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第70話
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「数日ほど前にベルナル様達がシシリーに到着されたそうよ。そろそろ叔父様を迎えに行かないとね」
アリアナは母イザベラに告げた。
「お客様をお迎えするのに掃除していなくていいの?」
「いいの、いいの。キレイにしていたら最近まで使っていたってバレるでしょ?埃まみれでいいのよ」
母はお嬢様育ちの商売好きの人だったため、家事は苦手だ。料理もそんなにうまくないがこの数週間は親子水入らずで過ごして楽しんでいた。
リアは箒に母を乗せ、王都まで戻った。ショーンを連れ母を残した。母は一緒に付いて行きたかったようだが父が止めた。またすぐに戻るからと母に言うとシシリーに戻った。
そしてベルナル達がいる宿に向かった。そして今まさにシシリーに到着したかのように振舞った。
「お待たせしました」
「いや、我儘言わせて悪かった」
「いえ、おばあ様の遺品ですからご家族に渡すのが本来はいいのだと思います」
門から徒歩圏内で危なくない道を事前に作っていた。リア達は10分ほどで小屋に着いた。リアが招くとショーンやベルナル達が結界の中に入った。
「これは結界…家周辺ってこと?」
コルクスが驚きを隠せないようだった。小屋の中に入ると見た目とのギャップにまた驚いていた。しかし以前ハウスの中に入ったことがあるベルナルはにこやかに言った。
「ああ、懐かしい。ばあちゃんの家だ。覚えがあるよ。すごいな。ここに移動させていたのか…」
「本はどこだい?おお、これがおばあ様の本?素晴らしい。すべて持って帰りたい」
コルクスはアルディの研究部屋に入ると目を輝かせてあちらこちらに手を伸ばした。
「コルクス、だめだ。これは俺らが継いだものじゃない」
「そうだが…」
「貴重な本でしたら、やはりお返ししても…」
「えっ(´▽`)」
「コルクス、ダメだ。これはアリアナに送られたものだ。ばあちゃんが決めたんだ。俺もお前もばあちゃんから何も譲られていない」
「ベルナル、頭が固いよ。アリアナ嬢が譲ってもいいって言ってるんならいいじゃないかぁ」
「アリアナ、君はこの本を必要としてないのか?コルクスにすべて譲っていいのか?」
「え?そ、それは…私もまだ魔法陣を勉強中でここの本には助けられてます。返したい気持ちと持っていたい気持ちはどちらも同じくらいあります」
もちろん、アリアナだって持っていたい。
「コルクス、こんな物を国に入れて見ろ。王族達から権利を寄越せとか色々言われるぞ。それこそ貴重な遺産なんだ。この家の作りだって分解されて終わりだ。アリアナなら上手く使ってくれるだろう」
「俺だって使えるぞ」
「ダメだ」
「あの、読みたいものがあればお貸しします。私が管理するっていうのはどうでしょう?」
「モグリベルに入れるのはダメだ」
「じゃあ、ここに読みに来るよ」
「家族にも内緒だ」
「なんでだ!」
「ばあちゃんはここを隠していたんだ!知られたくないから隠していたんだ。孫にも教えたくなかった場所だ。わざわざ移動してまでも隠したかったんだよ!おまえはここの家にも連れてこられた事もないじゃないか!お前にはなんの権利もないんだぞ」
「うっ」
ベルナルとコルクスが言い争いになってしまった。遺産はやはり争い事の種になる。
「喧嘩は止めてください。私が譲り受けたと言って下さるのでしたら私が貰います。でもおばあ様はこの家ごと全部私にくれようとしていたとは思えません。隠していた訳でもないと思います。私が追放される未来が見えたのでしょう。その隠れ蓑に使ってほしかったのだと思います。私もまだまだおばあ様の本にはお世話になりたいのでここに置いておきます。お二人にはいつでもここに来れるようにします。私はおばあ様のメモを沢山発見しました。それもまとめています。これからも見つかるでしょう。それは門外不出にしてアイデアだけお借りするという感じにしてはどうでしょうか?こっそり持ち出すのは禁止です。この家の物を外に持ち出してしまうと燃えてしまう魔法をすべての物に掛けておきます」
「え?」
「そんな事が可能なのか?」
「ええ、私の血でこの家は契約されてますから、応用すればすぐに出来ます。それもおばあ様の本に乗っていました。私はこの1年、ここの本を熟読していたので」
鼻を膨らませているリアだったが、大嘘だ。この数週間だ。
「あ、でもノックは忘れないでくださいね」
リアはニコリとそう言うと二人の王子は納得して、国に帰る事にしたようだ。
王子達としばらく小屋に滞在した後、一緒に小屋を出た。王子達と別れリア達はシシリーに戻った。
「あの部屋をあそこの場所に残して置くのかい?」
ショーンはシシリーに戻る際にリアに聞いた。
「ん~そうね、私が持っていてもあまり役に立ちそうではなかったので。あのコルクスの方がよい物を作ってくれそうですもの」
「なんだか勿体ないね」
ふうとショーンがため息を吐いた。
翌朝、リアはショーンを連れて小屋の場所に戻って来た。
「まだ、なにかあるのかい?」
リアはその場でしゃがみ、土をコンコンと叩いた。
『何じゃ?』
モジャだ。
「王子達は帰ったわ。出て来て」
小屋の近くにモジャがボコボコと言わせ現れた。
「今までもああやって連絡していたのかい?」
ショーンは話には聞いていたがやはり驚いた。
「そうよ。モジャは土の中でも私の声が聞こえるみたい」
リアは回収していた4つ魔石を取り出してツリーハウスに部屋をまた戻した。そして小屋の中に残っている4つの魔石を回収し、ボロの部屋に戻っている小屋の中心にあるテーブルの上に置いた。
リアは4つの魔法陣を取り出して魔力を込めた。そこにはまた先ほどと同じアルディの部屋が現れた。
アリアナは母イザベラに告げた。
「お客様をお迎えするのに掃除していなくていいの?」
「いいの、いいの。キレイにしていたら最近まで使っていたってバレるでしょ?埃まみれでいいのよ」
母はお嬢様育ちの商売好きの人だったため、家事は苦手だ。料理もそんなにうまくないがこの数週間は親子水入らずで過ごして楽しんでいた。
リアは箒に母を乗せ、王都まで戻った。ショーンを連れ母を残した。母は一緒に付いて行きたかったようだが父が止めた。またすぐに戻るからと母に言うとシシリーに戻った。
そしてベルナル達がいる宿に向かった。そして今まさにシシリーに到着したかのように振舞った。
「お待たせしました」
「いや、我儘言わせて悪かった」
「いえ、おばあ様の遺品ですからご家族に渡すのが本来はいいのだと思います」
門から徒歩圏内で危なくない道を事前に作っていた。リア達は10分ほどで小屋に着いた。リアが招くとショーンやベルナル達が結界の中に入った。
「これは結界…家周辺ってこと?」
コルクスが驚きを隠せないようだった。小屋の中に入ると見た目とのギャップにまた驚いていた。しかし以前ハウスの中に入ったことがあるベルナルはにこやかに言った。
「ああ、懐かしい。ばあちゃんの家だ。覚えがあるよ。すごいな。ここに移動させていたのか…」
「本はどこだい?おお、これがおばあ様の本?素晴らしい。すべて持って帰りたい」
コルクスはアルディの研究部屋に入ると目を輝かせてあちらこちらに手を伸ばした。
「コルクス、だめだ。これは俺らが継いだものじゃない」
「そうだが…」
「貴重な本でしたら、やはりお返ししても…」
「えっ(´▽`)」
「コルクス、ダメだ。これはアリアナに送られたものだ。ばあちゃんが決めたんだ。俺もお前もばあちゃんから何も譲られていない」
「ベルナル、頭が固いよ。アリアナ嬢が譲ってもいいって言ってるんならいいじゃないかぁ」
「アリアナ、君はこの本を必要としてないのか?コルクスにすべて譲っていいのか?」
「え?そ、それは…私もまだ魔法陣を勉強中でここの本には助けられてます。返したい気持ちと持っていたい気持ちはどちらも同じくらいあります」
もちろん、アリアナだって持っていたい。
「コルクス、こんな物を国に入れて見ろ。王族達から権利を寄越せとか色々言われるぞ。それこそ貴重な遺産なんだ。この家の作りだって分解されて終わりだ。アリアナなら上手く使ってくれるだろう」
「俺だって使えるぞ」
「ダメだ」
「あの、読みたいものがあればお貸しします。私が管理するっていうのはどうでしょう?」
「モグリベルに入れるのはダメだ」
「じゃあ、ここに読みに来るよ」
「家族にも内緒だ」
「なんでだ!」
「ばあちゃんはここを隠していたんだ!知られたくないから隠していたんだ。孫にも教えたくなかった場所だ。わざわざ移動してまでも隠したかったんだよ!おまえはここの家にも連れてこられた事もないじゃないか!お前にはなんの権利もないんだぞ」
「うっ」
ベルナルとコルクスが言い争いになってしまった。遺産はやはり争い事の種になる。
「喧嘩は止めてください。私が譲り受けたと言って下さるのでしたら私が貰います。でもおばあ様はこの家ごと全部私にくれようとしていたとは思えません。隠していた訳でもないと思います。私が追放される未来が見えたのでしょう。その隠れ蓑に使ってほしかったのだと思います。私もまだまだおばあ様の本にはお世話になりたいのでここに置いておきます。お二人にはいつでもここに来れるようにします。私はおばあ様のメモを沢山発見しました。それもまとめています。これからも見つかるでしょう。それは門外不出にしてアイデアだけお借りするという感じにしてはどうでしょうか?こっそり持ち出すのは禁止です。この家の物を外に持ち出してしまうと燃えてしまう魔法をすべての物に掛けておきます」
「え?」
「そんな事が可能なのか?」
「ええ、私の血でこの家は契約されてますから、応用すればすぐに出来ます。それもおばあ様の本に乗っていました。私はこの1年、ここの本を熟読していたので」
鼻を膨らませているリアだったが、大嘘だ。この数週間だ。
「あ、でもノックは忘れないでくださいね」
リアはニコリとそう言うと二人の王子は納得して、国に帰る事にしたようだ。
王子達としばらく小屋に滞在した後、一緒に小屋を出た。王子達と別れリア達はシシリーに戻った。
「あの部屋をあそこの場所に残して置くのかい?」
ショーンはシシリーに戻る際にリアに聞いた。
「ん~そうね、私が持っていてもあまり役に立ちそうではなかったので。あのコルクスの方がよい物を作ってくれそうですもの」
「なんだか勿体ないね」
ふうとショーンがため息を吐いた。
翌朝、リアはショーンを連れて小屋の場所に戻って来た。
「まだ、なにかあるのかい?」
リアはその場でしゃがみ、土をコンコンと叩いた。
『何じゃ?』
モジャだ。
「王子達は帰ったわ。出て来て」
小屋の近くにモジャがボコボコと言わせ現れた。
「今までもああやって連絡していたのかい?」
ショーンは話には聞いていたがやはり驚いた。
「そうよ。モジャは土の中でも私の声が聞こえるみたい」
リアは回収していた4つ魔石を取り出してツリーハウスに部屋をまた戻した。そして小屋の中に残っている4つの魔石を回収し、ボロの部屋に戻っている小屋の中心にあるテーブルの上に置いた。
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