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呻吟しているワトリーニ隊長の額に皺が寄る。
「ヨウムか。紛らわしい」
「ニワトリ野郎に伝えることなんかこれっぽちもないさね。でも、いつ、誰がどんなときに何を聞くのかあたしにも分からないからね。馬鹿旦那に会ったら、まずその力こぶの使い道を間違えないようにしなって注意してやるよ。きっと、あたしに逃げられたんで別の女を寝取ってるだろうからね。この、暴力男」
ワトリーニ隊長の部下たちがどよめいている。当の本人も首を絞められていないのに、顔の血管は怒張している。
「いいかい、ワトリーニ、あんたのことだよ。あたしは、死んでもお前を許さないからね。とは言ってもあたしは死後に何かを成し遂げるのは嫌いだよ。やるなら生きている間にだ。あたしは二度と王都に足を踏み入れないと思ってるだろう? ときどきうちの三つ子のスズメに偵察をやってたんだ。流石にあたしじゃ怪しまれるからね。そこで、お前さんの金蔵を調べさせてもらったよ。王国旅団の隊長にもなれば、貴族の居住区に金蔵が貰えるんだろう? そこの石造りの鍵だけどね。同じ型のものを暇なときに石を削ってそっくりに作らせてもらった。いつでも、お前の金は手に入るってこと教えておいてやるよ」
一同面食らった。ウロの鍵と言えば、赤鴉最大の謎だった。嗜虐医はことなかれ主義者を肘打ちし、拘束を脱した。すぐに、自身の腰袋からウロの遺品の鍵を取り出す。その鍵がワトリーニ隊長の金蔵の鍵だったとは。
「それで脅しているつもりか。たかが、ヨウムの声真似で何が正しいかなど分かるわけがない」
ワトリーニ隊長の声は低く淀んだ。
「あっしら、別にこのヨウムの爺さんに話せなんて命令してないし。勝手に動揺してんのはそっちだ。だから、きっと鍵は本当にあんたのところの金蔵の鍵なんだろ? 別に金を寄こせなんて言わないよ。ただ、ちょっとは協力してくれないと、金に目が眩んじまう前にさぁ。あっしはそこまでがめつくないけど、嗜虐医なんか行く気満々だし」
嗜虐医はことなかれ主義者の制止を振り切り、王様を突き飛ばし、せっかく重ねた階段を封じる長机も、全部崩して階下へ走って行った。アレガは急いで元に戻す。
オオアギはワトリーニ隊長に忠告する。
「あんたの金蔵がどれかなんか分からなくても、全部の金蔵を回って合う鍵穴を探すだろうな」
ワトリーニ隊長の顔が青い。
「協力とは。私たちは国王の命にしか従えない」
「なら、王様にお前が命令を乞えよ。ニンゲンの動向を探りにリチチア国まで行っていいですか? って」
「馬鹿な。あの『死の道砂漠』にでも行く気か!」
「どの砂漠か知らないよ。あっしらはニンゲンが砂漠に行く予想をしただけだ。不死鳥に詳しい神官を呼んで砂漠の特定をして、軍隊をつけろって言ってんだよ」
アレガもさすがに無茶苦茶だと思ったが、ここまでしないとラスクを救えない状況になったかと焦燥感が増した。ワトリーニ隊長が目を白黒させるのも無理はなかった。隊長としての威風はすっかり消え失せている。苦虫を噛み潰したような顔で、オオアギにのしかかるのをやめるよう命令した。
「誰がどくか。ちゃんと、王様にも許可を取るんだ」
王様も難しい顔をしている。アレガは槍で脅すべきか思案する。戦力差ではいつ逆転されてもおかしくない状況だが、王様に強い意思は萎れた顔から伺えない。闘志のないものは密林では死ぬ。勝敗はすでについているといっても良かった。
「国王……」
ワトリーニ隊長は嘆願すべく、状態を起こすのでオオアギは警戒しつつ隊長が起き上がるのを手助けした。
「この蛮族を始末する許可を」
王様は一言。
「かまわん」
話ってのはうまく伝わらないものだなと、アレガは二股槍を王様の喉に突きつける。
周りの兵はありとあらゆる罵詈雑言を発した。死刑に値するだの、醜いニンゲンごときがだの、卑しい身分をわきまえろなど。そんなものは何も今にはじまったことではない。生きていくのに、なりふりなど構っていられない。
「俺たち赤鴉は、仲間のためにいつでも死ぬ覚悟だ。王様、あんたは守られてるだけかよ。それが王様だっていうなら、エラ国って大したことないな」
ここで王様の首を取ることも考えた。協力させるのに力は有効だ。密林はいつも力がものを言う。だが、力は数で得られるというのは赤鴉で学んでいる。王様が頑なに協力を拒むのも理解できる。ニンゲンが恐ろしいからだ。
「ニンゲンである俺がいるから話が通らないのか? 赤鴉が武器を持っていなかったら話は通るのか?」
王様はあからさまに厭わし気な声で応じる。
「貴様、半鳥人としては成人しているようだが、ニンゲンとしてはどうなのか。この国でニンゲンは死刑が決まっておる。分かるな? 王である私を手にかければ仲間の赤鴉も死に値する」
「それぐらい分かってる」
槍をしまう方が賢明だと判断する。赤鴉をこれ以上傷つけるわけにはいかなった。
一人の半鳥人がアレガの後頭部に足刀蹴りを放った。目から星が散ったアレガは昏倒する。兵は王様をあっという間に囲って円陣を組む。
「クソ、馬鹿アレガ。もっと暴力で訴えてもよかったんだ。こいつら国の為とか言って、なんだかんだ本性は卑怯なんだからな」
オオアギの訴えは空しく、アレガは衛兵によって担ぎ運び出されようとしていた。ことなかれ主義者が鞭で兵の一列をぶった。兵は怯んでアレガを落っことす。拍子にアレガは顔から床に落ちて、鼻血を吹いて混濁した意識から目覚めた。
ワトリーニ隊長が双斧を手にして構える。これではらちが明かない。チシー爺さんは殺気を感じ取ると、空へ舞った。そのまま塔を去って行く。本能でマルデウス村へと帰るのだろう。ウロならそう躾けていてもおかしくない。
半鐘の音がした。鐘撞きが手にして持ち運んでいるのか、次第に近づいてくる。もしかして、チシー爺さんは鐘の音で警戒して飛び去ったのか。
交渉失敗で一触即発というときに、神官の男が塔の三階へ駈け込んできた。その神官の顔を見た途端、アレガははっきりと意識を覚醒させる。忘れるわけもない、ラスクを襲ったターコイズサザナミインコの神官だった。
ターコイズサザナミインコの神官は、赤鴉及びアレガを認めるなり絶句した様子だったが、ことはそれよりも急いているのだろう、早口に王様に報告した。
「空に巨大な三つの物体が出現しました。あれは、間違いなくニンゲンの飛行気球です!」
報告が終わるより早く建物が弓なりにしなり、大きく軋んだ。地響きで大地が揺れたと分かった。だが、これはときどき山の神が起こす自然災害のそれではない。
兵が明かり取りから石造りの富裕層居住区を見下ろす。茅葺屋根から、黒煙が猛っている。
黒煙はアレガたちが入って来た王都の入り口の門の方から、風によって大塔の方へと押し広げられているようだ。一つや二つではない。一つの建物が十棟と密集しているが、それがいくつも燃えていた。
上空には確かに空飛ぶ芋虫こと、飛行気球がいた。瑠璃色と黒色の二色の縞柄が、芋虫が蠕動しているように錯覚させる。間違いなく、ゴホンの密林で目撃した飛行気球と同じものだ。
「瑠璃色の船だと……」
生唾を飲み込み、言葉尻を濁したのはワトリーニ隊長だった。誰もが、あれを船だと認識できないでいた。
空飛ぶ船が、黒い物体を降らしている。あれは何かという説明を求める間もなく、再び地鳴りがした。アレガはマントのはためき具合で、風が人為的に起こされたものだと分かる。落とされた物体が爆ぜたときに、木々を揺るがすような風を生んだのだ。
爆発をはじめて見たアレガたちは、たちまち畏怖の念を抱いた。ニンゲンは半鳥人よりも頭上高く飛び、攻めてきた。火祭りで篝火を焚くことがあったが、それが一度に雨となって降り注ぐようなもので、屋外で逃げ遅れた半鳥人は炎に包まれている。
こんな惨い攻撃は赤鴉でもしない。一体何が目的だというのか。もしかして、これが戦争だとでもいうのかとアレガは粟立つ肌をさする。
「ヨウムか。紛らわしい」
「ニワトリ野郎に伝えることなんかこれっぽちもないさね。でも、いつ、誰がどんなときに何を聞くのかあたしにも分からないからね。馬鹿旦那に会ったら、まずその力こぶの使い道を間違えないようにしなって注意してやるよ。きっと、あたしに逃げられたんで別の女を寝取ってるだろうからね。この、暴力男」
ワトリーニ隊長の部下たちがどよめいている。当の本人も首を絞められていないのに、顔の血管は怒張している。
「いいかい、ワトリーニ、あんたのことだよ。あたしは、死んでもお前を許さないからね。とは言ってもあたしは死後に何かを成し遂げるのは嫌いだよ。やるなら生きている間にだ。あたしは二度と王都に足を踏み入れないと思ってるだろう? ときどきうちの三つ子のスズメに偵察をやってたんだ。流石にあたしじゃ怪しまれるからね。そこで、お前さんの金蔵を調べさせてもらったよ。王国旅団の隊長にもなれば、貴族の居住区に金蔵が貰えるんだろう? そこの石造りの鍵だけどね。同じ型のものを暇なときに石を削ってそっくりに作らせてもらった。いつでも、お前の金は手に入るってこと教えておいてやるよ」
一同面食らった。ウロの鍵と言えば、赤鴉最大の謎だった。嗜虐医はことなかれ主義者を肘打ちし、拘束を脱した。すぐに、自身の腰袋からウロの遺品の鍵を取り出す。その鍵がワトリーニ隊長の金蔵の鍵だったとは。
「それで脅しているつもりか。たかが、ヨウムの声真似で何が正しいかなど分かるわけがない」
ワトリーニ隊長の声は低く淀んだ。
「あっしら、別にこのヨウムの爺さんに話せなんて命令してないし。勝手に動揺してんのはそっちだ。だから、きっと鍵は本当にあんたのところの金蔵の鍵なんだろ? 別に金を寄こせなんて言わないよ。ただ、ちょっとは協力してくれないと、金に目が眩んじまう前にさぁ。あっしはそこまでがめつくないけど、嗜虐医なんか行く気満々だし」
嗜虐医はことなかれ主義者の制止を振り切り、王様を突き飛ばし、せっかく重ねた階段を封じる長机も、全部崩して階下へ走って行った。アレガは急いで元に戻す。
オオアギはワトリーニ隊長に忠告する。
「あんたの金蔵がどれかなんか分からなくても、全部の金蔵を回って合う鍵穴を探すだろうな」
ワトリーニ隊長の顔が青い。
「協力とは。私たちは国王の命にしか従えない」
「なら、王様にお前が命令を乞えよ。ニンゲンの動向を探りにリチチア国まで行っていいですか? って」
「馬鹿な。あの『死の道砂漠』にでも行く気か!」
「どの砂漠か知らないよ。あっしらはニンゲンが砂漠に行く予想をしただけだ。不死鳥に詳しい神官を呼んで砂漠の特定をして、軍隊をつけろって言ってんだよ」
アレガもさすがに無茶苦茶だと思ったが、ここまでしないとラスクを救えない状況になったかと焦燥感が増した。ワトリーニ隊長が目を白黒させるのも無理はなかった。隊長としての威風はすっかり消え失せている。苦虫を噛み潰したような顔で、オオアギにのしかかるのをやめるよう命令した。
「誰がどくか。ちゃんと、王様にも許可を取るんだ」
王様も難しい顔をしている。アレガは槍で脅すべきか思案する。戦力差ではいつ逆転されてもおかしくない状況だが、王様に強い意思は萎れた顔から伺えない。闘志のないものは密林では死ぬ。勝敗はすでについているといっても良かった。
「国王……」
ワトリーニ隊長は嘆願すべく、状態を起こすのでオオアギは警戒しつつ隊長が起き上がるのを手助けした。
「この蛮族を始末する許可を」
王様は一言。
「かまわん」
話ってのはうまく伝わらないものだなと、アレガは二股槍を王様の喉に突きつける。
周りの兵はありとあらゆる罵詈雑言を発した。死刑に値するだの、醜いニンゲンごときがだの、卑しい身分をわきまえろなど。そんなものは何も今にはじまったことではない。生きていくのに、なりふりなど構っていられない。
「俺たち赤鴉は、仲間のためにいつでも死ぬ覚悟だ。王様、あんたは守られてるだけかよ。それが王様だっていうなら、エラ国って大したことないな」
ここで王様の首を取ることも考えた。協力させるのに力は有効だ。密林はいつも力がものを言う。だが、力は数で得られるというのは赤鴉で学んでいる。王様が頑なに協力を拒むのも理解できる。ニンゲンが恐ろしいからだ。
「ニンゲンである俺がいるから話が通らないのか? 赤鴉が武器を持っていなかったら話は通るのか?」
王様はあからさまに厭わし気な声で応じる。
「貴様、半鳥人としては成人しているようだが、ニンゲンとしてはどうなのか。この国でニンゲンは死刑が決まっておる。分かるな? 王である私を手にかければ仲間の赤鴉も死に値する」
「それぐらい分かってる」
槍をしまう方が賢明だと判断する。赤鴉をこれ以上傷つけるわけにはいかなった。
一人の半鳥人がアレガの後頭部に足刀蹴りを放った。目から星が散ったアレガは昏倒する。兵は王様をあっという間に囲って円陣を組む。
「クソ、馬鹿アレガ。もっと暴力で訴えてもよかったんだ。こいつら国の為とか言って、なんだかんだ本性は卑怯なんだからな」
オオアギの訴えは空しく、アレガは衛兵によって担ぎ運び出されようとしていた。ことなかれ主義者が鞭で兵の一列をぶった。兵は怯んでアレガを落っことす。拍子にアレガは顔から床に落ちて、鼻血を吹いて混濁した意識から目覚めた。
ワトリーニ隊長が双斧を手にして構える。これではらちが明かない。チシー爺さんは殺気を感じ取ると、空へ舞った。そのまま塔を去って行く。本能でマルデウス村へと帰るのだろう。ウロならそう躾けていてもおかしくない。
半鐘の音がした。鐘撞きが手にして持ち運んでいるのか、次第に近づいてくる。もしかして、チシー爺さんは鐘の音で警戒して飛び去ったのか。
交渉失敗で一触即発というときに、神官の男が塔の三階へ駈け込んできた。その神官の顔を見た途端、アレガははっきりと意識を覚醒させる。忘れるわけもない、ラスクを襲ったターコイズサザナミインコの神官だった。
ターコイズサザナミインコの神官は、赤鴉及びアレガを認めるなり絶句した様子だったが、ことはそれよりも急いているのだろう、早口に王様に報告した。
「空に巨大な三つの物体が出現しました。あれは、間違いなくニンゲンの飛行気球です!」
報告が終わるより早く建物が弓なりにしなり、大きく軋んだ。地響きで大地が揺れたと分かった。だが、これはときどき山の神が起こす自然災害のそれではない。
兵が明かり取りから石造りの富裕層居住区を見下ろす。茅葺屋根から、黒煙が猛っている。
黒煙はアレガたちが入って来た王都の入り口の門の方から、風によって大塔の方へと押し広げられているようだ。一つや二つではない。一つの建物が十棟と密集しているが、それがいくつも燃えていた。
上空には確かに空飛ぶ芋虫こと、飛行気球がいた。瑠璃色と黒色の二色の縞柄が、芋虫が蠕動しているように錯覚させる。間違いなく、ゴホンの密林で目撃した飛行気球と同じものだ。
「瑠璃色の船だと……」
生唾を飲み込み、言葉尻を濁したのはワトリーニ隊長だった。誰もが、あれを船だと認識できないでいた。
空飛ぶ船が、黒い物体を降らしている。あれは何かという説明を求める間もなく、再び地鳴りがした。アレガはマントのはためき具合で、風が人為的に起こされたものだと分かる。落とされた物体が爆ぜたときに、木々を揺るがすような風を生んだのだ。
爆発をはじめて見たアレガたちは、たちまち畏怖の念を抱いた。ニンゲンは半鳥人よりも頭上高く飛び、攻めてきた。火祭りで篝火を焚くことがあったが、それが一度に雨となって降り注ぐようなもので、屋外で逃げ遅れた半鳥人は炎に包まれている。
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