異変の時

のの(まゆたん)

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敵・・最悪の影2つ

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「では・・もう一人の火竜王テインタルの攻撃はどう!魔法使い!」
「炎の竜!
いでよ 我が名は火竜王テインタル! 敵を焼き尽くせ!」

巨大な炎の竜が現れる 炎の塊を吐き出して その炎に包まれる
魔法使い

「我は天上の神の一人・・今すぐに消えよ!!炎竜!」

炎の竜が叫び声上げて たちまち消え去る

「水! 神が命ずる この魔法の炎を消し去れ!」
炎は大きな水の塊に包み込まれ 消え去る

「ふふ・・では お二人は 二人の魔法の王達と闘っていただきますよ」

「貴方方の影だ・・どうしますか? 力は互角・・
いや 弱って力を失っている分 不利か」

「暗黒の女王アシャアシャ
貴方には 歴代の魔法の王の相手もしていただきますよ

火竜王アーシュランは もう一人の彼の影と闘う
貴方を助ける事が出来るかな?
ふふふ」

アーシュ達に加勢しようとした リアンやアルテイシア達に 
再び魔法の王の影達が現れて 襲いかかる

セルトは 水晶群の攻撃と巨大な岩のゴーレム達の相手に手こずり 身動きが出来ない

もう一つ・・水晶群が寄り集まり 形を変える 竜の形に
リアンやアルテイシア・・他の者達に襲い掛かる!

アーシュの影は 大人の姿 二十歳前後に見える青年

長身で背も高い・・細めであるが 筋肉質 黒の国の長い耳
黒髪を肩より少し長くして 細長い赤い布で縛っている

最後の戦い 出撃の時の服装・・下の服は 黒い長めのチュニック
袖はない

太もも部分から横が2つに分かれている 腰布は赤色
上半身だけ鎧を纏い両肩にも鎧の肩あてがついている

鎧の背中の二か所には 丸い穴が開いている
翼を出現させる時の為に
利き腕の左手には剣が握りしめている・・

手首には両方 黒い布が巻きつけられて黒い布には
上から 大き目の金の腕輪が乗っている

フチの部分が上下太く膨らみ その中心部分は
文様がついている
手首の黒い布と金の腕輪は アーシュの子供の姿と同じもの・・
 
頭には 太目の丸い銀の輪 魔法の文様が刻ざまれている
 
足にも膝部分と膝下に正面だけの足あての銀の金属
鎧と同じもの・・足先だけ金属のつま先 

踵部分のみに革製の部分がついているサンダル・・

足首にはサンダルの固定に皮のベルト
目の空洞の部分に 焔の赤い光の塊と 
もう片方には黄金の色に輝いている光の塊

テインタル王女の影は こちらも二十歳前後の女性
艶やかな漆黒の髪は流して 前髪は眉より上で切り揃えている 長い耳

古代の白い服
肩と胸廻りに白い服の布が重なり合いウエーブしている
かろうじて 呪いの入れ墨が見えない

胸元のすぐ下 金刺繍の入った赤い腰布を巻いている
テインタル王女が死んだ時のそのまま服装

瞳は空洞・・瞳の部分は 赤い焔の塊の光

にやりと笑あう 二人の影・・
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