上 下
111 / 115

チュートン騎士団と交易商人

しおりを挟む
交渉の席 イスラム側と取引していた商人
そうして捕まえた商人

仲間達が釈放の為に相手は付き添いとして 
東方に本拠地を置くチュートン(ドイツ)騎士団の騎士を連れて来ていた。

「久しぶりですね皆さま リラダン総長」
「ああ、ハインリッヒ君
東方の開拓、領土を拡大 それに交易と多忙そうだ」ヴァレッタ隊長

「確かに買い取りした毛皮の一部はオスマン帝国に流れましたが 
多くは冬の厳しい国々への交易品です」

「‥‥・アルベル騎士」
「私達は東方の交易を続けるハンザ同盟とも時折助け合ってます」

「昔‥何世代も前には 三大騎士団として 
貴方方 聖ヨハネ騎士団と共にイエルサレムを守護して戦い
レキンコスタ(スペイン独立運動)にも関わりましたね」

「今回はある程度の処で赦してやって頂けますか?」

ハインリッヒ・アルベル騎士アルベル騎士の言葉に
「今回も‥だな」リラダン総長 そう言って彼は苦笑している。

「次回は解放の為の金額は大きいぞ」「言い聞かせておきます」

チュートン騎士団(ドイツ騎士団)
彼等の東方地域での活動はドイツ。プロイセン公国へとつながってゆく。

しおりを挟む

処理中です...