運命の麗しき皇妃たち・皇帝に愛された妃～薔薇のような美貌の皇妃 エーメとジョゼフーヌ～～【フランス皇帝ナポレオンとオスマン帝国の帝の妻】

パリ ぼっちな士官学校のナポレオン

少なくとも数年かかる教科を僅か１１か月で飛び級して士官学校を卒業した
ナポレオン・ボナパルト
このころから天才的な才能を見せていたのだった。

天才ではあったが、生まれは外地の島
以前はイタリア領だったコルシカ島出身
当時は言葉も少々イントネーションが違う　性格も気質もあって『ぼっち』

だが今回の場合
急な卒業の飛び級は父が亡くなり、家の経済的な事情でもあった。
若い士官の誕生である。

「だから、ハンニバルは‥」
「その時、スキピオは父を背負い、戦場を離れ、やがて軍を」
数少ない友人たちのの会話を楽しむナポレオン
運命のように引き合って、やがては天才的な将軍となる軍人たちが集まる事に･･。

部屋からまだどこか幼さが残る愛らしい少女デジレ
「ナポレオン」「ああ、デジレか」

デジレは兄の妻の妹‥。

だが、ナポレオンは家族とは距離間があって
肩肘をはり、疲れていた。
母性的な女性に美しい大人の女性の方が興味をそそられている。