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震える生贄の子羊・・いや猫
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アーシュは 彼の影の剣の攻撃に 背を反えらせて ジャンプ 宙で回転して
左腕一つで地面に手を立てて 逆立ちして また半回転して 着地する
そこに ジャンプして 飛んできた彼の影の剣の攻撃 よけ損ねて
頬が少し切れて血が飛び散る
また剣を振り上げた彼の影の剣に対抗すべく 左手に魔法の剣を出現させて
剣でその攻撃を防ぐ カキイイ―ン 剣と剣がぶつかり合う音
そのまま 素早く何度も剣を振るわれ 何度も何度も 剣をぶつかり合わせる!
剣の腕は同格! 強い! 反撃の隙がない どうする!
あちらはまだ余裕がある
テインタルも同じく 自分の影と闘っていた 剣で闘っていた
強い!
とどめるのに精一杯どうしたらいい!
魔法使いは再生した上半身を宙に浮かせたまま
近づき ナジュナジュの首絞めて 持ち上げる
「兄たんに何をする!魔法使い! 手を放せ 許さない
この暗黒の女王が許さない!!」
「早くいらっしゃい お相手をしますから・・ふふ」
挑発するようにナジュナジュの唇に自分の唇を重ねて見せる
その後ゆっくり 自分の足元にナジュナジュを置く
膝をつき 座りこみ ナジュナジュの青い瞳に涙が浮かんでいる
魔術で麻痺している 震えながらリアは怒りの表情をして
口を開き ぱくぱくしている 声が出ないのだ
アリステアの顔にも怒りの表情 魔法使いを睨んでいる
瞳を開き 茫然としているナジュナジュ
「やめないか!」アシャアシャ 両手は握り拳
「もっと・・してみましょうか・・ふふっ」
ナジュナジュのシャツのボタンを2つ 外してみせる
「やめろと 言った!」アシャアシャ
更に 挑発する
一気に ナジュナジュの白のシャツを 引き裂く
片方だけシャツがかかり 上半身の半分があらわになり
白い肌が見える
ナジュナジュがまっ青になる 怒りに震えながら リアは 言葉を絞りだす
「や・・やめ・・ろ・・」
「おや 声が出ましたね・・対したものだ・・リア」
「やめろおお!許さない!許さない!!」アシャアシャ・・
今度は ナジュナジュの顔に指先をあてる
指先が淡く光る その指で ナジュナジュの頬をあて すううっと
横に指先を動かす・・ナジュナジュの頬の 指先が触れた部分に
少し切れて・・血が滲み・・血が流れて落ちる
そのナジュナジュの頬に滴っている血を指先に
取り・・舐める
「やはりな 魔力はないが保有者だ
数十世代のち また貴方の子孫からも巨力な魔法使いが
出るかも・・機会あればだが」
「ナジュナジュ 貴方の血でも暗黒の女王の力を感じる」
「暗黒の女王は 先祖返り だが突然変異でもある」
「果たしてまた出るかな・・ふふ
この魔法の力は・・歴代の王に並ぶ程の絶大な魔力持ち主は
いや超えているかも知れぬ」
「他の神達の仕業・・ふふ また利用してやる」
「ナジュナジュ 可哀そうに震えるな くくっ
本当に愛らしい顔だ
ゆっくり楽しむ 嬲り殺すのは時間をかけて
その可愛い声の悲鳴を聞きたい
嬲り殺す時は 血まみれにして 一滴残らずその血も頂く・・」
「死にざまには その美しい深い青の瞳を見開いたまま
死なせてやろう・・さぞ美しいだろう 赤い血で染め上げる」
麻痺の呪文で動く事も目を閉じる事さえ出来ずに
怯えて震えているナジュナジュ
怒りに震えるリア達
左腕一つで地面に手を立てて 逆立ちして また半回転して 着地する
そこに ジャンプして 飛んできた彼の影の剣の攻撃 よけ損ねて
頬が少し切れて血が飛び散る
また剣を振り上げた彼の影の剣に対抗すべく 左手に魔法の剣を出現させて
剣でその攻撃を防ぐ カキイイ―ン 剣と剣がぶつかり合う音
そのまま 素早く何度も剣を振るわれ 何度も何度も 剣をぶつかり合わせる!
剣の腕は同格! 強い! 反撃の隙がない どうする!
あちらはまだ余裕がある
テインタルも同じく 自分の影と闘っていた 剣で闘っていた
強い!
とどめるのに精一杯どうしたらいい!
魔法使いは再生した上半身を宙に浮かせたまま
近づき ナジュナジュの首絞めて 持ち上げる
「兄たんに何をする!魔法使い! 手を放せ 許さない
この暗黒の女王が許さない!!」
「早くいらっしゃい お相手をしますから・・ふふ」
挑発するようにナジュナジュの唇に自分の唇を重ねて見せる
その後ゆっくり 自分の足元にナジュナジュを置く
膝をつき 座りこみ ナジュナジュの青い瞳に涙が浮かんでいる
魔術で麻痺している 震えながらリアは怒りの表情をして
口を開き ぱくぱくしている 声が出ないのだ
アリステアの顔にも怒りの表情 魔法使いを睨んでいる
瞳を開き 茫然としているナジュナジュ
「やめないか!」アシャアシャ 両手は握り拳
「もっと・・してみましょうか・・ふふっ」
ナジュナジュのシャツのボタンを2つ 外してみせる
「やめろと 言った!」アシャアシャ
更に 挑発する
一気に ナジュナジュの白のシャツを 引き裂く
片方だけシャツがかかり 上半身の半分があらわになり
白い肌が見える
ナジュナジュがまっ青になる 怒りに震えながら リアは 言葉を絞りだす
「や・・やめ・・ろ・・」
「おや 声が出ましたね・・対したものだ・・リア」
「やめろおお!許さない!許さない!!」アシャアシャ・・
今度は ナジュナジュの顔に指先をあてる
指先が淡く光る その指で ナジュナジュの頬をあて すううっと
横に指先を動かす・・ナジュナジュの頬の 指先が触れた部分に
少し切れて・・血が滲み・・血が流れて落ちる
そのナジュナジュの頬に滴っている血を指先に
取り・・舐める
「やはりな 魔力はないが保有者だ
数十世代のち また貴方の子孫からも巨力な魔法使いが
出るかも・・機会あればだが」
「ナジュナジュ 貴方の血でも暗黒の女王の力を感じる」
「暗黒の女王は 先祖返り だが突然変異でもある」
「果たしてまた出るかな・・ふふ
この魔法の力は・・歴代の王に並ぶ程の絶大な魔力持ち主は
いや超えているかも知れぬ」
「他の神達の仕業・・ふふ また利用してやる」
「ナジュナジュ 可哀そうに震えるな くくっ
本当に愛らしい顔だ
ゆっくり楽しむ 嬲り殺すのは時間をかけて
その可愛い声の悲鳴を聞きたい
嬲り殺す時は 血まみれにして 一滴残らずその血も頂く・・」
「死にざまには その美しい深い青の瞳を見開いたまま
死なせてやろう・・さぞ美しいだろう 赤い血で染め上げる」
麻痺の呪文で動く事も目を閉じる事さえ出来ずに
怯えて震えているナジュナジュ
怒りに震えるリア達
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