20 / 50
20.
しおりを挟む
(へ? な、なんでこんなことに……!?)
初めてづくしだったテオンとのデート。いや、テオンとのどころか人生初デートだったのだ。
自己流のメイクとファッションセンスは大失敗したものの、テオンのおかげでかわいらしい装いを楽しめた。その上、国で最も美しい男と食事をして劇を鑑賞するという夢のような王道デートの経験付き。
思いがけず訪れた貴重な機会。自分には縁がないと思っていたデートを体験できた。もはや思い残すことはない。
クロエの目標は目立たず平和に生きていくことで、今からコツコツ貯金をすることが目下の関心事。テオンとの思い出を胸に仕事に邁進しながら、備品管理課の隅で骨をうずめようと思っていたのに。
デートからわずか三日後、倉庫で検品をしていたクロエの前に現れたのは、今日も今日とて麗しいテオン・フォンセカだった。
文官の割には背が高く体格のいいテオン。黒い制服の上下に煉瓦色のマントを纏い、隠し切れないオーラが漏れ出している。
そんな麗しい男がおさげ髪、黒ぶち眼鏡のクロエを壁際にじりじりと追い詰める。
「テ、テテテテオン様っ、な、何かお探しでしょうか?」
テオンがクロエをじっと見下ろし近づいてくるから、クロエもじりじりと後退する。
(いい香りすぎる……! グリーンティー? ハーブ? 香水だと思うけど、まさか、フェロモン!? いい男は匂いまでいいだなんて……)
とうとうクロエの背中が壁にぴったり張り付き、これ以上後退できなくなってしまう。
『神が本気で造った』と噂される美貌が近づき、クロエの顔を覗き込んだ。
「クロエ嬢。お化粧してないね。それにこの黒ぶち眼鏡、かけるなって言われてなかった? アレクサンドラに怒られるよ?」
「ひえっ! と、取らないでください! お、お返しください!」
テオンはひょいと取り上げた眼鏡が届かないように腕を高く上げる。クロエがぎょっとして取り返そうとジャンプしたが、残念ながらクロエに運動神経はない。
万年運動不足の体はちょっとした動きにもついていけず、着地の際にバランスを崩し、足首がおかしな方に捻られた。
「ぎゃっ!」
(顔面から床に激突っ……!)
ぎゅっと目を瞑ったクロエだったが、……痛くない。
どうやら、お腹の辺りを抱きかかえられているようだ。そのうち体勢を立て直され、地面に足から降ろされた。
「足首捻っていない? 大丈夫?」
「は、はい! だ、大丈夫です」
(……テオン様の声がおでこの辺りから聞こえるのは空耳? 近過ぎない?)
「……いつまで目を瞑っているの?」
「……えっと、なんだか眩しくて……」
「へえ、そう。ところでクロエ嬢。三日後って空いている?」
「三日後ですか。はい、特に予定はないですが、どうされまし、ひぁっ!」
テオンの手がクロエの頬に添えられたのだ。びっくりして目を見開く。
「この間のデート、一か所行けなかった場所があるから仕切り直しね。三日後は夕方の六ツの鐘に迎えに行くから家で待ってて」
え?え?と言って真っ赤なクロエを置いたまま、テオンはその場を後にする。
「あ、そうだ」
顔だけ振り返ったテオンが微笑む。
「着てきてほしい服、贈っておくから。楽しみにしてる」
◇ ◇ ◇
そして三日後──。
クロエの目の前には白シャツに黒いベスト姿のラフなテオン。シンプルな装いで、おそらく身支度といえば顔を洗って髪を梳いたくらいだろう。
それなのに、日の出と同時に起きてからずっと身支度をしていたクロエではその美貌の足元にも及ばないのだから、人生とは不公平である。
「チェスナットブラウンの髪にアーモンドグリーンのワンピースがよく似合うね」
「あ、ありがとうございます……」
(チェ、チェスナットブラウン? こげ茶色もテオン様が口にするとなんともおしゃれね……)
テオンから贈られたオフショルダーのワンピースはアレクサンドラが作ったものらしい。今の流行りはデコルテを大きく見せるデザイン。クロエでは絶対に選ぶことのない、異次元のワンピースである。
クロエに合わせて作られたのだから胸元の開きもいやらしくないのだが、流行なんてものとは今まで接点がなかったのだ。これまた初体験であるイマドキのワンピースは、ウエストがキュッとしまっているのにスカート部分はふんわり広がっている。今日はなんだか自分まで少し大人になった気がしてクロエは心が浮ついた。
「ちゃんと化粧もしたんだね。この間アレクサンドラが教えた通りにできているよ。さあ、黒ぶち眼鏡はそこに置いて。行こう」
テオンが差し出した手におずおずと自分の手を重ねる。
その手をぎゅっと握ったテオンは自分に引き寄せた。
「あっ」
クロエの体が引っ張られ、前につんのめる。テオンはその体を受け止めると耳元で囁いた。
「言い忘れてた。……クロエ、かわいいよ」
「ひゃあ! あ、ありがとうございます……」
ふふっと笑ったテオンの姿に、クロエの顔が火照る。
(からかわれてる……! 絶対、面白がっている……! テオン様は、余裕のある女性とお付き合いされているから、オドオドする私が新鮮なのかしら……? それに今、クロエって呼び捨てにされた気が……???)
テオンといえば、毎晩違う女性と過ごすことで知られる『青き夜想曲の貴公子』。女性を褒めることなど、息を吐くようにすらすらと出てくるのだろう。
だけど、クロエはなぜか心がずきっとした。
(あれ? 変なの……私は珍獣枠なんだから、胸がずきっとするなんて変だよ……)
頭を小さく振り、今日を楽しもうと前を向く。
手をつながれレストランへ向かい、ワインを飲みながら楽しいひと時を過ごし。
意外とクロエがお酒が飲めることが判明すると二軒目は少し砕けた店へ行こうとカジュアルな酒場でエールを。
テオンは沈黙の中で飲むことを全く気にしないタイプだが、クロエは場を持たせようと一生懸命話をする。その姿を、テオンは微笑みながら眺めていた。
「そろそろ良い時間かな。綺麗な夜景が見える場所があるから行ってみよう」
初めてづくしだったテオンとのデート。いや、テオンとのどころか人生初デートだったのだ。
自己流のメイクとファッションセンスは大失敗したものの、テオンのおかげでかわいらしい装いを楽しめた。その上、国で最も美しい男と食事をして劇を鑑賞するという夢のような王道デートの経験付き。
思いがけず訪れた貴重な機会。自分には縁がないと思っていたデートを体験できた。もはや思い残すことはない。
クロエの目標は目立たず平和に生きていくことで、今からコツコツ貯金をすることが目下の関心事。テオンとの思い出を胸に仕事に邁進しながら、備品管理課の隅で骨をうずめようと思っていたのに。
デートからわずか三日後、倉庫で検品をしていたクロエの前に現れたのは、今日も今日とて麗しいテオン・フォンセカだった。
文官の割には背が高く体格のいいテオン。黒い制服の上下に煉瓦色のマントを纏い、隠し切れないオーラが漏れ出している。
そんな麗しい男がおさげ髪、黒ぶち眼鏡のクロエを壁際にじりじりと追い詰める。
「テ、テテテテオン様っ、な、何かお探しでしょうか?」
テオンがクロエをじっと見下ろし近づいてくるから、クロエもじりじりと後退する。
(いい香りすぎる……! グリーンティー? ハーブ? 香水だと思うけど、まさか、フェロモン!? いい男は匂いまでいいだなんて……)
とうとうクロエの背中が壁にぴったり張り付き、これ以上後退できなくなってしまう。
『神が本気で造った』と噂される美貌が近づき、クロエの顔を覗き込んだ。
「クロエ嬢。お化粧してないね。それにこの黒ぶち眼鏡、かけるなって言われてなかった? アレクサンドラに怒られるよ?」
「ひえっ! と、取らないでください! お、お返しください!」
テオンはひょいと取り上げた眼鏡が届かないように腕を高く上げる。クロエがぎょっとして取り返そうとジャンプしたが、残念ながらクロエに運動神経はない。
万年運動不足の体はちょっとした動きにもついていけず、着地の際にバランスを崩し、足首がおかしな方に捻られた。
「ぎゃっ!」
(顔面から床に激突っ……!)
ぎゅっと目を瞑ったクロエだったが、……痛くない。
どうやら、お腹の辺りを抱きかかえられているようだ。そのうち体勢を立て直され、地面に足から降ろされた。
「足首捻っていない? 大丈夫?」
「は、はい! だ、大丈夫です」
(……テオン様の声がおでこの辺りから聞こえるのは空耳? 近過ぎない?)
「……いつまで目を瞑っているの?」
「……えっと、なんだか眩しくて……」
「へえ、そう。ところでクロエ嬢。三日後って空いている?」
「三日後ですか。はい、特に予定はないですが、どうされまし、ひぁっ!」
テオンの手がクロエの頬に添えられたのだ。びっくりして目を見開く。
「この間のデート、一か所行けなかった場所があるから仕切り直しね。三日後は夕方の六ツの鐘に迎えに行くから家で待ってて」
え?え?と言って真っ赤なクロエを置いたまま、テオンはその場を後にする。
「あ、そうだ」
顔だけ振り返ったテオンが微笑む。
「着てきてほしい服、贈っておくから。楽しみにしてる」
◇ ◇ ◇
そして三日後──。
クロエの目の前には白シャツに黒いベスト姿のラフなテオン。シンプルな装いで、おそらく身支度といえば顔を洗って髪を梳いたくらいだろう。
それなのに、日の出と同時に起きてからずっと身支度をしていたクロエではその美貌の足元にも及ばないのだから、人生とは不公平である。
「チェスナットブラウンの髪にアーモンドグリーンのワンピースがよく似合うね」
「あ、ありがとうございます……」
(チェ、チェスナットブラウン? こげ茶色もテオン様が口にするとなんともおしゃれね……)
テオンから贈られたオフショルダーのワンピースはアレクサンドラが作ったものらしい。今の流行りはデコルテを大きく見せるデザイン。クロエでは絶対に選ぶことのない、異次元のワンピースである。
クロエに合わせて作られたのだから胸元の開きもいやらしくないのだが、流行なんてものとは今まで接点がなかったのだ。これまた初体験であるイマドキのワンピースは、ウエストがキュッとしまっているのにスカート部分はふんわり広がっている。今日はなんだか自分まで少し大人になった気がしてクロエは心が浮ついた。
「ちゃんと化粧もしたんだね。この間アレクサンドラが教えた通りにできているよ。さあ、黒ぶち眼鏡はそこに置いて。行こう」
テオンが差し出した手におずおずと自分の手を重ねる。
その手をぎゅっと握ったテオンは自分に引き寄せた。
「あっ」
クロエの体が引っ張られ、前につんのめる。テオンはその体を受け止めると耳元で囁いた。
「言い忘れてた。……クロエ、かわいいよ」
「ひゃあ! あ、ありがとうございます……」
ふふっと笑ったテオンの姿に、クロエの顔が火照る。
(からかわれてる……! 絶対、面白がっている……! テオン様は、余裕のある女性とお付き合いされているから、オドオドする私が新鮮なのかしら……? それに今、クロエって呼び捨てにされた気が……???)
テオンといえば、毎晩違う女性と過ごすことで知られる『青き夜想曲の貴公子』。女性を褒めることなど、息を吐くようにすらすらと出てくるのだろう。
だけど、クロエはなぜか心がずきっとした。
(あれ? 変なの……私は珍獣枠なんだから、胸がずきっとするなんて変だよ……)
頭を小さく振り、今日を楽しもうと前を向く。
手をつながれレストランへ向かい、ワインを飲みながら楽しいひと時を過ごし。
意外とクロエがお酒が飲めることが判明すると二軒目は少し砕けた店へ行こうとカジュアルな酒場でエールを。
テオンは沈黙の中で飲むことを全く気にしないタイプだが、クロエは場を持たせようと一生懸命話をする。その姿を、テオンは微笑みながら眺めていた。
「そろそろ良い時間かな。綺麗な夜景が見える場所があるから行ってみよう」
210
お気に入りに追加
877
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。


甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる