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第1話 無魔法剣士と三人の男子生徒
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スイデン冒険者学園。
将来、冒険者になるための学園、冒険者学園の中で最も偏差値の高い学園である。
講師は皆、元名高い冒険者たち。
ここの学園にはあるルールがある。
それは上級生下級生関係なしで実力こそが全て。
入学時点でF.E.D.C.B.Aと一人一人ランクを与えられる。
また全てにはプラスマイナスが存在する。
つまり、F-.F.F+というわけだ。
簡単に言うとたとえ上級生だろうと上級生がDで下級生がCなら下級生の方が権力を持つことになるのだ。
この学園で最強になれば同い年の中で最強と呼んでいい。
これはそんな学園で最強の座を目指して頑張る、魔法の使えない剣士──一人の無魔法剣士の物語である。
○
俺の愛刀である木刀を綺麗な布で拭く。
剣は嫌いだ。
人を斬るのだから、命を奪うことになるのだから。
俺は生き物をなるべく殺したくない。
そんな人間である。
時刻は7時50分。
入学式は8時30分から、少し早いが余裕を持って行動だ。
スイデン冒険者学園寮一年棟82号室を出る。
今日から俺はスイデン冒険者学園に通う、一年生。
なぜここに入学したのか、そんな理由簡単なのことだ。
冒険者学園を卒業する際に取得できる『冒険者ライセンス』を手にした者だけが冒険者になることができるのだがその際にここで最強になっていれば最も早く最強の冒険者になれると考えたからだ。
俺の夢は一つ、最強の冒険者になることだ。
俺には一つ、周りの奴らにできてできないことがある。
それは魔法が使えないということである。
どうやら俺の身体には魔力が宿らないらしい。
たまにこういうこともあるといわれた、俺の夢は昔からそうだったために最初こそショックだったが今は違う。
魔法が使えないからと最強の冒険者になれないわけではない。
それに代わる力を手に入れればいいのだ。
そこで俺が手にした力が剣術だった。
スイデン冒険者学園に着くと、入学式の受付へと向かい、そこで学生証を貰った。
1年D組とのことである。
ちなみにランクはFだった。
下から2番目……。
まあ無理もないことである、なんせ魔法のテストで0点を取っているのだから。
攻撃のテスト、選択で選べる剣術のテスト、筆記テストは満点だっただろうからこれですんだとみていいだろう。
やはり冒険者として魔法があるかないかはだいぶ左右されるらしい。
今に見てやがれ、冒険者は剣術だけでもいいってことをな!
○
入学式を終えると、次は自分教室へ、とのことである。
人混みはあまり好きではない、だからみんなが退場するのを待ち一番最後に入学式を行った講堂を後にした。
「何だァ、そのきったねェ木刀はァ? お前らも見ろよオ」
講堂から教室のある施設へと繋がる渡り廊下を歩いているとふと背後から声をかけられた。
「ははは!」と笑い声が湧く。
二人……合わせて三人か。
めんどくさいことになったな。
「あん?」と後ろを振り向くと三人の木刀(許可なしで校内では剣を使えない。代わりに木刀を使う)を腰に携えた男子生徒が立っていた。
ガチか、もうからまれるのかよ。
いくらなんでも早過ぎだろ。
「いきがいいなァ。俺はEランクの先輩だ」
Eランクでイキってんのかよ。
まじ寒いわ。
本当にこの学園はこんなやつを入学させてて大丈夫か?
少し心配だぞ。
「みるからに俺より下だよなァ」
一人が話し、残りの二人はそいつの言うことにヘラヘラ相槌を打つように笑っている。
こいつが親分みたいなもんか。
これで俺の方が上でしたってなったらどうすんだよ。
「ああ、俺はFだが──」
次の瞬間、目の前に拳が──。
「おいおい、口の書き方には気をつけろよ、敬語なァ?」
その一撃を木刀を抜き、木刀の平地で受け止める。
腰につけてる木刀は使わないのかい。
「そっちこそ、俺は最強になる者だぜ? 敬語で話しやがれ」
三人は目を合わせ、ぷっ、と吐き出してから笑います。
「ははは、こいつ面白ェ」
「ははは!」
お前ら二人は、ははは、以外もいいやがれ。
いかんいかん、こんなことしてる場合じゃなかった。
「ごめんなさい、先輩方々。こっちは時間がないんすわ」
「あん?」
本当はこんなやつら相手にする気はなかったがこのままでは遅刻してしまう。
「口の聞き方には──」
「う、る──」
俺は目にも止まらぬ早業で三人の男子生徒たちの頬に一発ずつ木刀でぶっ叩いた。
「ぐはっ」
「うっ」
「はっ」
バタリと同時に三人の男子生徒は倒れる。
「──せえんだよ」
大丈夫なのか、ここの学園。
こいつでEランクって……俺、それ以下とか。
めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど。
ピコンと学生証から音が鳴った。
ポケットから取り出して見てみると。
カナタ・クラファ (15)
スイデン冒険者学園一年D組
性別:男
血液型:AB
誕生日12月12日
ランクF+
おお、プラスになっていやがる!
そうか、こうやってランクを上げるのか!
倒せばランクが上がる。
負けたら下がる? かな。
ってこんなことしてる場合じゃなかった!
「教室に向かわなきゃだった!」
俺は倒れた三人の男子生徒に一発ずつゲンコツを喰らわし。
「お前らのせいで遅れるじゃねーか!」
慌てて自分の教室へと走り向かった。
将来、冒険者になるための学園、冒険者学園の中で最も偏差値の高い学園である。
講師は皆、元名高い冒険者たち。
ここの学園にはあるルールがある。
それは上級生下級生関係なしで実力こそが全て。
入学時点でF.E.D.C.B.Aと一人一人ランクを与えられる。
また全てにはプラスマイナスが存在する。
つまり、F-.F.F+というわけだ。
簡単に言うとたとえ上級生だろうと上級生がDで下級生がCなら下級生の方が権力を持つことになるのだ。
この学園で最強になれば同い年の中で最強と呼んでいい。
これはそんな学園で最強の座を目指して頑張る、魔法の使えない剣士──一人の無魔法剣士の物語である。
○
俺の愛刀である木刀を綺麗な布で拭く。
剣は嫌いだ。
人を斬るのだから、命を奪うことになるのだから。
俺は生き物をなるべく殺したくない。
そんな人間である。
時刻は7時50分。
入学式は8時30分から、少し早いが余裕を持って行動だ。
スイデン冒険者学園寮一年棟82号室を出る。
今日から俺はスイデン冒険者学園に通う、一年生。
なぜここに入学したのか、そんな理由簡単なのことだ。
冒険者学園を卒業する際に取得できる『冒険者ライセンス』を手にした者だけが冒険者になることができるのだがその際にここで最強になっていれば最も早く最強の冒険者になれると考えたからだ。
俺の夢は一つ、最強の冒険者になることだ。
俺には一つ、周りの奴らにできてできないことがある。
それは魔法が使えないということである。
どうやら俺の身体には魔力が宿らないらしい。
たまにこういうこともあるといわれた、俺の夢は昔からそうだったために最初こそショックだったが今は違う。
魔法が使えないからと最強の冒険者になれないわけではない。
それに代わる力を手に入れればいいのだ。
そこで俺が手にした力が剣術だった。
スイデン冒険者学園に着くと、入学式の受付へと向かい、そこで学生証を貰った。
1年D組とのことである。
ちなみにランクはFだった。
下から2番目……。
まあ無理もないことである、なんせ魔法のテストで0点を取っているのだから。
攻撃のテスト、選択で選べる剣術のテスト、筆記テストは満点だっただろうからこれですんだとみていいだろう。
やはり冒険者として魔法があるかないかはだいぶ左右されるらしい。
今に見てやがれ、冒険者は剣術だけでもいいってことをな!
○
入学式を終えると、次は自分教室へ、とのことである。
人混みはあまり好きではない、だからみんなが退場するのを待ち一番最後に入学式を行った講堂を後にした。
「何だァ、そのきったねェ木刀はァ? お前らも見ろよオ」
講堂から教室のある施設へと繋がる渡り廊下を歩いているとふと背後から声をかけられた。
「ははは!」と笑い声が湧く。
二人……合わせて三人か。
めんどくさいことになったな。
「あん?」と後ろを振り向くと三人の木刀(許可なしで校内では剣を使えない。代わりに木刀を使う)を腰に携えた男子生徒が立っていた。
ガチか、もうからまれるのかよ。
いくらなんでも早過ぎだろ。
「いきがいいなァ。俺はEランクの先輩だ」
Eランクでイキってんのかよ。
まじ寒いわ。
本当にこの学園はこんなやつを入学させてて大丈夫か?
少し心配だぞ。
「みるからに俺より下だよなァ」
一人が話し、残りの二人はそいつの言うことにヘラヘラ相槌を打つように笑っている。
こいつが親分みたいなもんか。
これで俺の方が上でしたってなったらどうすんだよ。
「ああ、俺はFだが──」
次の瞬間、目の前に拳が──。
「おいおい、口の書き方には気をつけろよ、敬語なァ?」
その一撃を木刀を抜き、木刀の平地で受け止める。
腰につけてる木刀は使わないのかい。
「そっちこそ、俺は最強になる者だぜ? 敬語で話しやがれ」
三人は目を合わせ、ぷっ、と吐き出してから笑います。
「ははは、こいつ面白ェ」
「ははは!」
お前ら二人は、ははは、以外もいいやがれ。
いかんいかん、こんなことしてる場合じゃなかった。
「ごめんなさい、先輩方々。こっちは時間がないんすわ」
「あん?」
本当はこんなやつら相手にする気はなかったがこのままでは遅刻してしまう。
「口の聞き方には──」
「う、る──」
俺は目にも止まらぬ早業で三人の男子生徒たちの頬に一発ずつ木刀でぶっ叩いた。
「ぐはっ」
「うっ」
「はっ」
バタリと同時に三人の男子生徒は倒れる。
「──せえんだよ」
大丈夫なのか、ここの学園。
こいつでEランクって……俺、それ以下とか。
めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど。
ピコンと学生証から音が鳴った。
ポケットから取り出して見てみると。
カナタ・クラファ (15)
スイデン冒険者学園一年D組
性別:男
血液型:AB
誕生日12月12日
ランクF+
おお、プラスになっていやがる!
そうか、こうやってランクを上げるのか!
倒せばランクが上がる。
負けたら下がる? かな。
ってこんなことしてる場合じゃなかった!
「教室に向かわなきゃだった!」
俺は倒れた三人の男子生徒に一発ずつゲンコツを喰らわし。
「お前らのせいで遅れるじゃねーか!」
慌てて自分の教室へと走り向かった。
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