不幸体質の俺は皆もするトラック転生とやらに巻き込まれたのだが神？の加護でなんとかなりそうです。

１）プロローグ

　　　１）プロローグ

近頃、トラックに轢ひかれたり衝突してテンプレで異世界に飛ばされるラノベがあるんだけど
この話はそのトラック転生というものを自らの身で体験してしまった不幸続きのおっさんが、
さらなる不幸に見舞われるところから始まる、
原木運搬車という大型トラックがある、山から切り出した
太い丸太を運搬するトラックのことであるがこのトラックはめったに都市部には現れない、
なぜならば丸太など都市には需要がないからだ
だが件くだんのトラックは原木を積み込んだ山裾から隣県にあるパルプ工場に向かうはずが
なぜか都市部を走っていた、というより暴走しているのだ、
何となれば後方をパトカーが数十台がサイレンを盛大に鳴らしながら追走していた、
どうしてこうなったかといえば、時を二時間ほど戻すことを許して欲しい
とある地方都市の高速道路のパーキングに車体を休めていた原木運搬車、
どんな理由でこのトラックが高速道路に上ったのかは定かではないが
運転手がトイレに居た間にその原木運搬車を盗まれてしまったのだ、
尾籠びろうな話だが我慢に我慢を重ねたが大小ともに崩壊しそうだった、
運転手はパーキングに駐車するや急いでトイレに駆け込んだ、おかしな格好で・・・
あまりにも急いだのでエンジンはかけっぱなしでしかもドアまで開けっ放しという有様、
気持ちはわかる、作者にも覚えがある
その間に、たまたまその場所で見ていたイカレ野郎にトラックを
かっぱらわれた、この男どうやら他のトラックに同乗させてもらっていたのだが
同乗させてくれた運転手ともめて叩き下ろされるという実に不愉快な目にあって
ぶちぎれてそのエンジンかけっぱなしの原木運搬車を盗んで目的地を目指したが
すぐさまに通報されて追跡されて段々都市部近くに
料金所を無理矢理通過して下道で追い詰められてから暴走中なのだ、