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主 王女との会話
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「月花」
侍妾となった少女は名を呼ばれて振り返る
「玉環王女さま」微笑んで答える
「明日は婚姻の儀・・相手は元敵の王で年の離れた相手」
「ふふ まあ 強くて悪くない顔立ちで
女性に対しては 優しいふるまいをする方」
小さな琴を扱いながら 玉環は苦笑する
「侍妾は 私 王妃が王のお相手を出来ない時には
夜の褥に侍らなくてはいけない 覚悟は良いわね」
「はい・・」
「前の王妃の王子に 他国の年上の妾妃たちもいる」
「所詮は外交の駒に過ぎないわ」
玉環のつま弾く 心地よい琴の音が響く
「・・・王子はそなたに興味があるそうね」
「私は玉環さまの為の侍妾です」
侍妾となった少女は名を呼ばれて振り返る
「玉環王女さま」微笑んで答える
「明日は婚姻の儀・・相手は元敵の王で年の離れた相手」
「ふふ まあ 強くて悪くない顔立ちで
女性に対しては 優しいふるまいをする方」
小さな琴を扱いながら 玉環は苦笑する
「侍妾は 私 王妃が王のお相手を出来ない時には
夜の褥に侍らなくてはいけない 覚悟は良いわね」
「はい・・」
「前の王妃の王子に 他国の年上の妾妃たちもいる」
「所詮は外交の駒に過ぎないわ」
玉環のつま弾く 心地よい琴の音が響く
「・・・王子はそなたに興味があるそうね」
「私は玉環さまの為の侍妾です」
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