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第一章
案外このクラスは当たりじゃないのか?
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入学式が終わり、とうとうクラスへと足を運んだ。
運が良く、シロとモモと同じクラスらしい。
これは楽しみだぞ。
「ふははは!!」
その声に反応して、周りは俺に注目して来ためすぐに、口を塞いだ。
あ、あぶねぇー。
危うく、変な人だと思われるところだったじゃねェーか!! よし、初めが肝心だ。
大きく深呼吸して、目を瞑りドアを開ける。
頼みます、頼みます。美少女だらけで有りますよーに!!
目を開けると、そこに色々な種族がいた。
ざっと見る感じ、曲がった2本の角の生えた魔族・耳が長いエルフ・犬や猫のような見た目の獣人が見られるな。
それも……女子に関してはみんな美少女だ!
「うひひ、うひひ」と、涎を垂らしながら妄想していると……。
ポンと頭を叩かれた。
「もう!」
シロだ。
「朝から、気持ち悪! もっと、普通にいられないの?」
「す、すまない……」
こんな美少女たちの前で落ち着いていられるかよッ!! ぁあー!! 最高です。
あ、今のところは好感度はどのくらいなのだろうか?
クラスにいるみんなの好感度を測ってみると。大体みんな、『ーー』というマークしか映し出されていない。
(鑑さん、これってどういう事?)
『そうね、ひとことで言うと眼中にギルちゃんがないって事ね! まぁ、そのうち眼中に入った時に好感度が出ると思うわ!』
(なるほどな。じゃぁ、もう少ししてからもう一度鑑定してみるよ)
『そうね! ところでなんだけど……』
(ん? なんだ?)
『あまり、キモい事思わないでもらえないかしら? はっきり言って気持ち悪すぎて、吐きそうなのよ。こっちの気持ちも考えてもらえないかしら?』
(悪いがそれは出来ないぜ。なんせ、俺はこのクラスの女子をみんな虜にする予定だからな!)
『うげっ! マジで気持ち悪い、死ね、消えろ! あ、消えると私も消えちゃうから消えるのは取り消しね! あ、死ねもか……ぁああ!!』
(ふぅはははは!! お前と俺は一心同体だ! 死ぬ時までな!!)
『ほんと、最悪だわ……』
さーて、どうするべきだ? 大人しく席に座って待つか?
それとも、色んな人に話しかける? うーん……。
少し考えた後、席に着くことにした。
席は、長机となっており長机に自分の名前が書いてある。
ひと席につき3人座るようだ。
机の数からしてざっと、このクラスは30人ほどか。
自分の席を探し座ろうとすると……すでに隣の人が座っていた。
しかも、女子! それも、穴が生えているのと尻尾からして魔族!!
制服のため、いつもと違って魔族の露出が高くないところが残念だが……それでも、いい!!
「やぁ、初めまして。ギルと申します」
そう、魔族の女子に声をかける。
「ワシは、メーペルじゃ」
その少女は、鋭い歯をしていて紫色のツインテールだった。その姿は、the魔族だ。
そして、ここで一つ気づいたことがある。
この子、背小さくねー!? うん、小さいよな? 明らかに……。
「おい! お前今! 小さいと思ったじゃろ?」
「い、いやぁ。思ってません。絶対に! 思ってません!」
きゃー、魔族って確か少しだけ人の心を読めるんだった。少し注意しなければ……。
「いやいや、それは嘘じゃろ!? 完全に思ってた! うん、絶対に!!」
「思ってませんから! いや、これ割とマジで!」
くそ~、どうやってこのピンチを潜ろうか……。
「まぁ、良い」
お? なんか、ピンチを潜り抜けたぞ!?
なんか知らないけど、ラッキー!
「はぁ……」
それにしても、本当に綺麗な顔だ。おっと、見惚れている場合ではない。鑑定、鑑定ぃ~。
うーんと……35。まぁ、初めはそんなものか。
【好感度倍増】でも、使って今日この子を落とそうかな?
『ここで、鑑定からの注意! 魔族は、基本的に好感度が上がりにくいわよ! サキュバスを除いてだけど……』
(そ、そうなのか!? なら……どうしようか……)
そんな事を考えていると、チャイムが鳴る。
あ、そろそろ時間だな……。
すると、ガラガラとドアを開けて担任の先生が入ってきた。
「はぁ?」と、俺は呟いた。
おいおい、まて……なんの冗談だ? あれって!
面接の時のお姉さんじゃん!!
「えー、お前たちの担任になった。ペペロンチーノだ。以後、よろしくな」
ペペロンチーノ先生は、こちらをギラっと見た。
あ、やばい……。
運が良く、シロとモモと同じクラスらしい。
これは楽しみだぞ。
「ふははは!!」
その声に反応して、周りは俺に注目して来ためすぐに、口を塞いだ。
あ、あぶねぇー。
危うく、変な人だと思われるところだったじゃねェーか!! よし、初めが肝心だ。
大きく深呼吸して、目を瞑りドアを開ける。
頼みます、頼みます。美少女だらけで有りますよーに!!
目を開けると、そこに色々な種族がいた。
ざっと見る感じ、曲がった2本の角の生えた魔族・耳が長いエルフ・犬や猫のような見た目の獣人が見られるな。
それも……女子に関してはみんな美少女だ!
「うひひ、うひひ」と、涎を垂らしながら妄想していると……。
ポンと頭を叩かれた。
「もう!」
シロだ。
「朝から、気持ち悪! もっと、普通にいられないの?」
「す、すまない……」
こんな美少女たちの前で落ち着いていられるかよッ!! ぁあー!! 最高です。
あ、今のところは好感度はどのくらいなのだろうか?
クラスにいるみんなの好感度を測ってみると。大体みんな、『ーー』というマークしか映し出されていない。
(鑑さん、これってどういう事?)
『そうね、ひとことで言うと眼中にギルちゃんがないって事ね! まぁ、そのうち眼中に入った時に好感度が出ると思うわ!』
(なるほどな。じゃぁ、もう少ししてからもう一度鑑定してみるよ)
『そうね! ところでなんだけど……』
(ん? なんだ?)
『あまり、キモい事思わないでもらえないかしら? はっきり言って気持ち悪すぎて、吐きそうなのよ。こっちの気持ちも考えてもらえないかしら?』
(悪いがそれは出来ないぜ。なんせ、俺はこのクラスの女子をみんな虜にする予定だからな!)
『うげっ! マジで気持ち悪い、死ね、消えろ! あ、消えると私も消えちゃうから消えるのは取り消しね! あ、死ねもか……ぁああ!!』
(ふぅはははは!! お前と俺は一心同体だ! 死ぬ時までな!!)
『ほんと、最悪だわ……』
さーて、どうするべきだ? 大人しく席に座って待つか?
それとも、色んな人に話しかける? うーん……。
少し考えた後、席に着くことにした。
席は、長机となっており長机に自分の名前が書いてある。
ひと席につき3人座るようだ。
机の数からしてざっと、このクラスは30人ほどか。
自分の席を探し座ろうとすると……すでに隣の人が座っていた。
しかも、女子! それも、穴が生えているのと尻尾からして魔族!!
制服のため、いつもと違って魔族の露出が高くないところが残念だが……それでも、いい!!
「やぁ、初めまして。ギルと申します」
そう、魔族の女子に声をかける。
「ワシは、メーペルじゃ」
その少女は、鋭い歯をしていて紫色のツインテールだった。その姿は、the魔族だ。
そして、ここで一つ気づいたことがある。
この子、背小さくねー!? うん、小さいよな? 明らかに……。
「おい! お前今! 小さいと思ったじゃろ?」
「い、いやぁ。思ってません。絶対に! 思ってません!」
きゃー、魔族って確か少しだけ人の心を読めるんだった。少し注意しなければ……。
「いやいや、それは嘘じゃろ!? 完全に思ってた! うん、絶対に!!」
「思ってませんから! いや、これ割とマジで!」
くそ~、どうやってこのピンチを潜ろうか……。
「まぁ、良い」
お? なんか、ピンチを潜り抜けたぞ!?
なんか知らないけど、ラッキー!
「はぁ……」
それにしても、本当に綺麗な顔だ。おっと、見惚れている場合ではない。鑑定、鑑定ぃ~。
うーんと……35。まぁ、初めはそんなものか。
【好感度倍増】でも、使って今日この子を落とそうかな?
『ここで、鑑定からの注意! 魔族は、基本的に好感度が上がりにくいわよ! サキュバスを除いてだけど……』
(そ、そうなのか!? なら……どうしようか……)
そんな事を考えていると、チャイムが鳴る。
あ、そろそろ時間だな……。
すると、ガラガラとドアを開けて担任の先生が入ってきた。
「はぁ?」と、俺は呟いた。
おいおい、まて……なんの冗談だ? あれって!
面接の時のお姉さんじゃん!!
「えー、お前たちの担任になった。ペペロンチーノだ。以後、よろしくな」
ペペロンチーノ先生は、こちらをギラっと見た。
あ、やばい……。
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