2 / 2
初めての部活動!
しおりを挟む
「ギ~ッ」
入部式から3日、いよいよ初めての部活の日だ。
「おじゃましまーす、、」
はるひは決心して美術室の扉をおそるおそるひらいた。
いくら入部式で先輩と話せるようになったとしても相変わらず美術室に入るのはとても緊張する。
美術室の扉を開けると席にはすでに先客がいた。
たくさん並んでいる席の家一番角の席に黒髪の男の子が座っていた。
そこにいたのはどうやら入部式で会った同級生の深町廉くんのようだ。
深町廉くんは入部式の自己紹介のとき盛大に椅子を倒してしまったはるひを助けてくれた。
でも、ちょっと無愛想なのが気に入らないが。
それはさておき、はるひは廉くんに話しかけることにした。
(廉くんと話してみたいけど廉くんあまり話してくれなさそうだなぁ)
はるひが廉くんに少しずつ近づいて口を開こうとしたときだった。
「れんく、、」
「バアアアアン!!」
はるひの声を遮るかのように美術室の扉を誰かが勢いよく開けた。
「はへぇ!?」
扉を開けたのは2年の江東臨海先輩だった。
「おぉぉ?先輩であるわれが後輩に先を越されてしまった!!なんという失態!」
臨海先輩はショックを受けたような顔をしている。
臨海先輩は美術部の中でもとてもテンションが高く、とてもおもしろい先輩だ。
初日から質問攻めにされたことは忘れていないが、、。
入部式から3日、いよいよ初めての部活の日だ。
「おじゃましまーす、、」
はるひは決心して美術室の扉をおそるおそるひらいた。
いくら入部式で先輩と話せるようになったとしても相変わらず美術室に入るのはとても緊張する。
美術室の扉を開けると席にはすでに先客がいた。
たくさん並んでいる席の家一番角の席に黒髪の男の子が座っていた。
そこにいたのはどうやら入部式で会った同級生の深町廉くんのようだ。
深町廉くんは入部式の自己紹介のとき盛大に椅子を倒してしまったはるひを助けてくれた。
でも、ちょっと無愛想なのが気に入らないが。
それはさておき、はるひは廉くんに話しかけることにした。
(廉くんと話してみたいけど廉くんあまり話してくれなさそうだなぁ)
はるひが廉くんに少しずつ近づいて口を開こうとしたときだった。
「れんく、、」
「バアアアアン!!」
はるひの声を遮るかのように美術室の扉を誰かが勢いよく開けた。
「はへぇ!?」
扉を開けたのは2年の江東臨海先輩だった。
「おぉぉ?先輩であるわれが後輩に先を越されてしまった!!なんという失態!」
臨海先輩はショックを受けたような顔をしている。
臨海先輩は美術部の中でもとてもテンションが高く、とてもおもしろい先輩だ。
初日から質問攻めにされたことは忘れていないが、、。
10
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
おねしょゆうれい
ケンタシノリ
児童書・童話
べんじょの中にいるゆうれいは、ぼうやをこわがらせておねしょをさせるのが大すきです。今日も、夜中にやってきたのは……。
※この作品で使用する漢字は、小学2年生までに習う漢字を使用しています。
はっぱのないき
幻中六花
児童書・童話
ぼくが友達を作らない理由を教えてあげる。
公園でいつも子供達を見守っている大きな木と、ぼくだけの秘密。
この作品は、『カクヨム』『小説家になろう』にも掲載しています。
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
⭐︎登録お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐︎登録して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。
ホスト科のお世話係になりました
西羽咲 花月
児童書・童話
中2の愛美は突如先生からお世話係を任命される
金魚かな? それともうさぎ?
だけど連れてこられた先にいたのは4人の男子生徒たちだった……!?
ホスト科のお世話係になりました!
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる