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「はぁ、ふっ、……んっ……あふっ、ふっ、……あっ、テオ、……んっ、あぅっ」
テオンはクロエの脇に手を差し込み、体を持ち上げるとキッチンの作業スペースへ座らせた。二十㎝以上身長差のある二人の目線が同じ高さになる。
クロエの口内を隈なく舐め上げたテオンの舌がちゅっと離れ、首筋から徐々に下へと下がっていく。ヌメリとした感触に肌を撫でられるとたまらず甘い吐息が漏れ、唾液で濡れた肌がテラテラと光る。
テオンはクロエの肌に舌を這わせながら、ワンピースのボタンを器用に外していく。上半分をブラウスのように剥くと、シュミーズも一気に剥ぎ取り、上半身を丸裸にした。
「テ、テオン様、恥ずかしい……です」
「綺麗だよ、クロエ。肌が白くて柔らかそう。今日は花をたくさん咲かせるからね」
「花、ですか? ……ひんっ!」
白いふたつの膨らみを手のひらに納め、テオンはその柔らかさを確かめるようにもみもみと弄ぶ。
「スフレケーキみたいに柔らかい。おいしそうだ」
「え? あっ! んッ」
じゅぅっときつく吸い上げられた肌に赤い鬱血痕が散らされる。ちゅぱっと口を離したテオンは満足そうにできたばかりの花を撫でた。
胸に、お腹に、二の腕に、ねっとり舌を這わせ、時々思い出したかのようにじゅぅっと鬱血痕を残していく。舌の感触とピリッとする鬱血痕にくらくらしていたクロエに、ひときわ強い快感がもたらされる。
「あんっ!」
ちゅうと吸われた胸の先端は温かなテオンの口の中で主張を強くし、舌で小刻みに捏ねられる。反対の先端もテオンの指によってコリコリとしごかれ、クロエは甘い鼻声が止まらない。
二つの乳房をやわやわと揉み、中央に寄せると、テオンはちゅぱちゅぱと交互に先端を吸い出した。ピンと蕾が勃ち、舌で指で舐られたことにより薄ピンク色から真っ赤な果実へと様変わりする。
レロレロと突起部を舐めながら、ロングスカートを捲りあげた。真っ白なショーツが露わになり、ガーターベルトとタイツに覆われたむっちりとした太ももが姿を現す。
「あ、テオン様っ」
「嫌? 嫌ならやめるよ?」
そう言いながらもテオンはちゅっちゅっとタイツ越しに太ももへキスを落としていく。
クロエがさっと脚を閉じ、さりげなく股をすり寄せる様子を見逃さず、テオンは両脚をぐいっと押し広げた。
「膝、立てて。……ほら、早く。そう、ここを自分で持ってて。脚、閉じたらダメだよ? ……ああ、クロエ。下のお口から随分涎が出たみたいだよ?」
「や、言わないでっ、は、恥ずかしいです」
「もっと恥ずかしいことするから大丈夫だよ。冷たいでしょう。脱がしてあげるよ。」
愛液で透けた白いショーツの腰ひもを解き、するっと抜き取る。
慌てて膝を閉じようとしたクロエを許さず、テオンはじっくり視姦した。
「クロエのここは胸の尖りと同じ薄いピンク色をしているね。下生えは髪と同じブラウンだけど、柔らかくて少ないね。……ここも虐めると胸の蕾みたいに赤い珊瑚色に染まるのかな?」
指で秘所の入り口をぬちゃぬちゃとかき混ぜ、人差し指をずぷっと沈める。
「ひゃんっ!」
「痛かったら言ってね? でもこれだけ濡れてれば一本は平気かな?」
テオンの人差し指がちゅくちゅくと音を鳴らしながら、粘膜を調べるように蜜壺の中を擦る。コリッとした場所を探り当てると指先でこすり始めた。
「あぁ、そこダメです、なんか、変な……ふぅ、はぅんっ……んあっ……」
「こっちもかわいがってあげないとね。ほら、三角の屋根からかわいらしいおまめがのぞているよ」
テオンはクロエの股に顔を近づけじっくり観察する。
鞘を親指で持ち上げると薄紅色の女芽をペロッと舐め上げた。
「きゃあっ! や、そこダメっ! そんなとこ舐めちゃダメッ!」
「気持ち良くないんだったらショックなんだけどな……」
「き、気持ち良すぎてダメなんですっ……!」
じゃあ構わないね、と言うと、テオンは指を差し込んだまま紅い豆粒を熱心に舐め始めた。レロレロと緩急をつけながら花芽を舐め、指を二本へと増やしていく。
ちゅぱちゅぱと舐め上げる音と蜜壺をかき混ぜるぴちゃぴちゃという水音がこだまし、クロエの足の先がキュッと丸まる。そのうち、広げた脚がガクガクと震え出した。
「……あああっ……いやっ……ああっ……だ、だめっ……あうっ……」
水音が一層激しくなり、テオンは指を三本に増やす。ギチギチの隘路がテオンの指を締め付けるが、関節を曲げて指先だけを動かし、秘粒の裏を擦り上げる。たっぷりと唾液を塗して肉芽を優しく転がし、反対の手で胸の尖りをクニクニと押しつぶすと、切羽詰まったクロエが矯声を上げた。
「やっ……テオ、テオン様っ、ダメっ、ああ、もう私……ああっ、い、イキます! ああああああああ!」
「! おっと」
ぷしゃっと透明な液体が噴出したかと思うと、クロエが後ろへ倒れそうになり、テオンは慌てて体を支えた。
「しっかりほぐそうと思ったんだが……やり過ぎたか……」
クロエはあまりの快感に、気を失ってしまった。
(約束の日まで残り四十四日)
テオンはクロエの脇に手を差し込み、体を持ち上げるとキッチンの作業スペースへ座らせた。二十㎝以上身長差のある二人の目線が同じ高さになる。
クロエの口内を隈なく舐め上げたテオンの舌がちゅっと離れ、首筋から徐々に下へと下がっていく。ヌメリとした感触に肌を撫でられるとたまらず甘い吐息が漏れ、唾液で濡れた肌がテラテラと光る。
テオンはクロエの肌に舌を這わせながら、ワンピースのボタンを器用に外していく。上半分をブラウスのように剥くと、シュミーズも一気に剥ぎ取り、上半身を丸裸にした。
「テ、テオン様、恥ずかしい……です」
「綺麗だよ、クロエ。肌が白くて柔らかそう。今日は花をたくさん咲かせるからね」
「花、ですか? ……ひんっ!」
白いふたつの膨らみを手のひらに納め、テオンはその柔らかさを確かめるようにもみもみと弄ぶ。
「スフレケーキみたいに柔らかい。おいしそうだ」
「え? あっ! んッ」
じゅぅっときつく吸い上げられた肌に赤い鬱血痕が散らされる。ちゅぱっと口を離したテオンは満足そうにできたばかりの花を撫でた。
胸に、お腹に、二の腕に、ねっとり舌を這わせ、時々思い出したかのようにじゅぅっと鬱血痕を残していく。舌の感触とピリッとする鬱血痕にくらくらしていたクロエに、ひときわ強い快感がもたらされる。
「あんっ!」
ちゅうと吸われた胸の先端は温かなテオンの口の中で主張を強くし、舌で小刻みに捏ねられる。反対の先端もテオンの指によってコリコリとしごかれ、クロエは甘い鼻声が止まらない。
二つの乳房をやわやわと揉み、中央に寄せると、テオンはちゅぱちゅぱと交互に先端を吸い出した。ピンと蕾が勃ち、舌で指で舐られたことにより薄ピンク色から真っ赤な果実へと様変わりする。
レロレロと突起部を舐めながら、ロングスカートを捲りあげた。真っ白なショーツが露わになり、ガーターベルトとタイツに覆われたむっちりとした太ももが姿を現す。
「あ、テオン様っ」
「嫌? 嫌ならやめるよ?」
そう言いながらもテオンはちゅっちゅっとタイツ越しに太ももへキスを落としていく。
クロエがさっと脚を閉じ、さりげなく股をすり寄せる様子を見逃さず、テオンは両脚をぐいっと押し広げた。
「膝、立てて。……ほら、早く。そう、ここを自分で持ってて。脚、閉じたらダメだよ? ……ああ、クロエ。下のお口から随分涎が出たみたいだよ?」
「や、言わないでっ、は、恥ずかしいです」
「もっと恥ずかしいことするから大丈夫だよ。冷たいでしょう。脱がしてあげるよ。」
愛液で透けた白いショーツの腰ひもを解き、するっと抜き取る。
慌てて膝を閉じようとしたクロエを許さず、テオンはじっくり視姦した。
「クロエのここは胸の尖りと同じ薄いピンク色をしているね。下生えは髪と同じブラウンだけど、柔らかくて少ないね。……ここも虐めると胸の蕾みたいに赤い珊瑚色に染まるのかな?」
指で秘所の入り口をぬちゃぬちゃとかき混ぜ、人差し指をずぷっと沈める。
「ひゃんっ!」
「痛かったら言ってね? でもこれだけ濡れてれば一本は平気かな?」
テオンの人差し指がちゅくちゅくと音を鳴らしながら、粘膜を調べるように蜜壺の中を擦る。コリッとした場所を探り当てると指先でこすり始めた。
「あぁ、そこダメです、なんか、変な……ふぅ、はぅんっ……んあっ……」
「こっちもかわいがってあげないとね。ほら、三角の屋根からかわいらしいおまめがのぞているよ」
テオンはクロエの股に顔を近づけじっくり観察する。
鞘を親指で持ち上げると薄紅色の女芽をペロッと舐め上げた。
「きゃあっ! や、そこダメっ! そんなとこ舐めちゃダメッ!」
「気持ち良くないんだったらショックなんだけどな……」
「き、気持ち良すぎてダメなんですっ……!」
じゃあ構わないね、と言うと、テオンは指を差し込んだまま紅い豆粒を熱心に舐め始めた。レロレロと緩急をつけながら花芽を舐め、指を二本へと増やしていく。
ちゅぱちゅぱと舐め上げる音と蜜壺をかき混ぜるぴちゃぴちゃという水音がこだまし、クロエの足の先がキュッと丸まる。そのうち、広げた脚がガクガクと震え出した。
「……あああっ……いやっ……ああっ……だ、だめっ……あうっ……」
水音が一層激しくなり、テオンは指を三本に増やす。ギチギチの隘路がテオンの指を締め付けるが、関節を曲げて指先だけを動かし、秘粒の裏を擦り上げる。たっぷりと唾液を塗して肉芽を優しく転がし、反対の手で胸の尖りをクニクニと押しつぶすと、切羽詰まったクロエが矯声を上げた。
「やっ……テオ、テオン様っ、ダメっ、ああ、もう私……ああっ、い、イキます! ああああああああ!」
「! おっと」
ぷしゃっと透明な液体が噴出したかと思うと、クロエが後ろへ倒れそうになり、テオンは慌てて体を支えた。
「しっかりほぐそうと思ったんだが……やり過ぎたか……」
クロエはあまりの快感に、気を失ってしまった。
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