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学年一の美少女で自慢の幼馴染が親友に寝取られたので復讐します!(夜空視点)
第一話
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私は男が嫌いだ。
いつからだろうか、私が男を嫌いになったのはーー。
私が中学2年生の頃だろう。
私には付き合っていた彼氏がいた。
その彼氏は学年で一番イケメンと有名だった。
そんなある日だったーー。
私は彼氏と彼氏の部屋で行為をした。
初めてで緊張がしたが、気持ちよさで段々と緊張は解けていった。
でもそれは、私にとっての地獄の始まりだったーー。
次の日、学校へ行くと男たちはいやらしい目で私のこと見ていた。
初めは何故かは分からなかった。
しかし、徐々にその意味が分かっていった。
そう、彼氏が行為を録画していたのだーー。
それからというもの、「お願い、夜空さんと俺もさせてくれよぉ」などと彼氏に言う男もいた。
もちろん、彼氏とは別れた。
しかし、結局は私の行為動画の話題は絶えなかった。
男は私を想像して「今日、夜空さんで何回抜いた?」だとか「ぁあ~、夜空さんとしてぇ~」だとか話している。
絶えきれなかった。
そして、私は不登校になったーー。
ただ、学校へ行きたくない。そんな気持ちで溢れていた。
別に、私で抜くことが初めは嫌だったが気付けばその気持ちは快楽へとなっていった。
そんな私はただの変態だ。
そして、私は同級生のいない遠い高校へ行くことを決意したーー。
○
「やぁ、夜空さん」
高校に入学してから2日目。
私に男が声をかけて来た。
その男の名前は翔悟。
彼は2日にしてもう、女子からの人気者だ。
そんな、彼を見るとイケメンだからだろうかーー元カレのことを思い出す。
「なんですか?」と私は嫌々返事をする。
すると、翔吾はガッツポーズをした。
「よっしゃー! 夜空さんと喋れたぁあ!!」と声をあげて言う。
その声の大きさは、教室中に響くほどだ。
は、恥ずかしい……。
何がそんなに嬉しいのか? 私には理解ができない。
きっと、それも全部、元カレのせいだろうーー。
すると、そこに。
「ば、馬鹿野郎!!」とひとりの男が翔吾の頭を手加減なしに叩く。
「い、いたッ!!」と頭を抑える翔吾。
「いてェーな!!」と少し泣き目で言う翔吾。
何故か、すこしその言葉を聞いたらスッキリした。
「何すんだよ?」
「馬鹿野郎、夜空さん困ってるじゃんか……」
その声は隣の席の人だった。
「うっせぇなぁ!!」
「ごめんよ、夜空さん。こいつ、こう見えて案外いい人なんだよ、ほら、少しアレだけどさ……」と髪をかきながら男は言う。
「ちょ、バカっ!! 勝手に言うなーー」と翔吾は急ながら言う。
確か、その男の名前はーー。
「優斗!!」
そうだ、優斗だ。
「じゃぁ、翔吾!! 玲のところへ行くぞ!!」
「へーい」
「あ、あの……」
気づけば、席を立っていた。
あ、久しぶりだなぁ……男に声を掛けたのは……。
「ありがとうございます」と頭を下げる私。
「ああ!」と優斗さんはそう言うと去っていったーー。
何故か、心がぽかぽかした。
私は胸をグッと抑えた。
こんな気持ち、中学以来だ。
玲って言っていたけどーーいったい誰なのかな?
少し気になってしまった。
いつからだろうか、私が男を嫌いになったのはーー。
私が中学2年生の頃だろう。
私には付き合っていた彼氏がいた。
その彼氏は学年で一番イケメンと有名だった。
そんなある日だったーー。
私は彼氏と彼氏の部屋で行為をした。
初めてで緊張がしたが、気持ちよさで段々と緊張は解けていった。
でもそれは、私にとっての地獄の始まりだったーー。
次の日、学校へ行くと男たちはいやらしい目で私のこと見ていた。
初めは何故かは分からなかった。
しかし、徐々にその意味が分かっていった。
そう、彼氏が行為を録画していたのだーー。
それからというもの、「お願い、夜空さんと俺もさせてくれよぉ」などと彼氏に言う男もいた。
もちろん、彼氏とは別れた。
しかし、結局は私の行為動画の話題は絶えなかった。
男は私を想像して「今日、夜空さんで何回抜いた?」だとか「ぁあ~、夜空さんとしてぇ~」だとか話している。
絶えきれなかった。
そして、私は不登校になったーー。
ただ、学校へ行きたくない。そんな気持ちで溢れていた。
別に、私で抜くことが初めは嫌だったが気付けばその気持ちは快楽へとなっていった。
そんな私はただの変態だ。
そして、私は同級生のいない遠い高校へ行くことを決意したーー。
○
「やぁ、夜空さん」
高校に入学してから2日目。
私に男が声をかけて来た。
その男の名前は翔悟。
彼は2日にしてもう、女子からの人気者だ。
そんな、彼を見るとイケメンだからだろうかーー元カレのことを思い出す。
「なんですか?」と私は嫌々返事をする。
すると、翔吾はガッツポーズをした。
「よっしゃー! 夜空さんと喋れたぁあ!!」と声をあげて言う。
その声の大きさは、教室中に響くほどだ。
は、恥ずかしい……。
何がそんなに嬉しいのか? 私には理解ができない。
きっと、それも全部、元カレのせいだろうーー。
すると、そこに。
「ば、馬鹿野郎!!」とひとりの男が翔吾の頭を手加減なしに叩く。
「い、いたッ!!」と頭を抑える翔吾。
「いてェーな!!」と少し泣き目で言う翔吾。
何故か、すこしその言葉を聞いたらスッキリした。
「何すんだよ?」
「馬鹿野郎、夜空さん困ってるじゃんか……」
その声は隣の席の人だった。
「うっせぇなぁ!!」
「ごめんよ、夜空さん。こいつ、こう見えて案外いい人なんだよ、ほら、少しアレだけどさ……」と髪をかきながら男は言う。
「ちょ、バカっ!! 勝手に言うなーー」と翔吾は急ながら言う。
確か、その男の名前はーー。
「優斗!!」
そうだ、優斗だ。
「じゃぁ、翔吾!! 玲のところへ行くぞ!!」
「へーい」
「あ、あの……」
気づけば、席を立っていた。
あ、久しぶりだなぁ……男に声を掛けたのは……。
「ありがとうございます」と頭を下げる私。
「ああ!」と優斗さんはそう言うと去っていったーー。
何故か、心がぽかぽかした。
私は胸をグッと抑えた。
こんな気持ち、中学以来だ。
玲って言っていたけどーーいったい誰なのかな?
少し気になってしまった。
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