8 / 24
第七話 迷宮都市と彼女の事情
しおりを挟む
迷宮都市ブリューゲル。
人族国の獣人族へと繋がる国境に辺りに位置する巨大都市。
この地は、かつては魔物の跋扈する森だった。
しかし、今は塔の地下に迷宮ができる事で、地上に魔物が発生しなくなり地上に人が住めるようになったのだ。
都市が出来て百年弱。
最初は小さい町から始まった。
魔物を閉じ込めるダンジョン化計画には多くの人が賛同するも、迷宮に潜り魔物を狩ることは良しとしなかった。
魔物が跋扈する迷宮が本当に安全なのか。
冒険者という職業が本当に安定したものなのか。
そもそも迷宮ってなんだ。冒険者ってなんだ。
それは無理もなかった。
元々は魔物が住み着いていた森。
誰もが近寄らないのは当然だ。
そこに命知らずの戦士たちが先陣を切った。
三日間の迷宮探索。
命辛辛で生還を果たした冒険者たち。
その手には大量の魔石が入った袋が握られていた。
一攫千金。
当時の魔石の買値は高く、それだけで小金持ちになった。
そのことを知った者たちは、我先へと迷宮へ潜った。
金の匂いを嗅ぎつけて来た商人、冒険者を手助けする職人。
その家族がこの街に住み着き、今の都市へとなった。
*
この都市の住民は様々な種族が存在していた。
人族、妖精族、獣人族、そして魔族。
争い合い、差別し合っていた種族が同じ空の下、手を差し伸べ合いながら生活をしていた。
「まだ、慣れないなぁ」
人族の少年と、魔族の少女が手を繋ぎながら歩く光景が目に入る。
きっと恋人同士である二人。
ルーンの知る世間では目の前の光景は、想像も付かなかっただろうし、絶対に許されなかったに違いない。
自分達が夢見てた光景が今広がっている。
本当は夢なのではないかと何度も頬を抓っていた。
「うん、夢じゃない……」
頬はジンジンと痺れ、抓りすぎたせいか抓った箇所が真っ赤になっていた。
隣を歩くアリシアも、目の前の光景が視界に入った。
「微笑ましいな」
「そうですね」
きっとアリシアにとってはただのカップルにしか写らないだろう。
軋轢や差別なんかはもはや歴史の産物。
教養があり、過去を知っていても、目で耳で肌で感じてはいない。
周囲の許さない視線を知らない。
けれど、それでいいと思った。
ルーンたちが目指した世界は、そういう世界なのだから。
それからしばらく街中を歩くと、ルーンたちは冒険者ギルドに辿り着く。
目の前に聳える建造物の外見は、白亜の巨城。
あたりのどの建物よりも大きく、その大きさはその権力を現し。白亜の色は不正のない、組織としての純粋性を現しているかのようだった。
とはいえ、バベルの塔には到底敵わない。
「いらっしゃいませ~。冒険者ギルドへようこそ!」
制服を着た従業員らしき女性は営業スマイルで、二人を出迎える。
辺りには、初心者らしき冒険者から熟練そうな冒険者たちが行き交いしていた。
ギルドの内装は至ってシンプルだった。とはいえ、外装との落差が出ないほどには金も手も掛かっているであろう内装ではあるが。
王城を連想させる高い天井、そこに吊り下げられているのは魔灯で作られたシャンデリアだ。
魔道具が普及している今の時代では当たり前なのかもしれないが、価値観の古いルーンにとっては計り知れなく高価で信じられない代物だった。
「時代が変われば、物の価値も変わるか……」
技術の発展は嬉しい事だが、急にこれが進歩した結果ですと出されては、心の理解が追いつかない。
ルーンは遠い目をする。
その隣でアリシアは、慣れた足取りで磨かれた石のタイルの上を歩き出す。
左手側にあるカウンターには『換金窓口』と書かれていた。
「魔石の換金を頼む。あ、これと、これは別でお願いできるだろうか?」
「はい、ではお預かりしますね」
魔石の入った麻袋を二つ。一つは元々アリシア一人で集めていた魔石の入った袋と、もう一つは帰還時に集めた魔石が入った袋。
そして首に下げたペンダントを渡す。
そのペンダントは、スケルトンが持っているものと似ていた。
金属板であるのは同じだが、ルーンのは銅製に対して、彼女のものは白金製。
よく見れば、隣の冒険者も身につけていた。
(なるほどこれが身分証になっているのか)
と、ルーンは理解した。
「ルーンは換金しないのか?」
「いえ、俺は大丈夫です」
アリシアと出会うまでスケルトンとしか出会っていない。そのスケルトンも、一時的に行動不能にはしたものの、貧弱な腕力のせいで倒しきれていない。
持っているとすれば、アリシアを助けた時に倒したコボルトの魔石くらい。
そうこうしていると、鑑定が終わったのか硬貨が小さいにトレーに乗せられ、カウンターに置かれた。
「三五〇〇〇ペルと、こっちは一二〇〇〇ペルになります」
「ヘルハウンドの魔石が結構高値がついたな」
アリシアは、最初の高額の方を硬貨を財布に入れる。
そして、残りの一二〇〇〇ペルをルーンに渡した。
「え、いんですか?」
「ああ、元々そのつもりだったからね」
程よい重みが伝わる。
この金額がどれくらいのなのか定かではないが、贅沢したければ二日は生きていけるだろうと推測した。
「さて、次は夕食だな」
「え?」
「ここまで一緒なんだ。もちろん、夕食も一緒してくれるだろ?」
アリシアは悪戯な笑みをする。
ギルドまで同行すると言った時点で、ここまでの流れは彼女の中では決まっていたと、ルーンは悟った。
彼女の手のひらで転がされているなと、苦笑する。
「ええ、じゃあ、安い店をお願いします。お金これしかないんで」
「安い店、か。じゃあ、あそこだな」
そうして連れてこられたのは、大通りにある大衆酒場。
木製の家具を基調とした店内には、すでに満員近くの客が座っている。
迷宮帰りの冒険者は、今日も生きて帰って来たと皆で喜びを分かち合い。
犬猿の中の冒険者は、どちらが多く酒を飲めるか競い合っている。
既に店を梯子して来た客は、しゃくりを上げながらも酒を呷っていた。
「なんだ、紅蓮姫。おめえもついに男が出来たのか?」
「おいおい、ヒョロっちいやろうじゃないか」
「おめえ、なんだそのナリは? ぼろっぼろじゃねえか」
「「「ギャハハハハハ」」」
ルーンたちの隣のテーブルに座っていた冒険者らしき男たちが、二人を揶揄い笑う。
酔っ払いによるただのだる絡みだ。
アリシアは不機嫌な表情で、口元にエールを運ぶ。
ルーンもまた、こういう時は不干渉が一番だとよく知っている。
「おん? なんだ、酒も飲めねえションベン小僧じゃねえか」
「「「ギャーハッハッハッハ」」」
ルーンの手元にはエールではなく果実水。
本当はルーンも酒を飲みたいところだが、どうもこの見た目では許されそうにもない。
昔ならば「みんなには内緒だぞ?」といって皆が飲ませてくれたのだが、この時代ではどうも未成年飲酒などには規制が厳しいらしい。
「精神年齢は三十近いだけどなぁ。……うまい」
精神年齢は成人でも、舌はまだ子供なのか妙に果実水が美味しく感じられ、なぜかそれが悔しかった。
やがて野次馬たちも飽きて来たのか、どこかへ消え去った。
それを確認したルーンは、ようやく解放されたかと小さくため息をついた。
「すまないな。迷惑をかけてしまった」
「え、アリシアさんのせいじゃないでしょ?」
「そうでもない」
「といいますと?」
アリシアは少し悩んだ末に、口を開いた。
「……私は少し前まではクランに所属していたんだ。名前は『金紅の薔薇』。私ともう一人で立ち上げた、女性のためのクランだ」
「へぇ、凄いじゃないですか」
「いや、クランを立ち上げること自体はそんなに凄いことじゃないんだ。人数を集めて、ギルドに申請すればそれで済むからな。
当初は迫害されていた女冒険者のために作ったクランだったんだ。
やはり、冒険者は男が多い職業だ。女というだけで軽視され、パーティーすら組むのに一苦労する。そんな彼女らを強く、男冒険者よりも強く気高く冒険者として生き抜いてほしいと思って」
その気持ちはルーンもわかった。
ルーンもまた弱きものを助けるため、種族間での差別を無くす目的で戦っていたのだから。
こんなに平和な世界でも差別は無くならないのかと、反吐が出る。
「まあ、数年で目的は達成できたよ。私たちのクランは徐々に力を付け有名になり、女というだけでは馬鹿にされないようになったんだ。だが、もう一人と意見が分かれてな。私はただ対等に扱われるようになって欲しかったんだが、奴は違ったみたいだ」
アリシアの顔が歪む。
「奴は、女は男より優秀で上に立たなければならないと言い出したんだ。今まで虐げられた分の報いを受けさせると。その思想に皆も賛同して、だから私は……」
その後は予想ができた。
アリシアはクランを抜け、今はソロで迷宮探索をしている。
「でも、なんでそれがさっきのと関係があるんですか?」
「あっ、……いやぁ、何と言うか。な。忘れてくれ! さっきの話含めて全て!」
「えっと、流石に無理が……」
「わ・す・れ・て・く・れ!」
「あ、はい……」
アリシアは、バンとテーブルを叩き、前のめりでテーブル越しのルーンを詰め寄る。
ルーンは語気の強いアリシアを目の当たりにして、頷くことしかできなかった。
人族国の獣人族へと繋がる国境に辺りに位置する巨大都市。
この地は、かつては魔物の跋扈する森だった。
しかし、今は塔の地下に迷宮ができる事で、地上に魔物が発生しなくなり地上に人が住めるようになったのだ。
都市が出来て百年弱。
最初は小さい町から始まった。
魔物を閉じ込めるダンジョン化計画には多くの人が賛同するも、迷宮に潜り魔物を狩ることは良しとしなかった。
魔物が跋扈する迷宮が本当に安全なのか。
冒険者という職業が本当に安定したものなのか。
そもそも迷宮ってなんだ。冒険者ってなんだ。
それは無理もなかった。
元々は魔物が住み着いていた森。
誰もが近寄らないのは当然だ。
そこに命知らずの戦士たちが先陣を切った。
三日間の迷宮探索。
命辛辛で生還を果たした冒険者たち。
その手には大量の魔石が入った袋が握られていた。
一攫千金。
当時の魔石の買値は高く、それだけで小金持ちになった。
そのことを知った者たちは、我先へと迷宮へ潜った。
金の匂いを嗅ぎつけて来た商人、冒険者を手助けする職人。
その家族がこの街に住み着き、今の都市へとなった。
*
この都市の住民は様々な種族が存在していた。
人族、妖精族、獣人族、そして魔族。
争い合い、差別し合っていた種族が同じ空の下、手を差し伸べ合いながら生活をしていた。
「まだ、慣れないなぁ」
人族の少年と、魔族の少女が手を繋ぎながら歩く光景が目に入る。
きっと恋人同士である二人。
ルーンの知る世間では目の前の光景は、想像も付かなかっただろうし、絶対に許されなかったに違いない。
自分達が夢見てた光景が今広がっている。
本当は夢なのではないかと何度も頬を抓っていた。
「うん、夢じゃない……」
頬はジンジンと痺れ、抓りすぎたせいか抓った箇所が真っ赤になっていた。
隣を歩くアリシアも、目の前の光景が視界に入った。
「微笑ましいな」
「そうですね」
きっとアリシアにとってはただのカップルにしか写らないだろう。
軋轢や差別なんかはもはや歴史の産物。
教養があり、過去を知っていても、目で耳で肌で感じてはいない。
周囲の許さない視線を知らない。
けれど、それでいいと思った。
ルーンたちが目指した世界は、そういう世界なのだから。
それからしばらく街中を歩くと、ルーンたちは冒険者ギルドに辿り着く。
目の前に聳える建造物の外見は、白亜の巨城。
あたりのどの建物よりも大きく、その大きさはその権力を現し。白亜の色は不正のない、組織としての純粋性を現しているかのようだった。
とはいえ、バベルの塔には到底敵わない。
「いらっしゃいませ~。冒険者ギルドへようこそ!」
制服を着た従業員らしき女性は営業スマイルで、二人を出迎える。
辺りには、初心者らしき冒険者から熟練そうな冒険者たちが行き交いしていた。
ギルドの内装は至ってシンプルだった。とはいえ、外装との落差が出ないほどには金も手も掛かっているであろう内装ではあるが。
王城を連想させる高い天井、そこに吊り下げられているのは魔灯で作られたシャンデリアだ。
魔道具が普及している今の時代では当たり前なのかもしれないが、価値観の古いルーンにとっては計り知れなく高価で信じられない代物だった。
「時代が変われば、物の価値も変わるか……」
技術の発展は嬉しい事だが、急にこれが進歩した結果ですと出されては、心の理解が追いつかない。
ルーンは遠い目をする。
その隣でアリシアは、慣れた足取りで磨かれた石のタイルの上を歩き出す。
左手側にあるカウンターには『換金窓口』と書かれていた。
「魔石の換金を頼む。あ、これと、これは別でお願いできるだろうか?」
「はい、ではお預かりしますね」
魔石の入った麻袋を二つ。一つは元々アリシア一人で集めていた魔石の入った袋と、もう一つは帰還時に集めた魔石が入った袋。
そして首に下げたペンダントを渡す。
そのペンダントは、スケルトンが持っているものと似ていた。
金属板であるのは同じだが、ルーンのは銅製に対して、彼女のものは白金製。
よく見れば、隣の冒険者も身につけていた。
(なるほどこれが身分証になっているのか)
と、ルーンは理解した。
「ルーンは換金しないのか?」
「いえ、俺は大丈夫です」
アリシアと出会うまでスケルトンとしか出会っていない。そのスケルトンも、一時的に行動不能にはしたものの、貧弱な腕力のせいで倒しきれていない。
持っているとすれば、アリシアを助けた時に倒したコボルトの魔石くらい。
そうこうしていると、鑑定が終わったのか硬貨が小さいにトレーに乗せられ、カウンターに置かれた。
「三五〇〇〇ペルと、こっちは一二〇〇〇ペルになります」
「ヘルハウンドの魔石が結構高値がついたな」
アリシアは、最初の高額の方を硬貨を財布に入れる。
そして、残りの一二〇〇〇ペルをルーンに渡した。
「え、いんですか?」
「ああ、元々そのつもりだったからね」
程よい重みが伝わる。
この金額がどれくらいのなのか定かではないが、贅沢したければ二日は生きていけるだろうと推測した。
「さて、次は夕食だな」
「え?」
「ここまで一緒なんだ。もちろん、夕食も一緒してくれるだろ?」
アリシアは悪戯な笑みをする。
ギルドまで同行すると言った時点で、ここまでの流れは彼女の中では決まっていたと、ルーンは悟った。
彼女の手のひらで転がされているなと、苦笑する。
「ええ、じゃあ、安い店をお願いします。お金これしかないんで」
「安い店、か。じゃあ、あそこだな」
そうして連れてこられたのは、大通りにある大衆酒場。
木製の家具を基調とした店内には、すでに満員近くの客が座っている。
迷宮帰りの冒険者は、今日も生きて帰って来たと皆で喜びを分かち合い。
犬猿の中の冒険者は、どちらが多く酒を飲めるか競い合っている。
既に店を梯子して来た客は、しゃくりを上げながらも酒を呷っていた。
「なんだ、紅蓮姫。おめえもついに男が出来たのか?」
「おいおい、ヒョロっちいやろうじゃないか」
「おめえ、なんだそのナリは? ぼろっぼろじゃねえか」
「「「ギャハハハハハ」」」
ルーンたちの隣のテーブルに座っていた冒険者らしき男たちが、二人を揶揄い笑う。
酔っ払いによるただのだる絡みだ。
アリシアは不機嫌な表情で、口元にエールを運ぶ。
ルーンもまた、こういう時は不干渉が一番だとよく知っている。
「おん? なんだ、酒も飲めねえションベン小僧じゃねえか」
「「「ギャーハッハッハッハ」」」
ルーンの手元にはエールではなく果実水。
本当はルーンも酒を飲みたいところだが、どうもこの見た目では許されそうにもない。
昔ならば「みんなには内緒だぞ?」といって皆が飲ませてくれたのだが、この時代ではどうも未成年飲酒などには規制が厳しいらしい。
「精神年齢は三十近いだけどなぁ。……うまい」
精神年齢は成人でも、舌はまだ子供なのか妙に果実水が美味しく感じられ、なぜかそれが悔しかった。
やがて野次馬たちも飽きて来たのか、どこかへ消え去った。
それを確認したルーンは、ようやく解放されたかと小さくため息をついた。
「すまないな。迷惑をかけてしまった」
「え、アリシアさんのせいじゃないでしょ?」
「そうでもない」
「といいますと?」
アリシアは少し悩んだ末に、口を開いた。
「……私は少し前まではクランに所属していたんだ。名前は『金紅の薔薇』。私ともう一人で立ち上げた、女性のためのクランだ」
「へぇ、凄いじゃないですか」
「いや、クランを立ち上げること自体はそんなに凄いことじゃないんだ。人数を集めて、ギルドに申請すればそれで済むからな。
当初は迫害されていた女冒険者のために作ったクランだったんだ。
やはり、冒険者は男が多い職業だ。女というだけで軽視され、パーティーすら組むのに一苦労する。そんな彼女らを強く、男冒険者よりも強く気高く冒険者として生き抜いてほしいと思って」
その気持ちはルーンもわかった。
ルーンもまた弱きものを助けるため、種族間での差別を無くす目的で戦っていたのだから。
こんなに平和な世界でも差別は無くならないのかと、反吐が出る。
「まあ、数年で目的は達成できたよ。私たちのクランは徐々に力を付け有名になり、女というだけでは馬鹿にされないようになったんだ。だが、もう一人と意見が分かれてな。私はただ対等に扱われるようになって欲しかったんだが、奴は違ったみたいだ」
アリシアの顔が歪む。
「奴は、女は男より優秀で上に立たなければならないと言い出したんだ。今まで虐げられた分の報いを受けさせると。その思想に皆も賛同して、だから私は……」
その後は予想ができた。
アリシアはクランを抜け、今はソロで迷宮探索をしている。
「でも、なんでそれがさっきのと関係があるんですか?」
「あっ、……いやぁ、何と言うか。な。忘れてくれ! さっきの話含めて全て!」
「えっと、流石に無理が……」
「わ・す・れ・て・く・れ!」
「あ、はい……」
アリシアは、バンとテーブルを叩き、前のめりでテーブル越しのルーンを詰め寄る。
ルーンは語気の強いアリシアを目の当たりにして、頷くことしかできなかった。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?

女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家にミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる