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閑話
その6 とあるご令嬢の日記 ✿1✿
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ルクセルボルン中央学園を15歳で卒業して、1年が過ぎようとしています。私は上級貴族というのにこの歳で婚約者のひとりもいません。2人もいたら困りますけど。
父は上級貴族で私にはたくさんの兄妹たちがいます。一番上に31歳の兄がいて、その兄が家を継ぐことは決まっています。兄は仕事も出来て夫人もりっぱな貴婦人です。一番末っ子の私の将来の事なんて誰も考えていないことはわかっています。父も年ですし、母は第3夫人でしたし、すでに亡くなってもいます。
第1夫人がお出来になる方なので家は問題なく回ります。私の同級生たちがどんどん婚約、結婚する中で相変わらず、私は花嫁修業をしています。誰に嫁ぐことになるのかも分からないのに。
冬のシーズンが来れば、夜会やパーティー三昧ですが、めぼしい殿方は大体婚約者がいらっしゃいます。ちょっと遊び目的で近寄られても困ります。私は結婚したいのです。
そして、16歳の春、兄から話があると応接間に呼ばれました。
「お兄様、なにかご用ですか」
「ああ、喜べ、パティアンヌ。おまえの婚約者が決まったぞ」
「え?」
「嬉しいだろう?お相手はなんと王族の方だぞ!」
「ま、まあ、お兄様。突然でびっくりしてしまいましたわ。本当に?」
「ああ、もちろんだ。陛下の甥っ子になるお方だ!」
王様の甥っ子様、なんとこの私に?夢のようなお相手…
「俺もよく知っているのだが、気のいい男だ。今度陛下と一緒に会うことになっている。ドレスや宝石を慎重に選ぶのだぞ。いいな」
「はい」
陛下と御一緒に?な、なんてこと…
「ばあや、ばあや。どこなの!」
「なんです。パティお嬢様!お声を上げるなんて!はしたない!」
「ごめんなさい。そんなことより聞いて!私に縁談があるのよ。お相手の方は王族の方らしいの!」
「まあ、パティお嬢様に!なんてこと。等々お嫁に…何というお方ですの?」
「王様の甥っ子らしいわ」
「そうではなく、お名前ですよ」
「え?あっ聞いてなかったわ」
「はあ、もう。ご自分の旦那様になるお相手のお名前聞かないとは…相変わらずですこと」
「んん、でも王様の甥っ子様ですから…確か何人か年頃の方がいらっしゃったのではなかったかしら…それより、ばあや。ドレスと装飾品を選ばねば、お兄様にも慎重に選ぶように言われているのよ」
「パティお嬢様、それはお相手の好みに合わせて選びなさいと言っているのです。お相手の方がどちらの方か分からないようでは選びようがありませんよ」
「え?そ、そうね…聞いてきますわ」
「けっこう!わたしくしが聞いてまいりますわ。お嬢様は少し落ち着きてくださいね」
「…はい、お願いします」
やってしまいました、いつもばあやに怒られてしまいます。でもばあやだけはいつも私を叱って下さいます。もうそんな事をしてくれるのはばあやだけです。お嫁に行ってもばあやは一緒に来てくれるかしら、ばあやがいないと心細いのです。そうだ、私も婚約者が出来たことをお友達に知らせなくてはなりません。
「パティお嬢様、聞いてまいりましたわ。確かに王様の甥っ子様でしたわ」
「ありがとう、ばあや。お名前は?」
「ロイス家の次男の方ですわ。」
ロイス家というと…王様の弟様の…え?お兄様の同級生のジョニルバール様!?
「ええ、りっぱな紳士ですこと…逆に心配です…」
ばあやの言っていることは分かります。りっぱ過ぎます。私にはもったいないお相手です。だって最近公爵になられたばかりですのに。ああ、お兄様がよく知っている人と言っていたのは、そういう意味でしたのね…お兄様と同じ歳の同級生です。お歳は31歳。そんな15歳も年上の方だなんて…ちらりとお姿は拝見したことはありましたが、なんだか背の低い方という印象でしかありません。それにこんなお歳まで独身でいるという事は、女お遊びのお人か男色のお人。どちらもお先真っ暗です。いまからでも断りに行こうか…
でも私なんて特に美しいというわけではありません。お母さまの髪はプラチナブロンドで美しい人でしたのに、私はお父様に似て髪の色は薄いブラウン、瞳はお父様の紫の瞳に似ればよかったのにお母さま譲りの青い瞳。しかもお母さまより薄い。本当にすべて薄くて印象まで薄いのです。魔力も精霊もそんなに特化したものもありません。私がいいと思って下さるのであれば年齢なんて関係ないですね。
落ち着いた年齢の方なのでピンクや黄色などの明るい色のドレスではなく、落ち着いた色で大人っぽいシックなデザインで装飾品もお母さまのものをお借りして落ち着いた感じに演出しましょう。
「ああ、地味だな。なんでもっと若さを前面にしたものにしない?お前は顔が地味なんだからドレスくらい明るいものにしないと…はあ、まあいい」
ひどい、お兄様。顔が地味な事は気にしているのに、気にしているのに!
お見合いは城の広場で何人ものお付きの方を引き連れて行われました。
「バル、どうだね。若くて可愛らしい子だ」
「はい、ありがとうございます。私にはもったいないお嬢様です」
ジョニルバール様は背は低いけれど、精悍な顔立ちをして美しい銀髪と紫の瞳が魅力的な優しそうな方でした。
お兄様と同じ歳なんてとても思えないほど若々しく、凛々しい。さすがは王族の方です。どこかなにかが違うように見えます。私がこんな方素敵な方の妻になんてなれるのでしょうか。
「陛下からファミリーネームで呼ばれていますのね。わたくしもバル様とお呼びしてもよろしいですか?」
「ええ、もちろん構いません。では私はパティ殿と」
お優しく素敵な笑顔を私に向けてくれます。なんて素敵な方なのでしょう。
「パティ殿、私はあなたを幸せにしたいと思います。歳も離れていますからなにかといやな思いをするかもしれませんが、私がパティ殿をお守りします」
バル様から正式な申し出をされ、私たちは教会で儀式を行い正式な婚約者になりました。
父は上級貴族で私にはたくさんの兄妹たちがいます。一番上に31歳の兄がいて、その兄が家を継ぐことは決まっています。兄は仕事も出来て夫人もりっぱな貴婦人です。一番末っ子の私の将来の事なんて誰も考えていないことはわかっています。父も年ですし、母は第3夫人でしたし、すでに亡くなってもいます。
第1夫人がお出来になる方なので家は問題なく回ります。私の同級生たちがどんどん婚約、結婚する中で相変わらず、私は花嫁修業をしています。誰に嫁ぐことになるのかも分からないのに。
冬のシーズンが来れば、夜会やパーティー三昧ですが、めぼしい殿方は大体婚約者がいらっしゃいます。ちょっと遊び目的で近寄られても困ります。私は結婚したいのです。
そして、16歳の春、兄から話があると応接間に呼ばれました。
「お兄様、なにかご用ですか」
「ああ、喜べ、パティアンヌ。おまえの婚約者が決まったぞ」
「え?」
「嬉しいだろう?お相手はなんと王族の方だぞ!」
「ま、まあ、お兄様。突然でびっくりしてしまいましたわ。本当に?」
「ああ、もちろんだ。陛下の甥っ子になるお方だ!」
王様の甥っ子様、なんとこの私に?夢のようなお相手…
「俺もよく知っているのだが、気のいい男だ。今度陛下と一緒に会うことになっている。ドレスや宝石を慎重に選ぶのだぞ。いいな」
「はい」
陛下と御一緒に?な、なんてこと…
「ばあや、ばあや。どこなの!」
「なんです。パティお嬢様!お声を上げるなんて!はしたない!」
「ごめんなさい。そんなことより聞いて!私に縁談があるのよ。お相手の方は王族の方らしいの!」
「まあ、パティお嬢様に!なんてこと。等々お嫁に…何というお方ですの?」
「王様の甥っ子らしいわ」
「そうではなく、お名前ですよ」
「え?あっ聞いてなかったわ」
「はあ、もう。ご自分の旦那様になるお相手のお名前聞かないとは…相変わらずですこと」
「んん、でも王様の甥っ子様ですから…確か何人か年頃の方がいらっしゃったのではなかったかしら…それより、ばあや。ドレスと装飾品を選ばねば、お兄様にも慎重に選ぶように言われているのよ」
「パティお嬢様、それはお相手の好みに合わせて選びなさいと言っているのです。お相手の方がどちらの方か分からないようでは選びようがありませんよ」
「え?そ、そうね…聞いてきますわ」
「けっこう!わたしくしが聞いてまいりますわ。お嬢様は少し落ち着きてくださいね」
「…はい、お願いします」
やってしまいました、いつもばあやに怒られてしまいます。でもばあやだけはいつも私を叱って下さいます。もうそんな事をしてくれるのはばあやだけです。お嫁に行ってもばあやは一緒に来てくれるかしら、ばあやがいないと心細いのです。そうだ、私も婚約者が出来たことをお友達に知らせなくてはなりません。
「パティお嬢様、聞いてまいりましたわ。確かに王様の甥っ子様でしたわ」
「ありがとう、ばあや。お名前は?」
「ロイス家の次男の方ですわ。」
ロイス家というと…王様の弟様の…え?お兄様の同級生のジョニルバール様!?
「ええ、りっぱな紳士ですこと…逆に心配です…」
ばあやの言っていることは分かります。りっぱ過ぎます。私にはもったいないお相手です。だって最近公爵になられたばかりですのに。ああ、お兄様がよく知っている人と言っていたのは、そういう意味でしたのね…お兄様と同じ歳の同級生です。お歳は31歳。そんな15歳も年上の方だなんて…ちらりとお姿は拝見したことはありましたが、なんだか背の低い方という印象でしかありません。それにこんなお歳まで独身でいるという事は、女お遊びのお人か男色のお人。どちらもお先真っ暗です。いまからでも断りに行こうか…
でも私なんて特に美しいというわけではありません。お母さまの髪はプラチナブロンドで美しい人でしたのに、私はお父様に似て髪の色は薄いブラウン、瞳はお父様の紫の瞳に似ればよかったのにお母さま譲りの青い瞳。しかもお母さまより薄い。本当にすべて薄くて印象まで薄いのです。魔力も精霊もそんなに特化したものもありません。私がいいと思って下さるのであれば年齢なんて関係ないですね。
落ち着いた年齢の方なのでピンクや黄色などの明るい色のドレスではなく、落ち着いた色で大人っぽいシックなデザインで装飾品もお母さまのものをお借りして落ち着いた感じに演出しましょう。
「ああ、地味だな。なんでもっと若さを前面にしたものにしない?お前は顔が地味なんだからドレスくらい明るいものにしないと…はあ、まあいい」
ひどい、お兄様。顔が地味な事は気にしているのに、気にしているのに!
お見合いは城の広場で何人ものお付きの方を引き連れて行われました。
「バル、どうだね。若くて可愛らしい子だ」
「はい、ありがとうございます。私にはもったいないお嬢様です」
ジョニルバール様は背は低いけれど、精悍な顔立ちをして美しい銀髪と紫の瞳が魅力的な優しそうな方でした。
お兄様と同じ歳なんてとても思えないほど若々しく、凛々しい。さすがは王族の方です。どこかなにかが違うように見えます。私がこんな方素敵な方の妻になんてなれるのでしょうか。
「陛下からファミリーネームで呼ばれていますのね。わたくしもバル様とお呼びしてもよろしいですか?」
「ええ、もちろん構いません。では私はパティ殿と」
お優しく素敵な笑顔を私に向けてくれます。なんて素敵な方なのでしょう。
「パティ殿、私はあなたを幸せにしたいと思います。歳も離れていますからなにかといやな思いをするかもしれませんが、私がパティ殿をお守りします」
バル様から正式な申し出をされ、私たちは教会で儀式を行い正式な婚約者になりました。
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