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第一章〜はじまりの村〜
第五話「新しい目標」
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暴食の闇でハックバードを吸収した事により新たに手に入れた《洞察力》はかなり優秀だった。
なんとスキルの詳細がわかるヘルプ機能だったのだ。
「ブラックボックス」
《洞察力》のおかげで謎だった《ブラックボックス》の超優秀さにも気づくことが出来た。
この《ブラックボックス》は何物でもなく何物にでもなれるのだ。
例えば俺が洗濯機を想像しながらブラックボックスを作り出せば、それは洗濯機になり。
俺がお風呂を想像しながら作り出せばお風呂になる。
水はどこからどこへ?そんな難しい事は考えなくていいのだ。洗濯する物という認識だけあればいい。
それは俺が知っているものだけでなく。異世界でお馴染みのアイテムボックスだって作り出せる。
理屈なんて何も知らなくていい。
そして《暴食の闇》は思った通り、盾ではなくブラックホールのように吸い込み吸収する魔法だった。
ただしレベルがかけ離れていると逃げ出されたりする様だが、ハックバードはパリスに両翼に怪我を負わされていた為に逃げ出すことが出来なかったようだ。
「《暴食の闇》はかなりチートじゃないか?」
防御であり攻撃でもある。しかも取り込んだ相手から経験値を吸収できて、罠のように使えば放置で無限レベルアップだって可能じゃないか。ただ、俺の意思に関係なく人間も吸い込まれるので注意は必要だ。
《影潜り》は文字通り影の中に姿を隠すことができる。
こうなると《貫く闇》がしょぼく聞こえるが、貫く闇に打たれた魔物から生命力と魔力を吸収し回復できるという、どれも闇らしい、いやらしい魔法だらけだ。
【クロリアスティーナ】
《人族/村人/男/5歳》
Lv.9
生命力:32
魔力:121
力:9
守備:5
素早さ:10
精神:2
《魔法:適正属性 闇》
貫く闇 Lv.1
暴食の闇 Lv.3
影潜り Lv.1
プチファイア Lv.1
ウォーター Lv.1
《特性》
ブラックボックス Lv.2
洞察力 Lv.2
苦痛耐性 Lv.3
状態異常耐性 Lv.1
……なに、この魔法以外はゴミステータス。
Lv.6のマリサですら力が25あったのに。
影からコソコソ殺るのに長けていて、逆に不意を疲れたら木の棒で殴られただけで一撃死な弱さは健在。
「よぉぉぉし!!表だって目立つことなく、影からコソコソレベルを稼ぐぞ!!」
悲しくなる意気込みを胸に、俺はハッピーエンド目指してこの世界を生き抜くことを誓った。
ーーーーーー
「女神ブリトリニアの祝福を……」
ありがたい神父様の言葉も耳に入らず、初めてのポトの村以外の景色が気になって仕方なかった、ファンタジーゲームを彷彿とさせる豪華な聖堂はそれだけで胸が高まるものだ。
馬車で3日かけてこのルーシンの街へやってきたのは10歳になって……女神様から魔法を承るありがたい儀式に参加する為。すでに魔法を使える俺には必要のない儀式だけど国民の務めだと親に無理やり馬車に押し込まれたのだ。
徐々にゲームの本編へ向けて進行しているようで怖いけれど……初めてみる村の外の世界は純粋にワクワクした。
「クロリア、あまりキョロキョロするなよ。みっともない」
同じく10歳になったパリスに服を引っ張られる。
昔のヤンチャぶりはどこへやら、すっかり落ち着いてしまい真面目に神父様の話を聞く元ガキ大将の横顔に思わず微笑ましくなってしまった。元々発育の良い身体と茶髪だった髪は徐々に黒みがかってそれも相まって同じ歳なのにすごく大人っぽく見える様になった。
パリスも随分成長したな……子の成長を感じて涙するマリサの気持ちがすごくわかる。
5年前、森での一件以来すっかり仲良くなって、一緒に遊んでいるうちに俺も大分逞しくなった。
食べすぎても吐かなくなったし、一日中走り回っても寝込むこともなくなり、闇魔法を使う陰湿な少年はそこら辺にいる少年へと育った。
魔法が使えるという『特別』も今日でおしまい。
儀式終了後は属性の違いはあれど、みんな魔法を扱えるようになるから魔法を使っても目立つこともなくなる。
聖堂の中には近隣の街や村から集まってきた同じ歳の子供たちが数百人ほど……。
周囲を見回していた俺だが、一人の少年の姿に慌てて目を背けて神父様の姿に集中した。
胸がバクバク騒ぎ出す……恐怖。
なんでなんでなんで……人違い?いや、あの顔は絶対ヤツだ。
転生して初めて出会った……ブリ☆スクの攻略対象者。
赤く燃える様な髪に天の光の様な金色の瞳、リリアブランシュと同じく光魔法の使い手で勇者と呼ばれる『ロイド・ニムケ』だ。
こちらに気づかれない様に関わってはいけないと落ち着きをなくしていると、ザワザワと聖堂内も落ち着きがなくなった。何事かと顔を上げると神父様の横に……金髪碧眼の超絶美少年。
なんで?なんで王都じゃなく、ここにいるんだフローレイト王国第二王子『エルネルク・ヴィルケン・リーゲル』
「女神ブリトニアの慈愛の光が暖かく降り注ぐ今日、私たちはその祝福を授かるため、ここ聖地シャイノール大聖堂へお集まりになった事と思います」
村から一番近い聖堂が聖地だったとは!!もしかして……
新入生代表の様にはじまった王子のスピーチは耳に入らず、周りに注意してみると……いますよねぇぇぇ。
水色の髪と深い青の瞳が涼やかな生徒会長『ハンス・ダルト・レプシウス』
煌めく銀髪の隙間に見える赤い瞳を細めながらと笑みを浮かべスピーチを聞いているのは宰相の息子『ニキアス・ヨアン・ゲルティエス』
短く切り揃えられた茶髪と芯の強そうなブラウンの瞳、スッと背筋を伸ばし見るからに堅物そうな聖騎士『ラスカー・グロード』
よくよく見たら攻略対象が勢揃いしてるじゃねぇかぁぁぁ!!
しかも……
白いほどに輝く金髪と、愛らしい桃色の瞳を持つあの美少女は……『リリアブランシュ』!!
クロリアスティーナルートではブラックサイドリリアブランシュとして心体共にいじめ抜いてきてくれるリリアブランシュ!!
「おい……大丈夫か?顔が真っ青だぞ」
軽く眩暈がして、心配してくれるパリスの服を掴んだ。
「俺……終わったかもしれない……」
物語はこうして強制的に……確実に始まろうとしていた。
なんとスキルの詳細がわかるヘルプ機能だったのだ。
「ブラックボックス」
《洞察力》のおかげで謎だった《ブラックボックス》の超優秀さにも気づくことが出来た。
この《ブラックボックス》は何物でもなく何物にでもなれるのだ。
例えば俺が洗濯機を想像しながらブラックボックスを作り出せば、それは洗濯機になり。
俺がお風呂を想像しながら作り出せばお風呂になる。
水はどこからどこへ?そんな難しい事は考えなくていいのだ。洗濯する物という認識だけあればいい。
それは俺が知っているものだけでなく。異世界でお馴染みのアイテムボックスだって作り出せる。
理屈なんて何も知らなくていい。
そして《暴食の闇》は思った通り、盾ではなくブラックホールのように吸い込み吸収する魔法だった。
ただしレベルがかけ離れていると逃げ出されたりする様だが、ハックバードはパリスに両翼に怪我を負わされていた為に逃げ出すことが出来なかったようだ。
「《暴食の闇》はかなりチートじゃないか?」
防御であり攻撃でもある。しかも取り込んだ相手から経験値を吸収できて、罠のように使えば放置で無限レベルアップだって可能じゃないか。ただ、俺の意思に関係なく人間も吸い込まれるので注意は必要だ。
《影潜り》は文字通り影の中に姿を隠すことができる。
こうなると《貫く闇》がしょぼく聞こえるが、貫く闇に打たれた魔物から生命力と魔力を吸収し回復できるという、どれも闇らしい、いやらしい魔法だらけだ。
【クロリアスティーナ】
《人族/村人/男/5歳》
Lv.9
生命力:32
魔力:121
力:9
守備:5
素早さ:10
精神:2
《魔法:適正属性 闇》
貫く闇 Lv.1
暴食の闇 Lv.3
影潜り Lv.1
プチファイア Lv.1
ウォーター Lv.1
《特性》
ブラックボックス Lv.2
洞察力 Lv.2
苦痛耐性 Lv.3
状態異常耐性 Lv.1
……なに、この魔法以外はゴミステータス。
Lv.6のマリサですら力が25あったのに。
影からコソコソ殺るのに長けていて、逆に不意を疲れたら木の棒で殴られただけで一撃死な弱さは健在。
「よぉぉぉし!!表だって目立つことなく、影からコソコソレベルを稼ぐぞ!!」
悲しくなる意気込みを胸に、俺はハッピーエンド目指してこの世界を生き抜くことを誓った。
ーーーーーー
「女神ブリトリニアの祝福を……」
ありがたい神父様の言葉も耳に入らず、初めてのポトの村以外の景色が気になって仕方なかった、ファンタジーゲームを彷彿とさせる豪華な聖堂はそれだけで胸が高まるものだ。
馬車で3日かけてこのルーシンの街へやってきたのは10歳になって……女神様から魔法を承るありがたい儀式に参加する為。すでに魔法を使える俺には必要のない儀式だけど国民の務めだと親に無理やり馬車に押し込まれたのだ。
徐々にゲームの本編へ向けて進行しているようで怖いけれど……初めてみる村の外の世界は純粋にワクワクした。
「クロリア、あまりキョロキョロするなよ。みっともない」
同じく10歳になったパリスに服を引っ張られる。
昔のヤンチャぶりはどこへやら、すっかり落ち着いてしまい真面目に神父様の話を聞く元ガキ大将の横顔に思わず微笑ましくなってしまった。元々発育の良い身体と茶髪だった髪は徐々に黒みがかってそれも相まって同じ歳なのにすごく大人っぽく見える様になった。
パリスも随分成長したな……子の成長を感じて涙するマリサの気持ちがすごくわかる。
5年前、森での一件以来すっかり仲良くなって、一緒に遊んでいるうちに俺も大分逞しくなった。
食べすぎても吐かなくなったし、一日中走り回っても寝込むこともなくなり、闇魔法を使う陰湿な少年はそこら辺にいる少年へと育った。
魔法が使えるという『特別』も今日でおしまい。
儀式終了後は属性の違いはあれど、みんな魔法を扱えるようになるから魔法を使っても目立つこともなくなる。
聖堂の中には近隣の街や村から集まってきた同じ歳の子供たちが数百人ほど……。
周囲を見回していた俺だが、一人の少年の姿に慌てて目を背けて神父様の姿に集中した。
胸がバクバク騒ぎ出す……恐怖。
なんでなんでなんで……人違い?いや、あの顔は絶対ヤツだ。
転生して初めて出会った……ブリ☆スクの攻略対象者。
赤く燃える様な髪に天の光の様な金色の瞳、リリアブランシュと同じく光魔法の使い手で勇者と呼ばれる『ロイド・ニムケ』だ。
こちらに気づかれない様に関わってはいけないと落ち着きをなくしていると、ザワザワと聖堂内も落ち着きがなくなった。何事かと顔を上げると神父様の横に……金髪碧眼の超絶美少年。
なんで?なんで王都じゃなく、ここにいるんだフローレイト王国第二王子『エルネルク・ヴィルケン・リーゲル』
「女神ブリトニアの慈愛の光が暖かく降り注ぐ今日、私たちはその祝福を授かるため、ここ聖地シャイノール大聖堂へお集まりになった事と思います」
村から一番近い聖堂が聖地だったとは!!もしかして……
新入生代表の様にはじまった王子のスピーチは耳に入らず、周りに注意してみると……いますよねぇぇぇ。
水色の髪と深い青の瞳が涼やかな生徒会長『ハンス・ダルト・レプシウス』
煌めく銀髪の隙間に見える赤い瞳を細めながらと笑みを浮かべスピーチを聞いているのは宰相の息子『ニキアス・ヨアン・ゲルティエス』
短く切り揃えられた茶髪と芯の強そうなブラウンの瞳、スッと背筋を伸ばし見るからに堅物そうな聖騎士『ラスカー・グロード』
よくよく見たら攻略対象が勢揃いしてるじゃねぇかぁぁぁ!!
しかも……
白いほどに輝く金髪と、愛らしい桃色の瞳を持つあの美少女は……『リリアブランシュ』!!
クロリアスティーナルートではブラックサイドリリアブランシュとして心体共にいじめ抜いてきてくれるリリアブランシュ!!
「おい……大丈夫か?顔が真っ青だぞ」
軽く眩暈がして、心配してくれるパリスの服を掴んだ。
「俺……終わったかもしれない……」
物語はこうして強制的に……確実に始まろうとしていた。
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