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28命の温もり※(男性妊娠、出産描写注意)
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「では、その通りに」
「うむ。陛下には説明しておこう」
「あ、あのお」
シンヤが顔を見せたら、ブライアン、その父、ユリアムが揃って目を丸くする。
ブライアンとユリアムが勢いよく抱きついてきた。
「シンヤ、良かった!!」
「シンヤ!!」
「わわ」
二人に安静にしなさいと再び寝台に寝かされて、状況を話される。
ブライアンは、樹液を手に入れた為、試練を無事に乗り越えたので、王にシンヤとの仲を認められた事、ユリアムと先に子作りに励み、落ちついた頃に、ブライアンとも子を成すように励むのを赦された事を説明された。
シンヤは、望むように事が進み、心底安心した。
「じゃあ、俺は、これからも二人と一緒にいられるんですね……!」
「ああ」
「当然だ!」
「良かったあ」
こうしてシンヤは後日、城へ連れて行かれて、ユリアムと子作りに励んだのだった。
今夜もユリアムと激しく身体を繋げて、腹の奥にあつい精液を受け止める。
ぶしゅうっドクドクドクドクッ!!
「あんっんああっやああっ」
「シンヤ!!」
「ゆりあむさまあっ」
抱きしめって、唇を奪いあう。
大きな寝台の上で絡み合う二人は、一つとなり、後日――とうとう命を生み出した。
特殊な妊娠、出産は、母体であるシンヤの肉体に負担がかかり、発熱をする事もあったが、無事に元気な男子を誕生させる事ができた。
ミルクを赤ちゃんにあげていたシンヤは、自分の胸が、まさしく“おっぱい”のように膨らんでいるのを見て恥ずかしかった。
「おぎゃあ」
「はいはい! もっと飲んでね」
「シンヤ、母らしい顔をしているな」
「そ、そうかな」
赤ちゃんを見つめるユリアムは、満面の笑みを浮かべている。
その姿を見つめていたシンヤも、心が温かくて、涙が溢れたのだった。
「うむ。陛下には説明しておこう」
「あ、あのお」
シンヤが顔を見せたら、ブライアン、その父、ユリアムが揃って目を丸くする。
ブライアンとユリアムが勢いよく抱きついてきた。
「シンヤ、良かった!!」
「シンヤ!!」
「わわ」
二人に安静にしなさいと再び寝台に寝かされて、状況を話される。
ブライアンは、樹液を手に入れた為、試練を無事に乗り越えたので、王にシンヤとの仲を認められた事、ユリアムと先に子作りに励み、落ちついた頃に、ブライアンとも子を成すように励むのを赦された事を説明された。
シンヤは、望むように事が進み、心底安心した。
「じゃあ、俺は、これからも二人と一緒にいられるんですね……!」
「ああ」
「当然だ!」
「良かったあ」
こうしてシンヤは後日、城へ連れて行かれて、ユリアムと子作りに励んだのだった。
今夜もユリアムと激しく身体を繋げて、腹の奥にあつい精液を受け止める。
ぶしゅうっドクドクドクドクッ!!
「あんっんああっやああっ」
「シンヤ!!」
「ゆりあむさまあっ」
抱きしめって、唇を奪いあう。
大きな寝台の上で絡み合う二人は、一つとなり、後日――とうとう命を生み出した。
特殊な妊娠、出産は、母体であるシンヤの肉体に負担がかかり、発熱をする事もあったが、無事に元気な男子を誕生させる事ができた。
ミルクを赤ちゃんにあげていたシンヤは、自分の胸が、まさしく“おっぱい”のように膨らんでいるのを見て恥ずかしかった。
「おぎゃあ」
「はいはい! もっと飲んでね」
「シンヤ、母らしい顔をしているな」
「そ、そうかな」
赤ちゃんを見つめるユリアムは、満面の笑みを浮かべている。
その姿を見つめていたシンヤも、心が温かくて、涙が溢れたのだった。
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