まほろ よろず祓い屋



天や神が人を助けるというような意味があるのだという。

佑という名を貰った日。
この世のものとは思えぬものを見た。
澄んだ水面を思わせる瞳、夜明け前にわずかに現れる空のような髪。
気を失う前に見たまぼろしのようなものだったのかもしれない。
夢かうつつかそれすらも、記憶が欠けてわからない。

神様達の暮らす神世
人間達の暮らす現世

重なり合う世界で巻き起こる事件に、巻き込まれていく佑のお話。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,358 位 / 194,358件 ファンタジー 44,900 位 / 44,900件

あなたにおすすめの小説

彼女は『好き』という方程式が解けない【読み切り】

カシューナッツ
恋愛
女の子を、しかも親友を好きだなんて絶対に言えない。 長い髪に触れたいなんて思ったなんて絶対に言えない。 そう恋を騙し、自分も騙し、親友であり続けようとした私──二条奏。 それでも良かった。 そうするつもりだった。 高校最後の冬が来る。別れの冬が──。 ソフトGLです。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

インフィニティ•ゼノ•リバース

タカユキ
ファンタジー
女神様に異世界転移された俺とクラスメイトは、魔王討伐の使命を背負った。 しかし、それを素直に応じるクラスメイト達ではなかった。 それぞれ独自に日常謳歌したりしていた。 最初は真面目に修行していたが、敵の恐ろしい能力を知り、魔王討伐は保留にした。 そして日常を楽しんでいたが…魔族に襲われ、日常に変化が起きた。 そしてある日、2つの自分だけのオリジナルスキルがある事を知る。 その一つは無限の力、もう一つが人形を作り、それを魔族に変える力だった。

大魔導師と賢者

河内 祐
ファンタジー
僕エメル・サフィスは魔法図書館の塔で司書をしている。 ある日僕は見た事ない本を手に取って読んでる。 そしたら、本から女性が‼︎ 彼女は自分は賢者に造られた魔法書だという。 そして、その賢者は昔の僕のライバルで⁉︎ ゆるーいファンタジーが始まります。

氷煙姫戦記:氷煙の王女は亡国の旗に誓う

高岩唯丑
ファンタジー
ルネーナはグルシア国の王女だった。グルシアの友好国であるエレルノーア国の魔法学園に留学してきていた。 そんなある日、ルネーナは学園長に呼び出されていた。何の用かと思っていると、学園長は困ったようにしながらグルシアがモンスターに蹂躙されて滅亡したと口にする。それを聞いて混乱するルネーナに学園長はさらに言葉を重ねる。 「学園を退学していただきたく」 後ろ盾を失い何の価値も無くなったルネーナを、置いておくつもりはないらしい。ルネーナはそれを聞いて失意の中、学園長室を後にする。 今まで文化の国の王女として、上品におしとやかにすごしてきたルネーナは、その態度にもう意味を見出せなくなり、ロングだった髪を切り落とし、猫をかぶるのをやめたのだった。 そして、ルネーナは冒険者になる事を決めて、歩き出す。

生贄少女は九尾の妖狐に愛されて

如月おとめ
恋愛
火事で両親を亡くした理子は 住んでいた村の村人たちに生贄に捧げられ 夏彦と名乗る九尾の妖狐に救われた。 これは全てを失った少女と彼女を一途に想う妖の 和風シンデレラストーリー 恋愛小説大賞にエントリーしております。

人生を共にしてほしい、そう言った最愛の人は不倫をしました。

松茸
恋愛
どうか僕と人生を共にしてほしい。 そう言われてのぼせ上った私は、侯爵令息の彼との結婚に踏み切る。 しかし結婚して一年、彼は私を愛さず、別の女性と不倫をした。

闇の錬金術師と三毛猫 ~全種類のポーションが製造可能になったので猫と共にお店でスローライフします~

桜井正宗
ファンタジー
Cランクの平凡な錬金術師・カイリは、宮廷錬金術師に憧れていた。 技術を磨くために大手ギルドに所属。 半年経つとギルドマスターから追放を言い渡された。 理由は、ポーションがまずくて回復力がないからだった。 孤独になったカイリは絶望の中で三毛猫・ヴァルハラと出会う。人語を話す不思議な猫だった。力を与えられ闇の錬金術師に生まれ変わった。 全種類のポーションが製造可能になってしまったのだ。 その力を活かしてお店を開くと、最高のポーションだと国中に広まった。ポーションは飛ぶように売れ、いつの間にかお金持ちに……! その噂を聞きつけた元ギルドも、もう一度やり直さないかとやって来るが――もう遅かった。 カイリは様々なポーションを製造して成り上がっていくのだった。 三毛猫と共に人生の勝ち組へ...!