8 / 115
吟遊詩人との会話
しおりを挟む
「・・間もなく 知らせが来るでしょうね」
吟遊詩人の少年はリダラン総長に告げた
「それは そなたの未来視か? シオン」問い返す
「そう・・ですよ ふふ」微笑する吟遊詩人
「ただ・・」「ただ?」
「以前の本拠地の島
豊穣と薔薇が薫るエーゲ海の島 薔薇のロドス島よりは
気候は過酷かも知れないですが・・」
「・・・・・・」
「ロドス島は 七不思議の一つ 巨大な彫像が炎を掲げ
灯台のように輝き 夜の中で船は 炎の輝きを頼りに航海を続けていた」
吟遊詩人の少年シオンが謡うように話した
「今も古代の時代 遺物の美しい彫像も時折 発見されている」
「沢山の産物にも恵まれ 美しい場所でしたね」「ああ、そうだ」
「場所は?」リダランが尋ねる
「北アフリカとイタリアの間にある島・・
古代フェニキア人の足跡もありますよ・・・ふふ」
「受けるかどうかは 貴方達次第ですけどね」
「エルサレム(シオンの地)を去った騎士団には・・あ」
「どうした?」
「どなたか 来られるようです では僕はこれで また」
吟遊詩人の少年はリダラン総長に告げた
「それは そなたの未来視か? シオン」問い返す
「そう・・ですよ ふふ」微笑する吟遊詩人
「ただ・・」「ただ?」
「以前の本拠地の島
豊穣と薔薇が薫るエーゲ海の島 薔薇のロドス島よりは
気候は過酷かも知れないですが・・」
「・・・・・・」
「ロドス島は 七不思議の一つ 巨大な彫像が炎を掲げ
灯台のように輝き 夜の中で船は 炎の輝きを頼りに航海を続けていた」
吟遊詩人の少年シオンが謡うように話した
「今も古代の時代 遺物の美しい彫像も時折 発見されている」
「沢山の産物にも恵まれ 美しい場所でしたね」「ああ、そうだ」
「場所は?」リダランが尋ねる
「北アフリカとイタリアの間にある島・・
古代フェニキア人の足跡もありますよ・・・ふふ」
「受けるかどうかは 貴方達次第ですけどね」
「エルサレム(シオンの地)を去った騎士団には・・あ」
「どうした?」
「どなたか 来られるようです では僕はこれで また」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
第二艦隊転進ス 進路目標ハ未来
みにみ
歴史・時代
太平洋戦争末期 世界最大の46㎝という巨砲を
搭載する戦艦
大和を旗艦とする大日本帝国海軍第二艦隊 戦艦、榛名、伊勢、日向
空母天城、葛城、重巡利根、青葉、軽巡矢矧
駆逐艦涼月、冬月、花月、雪風、響、磯風、浜風、初霜、霞、朝霜、響は
日向灘沖を航行していた
そこで米潜水艦の魚雷攻撃を受け
大和や葛城が被雷 伊藤長官はGFに無断で
作戦の中止を命令し、反転佐世保へと向かう
途中、米軍の新型兵器らしき爆弾を葛城が被弾したりなどもするが
無事に佐世保に到着
しかし、そこにあったのは………
ぜひ、伊藤長官率いる第一遊撃艦隊の進む道をご覧ください
ところどころ戦術おかしいと思いますがご勘弁
どうか感想ください…心が折れそう
どんな感想でも114514!!!
批判でも結構だぜ!見られてるって確信できるだけで
モチベーション上がるから!
自作品 ソラノカケラ⦅Shattered Skies⦆と同じ世界線です
縁切寺御始末書
hiro75
歴史・時代
いつの世もダメな男はいるもので、酒に、煙草に、博打に、女、昼間から仕事もせずにプラプラと、挙句の果てに女房に手を挙げて………………
そんなバカ亭主を持った女が駆け込む先が、縁切寺 ―― 満徳寺。
寺役人たちは、夫婦の揉め事の仲裁に今日も大忙し。
そこに、他人の揉め事にかかわるのが大嫌いな立木惣太郎が寺役人として赴任することに。
はじめは、男と女のいざこざにうんざりしていたが……………… 若き侍の成長と、男と女たちの痴情を描く、感動の時代小説!!
Millennium226 【軍神マルスの娘と呼ばれた女 6】 ― 皇帝のいない如月 ―
kei
歴史・時代
周囲の外敵をことごとく鎮定し、向かうところ敵なし! 盤石に見えた帝国の政(まつりごと)。
しかし、その政体を覆す計画が密かに進行していた。
帝国の生きた守り神「軍神マルスの娘」に厳命が下る。
帝都を襲うクーデター計画を粉砕せよ!
ガレオン船と茶色い奴隷
芝原岳彦
歴史・時代
17世紀のある国での物語。
その国はスペインに占領され、植民地にされてから百年経っていた。そこでは先住民族ワクワクが最も劣った人間として蔑まれていた。
ワクワクの女性とコーカシコス(白人)の男性の間に生まれた少年ヨハネが主人公。
彼は父を知らず、幼くして母を亡くすが、親友のペテロやワクワクの人々、宣教師たちの助けを借りて成長する。
しかし、ワクワクの村で飢饉が起こり、ヨハネは、ペテロと共にやむを得ず自らの身を奴隷として売る。
売られた先は奴隷貿易で栄える町、エル・デルタにある奴隷売買業アギラ商会だった。その商会の経営者はトマス。隻腕の大物奴隷商人だった。
そこでヨハネは奉公人(六年間の期間限定奴隷)として働くことになった。
架空戦記 旭日旗の元に
葉山宗次郎
歴史・時代
国力で遙かに勝るアメリカを相手にするべく日本は様々な手を打ってきた。各地で善戦してきたが、国力の差の前には敗退を重ねる。
そして決戦と挑んだマリアナ沖海戦に敗北。日本は終わりかと思われた。
だが、それでも起死回生のチャンスを、日本を存続させるために男達は奮闘する。
カクヨムでも投稿しています
渡世人飛脚旅(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)
牛馬走
歴史・時代
(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)水呑百姓の平太は、体の不自由な祖母を養いながら、未来に希望を持てずに生きていた。平太は、賭場で無宿(浪人)を鮮やかに斃す。その折、親分に渡世人飛脚に誘われる。渡世人飛脚とは、あちこちを歩き回る渡世人を利用した闇の運送業のことを云う――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる