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騎士の誇りにかけて
しおりを挟む自分の失態で仲間に傷を負わせてしまった私、アレクセイは、オークの巣窟に乗り込んで首領の巨漢シザーと激しい戦いを繰り広げていたが、足を滑らせた一瞬の隙をつかれて剣を奪われ、奴に捕まってしまった。
「貴殿とは何度か戦場でやりあったなあ、うまそうだと思ってたのよ」
「くっ! 放せ!」
舌なめずりをするシザーは、オーク種の中でも知能と体躯が進化した種族であり、私の身長の三倍はある。
怪力であるため、人間の中では長身である私の片足をつかみ、逆さ吊りにするのは、たやすい行為なのだろう。
だが、こんなところで負けるわけにはいかない!
「旨そうとは、私を喰らうつもりか?」
「喰らう? まあ同じことだ」
私をぐるんと回して両腕を片手で掴み、ぶら下げる体勢にさせると、下半身に食らい付いた……?
ビリビリと下着ごと食い破られ、だらんとした私の性器が現れた。
まさか、ここから喰らうつもりか?
痛みと屈辱を想像すると、否応なしに絶望感に支配されそうになるが、耐えてみせる!
「私は、神の加護を受ける国の聖なる騎士団の長だ! お前のような心の醜い者には決して負けはしない!」
「おお、なかなかのイチモツだなあ」
「くっ」
こいつ、私の言葉など何も聞いていない。
仕方ない、いざとなれば、私が唯一使える白魔術を……。
ねろおっ
赤い舌を突きだしたシザーが私のペニスを、嘗めはじめた!?
「な、なにをっ!?」
べちゃべちゃと音を立てて、シザーは夢中で私のペニスをしゃぶりつくす。
「んむうっんまい」
「や、やめ、あふうんっ♡」
こいつの舌、分厚くて熱くてねちっこい動きで、か、かんじてしまっているのか、私は!?
ぬちゃべちゃぬちょずりゅずりゅっ♡
「はな、はにゃ、しぇえんっ♡ おうんっ♡」
私の腰をがっちり掴み、甘味のごとく味わうオークの舌使いは絶妙で、どんどん私を快感で追いつめていく。
ま、まけてえったまるかあああっわ、わたしが、しっかりしなければ、なかまのいのちがあっ!
ぢゅるうっぶちゅるうううっ♡
「おふうんっ♡」
あふうっ、ちゅ、ちゅよいんっ♡
ぶちゅっ♡ ぶちゅうっ♡ じゅうううっ♡
「あひぃいいいいいいっ♡」
すわれるううっぶあついしたでぇさきっぽぐちゅぐちゃしゃれてるうううっ♡
「むほおうっ♡ むほおおおっ♡」
こえがあっあえぎこえがあっとまらなあああいっ
ぶしゃっぶるるるるるるっ♡
「はーひーっ♡ ひぎいいいっ♡」
イったあっ♡ いっちゃったあんっ♡
じゅうううっ♡ ぢゅるるるっ!
「あひいぃいっ♡ の、のむにゃあっ♡」
どぷどぷでてるのおっ♡
そんな、うまそうにぃのみやがってええっ♡
ぶぼおおっ♡
シザーの熱い口の中から乱暴に引き抜かれてからだが震える。
「ひゃうんっ♡」
「ふむう……特農ザーメンだったなあ、旨かったぞ……くく、可愛らしい声ととろとろな顔がたまらんなあ」
シザーは私を片手で掴んだまま、手の甲で唇をぬぐう。
「お、おのりぇ、よくも、は、辱しめて、くれたなあ……!」
絶対に許さん!
「おお、流石聖騎士殿、そう簡単には堕ちぬか」
シザーは愉悦に満ちた瞳を細め、その太く長い指先を、まだ勃ったままの私のペニスに伸ばす。
くりゅりゅりゅっ♡
「あぁんっ♡ や、やめろぉっわ、わたしはあっほこりある騎士だぞおっ」
「腰を揺らして甘ったるい声をあげているのに、大した虚勢だなあアレクセイ殿、俺がその重圧から解放してやろう!」
ぐうっ、高笑いをするシザーに憎悪が増していく。
それなのに、私は快楽に身を沈めそうなって恐怖心を覚えた。
「お、お前の思い通りにはさせない!」
怒声の筈なのに、いつもより高い声になっていて戸惑った。
だが、負けない、私には守るべき命がある!
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