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お寺の近くのスパイスカレー屋さんに入ると、当然ながら「おひとりさますか?」と聞かれ、それに頷いた。できればカウンターじゃない方が……と思っていると、幸い空いていたテーブルに通され、ひなたちゃんも向かいに座るように促す。
鞄を向かいの席に置くか、隣に置くか迷ったフリで椅子を引くと、ありがとうございますとなぜか照れるような表情で座っていた。
人目に付く場所で、ポルターガイストはいただけない。でも、こう一人を装うのも結構大変だ。もらったメニューをテーブルの真ん中に置いて、ちょっと挙動不審になりながらもスマホで相談して、ひなたちゃんと分け合うカレーを決めた。
具だくさん野菜とチキンのスパイスカレー、ラッシー付きのランチセット。これでお願いしますとウェイターの人に告げ、それからグラスに注がれた水に拝む。
ひなたちゃんも喉が渇いたんじゃないかとスマホのメモ帳に書いて、不審に思われない感じでテーブルの向かいに見せる。するとハイ、いただきますと嬉しそうに言った。
「こういう本格的なカレー屋さんって久しぶりです」
生きてた頃もそうそう行かなかったんですけどと続け、来られて嬉しいとお供えした水を飲み込んでいた。
生前のひなたちゃんは、どんな生活をしていたのだろうか。それになぜ死んだのだろうか。鬼になった経緯というか、どうして人が鬼になるのかは聞いた。だけどそれ以前の、人としてのひなたちゃんについては全く聞いていない。
でもそれって聞いても良いことなんだろうか。先に運ばれてきたサラダにも拝み、料理を物理的でない方法で分け合う。いただきます! と嬉しそうに言ったひなたちゃんと、同じようにサラダを食べ始めた。
一度食事を始めるとスマホを触るのは気分的に良くない。できるかぎりひなたちゃんの声を無視しないようにしながらも、黙ってサラダを食べ始めた。
涼しい店内で向かい合った鬼の口は食事とおしゃべりを交互に挟み、とどまるのを知らない。こんなに普通らしく目の前に存在しているのに、本当に他の人には見えないのだろうか。もしかしたら、ずっと喋っている友人を無視しているように見えてはいないだろうか。
そう言っても、ひなたちゃんが物質的に存在しているわけでないのは直感的にわかる。何がとはいえないけど、ここに居るのに居ないのがわかってしまう。
私にできることといえば、ひなたちゃんにおいしいものをお供えすることくらいなのだろう。救うなんて、あの世の橋を渡るための助けになるなんて、無理なんじゃないか。
どうするのが一番良いのか考えているのも知らない感じでおいしいですね、コレ! とひなたちゃんは言う。うんと唸るように頷くのと同時にサラダを食べ終わり、スパイスカレーが来るのを待った。
お昼に野菜とチキンのスパイスカレーを食べて、それから午後は区立図書館であの世とか仏とかに関する本を探した。でも見つけた本のどれもに鬼についての記述はなく、あっても地獄の獄卒とか、これまで想像していた角のある鬼などについての研究しかなかった。
鬼といえば、赤鬼とか青鬼とか、角があって虎革のパンツを穿いているイメージしかなかった。しかし鬼の実態は結構違うということを、私が研究してみようか。ああ、それもいいかもしれない。
でも実態の検証が私以外には不可能だろうから、与太話として流されてしまうかもしれない。こうも人に憑りつく鬼や、鬼に憑りつかれた人に関しての情報がないなんて、どうすれば良いのだろう。
スマホで、ひなたちゃん以外にも鬼はいるんだよねと聞いてみると、会ったことはないけど多分いるはずですと図書館に似合わない大きな声で言った。
「鬼に知り合いはいないの?」
そうコピーした本のページに書き込むと、ううんと首を横に振った。
読める範囲の資料をあたり、午後4時を過ぎた頃に集中力も切れた。それからは近くのショッピングモールとか商業ビルをひやかして、こまごまとした用事を済ませて帰った。
実感としては一人じゃないのに一人を装うのは難しい。それに結構話すひなたちゃんの言葉を無視し続けるのも限界だった。帰り際にスーパーへ寄って、ひなたちゃんの食べたいものの話などを聞きながら一週間分の食料を調達した。夜は自炊、自分が食べたいものではなくひなたちゃんが食べたいものを作る! とメモ帳内で宣言して、家路についたのだ。
とはいえ、食費が増えないこと自体はありがたい。毎食2人分の負担をしなくていいし、ひなたちゃんが食べたいと言うものもそんなに高いものじゃない。
それに人と過ごす時間が増えるのは、存外嬉しいことだった。
互いにあまり遠慮をしないで始まった共同生活で、できる限り相手の望みを叶えたいと思うのはそう変なことでもないだろう。
憑りついた鬼が、なにか実害を及ぼそうという感じでもない。それなら、安心して二人で喋られる環境に帰っていろいろ聞くのが良い。お寺に行って地蔵菩薩に拝んできたわけだけど、なにか変わったかどうか。それは私の目からではわからないから。
家に帰って、こんな時間に部屋にいるのは久しぶりだという頃。最近はずっと休日出勤が続いたり、休みでも一日寝ているか逆に一日中外で遊んでいるかのどちらかだった。
ひなたちゃんが食べたいと言ったのは肉じゃがとかサバの塩焼きとかで、こんな、ザ・家庭料理みたいなものは初めて作る。魚焼きグリルもない小さなキッチンで、部屋中に魚の匂いを広げながらフライパンでサバを焼いていた。
居候の鬼には休日恒例になっている部屋の片付けなんかを少しやってもらって、ああ、家事分担って感じだわとひとりでしみじみとしていた。
ご飯が炊けるまでの間に味噌汁とおかずを作り、一週間の溜まった洗濯ものも部屋干しにする。いつもなら洗濯は日曜の朝とか昼間にするけど、今日できるならやっておこうかなと思ったのだった。
こんな時間から干すんですか? と聞くひなたちゃんに、部屋干しだから何時に干したって一緒だと言うと、そうなんですかと特に納得したという感じではなかった。
粗方のことを終え、作った肉じゃがに焼き塩サバ、味噌汁に買ってきたお惣菜を皿に出している間に炊飯器の炊きあがりを知らせるタイマーが鳴った。
炊きあがりまで数分という時から今か今かと待っていたひなたちゃんが嬉しそうに開けて良いですか!? と言うから、どうぞと言って晩ご飯をテーブルに並べる。こうしてみると、一人分にしては作りすぎてしまったかもしれない。
「炊きたてのご飯! 久しぶりです」
3合炊きの小さいお釜に炊いた2合。明日は今日と丸々同じメニューになるかもなと思いつつ、しばらく一緒に過ごすならそれも受け入れてもらわなきゃならない。
ご飯よそって、食べよっかと言うと、そうしましょう! と大きな声で言った。
「で、今日はどうだった?」
「はい、楽しかったです」
「いや、そうじゃなくて」
楽しかったのなら良かったけど、本来の目的を忘れているんじゃないだろうか。
「なんか変わったことは? あの世の橋、渡れそう?」
「ああ、いや……正直なところ、あんまり変わった感じはなくてですね……」
カレーがおいしかったです! と、作った肉じゃがを前に言われると憎さ百倍だ。
「でもそれならどうすればいいんだろうね」
賽の河原では石を積み上げるんだっけと聞くと、私が見た河原ではそんな感じでしたと答えた。
「でも賽の河原で石を積み上げても、経験値とかで救われるわけじゃないんだよね?」
今日読んだ本によれば、いずれ地蔵菩薩がその苦行から救ってくれるというだけだった。努力を一定程度すれば報われるというわけではないらしいのだ。
ゲームとかなら経験値でレベルアップなのに、いつまで続けたらいいのかわからないなんて、意味通りの苦行だ。そして鬼が賽の河原の現世バージョンというのなら、同じようになにか努力し続けなければいけないのだろうか。でも、鬼には努力する手段すら提示されていない。
改めてみると、鬼ってきつい。何に向かって努力すればいいのかもわからないなんて。
「ひなたちゃん、私考えたんだけど」
「なんです? ミヤコさん」
サバの身をほぐしながら、ひなたちゃんは首を傾げた。触れたら柔らかそうな茶色がかった髪が揺れる。本当に、生きてるみたいだ。
「明日はまた別のお寺とか、地蔵のある場所に行ってみよう」
「ホントですか、すみませんわざわざ」
それに少し申し訳なさそうな顔をしたから、謝んなくていいんだってとまた言う。そうじゃなくてと、ひなたちゃんに向かって続けた。
「人助けとか、してみたらどうかな」
「人助け、ですか」
「そう。賽の河原ってさ、ずっと石積み上げて、壊されてもまた積んでの繰り返しでしょ? だからひなたちゃんもなんか、そういう修行っぽいことしてみたらどうかな」
「そうですね……」
そう言って考え込んだひなたちゃんに、功徳を積むなんても言うしさと言ってみると、そうですねと今度は明るく答えた。
「そうしてみます」
「じゃあ平日私が会社の間はひなたちゃんは人助け、で、夜は家に帰ってくる」
来週からはそうしてみようと、互いに頷いて、話題はテレビの内容や他のことに移った。
鞄を向かいの席に置くか、隣に置くか迷ったフリで椅子を引くと、ありがとうございますとなぜか照れるような表情で座っていた。
人目に付く場所で、ポルターガイストはいただけない。でも、こう一人を装うのも結構大変だ。もらったメニューをテーブルの真ん中に置いて、ちょっと挙動不審になりながらもスマホで相談して、ひなたちゃんと分け合うカレーを決めた。
具だくさん野菜とチキンのスパイスカレー、ラッシー付きのランチセット。これでお願いしますとウェイターの人に告げ、それからグラスに注がれた水に拝む。
ひなたちゃんも喉が渇いたんじゃないかとスマホのメモ帳に書いて、不審に思われない感じでテーブルの向かいに見せる。するとハイ、いただきますと嬉しそうに言った。
「こういう本格的なカレー屋さんって久しぶりです」
生きてた頃もそうそう行かなかったんですけどと続け、来られて嬉しいとお供えした水を飲み込んでいた。
生前のひなたちゃんは、どんな生活をしていたのだろうか。それになぜ死んだのだろうか。鬼になった経緯というか、どうして人が鬼になるのかは聞いた。だけどそれ以前の、人としてのひなたちゃんについては全く聞いていない。
でもそれって聞いても良いことなんだろうか。先に運ばれてきたサラダにも拝み、料理を物理的でない方法で分け合う。いただきます! と嬉しそうに言ったひなたちゃんと、同じようにサラダを食べ始めた。
一度食事を始めるとスマホを触るのは気分的に良くない。できるかぎりひなたちゃんの声を無視しないようにしながらも、黙ってサラダを食べ始めた。
涼しい店内で向かい合った鬼の口は食事とおしゃべりを交互に挟み、とどまるのを知らない。こんなに普通らしく目の前に存在しているのに、本当に他の人には見えないのだろうか。もしかしたら、ずっと喋っている友人を無視しているように見えてはいないだろうか。
そう言っても、ひなたちゃんが物質的に存在しているわけでないのは直感的にわかる。何がとはいえないけど、ここに居るのに居ないのがわかってしまう。
私にできることといえば、ひなたちゃんにおいしいものをお供えすることくらいなのだろう。救うなんて、あの世の橋を渡るための助けになるなんて、無理なんじゃないか。
どうするのが一番良いのか考えているのも知らない感じでおいしいですね、コレ! とひなたちゃんは言う。うんと唸るように頷くのと同時にサラダを食べ終わり、スパイスカレーが来るのを待った。
お昼に野菜とチキンのスパイスカレーを食べて、それから午後は区立図書館であの世とか仏とかに関する本を探した。でも見つけた本のどれもに鬼についての記述はなく、あっても地獄の獄卒とか、これまで想像していた角のある鬼などについての研究しかなかった。
鬼といえば、赤鬼とか青鬼とか、角があって虎革のパンツを穿いているイメージしかなかった。しかし鬼の実態は結構違うということを、私が研究してみようか。ああ、それもいいかもしれない。
でも実態の検証が私以外には不可能だろうから、与太話として流されてしまうかもしれない。こうも人に憑りつく鬼や、鬼に憑りつかれた人に関しての情報がないなんて、どうすれば良いのだろう。
スマホで、ひなたちゃん以外にも鬼はいるんだよねと聞いてみると、会ったことはないけど多分いるはずですと図書館に似合わない大きな声で言った。
「鬼に知り合いはいないの?」
そうコピーした本のページに書き込むと、ううんと首を横に振った。
読める範囲の資料をあたり、午後4時を過ぎた頃に集中力も切れた。それからは近くのショッピングモールとか商業ビルをひやかして、こまごまとした用事を済ませて帰った。
実感としては一人じゃないのに一人を装うのは難しい。それに結構話すひなたちゃんの言葉を無視し続けるのも限界だった。帰り際にスーパーへ寄って、ひなたちゃんの食べたいものの話などを聞きながら一週間分の食料を調達した。夜は自炊、自分が食べたいものではなくひなたちゃんが食べたいものを作る! とメモ帳内で宣言して、家路についたのだ。
とはいえ、食費が増えないこと自体はありがたい。毎食2人分の負担をしなくていいし、ひなたちゃんが食べたいと言うものもそんなに高いものじゃない。
それに人と過ごす時間が増えるのは、存外嬉しいことだった。
互いにあまり遠慮をしないで始まった共同生活で、できる限り相手の望みを叶えたいと思うのはそう変なことでもないだろう。
憑りついた鬼が、なにか実害を及ぼそうという感じでもない。それなら、安心して二人で喋られる環境に帰っていろいろ聞くのが良い。お寺に行って地蔵菩薩に拝んできたわけだけど、なにか変わったかどうか。それは私の目からではわからないから。
家に帰って、こんな時間に部屋にいるのは久しぶりだという頃。最近はずっと休日出勤が続いたり、休みでも一日寝ているか逆に一日中外で遊んでいるかのどちらかだった。
ひなたちゃんが食べたいと言ったのは肉じゃがとかサバの塩焼きとかで、こんな、ザ・家庭料理みたいなものは初めて作る。魚焼きグリルもない小さなキッチンで、部屋中に魚の匂いを広げながらフライパンでサバを焼いていた。
居候の鬼には休日恒例になっている部屋の片付けなんかを少しやってもらって、ああ、家事分担って感じだわとひとりでしみじみとしていた。
ご飯が炊けるまでの間に味噌汁とおかずを作り、一週間の溜まった洗濯ものも部屋干しにする。いつもなら洗濯は日曜の朝とか昼間にするけど、今日できるならやっておこうかなと思ったのだった。
こんな時間から干すんですか? と聞くひなたちゃんに、部屋干しだから何時に干したって一緒だと言うと、そうなんですかと特に納得したという感じではなかった。
粗方のことを終え、作った肉じゃがに焼き塩サバ、味噌汁に買ってきたお惣菜を皿に出している間に炊飯器の炊きあがりを知らせるタイマーが鳴った。
炊きあがりまで数分という時から今か今かと待っていたひなたちゃんが嬉しそうに開けて良いですか!? と言うから、どうぞと言って晩ご飯をテーブルに並べる。こうしてみると、一人分にしては作りすぎてしまったかもしれない。
「炊きたてのご飯! 久しぶりです」
3合炊きの小さいお釜に炊いた2合。明日は今日と丸々同じメニューになるかもなと思いつつ、しばらく一緒に過ごすならそれも受け入れてもらわなきゃならない。
ご飯よそって、食べよっかと言うと、そうしましょう! と大きな声で言った。
「で、今日はどうだった?」
「はい、楽しかったです」
「いや、そうじゃなくて」
楽しかったのなら良かったけど、本来の目的を忘れているんじゃないだろうか。
「なんか変わったことは? あの世の橋、渡れそう?」
「ああ、いや……正直なところ、あんまり変わった感じはなくてですね……」
カレーがおいしかったです! と、作った肉じゃがを前に言われると憎さ百倍だ。
「でもそれならどうすればいいんだろうね」
賽の河原では石を積み上げるんだっけと聞くと、私が見た河原ではそんな感じでしたと答えた。
「でも賽の河原で石を積み上げても、経験値とかで救われるわけじゃないんだよね?」
今日読んだ本によれば、いずれ地蔵菩薩がその苦行から救ってくれるというだけだった。努力を一定程度すれば報われるというわけではないらしいのだ。
ゲームとかなら経験値でレベルアップなのに、いつまで続けたらいいのかわからないなんて、意味通りの苦行だ。そして鬼が賽の河原の現世バージョンというのなら、同じようになにか努力し続けなければいけないのだろうか。でも、鬼には努力する手段すら提示されていない。
改めてみると、鬼ってきつい。何に向かって努力すればいいのかもわからないなんて。
「ひなたちゃん、私考えたんだけど」
「なんです? ミヤコさん」
サバの身をほぐしながら、ひなたちゃんは首を傾げた。触れたら柔らかそうな茶色がかった髪が揺れる。本当に、生きてるみたいだ。
「明日はまた別のお寺とか、地蔵のある場所に行ってみよう」
「ホントですか、すみませんわざわざ」
それに少し申し訳なさそうな顔をしたから、謝んなくていいんだってとまた言う。そうじゃなくてと、ひなたちゃんに向かって続けた。
「人助けとか、してみたらどうかな」
「人助け、ですか」
「そう。賽の河原ってさ、ずっと石積み上げて、壊されてもまた積んでの繰り返しでしょ? だからひなたちゃんもなんか、そういう修行っぽいことしてみたらどうかな」
「そうですね……」
そう言って考え込んだひなたちゃんに、功徳を積むなんても言うしさと言ってみると、そうですねと今度は明るく答えた。
「そうしてみます」
「じゃあ平日私が会社の間はひなたちゃんは人助け、で、夜は家に帰ってくる」
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