見習い剣士の幸福な屈伏

彩月野生

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変態領主に目をつけられる

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剣士になる為に毎日修行に励んでいたトビアスは、ある日村の協会で勝手に酒盛りを始めた傭兵達に苦言を呈した。
その際、傭兵達の雇い主である領主ケーラーが仲裁に入るが、トビアスは、そもそも領主が傭兵を雇っていること、彼らをまとめられていない事がおかしいと更に忠告した。

結果的に、それが領主の怒りを買ってしまったのだ。

トビアスは、領主の屋敷に監禁されてすでに七日が過ぎていた。
身内には剣の稽古をみてやっていると嘘の話を通しているらしい。

「生意気なガキだ」

ガキといっても、トビアスはすでに成人している。ただ、領主は自分より十は年上なので、そう感じるのだろう。
トビアスは自分を弄ぶ領主を見上げた。
睨みつけることしかできないのがはがゆくて唇をかむ。
ケーラーはうすら笑う。

「そんな格好で滑稽だな、ん?」
「黙れ、格好なんて関係ない。俺は男だ!」
「おとこお?」

トビアスは、大きな寝台の上で手首と足首に手枷をはめられ、その端は寝台の隅につなげられていた。
そして一糸まとわぬ姿で性器をさらけ出している。
ケーラーがトビアスに手を伸ばし、がしっとペニスを掴んで口端を釣り上げた。

「さあ、朝の奉仕の時間だ。しっかり働け!」
「ふ、ふう」

トビアスはきつく瞳を瞑る。
ケーラーは勢いよく指を動かしてペニスをしごき始める。
トビアスはたまらず身体をのけぞらせて顔を振ってしまう。

「おっ、おっ、おうっ」
「そら! そら! そら! そらあっ」

ぐしゅぐしゅと乱暴にもまれてトドメに尿道に指を突き入れられて絶頂して叫んだ。

「うおおおおおおっっ♡」

どぴゅどぴゅと白濁がトビアスのペニスから放出する。
快楽の余韻に浸る間もなく口腔にケーラーの巨根をねじ込まれ、ねっとりとしめった肉棒の感触に、ぶるりと震えて涙を流す。

「無事に帰して欲しければ精一杯奉仕するんだなあ、クソガキ」
「あむう♡ あぶっ♡」

連日の領主による調教によって、トビアスはすっかり男相手に快楽を感じる身体に作りかえられてしまっていた。
特に顕著なのは、胸の二つの突起だった。
通常の成人男性よりも二倍の大きさに膨らんでいる。
トビアスは領主の男根をじゅぼじゅぼしゃぶりながら、捕まったあの夜を思い出す。



領主が雇っている野蛮な輩に無理矢理屋敷へ連れ込まれ、居間に通されると同時に胸ぐらをつかまれて、領主が冷酷に言い放った。

「貧民の分際で私に生意気な態度をとった事を、死んだ方がマシだと思うくらい後悔させてやろう」
「なっ?」

疑問を口にするまもなく、上着を破かれてしまい、乳首に何かを貼り付けられた。
それは、幾重にも細く伸びた触手だった。
ぴったりと両方の先端に吸い付き蠢くのをトビアスは見つめた。

――え?

「雌になれ」

領主がそう言った途端、トビアスの乳首に吸い付いている触手は勢いよく蠢いて中に食い込んできた。
こねくりまわされてかみつかれている感覚に、トビアスは奇妙な声をあげ、身体をはねさせて舌を突き出して悶絶してしまった。


「あひゃあっ!?」
「くくっもっと悦がれ!」
「あおっあおおおっ♡」

変な気分なのに、胸の突起から猛烈な快楽が押し寄せて来て喘いでしまう。
立っていられず、その場に転がってすさまじい触手の攻めに翻弄される。

「ち、ちくびがあっ♡ ちくびが壊れるううううっ♡」
「そのまま乳首だけでイけ!」

どちゅり、と触手が乳首の中心を突き、トビアスは絶頂を迎えて気絶してしまったのだった。
それからトビアスの身体にはある変化が訪れた。
目を覚ますとトビアスは寝室に運ばれており、寝台の上で領主に乳首を吸われていた。
べろべろと嘗められては吸われるので、トビアスはあまりの快楽に全身が甘く痺れて、思わず領主の頭に腕を回して喘ぐ。

「んう♡ んうううん♡ んくう♡」
「そんなに色っぽい声をあげてどうした? 気持ちいいか」
「ちくびぃ、がへんっ♡」

――なんか、胸がうずいて、なん、なんか、あつい、あつい、あついっ!?

「な、なんか、なんかくるう♡」
「おお、でるか!」

ぷしゃっ。
トビアスは、自分の胸の二つの突起から白い液体が噴出するのを見て驚愕した。

「へあ? ああ?」

甘い匂いが部屋に立ちこめる。
白い液体はとめどなく溢れ、トビアスはめまいがしてシーツに身を沈ませた。
すると、領主が歓喜の声を上げて飛びついて来て叫ぶ。

「素晴らしいぞ! まさか本当に母乳が出るとは! 触手の育成に金をかけたかいがあったな!」
「ぼ、にゅう?」

という単語に少しずつ思考がまわりはじめる。
母乳?
男の自分が、ミルクを胸から飛び散らせているというのか?



「出すぞ、ぜんぶ飲め!」
「おごお♡」

トビアスは、口の中に注がれる雄の濁流によって意識を現実に引き戻された。
毎日口腔に吐き出してるくせに、なぜこんなにも濃いのか。
ねばつく精液を飲み込み深く息を吐いた。
なんだかふわふわした気分だ。

「はあ、んぅ♡」
「うっとりしおって。抱いている間はかわいいなお前は」
「……そんな」

突然恥ずかしくなり、俯くと腰を抱かれた。
胸元に顔を擦り寄せられ、舌なめずりをしている。
トビアスの胸が切なく疼く。
ケーラーはにやりとほくそ笑み囁やいた。

「さて。搾乳の時間だ」
「ひ♡」

トビアスは小さく悲鳴をあげるが、逃げることは叶わないのだ。

「まずは、飲ませてもらおうか」

じゅううと乳首を吸われて舌で執拗にこねくりまわされれば、甘い汁が放出する。

「あああぁああっ♡ あひぃんン♡」

放乳と飲まれる感触は悦楽となりトビアスを襲う。
理性を失ったトビアスは、「あまい、あまいぞ」とうなり声をあげなら乳首を吸いつづける男の頭に、愛しそうに腕を回してしがみついた。

ひとしきりミルクを味わってご満悦のケーラーが、勃起したままの肉棒を晒し、トビアスの両足を開かせる。

「昨夜も綺麗にしてやったからなあ、問題なかろう」

イチモツで解されそのまま奥にズンッと突きいれられ、トビアスは跳ねて射精してしまった。

「おっほぅ♡」
「すっかり雌だなあ。いい気味だ」

高笑いするケーラーの声にトビアスは快楽の中でも、悔しさに唇を噛み締めた。

こんな男に、これ以上好きにされてたまるものかと。

しかし、ケーラーの調教は激しく、トビアスの精神を侵食していった。



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