、これでいいのか分からないまま、しごきはじめた。
言葉を話せないゴブリン達は、嗤い声をあげながら勢いよく腰を突き上げてくる。
「おぶ、うぐ、むぐうう……っ!」
口の中に押し込められたゴブリンの男根が、喉奥まで突き込まれ、喉の肉壁に擦りつけられた。
必死に鼻から息を吸い込み、酸素を確保するが、腹の奥を穿つベルガーの巨根に翻弄されて、意識がぐらつく。
「あぼおお~っ♡ むごおお~っ♡」
どづっ♡ ごずっ♡ ぼぢゅっ♡ ぼじゅうっ♡
――あおおお! ごぶりんちんぽおおっ♡ しゅごいいい~っ♡
「出すぞ! 孕めえ盗賊うう!!」
「おごお~っ♡」
腹の中と口の中のペニスが膨張し、同時に爆ぜた。
ぼびゅうう~っ♡ どぶっ♡ どぶっ♡ どぶっ♡
「おぼぼおっ♡ おご~っ♡ おぼぼっ♡」
――ああ~っ♡ はりゃむううっ♡
汚濁に犯される四肢が痙攣し、快楽で頭が真っ白になる。
意識が覚醒した時、ラントは自らベルガーの上にまたがり、腰を振って〝もっと〟とおねだりをしていた。
すっかりゴブリンの巨根に夢中になり、快楽を貪るラントは、己の性別や盗賊だとかどうでもよくなっていた。
「あううんっ♡ もっとおっ♡ もっとおっ♡」
「くく……いろっぽいぞ盗賊よ」
「ひゃっ♡ ひっ♡ ちんぽおっ♡ ごぶりんちんぽおっ♡ いいんっ♡」
ばちゅんっ♡ ぼちゅんっ♡
――あ、おれえ……とうぞくなんりゃっけ?
――ま、なんでもいいりゃっ♡
「ぎもぢいいんっ♡」
「はははっかわいいヤツだ」
ベルガーの逞しい身体にだきついて、奥に埋めた肉槍をぎゅうぎゅうしめつけて喘ぎ続ける。
こんなに満たされた気分は、生まれて初めてだった。
いつまでもいつまでも、こうして繋がっていたい。
「……べるがー、はふんっ♡」
懸命に顔を寄せて口づけをねだると、唇を塞がれて、舌を絡める強い刺激を堪能する。
「ごぶりんちんぽおっ♡ さいっこおお~っ♡」
全身がゴブリンのザーメンまみれになりながら、ラントは何度目かの絶頂を迎え、イきながら恍惚と叫んだ。
0
お気に入りに追加
283
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる