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第3章
アストロキングス
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「大丈夫ですか、ん?おっもう治っているな」
「本当にキレイに腫れもなくなっている…」
2人の騎士は、すでに立ち上がって話をしている男性を見て驚いた。
「ありがとうございます。わけが分からず絡まれてしまって…」
「いえ、ごめんなさい。私のせいかも…。さっき店でトラブルを起こしてた人達だから」
「はは、リリスお嬢さんはあんな大柄な男たちでさえ、ご自身で解決できるんですね。さすがキース隊長のお嬢さんだ」
倒れていた男性は痛みがないからとお礼を述べて帰って行った。第5部隊の人たちだろうか?キースと自分を知っている。
「騎士団の方々がこちらでなにを?」
「ああ、失礼しました。我々、王都騎士団第5部隊はキース隊長の案によりこの下町付近を騎士団の恰好で見回りをしております。最初は下町にお店を出しているお嬢さんの事が心配なのかと思っていましたが、案外好評でして、訓練だけでは暇をしていましたから丁度よかったです」
敬礼をしてリリスに報告をする騎士団のメンバー。どうやらお試しで見回りをしているらしい。この辺のみならず広範囲でパトロールを実施しているのだとか、なんとも頼もしい。
「今までは腕力だけだとか魔法も使えない輩とか他の部隊の連中に色々言われてきましたが、こうやって人の役に立てていることがなにより誇りに思えます。この提案を出されたキース隊長には感謝しております」
赤い髪の大柄な若い騎士はにこやかに話し感じのいい人だった。キースの事を尊敬しているのがよくわかる。
「我々は腕力のみだけと思われていますが、ちゃんと魔力もありますし魔法も使えるのですがね、今は平和な世の中になりましたからそれを披露する場もありませんしね。この案は定着するのはないですかね」
赤い髪と金髪に緑の瞳の若い2人の騎士たちは、パトロールをして地域貢献に意欲を燃やしている。なんとも気持ちのいい青年たちに会えて嬉しく思う。そしてまた見回りに戻るとして2人は歩き出そうとした所、赤い髪の大柄な男性がリリスに向き直った。
「ああ、そうだ。キース隊長も若くないので身体に気を付けるようにお嬢さんからも言ってください。うちのオヤジも40前で亡くなりましたから。キース隊長は我々同郷の星ですから。長生きしてほしいですよ、では」
「え?そ、そうね。ありがとう。父に伝えておくわ」
同郷ってことはニールヴァンス王国の人なのかしら、あっ名前を聞き忘れたわね。それにしても40くらいで体に気を付けろなんて言われるのね。しかも若い男性から…
「お父さん、今日下町で騎士団の人たちを見かけたわ」
「おや?もうばれてしまったのかい。定着させるまで内緒にしようと思っていたのに」
「ああ、キース殿の提案は即座に承認されましたからね。俺もいい案だと思いましたよ」
バルだ。最近は週に2.3回夕食に来ている。忙しいようだ。
「キースは仕事が早いのね」
リエは相変わらずキースに甘い。
「名前聞きそびれちゃったんだけど、同郷の人って言ってたわ。それと歳だから身体に気を付けてねって」
「えーー!キースはそんな歳じゃないわよぉ」
やっぱりそうだよね
「ははは、それはたぶんジークだろう。赤い髪をしていなかったかい?」
「赤だったわ」
「ジークもアストロキングス王国の出身だからね。心配してくれているのだろう」
「え?アストロキングス?ニールヴァンス王国ではないの?」
「ああ、リリスには言ってなかったかな?俺はニールヴァンス王国に流れ着いた流れ者さ」
「アストロキングスと言えば短命な種族だったな…だから心配しているのでは?」
「短命なの?」
「まあ、そうだね。国では40前に亡くなる人が多かったよ。大柄で腕力のある血筋というか…俺の母も40前で胸を押さえながら倒れたんだ、そしてそのまま亡くなっている」
「リリス、アストロキングスは別名巨人の国とも呼ばれているのよ」
「え?巨人?」
「はは、そうだよ。そう呼ばれているね。しかし俺はその国では身体が小さい方で、そんな中で父に殺されかけたのさ。それで母は幼い俺を連れてニールヴァンス王国に逃げてきたんだ」
「こ、殺されかけた…?」
「実の父親に?」
リリスとバルが驚く。
「ああ、この国の人からは想像が付かないかもしれないが、アストロキングスは弱い者は淘汰される。それが自然の摂理だと本気で信じているんだよ」
「母は俺が殺される前に夜逃げしてね。必死で逃げてくれた。今でも覚えているが真っ黒な森の中で村の人たちが逃げた俺たちを捜して回っていた。逃げた弱い者を殺すためにね。それに森には魔獣もいたしね。母はボロボロになりながら俺を守ってくれた」
いつも明るいキースにそんな過去があっただなんて、なんにも知らなかった。
「そして、母は働きづめで死んでしまったよ」
「ジークも小柄だっただろう。同じ理由で逃げてきたようだよ。ジークの家は家族そろってアストロキングスを出たようだが、やはり夜逃げ同然で出てきたらしいよ」
小柄だったかな…?
「あっあの男、ジョセフ。あの男もアストロキングスの男だよ。おそこの宿屋のオヤジと女将もだ。ジョセフには手を焼いたと言っていたよ」
え?あのジョセフも?
「ジョセフはアストロキングスの男の血をより濃く受け継いだようで怒り方とかは自分の父親を見ているようだと言っていたな」
「おじいさんが花屋を開いたのじゃなかった?」
「だからそのおじいさんがアストロキングスの人さ。夫婦で流れてきてあのユロランで落ち着いたのだろ。ジョセフは3世だな」
何という偶然…だからあんなに背が高く細マッチョだったのか
「あのリリスが泊まった宿屋の女将さんの両親もアストロキングス出身で逃げ出して宿屋を始めたのだとか。そこで宿の客として来ていたジョセフのおやじさんと知り合って結婚したんだとさ。同郷の話で盛り上がったのだと」
リリスは、へえと思いつつ、ジュリエッタもリエもアストロキングスの男を好きになっている。双子だと趣味が合うのだろうか…リリスはそっとリエを見ると目を反らされた。
「リリス、そのジークという男性?いい男ではなかったか?」
バルが言いにくそうに言う。
「え?ん…そうね、イケメンだったわね」
「アストロキングスは巨人の国、また魅了の国としても有名なんだよ」
「なぜだが、アストロキングスの住民は他の国の人間を魅了する。だからキースもジョセフもすごく女性にモテるんだ」
なるほど、そういえば、ジョセフはやたらとモテていたな…ん?私もかな?そんな血筋もあるのか…
「本当にキレイに腫れもなくなっている…」
2人の騎士は、すでに立ち上がって話をしている男性を見て驚いた。
「ありがとうございます。わけが分からず絡まれてしまって…」
「いえ、ごめんなさい。私のせいかも…。さっき店でトラブルを起こしてた人達だから」
「はは、リリスお嬢さんはあんな大柄な男たちでさえ、ご自身で解決できるんですね。さすがキース隊長のお嬢さんだ」
倒れていた男性は痛みがないからとお礼を述べて帰って行った。第5部隊の人たちだろうか?キースと自分を知っている。
「騎士団の方々がこちらでなにを?」
「ああ、失礼しました。我々、王都騎士団第5部隊はキース隊長の案によりこの下町付近を騎士団の恰好で見回りをしております。最初は下町にお店を出しているお嬢さんの事が心配なのかと思っていましたが、案外好評でして、訓練だけでは暇をしていましたから丁度よかったです」
敬礼をしてリリスに報告をする騎士団のメンバー。どうやらお試しで見回りをしているらしい。この辺のみならず広範囲でパトロールを実施しているのだとか、なんとも頼もしい。
「今までは腕力だけだとか魔法も使えない輩とか他の部隊の連中に色々言われてきましたが、こうやって人の役に立てていることがなにより誇りに思えます。この提案を出されたキース隊長には感謝しております」
赤い髪の大柄な若い騎士はにこやかに話し感じのいい人だった。キースの事を尊敬しているのがよくわかる。
「我々は腕力のみだけと思われていますが、ちゃんと魔力もありますし魔法も使えるのですがね、今は平和な世の中になりましたからそれを披露する場もありませんしね。この案は定着するのはないですかね」
赤い髪と金髪に緑の瞳の若い2人の騎士たちは、パトロールをして地域貢献に意欲を燃やしている。なんとも気持ちのいい青年たちに会えて嬉しく思う。そしてまた見回りに戻るとして2人は歩き出そうとした所、赤い髪の大柄な男性がリリスに向き直った。
「ああ、そうだ。キース隊長も若くないので身体に気を付けるようにお嬢さんからも言ってください。うちのオヤジも40前で亡くなりましたから。キース隊長は我々同郷の星ですから。長生きしてほしいですよ、では」
「え?そ、そうね。ありがとう。父に伝えておくわ」
同郷ってことはニールヴァンス王国の人なのかしら、あっ名前を聞き忘れたわね。それにしても40くらいで体に気を付けろなんて言われるのね。しかも若い男性から…
「お父さん、今日下町で騎士団の人たちを見かけたわ」
「おや?もうばれてしまったのかい。定着させるまで内緒にしようと思っていたのに」
「ああ、キース殿の提案は即座に承認されましたからね。俺もいい案だと思いましたよ」
バルだ。最近は週に2.3回夕食に来ている。忙しいようだ。
「キースは仕事が早いのね」
リエは相変わらずキースに甘い。
「名前聞きそびれちゃったんだけど、同郷の人って言ってたわ。それと歳だから身体に気を付けてねって」
「えーー!キースはそんな歳じゃないわよぉ」
やっぱりそうだよね
「ははは、それはたぶんジークだろう。赤い髪をしていなかったかい?」
「赤だったわ」
「ジークもアストロキングス王国の出身だからね。心配してくれているのだろう」
「え?アストロキングス?ニールヴァンス王国ではないの?」
「ああ、リリスには言ってなかったかな?俺はニールヴァンス王国に流れ着いた流れ者さ」
「アストロキングスと言えば短命な種族だったな…だから心配しているのでは?」
「短命なの?」
「まあ、そうだね。国では40前に亡くなる人が多かったよ。大柄で腕力のある血筋というか…俺の母も40前で胸を押さえながら倒れたんだ、そしてそのまま亡くなっている」
「リリス、アストロキングスは別名巨人の国とも呼ばれているのよ」
「え?巨人?」
「はは、そうだよ。そう呼ばれているね。しかし俺はその国では身体が小さい方で、そんな中で父に殺されかけたのさ。それで母は幼い俺を連れてニールヴァンス王国に逃げてきたんだ」
「こ、殺されかけた…?」
「実の父親に?」
リリスとバルが驚く。
「ああ、この国の人からは想像が付かないかもしれないが、アストロキングスは弱い者は淘汰される。それが自然の摂理だと本気で信じているんだよ」
「母は俺が殺される前に夜逃げしてね。必死で逃げてくれた。今でも覚えているが真っ黒な森の中で村の人たちが逃げた俺たちを捜して回っていた。逃げた弱い者を殺すためにね。それに森には魔獣もいたしね。母はボロボロになりながら俺を守ってくれた」
いつも明るいキースにそんな過去があっただなんて、なんにも知らなかった。
「そして、母は働きづめで死んでしまったよ」
「ジークも小柄だっただろう。同じ理由で逃げてきたようだよ。ジークの家は家族そろってアストロキングスを出たようだが、やはり夜逃げ同然で出てきたらしいよ」
小柄だったかな…?
「あっあの男、ジョセフ。あの男もアストロキングスの男だよ。おそこの宿屋のオヤジと女将もだ。ジョセフには手を焼いたと言っていたよ」
え?あのジョセフも?
「ジョセフはアストロキングスの男の血をより濃く受け継いだようで怒り方とかは自分の父親を見ているようだと言っていたな」
「おじいさんが花屋を開いたのじゃなかった?」
「だからそのおじいさんがアストロキングスの人さ。夫婦で流れてきてあのユロランで落ち着いたのだろ。ジョセフは3世だな」
何という偶然…だからあんなに背が高く細マッチョだったのか
「あのリリスが泊まった宿屋の女将さんの両親もアストロキングス出身で逃げ出して宿屋を始めたのだとか。そこで宿の客として来ていたジョセフのおやじさんと知り合って結婚したんだとさ。同郷の話で盛り上がったのだと」
リリスは、へえと思いつつ、ジュリエッタもリエもアストロキングスの男を好きになっている。双子だと趣味が合うのだろうか…リリスはそっとリエを見ると目を反らされた。
「リリス、そのジークという男性?いい男ではなかったか?」
バルが言いにくそうに言う。
「え?ん…そうね、イケメンだったわね」
「アストロキングスは巨人の国、また魅了の国としても有名なんだよ」
「なぜだが、アストロキングスの住民は他の国の人間を魅了する。だからキースもジョセフもすごく女性にモテるんだ」
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