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第3章
レイジュの泉
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「せ、精霊の王って…」
「世界樹がなくなれば精霊もいなくなる。人は魔法が使えなくなるわ」
色々と要約した。
「誰から聞いたのよ…」
「だから精霊王よ?」
「やっぱり、リリスは精霊と意思疎通が出来るってことね…」
「そういうこと」
精霊王のレイジュ様は魔力が高い人であれば、みんな意思疎通が出来るがそこは端折る。キキは魔力が貴族並だからレイジュ様と話せていたかもしれない。合わせておけばよかったかなぁと思うリリスは色々と説明が足りない。キースやリエやバルが気の毒そうな面持ちでキキを見る。
「キキ、精霊を見ることが出来るのは私の国の血筋なのよ」
リエがリリスの足らない言葉を付け加える
「え?」
キキは隣国の事情を知らない。
「私の国では精霊の姿が見える人はたくさんいるわ。王族は大抵見えていたわね。でも話が出来る人は昔の文献から見ても数少ない珍しい事。…リリスは確かに精霊と意思疎通が出来るかもしれないけど、きっとそれはお役目が在っての事だと思っているの」
「お役目…?」
「世界樹を伐ることよ。きっと生まれながらにそのお役目を仰せつかったのだと私は思っているわ」
リリスはリエをじっと見る。初めて聞くリエの思いだった。リエはリリスと同じ事を思っていたのだ。なんだかリリスは嬉しくなった。
「ふう、リリスは事も無げに話ているけど大変なことを成し遂げているのよ。あまり言いふらすのはよくないわ」
「キキにしか言わないわよ」
「わかったわ。その話は終わりでいいわ…じゃあ私からは…あの水の結果だけ言うわね。あの水はエリクサーよ」
「「え!?」」
4人の動きが止まる。たまに飲んだりしていた。
エリクサーは飲むと、不老不死になるというおとぎ話がある。それを4人は思い出していた。しかし、あれは創作話だ。リリスは「エリクサー」が創作話だと知っている。
「キキ、エリクサーって不老不死になるとかいうあれ?」
リリスはとりあえず、みんなが知っている話から普通の質問をした。他の3人は創作話とは知らないので顔が真っ青である。リリスはそこまで話をしていない。
「いえ、あれはただのおとぎ話よ。そんな物ないわ。研究はされてはいたようだけど、完成はしてないはずよ。私が言っているのはなんの毒気もない紛れもない天然のエリクサーってことよ」
意味がわからない。でも3人はほっとしている。
「どういうこと?」
「エリクサーは分かりやすく言うと、どんな難病にも効くポーションね。稀に自然現象がうまくマッチして天然のエリクサーが湧くような場所があるの」
そこは紛れもなくレイジュ様の泉のことだろう。
「近くに薬草があったりとか魔素の具合とか色々といい条件が重なってそんな水が湧く。という昔の記述が残っていたわ。今の世にあるかは分からないけど。人が開発したエリクサーと呼ばれる物は一歩間違えば毒薬よ。飲めないわ」
知っている。でもダイヤにはなるのよ。
「この水を使えばいいポーションが出来る?」
「その必要はないわ。この水を飲んだらいいんだもの」
「この水はそんなにないわ」
「えっ…でも」
それはそうだ。この泉の水さえあればポーションなど必要なくなる。しかし、世界中の人たちの分はないだろう。
今街では腕のある冒険者が職を無くしている。狂暴な魔獣が居なくなったため、誰でも軽装備で森に入れるのだ。よって薬草摘みなど今までは若い冒険者が行っていたようなことを横取りしているのだ。
その為薬草は取り放題となっている。そして薬草が出回っているので腕の悪い錬金術師が増え粗悪なポーションも増えてきているのだ。冒険者が低級や中級の錬金術師に転職しているのもあるだろう。講習さえ受ければある程度の物は作れるようになる。
「バルは森のことは調べているの?」
「ああ、リリスから言われたのもあるが、元々陛下からも調べるようにと言われていたから今も調査中ではあるが…森の奥から高価な魔石が大量に落ちているらしい。今はそれを回収しているようだが、ものすごい量のようだよ。その量の数だけ魔獣が街に押し寄せてくることがあったかもと思うとゾッとするな」
「リリスは、森のなにを調べたかったの?」
「土とか川の魔素の量かな?以前エトが池の水を地面に撒いて薬草を育てていたのよ。薬草が全部刈られる前に誰かに薬草を育ててもらったらいいのに、と思ったの」
「それはリリスが考えることなのか?」
「でも私も錬金術師になってお店とか出すのなら薬草とか必要でしょ?無くなると困るわ」
「でもそんな環境整備は王様や貴族の仕事よ」
「でも、貴族が絡んで来たらうまくいかなそう。時もかかりそう」
キースとリエが話に加わる。一人キキはおいてけぼりである。
なんなのここは?なんの会議をしているの?私もそれに加わっているの?
キキは頭を抱える。
夕食を終えいつもの通りレイジュ様の泉に行く。キキは初だ。泉の水は瓶に入れて渡しただけだ。「この水の水質を調べてほしい」と一言だけ添えて。
前は神木が男女の壁になっていたが今はなにもない。大きな泉だ。今では恰好は悪いが男湯と女湯を薄い板で仕切っている。小さな脱衣室みたいなものも造っていて快適な温泉ライフになっている。しかし、森の魔素がなくなった以上この泉もいつ誰かに見つかってもおかしくはない。いつまでも独占して使用は出来ないだろうと思われた。
「とりあえず、この場所を陛下に伝えてこの国の独占にしてはどうか?この国のリリスが見つけたのだから」
バルが「早いもの勝ちだ」とでもいう言い方をした。
「でも天然のエリクサーだよ。独占なんかして争いにならない?」
「それはそうだが、どこかの国が管理をしなければならない。いずれ世界樹が育つのだから」
泉は森の奥の奥のため、しばらくは見つからないだろうと思うがそれも時間の問題だ。とりあえず、呼び名を「レイジュの泉」にした。「様」を取っただけだ。
「世界樹がなくなれば精霊もいなくなる。人は魔法が使えなくなるわ」
色々と要約した。
「誰から聞いたのよ…」
「だから精霊王よ?」
「やっぱり、リリスは精霊と意思疎通が出来るってことね…」
「そういうこと」
精霊王のレイジュ様は魔力が高い人であれば、みんな意思疎通が出来るがそこは端折る。キキは魔力が貴族並だからレイジュ様と話せていたかもしれない。合わせておけばよかったかなぁと思うリリスは色々と説明が足りない。キースやリエやバルが気の毒そうな面持ちでキキを見る。
「キキ、精霊を見ることが出来るのは私の国の血筋なのよ」
リエがリリスの足らない言葉を付け加える
「え?」
キキは隣国の事情を知らない。
「私の国では精霊の姿が見える人はたくさんいるわ。王族は大抵見えていたわね。でも話が出来る人は昔の文献から見ても数少ない珍しい事。…リリスは確かに精霊と意思疎通が出来るかもしれないけど、きっとそれはお役目が在っての事だと思っているの」
「お役目…?」
「世界樹を伐ることよ。きっと生まれながらにそのお役目を仰せつかったのだと私は思っているわ」
リリスはリエをじっと見る。初めて聞くリエの思いだった。リエはリリスと同じ事を思っていたのだ。なんだかリリスは嬉しくなった。
「ふう、リリスは事も無げに話ているけど大変なことを成し遂げているのよ。あまり言いふらすのはよくないわ」
「キキにしか言わないわよ」
「わかったわ。その話は終わりでいいわ…じゃあ私からは…あの水の結果だけ言うわね。あの水はエリクサーよ」
「「え!?」」
4人の動きが止まる。たまに飲んだりしていた。
エリクサーは飲むと、不老不死になるというおとぎ話がある。それを4人は思い出していた。しかし、あれは創作話だ。リリスは「エリクサー」が創作話だと知っている。
「キキ、エリクサーって不老不死になるとかいうあれ?」
リリスはとりあえず、みんなが知っている話から普通の質問をした。他の3人は創作話とは知らないので顔が真っ青である。リリスはそこまで話をしていない。
「いえ、あれはただのおとぎ話よ。そんな物ないわ。研究はされてはいたようだけど、完成はしてないはずよ。私が言っているのはなんの毒気もない紛れもない天然のエリクサーってことよ」
意味がわからない。でも3人はほっとしている。
「どういうこと?」
「エリクサーは分かりやすく言うと、どんな難病にも効くポーションね。稀に自然現象がうまくマッチして天然のエリクサーが湧くような場所があるの」
そこは紛れもなくレイジュ様の泉のことだろう。
「近くに薬草があったりとか魔素の具合とか色々といい条件が重なってそんな水が湧く。という昔の記述が残っていたわ。今の世にあるかは分からないけど。人が開発したエリクサーと呼ばれる物は一歩間違えば毒薬よ。飲めないわ」
知っている。でもダイヤにはなるのよ。
「この水を使えばいいポーションが出来る?」
「その必要はないわ。この水を飲んだらいいんだもの」
「この水はそんなにないわ」
「えっ…でも」
それはそうだ。この泉の水さえあればポーションなど必要なくなる。しかし、世界中の人たちの分はないだろう。
今街では腕のある冒険者が職を無くしている。狂暴な魔獣が居なくなったため、誰でも軽装備で森に入れるのだ。よって薬草摘みなど今までは若い冒険者が行っていたようなことを横取りしているのだ。
その為薬草は取り放題となっている。そして薬草が出回っているので腕の悪い錬金術師が増え粗悪なポーションも増えてきているのだ。冒険者が低級や中級の錬金術師に転職しているのもあるだろう。講習さえ受ければある程度の物は作れるようになる。
「バルは森のことは調べているの?」
「ああ、リリスから言われたのもあるが、元々陛下からも調べるようにと言われていたから今も調査中ではあるが…森の奥から高価な魔石が大量に落ちているらしい。今はそれを回収しているようだが、ものすごい量のようだよ。その量の数だけ魔獣が街に押し寄せてくることがあったかもと思うとゾッとするな」
「リリスは、森のなにを調べたかったの?」
「土とか川の魔素の量かな?以前エトが池の水を地面に撒いて薬草を育てていたのよ。薬草が全部刈られる前に誰かに薬草を育ててもらったらいいのに、と思ったの」
「それはリリスが考えることなのか?」
「でも私も錬金術師になってお店とか出すのなら薬草とか必要でしょ?無くなると困るわ」
「でもそんな環境整備は王様や貴族の仕事よ」
「でも、貴族が絡んで来たらうまくいかなそう。時もかかりそう」
キースとリエが話に加わる。一人キキはおいてけぼりである。
なんなのここは?なんの会議をしているの?私もそれに加わっているの?
キキは頭を抱える。
夕食を終えいつもの通りレイジュ様の泉に行く。キキは初だ。泉の水は瓶に入れて渡しただけだ。「この水の水質を調べてほしい」と一言だけ添えて。
前は神木が男女の壁になっていたが今はなにもない。大きな泉だ。今では恰好は悪いが男湯と女湯を薄い板で仕切っている。小さな脱衣室みたいなものも造っていて快適な温泉ライフになっている。しかし、森の魔素がなくなった以上この泉もいつ誰かに見つかってもおかしくはない。いつまでも独占して使用は出来ないだろうと思われた。
「とりあえず、この場所を陛下に伝えてこの国の独占にしてはどうか?この国のリリスが見つけたのだから」
バルが「早いもの勝ちだ」とでもいう言い方をした。
「でも天然のエリクサーだよ。独占なんかして争いにならない?」
「それはそうだが、どこかの国が管理をしなければならない。いずれ世界樹が育つのだから」
泉は森の奥の奥のため、しばらくは見つからないだろうと思うがそれも時間の問題だ。とりあえず、呼び名を「レイジュの泉」にした。「様」を取っただけだ。
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